商品番号 No.V-03

『金融鎖国・ビデオ版』(2巻組)


[ 副題 ] 「金融鎖国」戦略と日米関係のゆくえ

[ 講演者 ] 副島隆彦
[ 主催 ] 副島隆彦を囲む会
[ 会場 ] 東京都・文京シビックセンター・小ホール
[ 媒体 ]

ビデオテープ二巻組(VHS)

[ 収録日付 ] (二巻ともに)2002年10月29日
[ 収録時間 ] ・第一巻:74分
・第二巻:80分

[ 内容紹介・頒布スタート当時のお知らせの文章 ] 10月29日に都内で行われました、「講演会―『金融鎖国』戦略と日米関係のゆくえ」のビデオ版の販売開始のお知らせです。前ビデオシリーズの2作品(歴史ものと金融もの)とともに合わせて、講演会にいらした方も、またそうでない方にも、ぜひご覧頂ければと存じます。

今回は『金融鎖国』の第1章、第2章の内容を踏まえた上での、最新の政治経済分析の講演ビデオになっています。これを見れば、2002年秋に、一体日本の政治・経済の諸局面において、何が起こったのかが、分かるでしょう。日本国内のテレビ、新聞報道では伝えられていない、あるいは意図的にぼかして報道されている、さまざまな事実を明白のもとにさらしています。
具体的には、『金融鎖国』の"あとがき"に書かれている次の、「日本は急いで金融面では国を閉じよ」という提言に関し、実際の日本経済の場面ではどう言う事態が進行しているか、について解説を加えています。

(引用開始)

残念なことだが、日本の大企業は、これからもアメリカ側の乗っ取りファンド(「ハゲタカ・ファンド」とも言う)の餌食にされてゆくだろう。

だから、「金融再鎖国(せよ)」なのである。外為法を少しずつ元に戻すべきである。遅きに失したとはいえ、金融システム面で国を閉じてゆく策を講じるべきである。昭和二年(金融恐慌)、昭和四年(金解禁)、昭和六年(金輸出再禁止)の歴史である。この歴史の失敗から学ばなくてはならない。

[『金融鎖国』 あとがき249頁〜250頁]

(引用終わり)

このあとがきに書かれているように、2002年秋には、アメリカの「世界のバッタ屋・エコノグローバリスト」は、日本政府に「さっさと不良債権を処理せよ!」という政治課題を要求として付きつける形で、日本の銀行、大企業をバッタバッタと倒産させようとした。日経新聞や朝日新聞にすら、申し訳程度に、「ハゲタカ・ファンド」という言葉が登場しています。この影には一体誰が動いていたのか?そういう内容にも触れています。

また、講演では、経済問題にとどまらず、日朝首脳会談の舞台裏を始めとする北朝鮮の動向、イラク戦争の裏の裏でアメリカが狙っているところ、についても言及しています。この二点を、副島は国内のニューズ言論を先取りする形で、講演の形で報告しています。

講演ビデオでは、新たな試みとして、講演の際に使用したホワイトボードに書かれていた文字を全て、差込画像として挿入しました。ホワイトボードの字が見にくかったので良く分からなかったというアンケートのお客様からの苦情を、ビデオ版では克服しました。念のため、紙の形でホワイトボードの文字を印刷したパンフレットも添付しました。

ビデオの画質ですが、今回はSNSIのスタッフが総力を挙げて撮影したもので、カラー、およびステレオ音声で、副島隆彦の「激昂」する姿をしっかりと捉えております。しかしながら、私達研究者集団が撮影したものですので、プロウのテレビ局の最新のハイビジョン映像というわけには行きません。ところどころ、カメラのフレームから外れてしまった場合もございます。
この辺はご愛嬌でお許し下さい。

また、VHSテープ特有の、ちょっとしたノイズは入っています。しかしながら、鑑賞には支障はないと思います。

ぜひ、『金融鎖国』ビデオ版をよろしくお願いします。


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