◆３．量子力学ハイゼンベルクは従来の原子模型論の如き直接に観察し得ない原子模型や電子軌道の概念を捨て、波動、粒子の概念にも依拠せず、直接に観測し得る量−−観測された原子に特有なスペクトルの振動数、強度および観測に基づいて原子に帰せらるべきエネルギー水準のみに立脚して、これらの量に相応する記号式を作り、全然抽象的に演算法を規定して、これを以て観測された諸量の関係に対応せしめる如き理論を構成した。その際ハイゼンベルクは全然古典的理論における如き直観的な意味や解釈を企図せず、むしろ積極的にこれを断念する。専ら実証的に観察実験に現われた事実の組織のみを問題とし、直観的像から独立した形式的数学的形成を意図する。いわゆる「量子力学」がここに成立する。
かようにしてハイゼンベルクの量子力学においては原子の「構造」や「本質」の如きものは問題となり得ない。けだし古典的理論の諸概念は本来日常的経験の対象たる粗大な現象に由来する。いわば「人間的近傍」の概念である。しかし原子現象はかかる人間的近傍を超えた領域である。これに対して従来の古典的概念が適用し得ないこと、少なくとも適正を欠くこと−−「寸法のあわないこと」は当然であって、原子現象に波動性と粒子性なるニ重性、矛盾的性格の現われるのは正にこれらの概念が原子現象を規定するに足らず、原理的制限の存することを意味する。むしろ粒子性と波動性との相矛盾した概念が相補的に共に要求せられる。ここでは単なる波動性、単なる粒手性はそれ自身としては十全でなく、常に相補的にのみ充実した意味をもつ。しかしもし波動性や粒子性が原子現象の範疇としては不十分となるとすれば、かような日常的直観的性格をもつ古典的概念を断念して、専ら実証的事実の示す所に従って単に形式的数学的な表現を求めることが真に徹底的整合的な立場であると言う外ない。あたかも相対性理論の成立において物体が運動の方向に短縮（いわゆるローレンツ短縮）するのではなく、これを測定する操作、時間空間の基準そのものに基づくと解することがより整合的徹底的であった如く、量子力学においても物質そのものが波動性と粒子性なる二重性格を有するのではなく、これを観測・測定する操作に相関的なのである。それ故波動力学と量子力学とが数学的に等価であることが明らかにされてもその物理学的方法の上からは重大な差異が認められねばならぬ。
もっともここで実証的に観測実験の示すものそのものは実は古典的概念もしくは古典的理論に基づく装置を前提している。それ故、我々は量子論と古典的理論そのものとの間にもまた相補的関係を認めなければならない。またそれにおいてのみ成立し得る。
ところで右の如く原子現象において古典的力学の範疇が直ちに量子力学の範疇となり得ず、波動性と粒子性との区別がそれ自身において独立判明な意味をもち得ず、互いに相補的な意味しかもたないのは、原子現象にはそれに特有な「不確定性関係」(Unbestimmtheitsrelation)の存在による。ハイゼンベルクによって始めて原理的に確立されたいわゆる「不確定性原理」がそれである。これは「位置と運動量、あるいは、時間とエネルギーとの如き二つの基準的共軛量は同時に正確に測定し得られず、それの不可避的な不確定性の程度は各々の不確定性の積(Δq×Δp)がh／2πなる有限量より小となり得ぬこと」として定式化される。すなわち位置と運動量、時間とエネルギーとの如き基本的概念が原子現象においては測定の立揚から互いに相補的であり、互いに相排除的関係にあり、したがって位置の測定が必然的にそれの運動量の測定に干渉し、これを撹乱することを意味する。粒子の時空的位置付けと力学的量の測定とは各々それ自身としては完全に規定し得るが、しかし両者の同時的な完全な規定は不可能であって、必然的に不定となる。すなわち一方を完全に規定しようとすれば他方は全然規定し得ぬものとなる。これは対象的に言えばそれ自身の位置と速度とをもてる物は存しないことである。しかしこの不確定性は単にそれ自身としては偶然的な実験的事実ではなく、原理的な事態である。測定者の感覚の粗雑さや観測装置の不備に基づくものでなく、観測そのものの本質上その正確さに原理的制限の存在することを意味する。たとえば電子の位置の測定は波長の短い光（したがって振動数の大なる光）によるほど正確であるが、しかし同時にそれによって電子は運動量を与えられ、電子の運動量に変化が生じる。逆に運動量の正確な測定には必然的にその位置が不正確となる。すなわち位置と運動量の測定は互いに相排除する相補的関係をもつ。従来、量の測定は原理的にはどこまでも正確な測定が可能とされていた。今やそれの原理的制限、原理的な不確定性が明らかにされたのである。
＊量子論の不確定性原理の意味を、主観が客観に干渉するによるという言い表わし方には屡々異論が唱えられている。しかしその場合主観とは何であるか。物理学者の立場からは、単に不確定性とは観測手段と観測の対象との間に明確な区別の不可能であること、一定の不定性の存することを意味すると称せられる。しかしその場合、観測とはいかなるものを、あるいはいかにすることを意味するのであるかを考えることがまず問題である。次の章を見よ。しかしてこの不確定性関係からの最も重要な帰結は物理学における因果律の否定である。けだし物理学における因果律は、ある系のある時点における位置と運動量とを測定し得ればそれ以後のあらゆる時・所における状態を厳密に規定、計算し得ることを意味する。しかるにこの前提そのものが不確定性関係によって原理的に否定される故に、かかる因果律は物理学的に充実した意味をもち得ぬからである。したがって原子物理学においては決定論的因果性は否定せられ、単に統計的確率性のみが問題となり得る。かかる原子現象がシュレディンガー、ディラックらによって微分方程式に定式化され得てもそれはただ現象生起の確率を表白するに止まる。一義的な現象の規定でなく、その出現の可能性を記述するに止まる。数学化は直ちに決定論化ではない。因果律そのものは論理的に妥当であっても、物理学的には空虚である。古典的な決定論的因果必然的自然観は完全に崩壊する。自然科学にとって正にこれ以上重大な変革は存しないであろう。
かかる量子論に予想され、前提となっている自然概念はいかなるものであろうか。まずそれは単なる客観としての自然ではないことは明らかである。
量子論を特色付けるものは前述の如く専らその不確定性、相補性にある。しかしてこの不確定性は観測された現象と観測の手段とが厳密に区別され得ぬこと、その区別に限界の存することに基づく。換言すれば、観測手段が必然的に対象に関与し、干渉し、この影響を無限小ならしめることが原理的に不可能であり、したがって対象化・客観化に限界があることである。すなわち観測された対象は単なる客観でなく、これを観測する手段を併せ含んでいる。単にあるいは純粋に客観的な規定は不可能であることとなる。かかる事情は屡々我々が意識現象を内省する場合、あるいはまた生命現象を観察する場合に比せられる。すなわち我々が自己の意識を内省する時、内省するものと内省されるものとの限界が一義的に決定され得ず、しかも内省することによって意識そのものが変容をうける。純粋に客観的な意識は存しない。生命現象もまた厳密に観察しようとする場合にはこれを死物たらしめる外ない。しかしこの不定性関係は単に原子現象の不限定性を意味するのではなく、ただ原子現象においては対象の時間空間的位置付けとそれの力学的状態の測定とが相補的であることを意味するだけであって、限定性に関してはむしろきわめて厳密な限定性が成立している。ただその相補性は対象がこれを測定する手段と不可分なるに基づいて成立する。したがってこの相補性は直接に対象そのものに属する規定ではない。同時に単に主観的なるものでもない。位置と運動量とを同時に有する如き粒子が客観的に独立に存するのでなく、また単に主観的にこれを想定するのでもなく、観測の操作において成立するのである。むしろ観測の操作そのものがこの相補性において成立するのである。かくして粒子の位置と運動量とは主観の観測の操作に相関的にのみ粒子に帰属する。かくして粒子の規定には必然的本質的に主観性が含まれる。原子現象における粒子性と波動性との相補性も同様にして成立する。ある現象が粒子的あるいは波動的として取り扱われてもそれは粒子あるいは波動そのものが取り扱われているのではなく、同一の物理学的現象の相補的な理解の仕方にすぎない。
かくして相補性原理あるいは不定性関係に関する限り原子現象の規定は常に操作を媒介にした規定であって、あらゆる規定が操作的契機を含む。量子論のこの性格を、相対性論が「場の幾何学」として特色付けられたのに対して、「操作の代数学」と名付け得るでもあろうか（特に代数的と称するについては後に述べるも少しの理由がある）。
結局、量子論における不確定性は決して単に客観的なるもの、単に主観において成立するもの、ではなく、主観と客観との相補性において成立する。量子論における相補性は究極においては主観と客観との相補性に外ならぬ。これは同時に自然の対象化・客観化の原理的限界を意味するものであって、客観規定には主観が介入し、逆に主観の規定には客観が介入すること−−しかしこの側面は自然科学の問題ではない−−を意味する。客観は単なる客観でなく主観に即せる客観であること。−−弁証法的な概念で言えば（実際漸次明らかになるように事態は正に弁証法的なのである）、主観に媒介されたる客観である。両者の関係はsummativ でなくproduktiv である。かかる相補性を原理として成立する量子論においては自然は単なる客観としての自然でないことはすでに明らかであろう。自然は主観に対して純粋に独立な客観ではあり得ず、主観の操作に相関的である。単に観られたるもの、直接に見られ得るものでなく、操作によって、働かれることによって見られたるもの、見られ得るものとなるものである。したがって固定した静的なそれ自身の形態をもつもの、一般に像的なるものでなく、形成さるべきものである。幾何学的でなく代数学的である。それ故自然法則も因果律でなく統計的確率性となる。これは自然現象が厳密に対象的に規定され得ず、したがって対象そのものにおける現象そのものの函数でなく観測者の操作を媒介にした確率であるからである。しかし量子論におけるこの統計的法則性は、決して従来の如く単に個々の場合の因果性を前提しながらただその観察が事実上不能の故にこれを大量的観察において統計的に求めようとするのではない。量子論においては単に事実上不能なのではなく原理的に不能であり、単に大量的にでなくすでに一個の場合において確率的である。もっとも物理学に統計的法則の導入されたのは−−その最も輝かしきものは熱カ学の場合であろう−−新しいことではないが量子論の揚合は特に原理的に新しい意義をもつことが注意されねばならぬ。単に主観の側に求めらるべき主観的不正確さでなく客観的な不定性、存在的不定性である。否むしろ主観的即客観的な不定性、実在的不定性である。すなわち主観と客観との相即性相補性に基づく原理的不定性である。もともと統計的法則性や確率性は我々の経験の堆積による確からしさの期待である。単に主観的な、あるいは単に客観的な確率性なるものはあり得ない。それは常に客観に対する主観の期待である。単に主観的な希望でもなく、単に客観的な観察でもない。主観的即客観的な予期である。したがってその法則性の根拠は単に客観あるいは単に主観に存するものではない。結局、客観に対する主観の操作的連関に依存する。かかる自然法則の究極的基礎は結局「我れ働く」の確実性にのみ存し得る。行為は主観と客観との対立的統一において始めて成立するからである。かかる自然の認識は単なる意識−−単に対象を観る主観においてでなく、行為的な主体において成立すると考えられねばならぬ。かかる認識の対象となる自然は今や必然的に単に観らるべきあるいは単に観られ得る客観でなく、操作においてあるいは操作との相関において始めて把握される客体であるであろう。かくの如く単に観られざる、単に客観となり得ぬ客体はそれ自身静的な固定した定形を有するものでなく、何らかの意味において動的流動的な生成的なもの−−あるいは更に端的に言えば、生命的なものと言い得るでもあろう。もちろんかかる自然観は量子論から出てくるものでなくむしろ量子論に予想さるべき自然観である。量子論を動機として自覚せしめられるべき自然観である。
かくして自然は単なる客観として理解され得ず、主観的即客観的なるものとなるならば、自然の考察は必然的に主観の考察をも要求することになる。主観とは何かが自然哲学の問題に不可欠的なるものとなる。
■４．三つの物理学の関係
以上の量子論的立場と古典的ないし相対性論的立揚との関係を総括して、各々の立場に予想される自然像の関係を注意しておこう。これらの「三つの物理学」は三つの異なる領域の物理学である、したがってその対立は一応それぞれの領域を区別することによって調和せしめられる如く見える。すなわち古典的物理学の対象となるものは我々の日常的経験の世界、すなわち（肉眼的な）人間的近傍の現象であるが、それに反し相対性論が実際に古典的理論との相違を発揮し来たのは光の速度が中心的意義をもつ如き大宇宙的天文学的領域である。しかし光の速度は我々の日常的経験においては事実上無限大に等しい。実際また相対性論において光速度を無限大とする時古典的理論に合致する。したがって古典的力学は相対性論の極限の場合である。また、量子論の領域は量子常数（ブランク常数）ｈが中心的役割を演じる如き原子現象の世界である。ｈも−−6.55×10^-27 erg/sec.−−また我々の日常的経験においては事実上無限小に等しい。しかしてｈを零とする時量子論の根本法則は古典的理論と合致する。結局古典的理論はそれの極限の場合である。それ故古典的力学の立場は光速度を無限大とし、量子常数を無限小とする如き人間的近傍の物理学である。これを中心とし基底として、またこれを特殊な極限の場合とする大宇宙的世界と原子的世界とが連なる。かようにして一応各々の立場は絶対的に相容れないもしくは無縁のものでなく各々の傾城を区別することによって互いに並存し相調和し得る如くである。しかし問題はむしろ正にここから始まる。
三つの物理学の区別・対立の成立するゆえんは右の如くそれぞれ大宇宙的自然と人間的近傍の自然と原子的自然との領域の相違に基づく。ところでこの領域の相違は単に領域の尺度の大小の差異に外ならぬ。しかも単なる尺度の差異が原理の相違をもたらす。これこそ重大な問題である。すなわち人間的近傍の法則から大宇宙的ないし原子的領域の法則を、巨視的領域の法則から微視的領域を類推し得ない。大宇宙と小宇宙とは相似的ではない。しかるに量の概念は本来、一様性、等気性を本性とし、したがって大小の差すなわち量の差は単なる量的差異に止まり、質的相違ではないはずである。それにもかかわらず、世界の大小という量的差異が今や現に質的相違をもたらすのである。このことは結局、量の概念の否定、少なくともそれの制限を示すものでなければならぬ。前述の如く、近世の自然科学において量の概念はそれの最も根本的な基礎概念である。自然科学は自然を量化することをその方法とした、むしろ量化においてその自然概念が成立した。しかも今やその量化の原理の制限が自覚されるのである。この量化の制限は客観化の制限であり、単に制限でなく、限界の自覚である。ここに量の概念が根本的に改めて反省されねばならない。換言すれば量は単に空間性ではない。したがってまたここに空間と時間が根本的な問題とならねばならぬ。−−これらのことは更に積極的に言えば、これらの三つの物理学において前提されている自然概念は必ずしも同一でなく、したがって客観としての自然もその性格を異にし、客観性の意義を異にするのに基づく。認識論的に言えば、これらの三つの物理学においては主観の意味、および主観と客観との関係において成立する認識あるいは「経験」の性格が異なることに外ならぬ。それ故、客観の物理学の考察は必然的に主観の問題に到らねばならない。
キヨシさん、はじめまして。いつも投稿を楽しみにしています。
[２０９４]の答になるか解りませんが、私の意見を書きます。まず、私は産経新聞を購読していますが、「日本よ」は信用していません。
以前も、「ラリー・サマーズが東京三菱銀行が買収する」と書いて、私の頭をパニックに落し入れましたが、副島先生の調査で誤報と解り、激怒しました。
あの記事については、謝罪して欲しいです。つぎに、彼が金融庁を非難する事の方にこそ、時代錯誤な判断だと思います。それは、私が説明するほどの事ではなく、ぼやき「３１６」を読めば明らかです。まあ、彼は盗み読みして、あえて書いているのかもしれませんが。
たしかに、一理はありますが、問題の本質は他の所、すなわち彼と彼のの親分の方だ、と思います。副島先生の理論の方が、はるかに、優れていると思いますし、もう私は、二度と騙されないぞ、と思っています。
私は、副島先生と出会うまでは、彼の本をたくさん読んだのです。そして、「日本よ」を心待ちにして、読んでいたのです。この愛国者の振りをした、売国奴め！よくも騙したな、という感じです。彼は、愛国心のある人を騙すのがとてもうまいな、というのが私の意見です。なにか、激しくなりましたが、私は、副島先生が教えてくれる大きな事実のみ信じていこうと思っています。なぜなら、国益を揺るがす大きな問題は、必ず副島先生は言及するからです。それ以外は、私は、操られる可能性があると考えます。
やはり、質問の直接的な答えにはなってないですね。でもそれが正直な気持ちです。また、キヨシさんの所へ行くことがあるかもしれませんが、その時は宜しくお願いします！
では。
私は、経済のことは（も？）ズブの素人なので、間違っていたら、どなたかご教示いただければ幸いですが、石原都知事の記事（↓）に大変驚かされました。
技術立国日本を支える大田区でこんなに倒産があり、一方で中国の猛烈な安売り攻勢があるという状況を考えただけでも、日本の危機は尋常ではないと思えます。
この記事を読んでも、無能な文系が、日本国を縁の下で支えている理系をいじめている、日本が自分で自分の首をしめている、という構図が明らかになっているように思えます。
（転載開始）日本よ 石原慎太郎
時代錯誤な金融政策
先夜あるニュース番組を見ていたらあるエコノミストが金融庁を批判していっていた。曰くに、新しく出来た金融庁なる役所は、それが創設された経緯からしても預金者と投資家たちのためのものかと思っていたが、どうもそうではない。なんだ結局、銀行のためのものかと思ったが、そうでもない。よく眺めると、金融庁なる役所は要するに金融庁のためのものでしかない、と。いい得て妙である。
つまりこれは分割して形を変えただけで、あくまで従来の大蔵省の権限を保持するためのものでしかないということだ。それを裏書きするように、大蔵委員会生え抜きの小泉総理にとっての真のブレインがしょせん大蔵省、今の財務省の役人たちでしかないということは周知のことになってきた。
しかしそれにしてもわざわざ新設された金融庁の姿勢があんなものでいいはずがない。政府は一昨年から従来地方自治体が監督していた、信用組合という末端の地域金融機関の監督権をも中央政府に取り上げ監督に乗り出した。その引き金は、東京の信用組合のかつての不祥事ではあったが。そして、彼等が末端地域の金融機関に押しつけた金融における基準は大方大手の銀行と同じものでしかない。例えば通達されている基準の一つは、企業の会計の数字の字面の上で債務超過している企業には一切融資は許されない。それが仇となって地域々々の零細企業に対する金融はたちまち硬直化してしまい、倒産が続いている。小零細企業の密集している東京の大田区ではすでに、従来八千社在った企業が五千にまで激減してしまった。
信組といったローカルな金融機関と融資を受けている企業の関わりは、決して帳簿の字面の上だけのものではなく、狭い地域での企業主と貸し手側の人間関係を通じての互いの評価と信頼の上に成り立つ場合が多い。しかし当然貸し手側には預金を預かる者としての責任はあるから、いかに情実とはいえ無謀な融資は許されるものではない。がなおそれを、数字だけを構えて大手と同じ一律の基準でくくってしまうということは、地域に密着した群小の金融機関の特性を殺ぎ落とし、地域の零細企業のせっかくの可能性を抹殺しつくすことにもなりかねない。
先日テレビで目にしたある信用組合支店の苦労についてのルポルタージュでは、優れた技術を持ち優れた業績を上げてきたある零細企業と、今までの身近な付き合いから彼等の可能性を理解している信組の支店長と店員たちが、金融庁が新規に構えた基準の中で、役所への報告をいかにレトリックして、企業を守るための融資を続けるかに苦労している様を極めて印象的に映し出していた。
彼等が相手にしている二つの優秀な典型的零細企業は、そこで作っている部品はそれぞれの大手の親会社にとって不可欠のものだ。片やは親子二人、片やは親夫婦と息子三人が働いているが、最近欠陥品が増えてきたためにそれぞれ決心して七、八千万ほどの新しい機械の購入に踏み切った。
資本金がせいぜい二、三百万程度の有限会社だから、償却を計上すれば機械を購入した瞬間から会社は債務超過となってしまう。そして金融庁が信用組合に通達した金融の規範では債務超過の会社への融資は禁じられている。その制約の中で、日頃よく見知っていて評価もしている相手に、金融庁への報告をいかにレトリック、つまりごまかしてでも融資を続けてやるかという腐心の明け暮れの実態だった。
この期に及んでもなお政府は、日本の従来の担保主義の金融システムを、担保能力以外の企業の可能性を評価して行う融資に変質させるべき複合的な努力を一向に講じてはいない。しかたなしに東京都は独自に、ＣＬＯからさらに直接金融に近いＣＢＯの発行という手立てで小零細企業ヘの融資援助を講じてきたが、先に日銀はＣＢＯについての商品価値を正式に認定しもした。やがてはこれをナスダックのような市場に育てたいと思っているが、本来これは国が乗り出して行うべき仕事だろう。
地方分権の時代というのに、地方においての地域性を生かしての金融の監督権までを全て中央集権として国の手に集めて、国家の基幹産業を底辺で支えている中小企業の息の根を止めてしまう金融政策を敢えてとる姿勢は官僚の時代錯誤としかいいようない。私が目にしたそのテレビ・ルポルタージュの最後に大蔵省出身の金融庁大臣は正面切って、金融庁の規範から外れるものはそれぞれの世界から消えてもらうしかないと、冷然といい切っていた。私はそれを驚きをこめて唖然、暗然たる思いで眺めていた。我々のいうことが聞けないなら、勝手に死ねということか。
その一方、問題山積のみずほ銀行への金融庁の指導はなんとも生ぬるい。東京都自身の立ち入り検査で判明した実態を、金融庁はどこまで把握しているのかいないのか、いるとしたら何故にそれを隠そうとするのか。下手をすると「みずほ」の失態は、日本の金融全体の崩壊の引き金をも切りかねない。
いまだにこの日本を牛耳っている国家の官僚たちは、金融における歴史の流れをいったいどう捉えているのだろうか。これを誅する者は政治家しかいはしまいに。
（転載終了）
産経新聞7月8日
確かに、政治家がリーダーシップを発揮して、劇的に改革しなければ、とても今の急速な変化に追いついていけない・・。アメリカにも、中国にさえも、喰われるばかりというのは、やっぱり、ごめんです。
日本国民よ、騒ぐな、びくびくするな！私について来い！日本が進む方向はこっちだ！日本の勝つ戦略はこれだ！世界に対して打って出よ！と叱咤する強力なリーダーが出てもらわなければならないことは間違いないように思います。
（貼り付け開始）『今日の偉人伝』
７月８日生まれ
ジョン・Ｄ・ロックフェラー
(1839-1937)
アメリカ 実業家 ロックフェラー財閥の創始者
貧しい家庭の出身だが、1870年にスタンダート石油会社を設立、ライバル会社を吸収・合併して石油業界のトップに立ち、世界最大規模の莫大な財産を築き上げた。58歳で事業から引退、後半生はすべて慈善事業に費やした。９７歳で大往生を遂げたとき、新聞は「彼ほど莫大な財産を賢明に使った人がこれまでいるかどうか」と称賛した。（貼り付け開始）
「彼ほど莫大な財産を賢明に使った人がこれまでいるかどうか」…。
こんにちは、奥田です。庄司さん、レスありがとうございます。うれしいです。日本の技術開発のビデオを奥さんと観て、目頭を熱くする庄司さんの投稿を読んで、私までジーンとしました。あまりうまく、この気持ちを言葉には出来ません。
今まで遠慮してました、愛国心について書きたいと思います。なぜ、この言葉を書くことに日本ではこんなに勇気がいるのだろう。
アメリカに行って、車に貼られたアメリカ国旗や人々が着るＴシャツ、記念日などに国歌が流れる時手を胸に置く姿などを目の当たりすると、うらやましくもあり、また、危機感を感じ、そして日本の状況が情けなく思います。
また、日本に国益（the national/public interest)ということを考えれる人の少なさにも危機感を覚えます。日本は国益ということを強く考えなければいけない。神の見えざる手（invisible hand)にまかせて、自己利益（own interest)を追求するだけでは、うまくいかないのだと思います。
なぜなら、副島先生の言う「日本はアメリカの属国である」という理論がここでもあてはまるからです。
日本国内で自己利益をもとめてうまくいっても、アメリカに掠め取られるということは、学問道場に集まっている人にとっては、明らかな事実です。本当は、自己の利益というものをちゃんとreasoningしていく力があれば、国益という所までたどり着くはずです。日本がどこかから侵略されたり、エシュロン等を使われたりすると、自己の利益もなくなるからです。
しかし、日本では、無理なようです。これも、小室直樹さんや山本七平さんのいうところの日本教という「勤勉の哲学」といわれるものや、会社内での地位、権力争いという利益の追求の為の手段が目的化してしまい、国益にたどり着く前に、エネルギーを使い果たすからだと思います（もちろん、これら自身は必要なものです）。
そこで、人間のactionが、desireとbeliefで構成され、ratioとreasonが支えるという定義が正しいとするならば、自己利益というdesireだけでは機能しないので、愛国心というbeliefをratioとreasonで支えて、国益にたどり着くということが有効だと思います。
すなわち、愛国心というものの欠如が日本を危機に陥らせるのだという事が出来ます。まあ、私は日本が大好きでしかたないだけなんですけどね！
また愛国心には、patriotismとnationalismという語があり、副島先生がいう「素朴な愛国心でいいのだ」の愛国心は、patiriotismであり欧米でもほめ言葉として使われます。私はnationalimを心の中に抱えていますが、patriotiｓmで十分だとも思います。
そして、publicという語を拡大解釈して全世界に広げてしまう、コスモポリタンという思想は素晴らしいが現実的ではなく、自分もしくは日本の不利益になるこがあるということを、つらいかもしれないけど、reasoningしていって欲しいと思います。日本に守られているから、ご飯が食べられるのになあ。日本に感謝しないと罰があたると思うけどなあ。
それも、日本は「はじめにお上があった」が、アメリカ人は、「はじめに諸個人がある」と考え、政府も国民の同意の上に成り立っているという意識の強さがなく、無責任になりがちなのではと思う。だから、愛国心（patriotism)をもって乗り越えなければと思う。だからアメリカに行って、やばいなと思ったのです。
まだまだ、書きたいことはありますが、また次にします。以上のことは、私の素直な気持ちと、アメリカに持っていった、尊敬する心の師匠、副島先生の著書「Modern American Discourse」の上に成り立っています。
勝手に宣伝します（利害関係等はありません）。一度飲みに行ってみるのもよし。チュングエン六本木店
港区六本木4-9-8 TEL5785-2020
六本木交差点の交番のとなり、日比谷線「六本木駅」４ａ出口徒歩1分
「読者からの個人メールの転載」掲示板の、
「[189] 周という人のサイトから拾った、私の本への言及 - 投稿者：副島隆彦氏」から引用します。 なお、＜ ＞内は、よしかわによる補足です。＜一部転載開始＞よしかわです。
この立場から佐高は、「長谷川慶太郎は元共産党員だ」と触れ回ります。彼にとって全くの敵であるスターリン主義日本共産党から、また敵である日本資本主義の擁護者になっている慶太郎さんというところなのでしょうか。しかしこの佐高は学生時代は、左翼学生活動家だったということです。しかも構造改革派。＜副島隆彦著「切り捨て御免」からの引用開始＞思わずにやりとしてしまいます（そうねえ、トリアッチ−グラムシなんて信奉していた人たちがいたな、思えば噴飯ものだった） ＜略＞。 ＜佐高信氏が＞私たちと同じ時代に構改派ならば、昭和２０年代に日共＜日本共産党＞だった＜長谷川慶太郎氏の政治的立場の＞ほうが「まだまだまし」に私には思えるのですが、さてさて佐高はどう答えられるのでしょうか。
佐高自身にここらのことをはっきりと書いてもらわなければならない。「デミトロフの反ファシズム統一戦線」とかイタリア共産党の「トリアッチ主義」という言葉を彼は、なつかしく思い出さないだろうか。
＜副島隆彦著「切り捨て御免」からの引用終わり＞
＜一部引用終わり＞
ここでいう佐高氏の所属した構造改革派の歴史について、参考となる内容を引用します。原彬久「戦後史のなかの日本社会党」（中公新書、2000.3初版）182〜184ページ、から引用します。＜引用開始＞この後、江田三郎と佐々木更三が、同じ鈴木茂三郎派であったにもかかわらず、「構造改革論」の是非をめぐり、泥沼の闘いを行なったことでした。
＜１９６０年以降１５年間の＞期間における社会党の路線・派閥構想の一大争点としてまず挙げなければならないのは、いわゆる「構造改革論」である。そもそも構造改革論は、恐慌や戦争を前提とする社会主義革命の「歴史的必然性」を排除する。つまり構造改革論は、「資本主義の構造（生産関係）のなかに労働者が介入して、部分的に改革をかちとる」こと、「この部分的改革を通じて、陣地を拡大していって、社会主義の道を整備」すること、そして「その闘いの基礎の上に権力の移動という質的な変化」を実現すると主張するのである。（曾我祐次「社会党路線論争小史―結党から『新宣言』までの系譜」『エコノミスト』一九八九年一〇月二三号）。
資本主義の急進的な転覆によってではなく、種々の改革を積み重ねていくことによって社会主義の実現を図るというこの構造改革論は、元来イタリア共産党書記長バルミロ・トリアッチなどの理論に発するものである。日本共産党の佐藤昇らがこれを日本に輸入したのは、高度成長が始まる一九五五年前後のことである。佐藤のほかに春日庄次郎ら日共＜日本共産党＞構革派は党内権力闘争に敗れて六一年党籍を離れるが、これより少し前佐藤執筆の論文（「現段階における民主主義」『思想』一九五七年八月号）が社会党書記局の貴島正道、加藤宣幸（加藤勘十の息子）、森永宗悦らのちに「構革三羽烏」といわれる人々の目に止まったのが、そもそも社会党が構造改革論とあいまみえる最初であった。＜略＞
従来のソ連型社会主義に意義を唱え、なおかつ欧米流の議会主義ないし民主主義に着目するこの構造改革論の「啓示」が社会党内に一つの政治勢力をつくるまでに、さして時間はかからなかった。党組織委員長（一九五八年二月就任）江田三郎＜社民連・江田五月の親父＞がこの構革論に重大な関心を示すと同時に、これをみずからの懐中に入れたからである。
＜引用終わり＞ところで、佐高信が日本共産党系の方なのか、日本社会党系の方なのかは私にも区別がつかないのですが、佐高信氏が一九四五年生まれなので、一九六〇年代に佐高氏がご活躍されたことを想定すると、おそらく社会党の構革派の方なのでしょう。それで、つじつまが合います。
で、結局、何が言いたいかと、いうと、小泉改革の標語「構造改革」なる日本語は、イタリア共産党から発し、社会党・江田三郎派を経由して、日本に定着した術語だということです。おそらく小泉内閣のこの標語を定着させた発案者は、上記のような事情を知っていて、そ知らぬ顔して、「語感がいいから」という理由だけで、そのまま小泉内閣のスローガンにしたんでしょう、勝手な推測ですが。。 小泉首相は、もしかすると、術語の来歴を知らないかもしれないから、佐高信氏が教えてあげればよい。
ミッキ−・スピレイン「裁くのは俺だ」（１９４７年）を読みました。親友を殺された私立探偵マイク・ハマーの復讐物語です。ハマーは、警察と協力して追い詰めた犯人を最後はリンチ同然のやり方で射殺してしまう、ハードボイルドでアウト・ローな奴です。とは言っても、ハマーはハメットが造形したような左翼インテリ崩れのニヒリストではなく、そこそこ頭は切れるがものごとをあまり深く考えない体育会系で、硬派じゃあるけど女にもマメな「おバカさん」タイプなんです。こういう男なもので、ハマーが口にする「正義」観も右へ左へとブルブル揺れ動き続けています。（以下の引用は、中田耕治訳、世界ミステリ全集１０、早川書房、１９７３年より）（引用、始め）
（藤村注：親友ジャック・ウイリアムズの惨殺死体を前に、ハマーは犯人への復讐を誓う。友人のパット・チェンバース警部は、ハマーに同情しつつもこれをたしなめる。）
「俺は俺のために犯人をあげたいんだ。いつものように捜査には協力するが、しかしこれが最後の追込みとなったらこの拳銃にものをいわせるつもりだ」
「おっと待った、マイク、そんなことはいけないよ。君も先刻ご承知だろうが」
「オーケイ、パット」と俺は彼にいってやった。「君には仕事がある、しかしこっちも仕事があるぜ。ジャックはこれまでの俺の親友といっていいやつだった。一緒に生きて、一緒に闘ってきた。その俺にしてみろ、どうあっても犯人を法律のまだるっこい手続にまかせておけるもんか。（中略）陪審というものは、ある種の下劣な弁護人が、被告にはその事件のとき一時的な精神異常が認められたとか、正当防衛で射撃したとかお涙頂戴を陳述するようなときには、いわゆる冷静で公平無私だということになるのさ。大したものだぜ。法律はすばらしいよ。ところが今度は俺が法律だ、俺はなにも冷静で公平無私であろうなんて思うものか。いまいったようなことは全部肝に銘じておくつもりなんだ」（同書、１１Ｐ）（藤村注：ハマーの大言壮語は新聞にも載った。ハマーは恋人である精神科医、シャーロット・マニングに「犯人は誰だと思うか？」とアドバイスを求めるが、逆にたしなめられてしまう。）
シャーロットは煙草を深くゆっくり吸いこむと灰皿に押しつぶした。精神が激しく活動して、それが表情に現れていた。口をきる前に一分間経った。「一人の人間に判決を下すなんてずいぶんむずかしいことをしろとおっしゃるのね。普通の場合、長い時間論議したあとで、十二人の陪審員と一人の裁判長が判決を下すのよ。（中略）私の考えをいうと、一人の人間に死刑を宣告するような判決を下すなんて、恐ろしいと思うわ。いいえ、私にはいえない、あなたは手が早すぎるんですもの。その人を殺してしまうでしょう。そんなの私はいやよ。あなたの心がそんなにも烈しい憎悪でいっぱいでなかったらあなたには素敵だと思うことがずいぶんあるのに。（中略）」
その一語一語を熱心に聞くと彼女の論点がわかってきた。「公明正大だね」と俺はいった。（同書、６９−７０Ｐ）（藤村注：謎の犯人による殺人はその後も続く。「おれの事件、おれの事件」と言い続けてきたハマーも、さすがに弱気になる。）
指名手配。こうしたことでは警官は最も練達している。彼らを逮捕するのだ。逃がしてはならぬ。もし逃げようとしたらその悪人達を殺せ。たとえ俺が自分でやらなくとも、誰かがやってくれさえすれば、俺は構わない。栄光などはどうでもよい。正義なのだ。（同書、１６７Ｐ）（藤村注：最後のドンデン返しで、遂にハマーは犯人を追い詰めた。ハマーは犯人の前で全ての謎解きをしてみせた後、以下のように「死刑を宣告」する。尚、ネタばらしにならないよう文中の一部を伏せ字にしてある。）
だが、（犯人の名前を抹消：藤村）、それだけで君に有罪の宣告をする陪審員はいないだろう。あまりに情況証拠ばかりできめ手がない。君のアリバイはあまりにも完全だ。無邪気な人間が心から信じているアリバイは粉砕することができないんだよ。例えば、（犯人の同居人の名前を抹消：藤村）のような人間の、ね。
しかし俺は有罪の宣告をするんだ、（犯人の名前を抹消）。あとになって俺達は時間をかけても、法廷の審理に干渉されずに真相を究明することができるんだ。俺達は、その情況証拠を反駁して陪審員を瞞着しようとする利巧な弁護士なんかを気にしないですむ。この問題に対して解答を俺達は知るんだが、その解決には時間がかかるんだ。法廷の審理は俺達にそんな時間を与えないんだよ。
だが、（犯人の名前を抹消）、いまこそ俺が陪審員なのだ。判事なのだ。それに俺にはまもらなければならない約束がある（藤村注：親友ジャックが惨殺されたのと同じやり方で犯人を殺してやる、と誓ったことを指す）。君は（途中、２２字抹消：藤村）だったが、俺は君に死刑を宣告するのだ」（同書、１８０Ｐ）
（藤村注：言った通りにハマーが犯人を射殺してジ・エンド。）（引用、終わり）
１９４７年、「裁くのは俺だ」が発表されると、その斬新な暴力描写、セックス描写が一世を風靡したのだそうですが、今日の目から見れば「裁くのは俺だ」は、むしろきわめてロマンチックでストイックな、保守的アメリカ人の「騎士道物語」みたいなものにすら思えます（注）。「世界ミステリ全集１０」の巻末座談会には以下のような発言が見えます。
（引用、始め）
（編集部） それ（藤村注：スピレインが１９７０年に発表した「皆殺しの時」）を読むと、一番痛切に感じるのはマイク・ハマーという男はマッカーシー旋風のなかで生き生きとしていたんじゃないかという気がするんですよね。マッカーシー旋風の去ったマイク・ハマーは、なんだか寒々としていて、そらぞらしい気がする。
（片岡義男） 第二次大戦の終わる少し前あたりから、世の中は多少変わっていくのではないかという直感があったのではないでしょうか。その直感が、ほんの少量、作品のなかに出ているわけです。だから、そこまでは書けて、そこで終わるわけですね。（同書、５０５−５０６Ｐ）（片岡義男） ぼくにとってのスピレインの印象は、シグネット版の裏に載っていた写真でした。あれはおもしろいですね。つまり、わりとうんざりするようなタイプのアメリカ人なのです。髪を短くして、いつもお風呂あがりのような顔して。気の弱そうな人ですね。
（稲葉明雄） テキサスあたりの人みたい。
（片岡義男） テキサス人は、もっとこわいですよ。
（稲葉明雄） なんだか鈍感そうでね。映画に出演したことがあるんでしょう。「恐怖のサーカス」とかいうのだったと思うけれども、あれで作者に初めておめにかかったわけだが、生地そのままの、でくの坊でしたね。
（編集部） 自分を宣伝するのがうまい人ですね。
（稲葉明雄） ええ。屈託がなくて、愛国者的で。
（石川喬司） スピレインというと、ぼくはＳＦのハインラインをいつも思い出すんですよ。ハインラインがＳＦの中で占めている地位は、スピレインの占めている地位とよく似ていて、その大衆性というか、底に流れている小市民的な事大主義、権力志向、夜郎自大的な中華思想―自分の国だけ正しくて共産主義者などはとんでもない悪党だとキメつけてしまう、そういう単純さが、共通している。そこが一般受けするところなんでしょうがね。
（中略）
（小鷹信光） スピレインを“反共”でとらえていくよりも、片岡氏が言っているように、“男が単身でなにかをやる”という大前提への共感が強いんじゃないかと思います。
（片岡義男） 西部開拓時代のリンチと同じ面があるかもしれません。自分たちの手で結着をつけようという。
（稲葉明雄） 昔ながらの、ヒーローらしいヒーローというか−。
（片岡義男） 日曜大工なんかとも繋がってきますね。ひとりで家を建てたり。
（石川喬司） アメリカの“胎児の夢”みたいなもの。（同書、５０８−５０９Ｐ）（引用、終わり）
なるほど。ロバート・Ｂ・パーカーは評論「ハメットとチャンドラ−の私立探偵」（早川書房、１９９４年）の中で、古典的ハードボイルドの探偵像は、アメリカ人の伝統精神に根差した「荒野を目指す青年」であると評しました。これが第二次大戦後にはひとヒネリされて反共主義の「マイク・ハマー」となり、さらには「ダーティー・ハリー」へとつながって行くという訳ですか、面白いですね。アメリカのハードボイルドをもっと読んでみたくなりました。ちなみに、「スピレインは“裁くのは俺だ”一冊読めば十分」というのが大方の評価のようですが。
後はまあ余談なんですが、「裁くのは俺だ」でアレ？と思ったのはその原題です。“ Ｉ， ｔｈｅ ｊｕｒｙ．”（俺が陪審だ）
へぇ、「裁く人」と言われて真っ先に思い浮かぶのは陪審員なんだ。これって多分、“ Ｉ， ｔｈｅ ｊｕｄｇｅ．”とか“ Ｉ， ｔｈｅ ｌａｗ．”じゃあピント外れな表現なんでしょうね。そう言えば、コナン・ドイル「四つの署名」にもこんなくだりがありました。殺人の濡れ衣を着せられそうになった男が、不本意ながら証拠隠滅を決意する際のモノローグです。（引用、始め）
おれは考えた。自分の下男でさえおれの潔白を信じてはくれないのに、陪審員席に控えている十二人もの男にどうして事実を信じさすことができよう。―そこでおれはラル・チョウダ（藤村注：証拠隠滅への協力を申し出てくれた下男）を相手に、その晩のうちに死体の始末をつけてしまったが、二、三日するとロンドンじゅうの新聞に、モースタン大尉の不思議な失踪という記事が大きく出だした。（延原謙訳、新潮文庫、４０Ｐ）
（引用、終わり）
私の場合、「裁く人」と言えば、やっぱり「遠山の金さん」ですね。なにしろ、たった一人で判事と検事と検察側の証人まで兼務してますもんね（弁護人は抜き）。タリバンとかシンガポールの法廷よりもっとアグレッシブですよ、これ。「そういう法意識だから、いつまでたっても誤判が無くならないんだ」とは言われたくありませんが。なんか法社会学みたいな話（ちがうか）に脱線してしまいましたが、ほんとうはテレビ・ドラマ「私立探偵・濱マイク」の話をしたかったんですぅ。
（注）たまたまテレビ放映された、アメリカ映画「探偵マイク・ハマー 俺が掟だ！」（リチャード．Ｔ．ヘフロン監督、アーマンド・アサンテ主演）を見ました。原作にあった「騎士道精神」みたいなものが全部削ぎ落とされていて悲しかった。１９８２年の製作ではムリもないのかもしれませんが。
（以上）
ネイティヴ・アメリカンズのこと、愛国心のこと、なんでもどんどんと書き込んで下さい。真性馬鹿投稿はこれからバシバシ削除していきますので、学問に対して敬意を持つ者たちは、遠慮せず、批判を恐れず、率直にここに、どんなことでもいいから、投稿していってほしい。
私は真剣にそう思っています。痴呆都市（笑）大阪の同志がひとり増えるのは心強い限りです（←長野の田中康夫のことを笑えない。噂では、横山ノックも辻本清美も政界復帰を狙ってるらしいです。ああ情けなや。大阪府民もなめられたもんや）。
産経新聞7月7日付からの転載です。
今の日本（あるいは、「私」と置き換えてもいいかと思いますが）に欠けているのは何なのか、ということに、また一つ気づかされた気がします。
（転載開始）緯度経度 パリ・山口昌子
トルシエ前監督が残した教訓サッカーのワールドカップ(Ｗ杯)はブラジルがドイツを破って五度目の優勝を飾って終了したが、成績が政治力や経済力には比例しないというこの結末は、サッカーが世界共通語として多くの人を魅了するゆえんを明確に示すと同時に、サッカー本来の醍醐(だいご)味というか神髄を味わわせてくれた。
一方で、Ｗ杯は各国が持つ広義の意味の文化の差を垣間見せてくれたが、その一例が、フランス人監督をいただく日本代表チームの場合といえる。
まず、フランス語で監督は「セレクショヌール(選抜者)」と呼ばれる。十一人の選手を選抜する全権が与えられているからだ。
サッカーは真剣勝負、戦争である。誰を選別するかは即、いかなる戦略、戦術で戦うかも意味する。それだけに、好悪の余地など入り込む余地などない、精魂を傾けた重大事である。同時に、結果に全責任を持つことも意味するだけに、実に言い得て妙だ。
トルシエ日本代表前監督も、「責任は自分が持つ」と当然ながら明言していたが、選抜選手のリストを声明の形で発表したのが、一部報道陣などから「無責任」と非難されていた。しかし、フランスでもリストの発表は声明のみである。ここにすべてがある、というわけでコメントも、会見もない。
日仏の相違といえば、「トルシエ監督と中田英寿選手和解！」などのように、監督と選手が同じ土俵で論じられることもフランスでは、まず、ない。日本のように先生も生徒も同等な平和な“民主国家”では信じられないかもしれないが、監督が司令官であり参謀なら選手は兵隊だ。役割がまったく異なるからだ。
日本の大手メーカーがフランスに進出したとき、日本人工場長が日本の慣習通り、作業服を着用し、社員食堂で昼食を取ったら、フランス人従業員から、「工場の経営など従業員とは異なるレベルのことを考える工場長は背広を着用すべし。高給なのだから従業員と同じ昼食を取らないでくれ」と懇願されたという。
もちろん、サッカーの場合、優秀な兵隊がいなければ勝利も優勝もかなわないし、監督より高給取りの選手もいる。それでも兵隊は、戦場では司令官の指揮に従うのが当然だ。スロベニア代表チームで、エース選手が監督との確執が原因で韓国から帰国させられたが、監督の絶対権を象徴する事件といえよう。
トルシエ氏はフランス伝統の組織サッカーの継承者といわれるが、この組織サッカーという言葉も誤解を生みやすい。自分の意思を殺して機械のように働くという意味では決してない。スピード競技でもあるサッカーでは一瞬の判断力がものを言うが、この判断力をはじめ、持てる技術や能力をいかに組織の中で個として輝かせるかが重要なのだ。それには強靱(きょうじん)な体力や精神力も必要であろう。
トルシエ氏が日本の選手を海外遠征に連れ出し、その外国の町で自分一人で行動するように要請したのも、こうした独立自尊の個を重視したからだ。その意味で、トルシエ氏が仏紙との会見で述べた日本選手評は興味深い。
「中田浩二は日本ではあまり話題にならないが、この四年間、私と約九十試合を共にし、将来ある選手だ。戸田和幸はこの一年、ＭＦとして急速な進歩をした。赤色のあのヘアスタイルはフランスの象徴の雄鶏のようだ。彼はチームの全員から自然に尊敬されているリーダーだ。攻撃性もすばらしい。中田英寿はパルマで出場できず地獄を知ったが、それに対処する方法を知った。この数年間、私が期待していたことを演じて完璧(かんぺき)だった。以前は、不作法でがさつで乱暴で技術的にも限界があったが」
指揮官が単に従順な選手ではなく攻撃性(積極性)や勇気、自主性、独自性を求め、技術や闘志、社会性や人間性も含めて尊敬される選手を評価していることがうかがえる。同じフランス人のカルロス・ゴーン氏は、破産寸前の日産救済によってリーダー不在の日本社会を浮き彫りにしたが、トルシエ氏も日本の若い世代に日本の親や先生が忘れていた教訓を残したのかもしれない。
（転載終了）
■目次
第５章「技術英文作成の要点」
第5.1節 技術英語の文型
5.1.1 技術英語の基本文型 5.1.2 文構成の考え方 5.1.3 "S＋Vi＋C"に属する文型 5.1.4 "S＋Vi＋O" 5.1.5 "S＋Vi＋O＋C" 5.1.6 技術英語文型まとめ
第5.2節 名詞と冠詞、単数複数
5.2.1 主語の選定について 5.2.2 抽象名詞／動名詞／不定詞、使用上の留意点 5.2.3 冠詞（"the"，"a"，"なし"）の選択と、単数、複数の表示
第5.3節 形容詞（句、節）
5.3.1 形容詞（句、節）の置かれる位置 5.3.2 形容詞の限定用法とその並び順 5.3.3 名詞の形容詞用法 5.3.4 不定詞の形容詞用法 5,3.5 現在分詞の限定形容詞用法 5.3.6 過去分詞の限定形容詞用法 5.3.7 形容詞としての不定詞、現在分詞、過去分詞の使い分け 5.3.8 関係代名詞による形容詞節、限定用法と非限定用法 5.3.9 関係副詞に導かれる形容詞節 5.3.10 前置詞に導かれる形容詞句 5.3.11 数量形容詞の表し方
第5.4節 副詞（句、節）
5.4.1 副詞（単純副詞）の置かれる位置 5.4.2 不定詞（句）の副詞用法 5.4.3 関係副詞に導かれる副詞節 5.4.4 従位接続詞に導かれる副詞節 5.4.5 前置詞に導かれる副詞句 5.4.6 句前置詞による副詞節 5.4.7 分詞構文の副詞句用法
第5.5節 助動詞の用法
5.5.1 助動詞の過去形表現による現在 5.5.2 助動詞の多義性 5.5.3 助動詞間の比較と多義性への対応（助動詞を使わない表現方法）
第5.6節 その他の留意事項
5.6.1 日本語の過去形表現と英文での表現 5.6.2 過去や未来を記述せざるを得ない場合 5.6.3 否定の表現について5.6.4 条件"〜した場合"の表現について 5.6.5 命令形について■第５章 技術英文作成の要点
仕事に使われる技術実文書では、日本語であろうと英語であろうと、分かり易く書くための基本は同じ筈であり、パラグラフ論がこれに答える方法である。前章で、このパラグラフ論に基づく技術文書の書き方を解説してきた。本章では、前章での "手順4･1；メモした要素文を並べる"が終わった時点から、英文化を行う過程で遭遇する種々の"課題"を想定して、英文化するための要点や英語としての特質を解説して行く。第５．１節 技術英語の文型
5.1.1 技術英語の基本文型
１）構成要素文の″まとまり"とその"役割"からの分類（単文、複文、重文）
技術実務文は、基本的には次のような要素文から成り立っている.
�―妬検�
≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪
状況を限定する要素文 主要素文 主要素文 補足説明する要素文
〔従属（句）節〕 ， 〔主節〕 ＆ 〔主節〕 ， 〔従属（句）節〕
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
（文全体にかかる副詞句、節） （文全体にかかる副詞句、節）
（〜の場合）、（〜が〜であり）また（〜が〜であることは）、（〜による）
（〜した場合） （〜である）
As for the chemical iquid in the tank, the chemical consistency shall be kept within the specified range and consumption rate of the liquid shall be checked and recorded once a day, because the chemical feeding condition has great influence on the quality of the products.
�∧Ｊ検�
・〔従属（句）節〕，〔主節〕，〔従属（句）節〕 ；〜の場合、〜が〜であるのは、〜による。
・〔従属（句）節〕，〔主節〕 ；〜した場合、〜は〜である.
・〔主節〕，〔従属（句）節〕 ；〜が〜であるのは、〜による.
�Ｃ永検�
・〔主節〕 ；〜は〜である。 〜は〜する。
２）単文における文の基本構成
技術文書では、実務的には次の三つの基本形とその受動態を念頭に置いておけばよい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・Ｓ＋Ｖi＋Ｃ ： 「○○は〜である」、「〜になる」、「〜のままである」
・Ｓ＋Ｖt＋〇 ： 「○○は××を〜する」、「○○は××に〜する」
・Ｓ＋Ｖt＋〇＋Ｃ： 「○○は××を△△に〜する」「○○は××に△△〜させる」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・○＋be＋Ｖt（過去分詞）＋by S ： 「××は○○によって〜される」
・○＋be＋Ｖt（過去分詞）＋Ｃ＋by Ｓ： 「××は○○によって△△が〜される」等
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Ｓ ：主語(Subject) ○○
Ｖi ：自動詞(Intransitive verb) 〜
Ｖt ：自動詞(Transitive verb) 〜
Ｏ ：目的語(Objective) ××
Ｃ ：目的補語(Complement ) △△5.1.2 文構成の考え方 (基本記述文とその修飾語)
実際の文では、上記の基本型に種々の"修飾語"が付いたものとなる。
基本型"Ｓ＋Ｖt＋Ｏ"を例にとって説明すると；
≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪
文全体 形容詞句 助動詞 副詞句 形容詞←副詞 文全体
にかか ＼ ／ ↓ ＼ にかか
＋ Ｓｏ ＋ Ｖｔ ＋ Ｏ ＋
る副詞 ＼ ／ ↑ る副詞
句、節 副詞→形容詞 副詞←副詞節 形容詞節 句、節
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
上図のように、骨格をなす S，Ｖｔ，Ｏのそれぞれを補強説明する"修飾語"が付き、場合によっては"修飾語"を更に説明する"修飾語"があったりして、文は長くなる。さらに、文はシリーズに書かれるので下図のような構成になり、複雑になる。
｢文全体にかかる副詞節＋副詞＋形容詞＋Ｓ＋形容詞句＋助動詞＋副詞
＋Ｖｔ＋副詞句＋形容詞副詞＋〇＋形容詞節＋文全体にかかる副詞節｣
文が長くなると、どの"修飾語"がどの言葉にかかるのかが分かり難くなり、かつ、読み違えの原因ともなる。文は短く書く必要がある。欲張って沢山の情報を一つの文に収めようとせず、文を分けることが大切なのである。5.1.3 "Ｓ＋Ｖｉ＋Ｃ"に属する文型
１）文型"Ｓ＋Ｖｉ＋Ｃ"〔Ｓ＝Ｃ の関係が成り立つ〕
☆"主語Ｓの事象の定義、状態、性質などを述べる"
(1)「〜である」 ：Ｖｉ： is, seems to be, appears to be , looks like,
Ｃ ： 名詞、形容詞のどちらもとり得る。
・ He is a wrestler. He is strong.
・ This is a new robot that is specifically used for welding.
Ｓ Ｖｉ 形 Ｃ 形容詞節（ロボットにかかる）
(この新しいロボツトは溶接作業用である。)
(2)「〜になる」 ：Ｖｉ： become, come, go, grow, fall, turn, 等
Ｃ： 形容詞のみとり得る。
・ He become a scientist.
・ The mixture turns yellow in color.
Ｓ Ｖｉ Ｃ 形句（黄色にかかる）
(混合液は黄色に変わる。)
(3)「〜のままである」：Ｖｉ： keep, continue, remain, stay, 等
Ｃ： 形容詞のみとり得る.
・ He stays calm
・ The water keeps boilling in the kettle.
Ｓ Ｖｉ Ｃ 副詞句（文全体にかかる）
（お湯を薬灌で沸かしっぱなしにしている。）
(4) 例外として、「〜の寸法は‥‥である」： "measure"
「〜の重量は‥‥である」： "Weigh"
・ The unit measures 120 mm in width.
Ｓ Ｖｉ Ｃ 形句
（そのユニットの幅は120 mmである。）
・ This new equipment weigh 2.0 kg.
Ｓ Ｖｉ Ｃ
（この新しい設備の重量は2.0 kgである。）
自動詞の補語は単位の付いた数値（名詞）をとる。２）Ｓ＋Ｖｉ＋前置詞句（副詞句）
☆ 補語"Ｃ"の位置に、動詞"Ｖｉ"に導かれる"前置詞句"が来て、"〜に"を表す。
☆ 文法的にも、S＋Ｖｉ＋前置詞句（副詞句）であり、"Ｓ＋Ｖｉ＋Ｃ"ではない。補語を必要としない完全自動詞の多くは、前置詞を伴って"Ｓ＋Ｖｔ＋〇"（〜に）と同様の意味を表す。補語Ｃの位置に前置詞句が来ることから、便宜的にこの文型の項に置き、覚え易いようにした。
☆ 「主語"Ｓ"が、前置詞句内の事象に、動詞"Ｖｉ"の表す関係を持っている」.
☆ 自動詞であるから受動態はとれない。また、技術文書ではこの文型の主語に"人"がくることはない。
☆ 該当する動詞と前置詞の組合わせ；
"apply to"， "account for"， "advance to"， "comply wi th"， "consist of"，
"contribute to"， "depend on"， "differ from"， "lead to"， "range from A to B"，
"resu1t in"， "result from" 等
☆ 事例；
・ The study contributes much to the advance of knowledge of chemistry.
Ｓ Ｖｉ 副詞 前置詞句（前置詞で導かれる副詞句）
（その研究は、化学知識の進展に大いに貢献している.）
・ The voltage measurements range from 20 V to 25 V.
Ｓ Ｖｉ 前置詞句
（電圧計の読みは、20 V から25 V の間で変動する。）３）"Ｓ＋ｂｅ＋（形容詞＋前置詞句）"の文型
☆ この文型は、"be"動詞の補語に形容詞をとり、その形容詞と慣用的に一体となって用いられる前置詞句を伴って、固有の意味を表すものである。
☆ ｢主語が、前置詞句内の事象に、形容詞の表す意義・関係を持っている。｣
☆ 該当する慣用句の例；
"be analogous to"， "be applicable to"， "be capable of"， "be dependent on"，
"be different from"， "be familiar with"， "be free from"， "be identical with"
"be 1iable to"， "be necessary for"， "be ready for"，"be relative to"，
"be responsible to"， "be similar to"， "be subject to", "be suitable for/to"
"be essential for" ‥‥‥ 等
☆ 事例；
・ This technique is applicable to the cooling of machine-tool spindle.
Ｓ be 形容詞 前置詞句（前置詞に導かれる副詞句）
〔 We apply this technique to cool machine-tool spindle. 〕
Ｓ Ｖｔ Ｏ 形容詞句（前置詞に導かれる形容詞句）
〔 This technique is applied to cool machine-tool spindle. 〕
Ｓ Ｖｉ 前置詞に導かれる副詞句
(この技術は、工作機械のスピンドルを冷やすことに適用される。)
・ The features are essential for the porpose of this system.
Ｓ be 形容詞 前置詞句
(この特質は、このシステムの目的にとって不可欠のものである。)
（貼り付け終了）『東京新聞』７月７日付 朝刊 【特報面】
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20020707/mng_____tokuho__001.shtml社会思想社が事業清算
“ベッカム本”の時代を象徴 「現代教養文庫」約１８００点も消滅？日本文化論の古典「菊と刀」や、ベストセラー「ルーツ」などで知られる人文・社会科学系の出版社「社会思想社」が事業清算に追い込まれた。「教養文庫」のブランドも消滅の危機にひんしている。同社が経営に行き詰まった背景とは−。
「持ち味を出す企画が出なかった。宣伝・販売力でも限界があった」
東京・本郷の社会思想社編集部で、編集担当の浦田伸二郎氏は、うめくように言った。
社会思想社の母体は、一九四七年に設立された社会思想研究会出版部だ。この研究会は、戦時中に軍部のファシズムを批判して東京帝大教授の職を追われた故・河合栄治郎氏の門下生が設立した。出版部は、文化人類学者Ｒ・ベネディクトがまとめた「菊と刀」や、歴史学者Ａ・トインビー「歴史の研究」などの翻訳をいち早く紹介、出版活動の基礎を築いた。
五一年からは「現代教養文庫」シリーズを刊行している。六二年に研究会から独立し、社名も「社会思想社」と改め、人文・社会科学系の総合出版社として再出発した。
同社の名を一躍世に知らしめた作品が、七七年に発売されたＡ・ヘイリーの「ルーツ」。「黒人文学は売れない」という出版界のジンクスを覆し、総計約七十万部、十一億五千万円の売り上げを記録した。
しかし八〇年代後半以降は売り上げが停滞する。単行本から「教養文庫」の再版へ比重を移したが、大手出版社が次々に新しい文庫・新書を手掛ける中、書店でのスペースも次第に縮小を余儀なくされた。八九年の消費税導入による旧定価本の大量返品も経営を圧迫、出版不況の影響もあり、九八年から債務超過が続いていた。負債総額は六億八千万円に達する。
浦田氏は「『菊と刀』の版権は二〇〇五年まで残っているが、残りの作品群は、版権を引き継いでくれる業者が現れなければ、残念ながら処分ということになる」。現在、いくつかの出版社が版権の引き継ぎを申し出ているというが、このままでは、約千八百点を数える「現代教養文庫」のブランドも二度と目にすることができない状況だ。
同社の「ベスト・ノンフィクション・シリーズ」を監修し、自身も三十冊を超える著作を出した評論家の佐高信氏は「売れないという事実は確かで、以前から経営が難しいとは聞いていたが…」と声を落とした。
「例えるなら、人間のそしゃく力を鍛える良質の固形食を提供してきた出版社。単純に“おもしろかった”というのではなく、深みのある感動や、人間の機微を刺激する良質の食品を盛り込んできた。逆に言えば、それだけ今の世の中が、流動食に偏っているということでしょう。まあ、時の総理が“感動した”と無邪気に笑っているような時代に、経営に幕を閉じるのは、ある意味で象徴的かもしれない」
同社から十数冊の著作を出した経済評論家の奥村宏氏も「これが出版文化の現状かと思うと本当にやるせない」と残念がる。
「あるテーマを最初からひもといて考えたいときに、基本となる文献を着実に出してきた出版社です。僕らのような商売にとっても打撃だ」
小出版社の事情に詳しい東京堂書店外商部の小島清孝氏は、業界を憂える。
「日本の出版界は、自転車操業的体質をずっと引きずっていて、新刊を出し続ける能力さえあれば何とかもつ、という意識が強い。読者の側も、最近のベッカムの伝記本のように“いま話題の本”だけに流れてしまう。こうした現状を変えないと、社会思想社のような“読み継がれる本”を作りたいと出版を志す人もどんどん減っていきますよ」
（貼り付け終了）
こんにちは、奥田です。インディアンの村から帰ってきました。Rss-Kさん、レスありがとうございました。
フライトが独立記念日だったので不安でしたが、無事に帰れて、ほっとしています。
ロスで事件があった時、サンフランでボーディングしていた時間だったので、ロス経由にしなくてよかったと、本当に思いました。
CNNやFoxでは、連日、July4thでのテロについての特集ばかりでした。また、車にアメリカ国旗をつけている人が本当に多くて、愛国心というものについて、深く考えさせられました。やばいな、と思いました。
あとは、嫌な思いもする反面、親切にしてもらう事が多くて、私のような愛国心のかなり強い人間でも気持ちが一瞬ぐらっと来るので、留学している人たちが洗脳されることがあるのが解るような気がします。ちょっと、危機感を感じます。
ソフト・パワー恐るべし、です。インディアンの村に行った事とか、愛国心について感じたことなどまた書いていきたいと思います。
副島先生や庄司さんが言っているように、自分が素直に思った事を思い切りよく書こうと思います。それから、YKさんの技術文書の書き方のメモは助かります。熟読しようと思います。では。
田中です。Ｗ杯も終わって、話題の無い日本では、敏腕長野県知事・田中康夫氏((C) 副島隆彦 ぼやき２１９) の動向が気になる今日この頃ですが(笑）、副島隆彦先生の田中知事の行方に関する予測が
ぼやき５６ "私の『斬り捨て御免 ！ 』 on the Web が始まります 9/8 " (2000/9/8)
に載っています。
<ぼやき５６引用ここから>
田中康夫氏が、最近、長野県知事選に立候補すると発表した。このこともあって、因縁深い、この『斬り捨て御免 ！』を ネット上で公開することに決めた。読者からの要望が強かったせいでもある。田中康夫氏の公職への意思表明は、やはり公共の課題になるだろう。さてそこで。彼が、(1)途中で、腰砕けで取りやめ。 (2)出馬するが、敗退。(3)当選し就任するが、スキャンダルの頻出で辞任。(4)立派に４年、知事を勤め上げて、「行政手腕など全く皆無のくだらない奴だった」と言われながら「文化人」としての花道をかざる。 さて、この４つのうちの、どれになるのだろうか。
<ぼやき５６引用ここまで>まあちょっと、悪意のある文章ではありますが(笑）、なんとなく、(3)に落ち着きそうですな。不信任という形をとって、やめるような気がしますね。もう面倒なのか、それとも他に就職先があるのかどうかは知りませんが。
ダムを止めるって事以外何にも無いからね。ダムを止めて、その代わりに工場を誘致するとか、観光客を大幅に増やすとかしたわけでもないしね。世界都市博を辞めた青島幸男と同じだよね。
まあ、どうなるか知りませんが。
って長野の事なんか、どうでもいいんだけどさ −−）；で、日本では過去の事になりつつある、北鮮の警備艇攻撃事件ですが、
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/korean_naval_clash/
南鮮の新聞とかは相変わらず、社説書きまくりですよね。っていうかさ、日本の新聞と違って死活問題だからな。第二次朝鮮戦争で北朝鮮があっという間に消滅するとしても、その過程で南にもかなりの損害が出る訳だしね。
なんたって、ソウルが３８度線から５０キロだか１００キロだかの距離しかないってのが弱いよね。北からの総力をあげた奇襲攻撃で、一瞬でもソウルが北に制圧されるっていう危険は常にあるからね。
とりあえず、そんな感じかな。
でわ♪
サイバッチから一部転載します。（転載開始）
======================●OH! CYBER PAPARAZZI●==========================
【サイバッチ!】オウム女性幹部変死事件の謎を追う!!0011[07/05/02]21:10
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(登録・解除):http://www.cybazzi.com/
◆配信数：79767◆●無許可転載歓迎。でも、上記URLは入れてね
HP(cybazzi.com)http://www.cybazzi.com
HP(Kamezo版)http://move.to/cybazzi
表紙置き場 http://symmetry.omosiro.com/
=======================================================================[contents]-------------------------------------------------------------
■スクープ！
●獄中で変死!? オウム真理教女性幹部・飯田エリ子の謎を追う!!
■電脳地獄耳
●大手通信会社の資金提供打ち切りで、２ちゃんねる閉鎖!?との驚愕情報!!
●価格はなんと500万円 モバイルスーツ・ザクの巨大模型が誕生!!
●驚愕!! ダイチョウのタマゴ大のジャンボタニシが異常繁殖!!
■秘宝館セレクション
●「君が代にそっぽ」が引き金だった!!
中田ペルージャ移籍は命懸け!!、危ない"裏事情が"をすっぱ抜く!!
----------------------------------------------------------------------★★☆=================================================================
スクープ！
-----------------------------------------------------------------------●獄中で変死!? オウム真理教女性幹部・飯田エリ子の謎を追う!!
「やっぱり、死んでいた。それも獄中突然の変死だった」
【サイバッチ!】0010号でオウム真理教幹部(東信徒庁長官)の飯田エリ子が、
「服役中の栃木女子刑務所で食事中に倒れて死亡」とのタレコミ情報をご紹介
したが、追跡取材の結果、次々と驚愕の新事実が浮上してきた。
95年１月の地下鉄サリン事件直後からオウム取材を続けているジャーナリス
トが語る。
「確かに、飯田が入っているのは栃木女子刑務所でした。96年10月29日に懲役
６年６ヶ月の判決を受けていますが、未決勾留１年５ヶ月のうち何ヶ月かは懲
役期間として換算されますから、まさに収集は今年。少なくとも、飯田が栃木
刑務所にいる(いた？)ということは間違いないんです」
また、大手新聞社社会部の記者は
「飯田は、一時、拘禁ノイローゼで、聴覚過敏や食欲不振に苦しみ、投薬を受け
ているましたが、今回の騒動とそれが関係あるのでしょうか？」と語った。
さらに、である。地を這うようにして、栃木女子刑務所周辺を当たり続ける
と、ななななんと、同刑務所を出所したばかりの元受刑者から決定的な証言を
得ることができたのだ。
「時期はいつだったかなぁ。はっきり憶えていないのですが、飯田さんは確か
に亡くなったみたいですよ。食堂で突然、倒れたんです。大騒ぎになったので
すが、何時間がその場に放置され、そのまま死んでしまいました。病院に運ば
れましたが、それは息が停まったあとです。実際、彼女が病院から戻ってくる
ことはありませんでした」
【サイバッチ!】が独自のルートで調査したところ、飯田が運ばれた病院は八王
子医療刑務所(東京都八王子市子安町３−２６−１)だった。その後、医療刑務
所から運び出され、今はどこにいるのか確認が取れないのである。
ナゾがナゾを呼ぶオウム女性幹部獄中急死事件。飯田は本当に死んだのか？
もし、生きているとすれば、いったいどこにいるのか？ 【サイバッチ!】では、
取材続行中。新事実が判明し次第、速報でお届けする。（以下略）（転載終了）
http://www.mailux.com/mm_bno_dsp.php?mm_id=MM3CA3323935BAC&bno=20020705210943
ビル・トッテンからのレターから一部転載します。（転載開始）
日本人による造語
まず、グローバル・スタンダードは日本でつくられた造語で、これを使うのは日本人しかいない。私はアメリカ人だが日本で言われるような話をアメリカで聞いたことがない。この言葉は一部の日本人が自国民をだますためにつくった言葉のようだ。
さらにグローバル・スタンダードは、ほぼ百パーセント「アメリカン・スタンダード」である。つまり日本人にとって世界とはアメリカのことで、これまでのやり方を捨ててアメリカ人のまねをしましょう、アメリカ人に従いましょうということなのだ。（以下略）（転載終了）
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/rinen/totten/ow_text.php?A=1&B=538
＃探偵ファイル「恐縮梨元恐縮隊がいく！」から転載します。（転載開始）
Vol.14（2002年7月05日）
大臣の "夫" が招いた大騒動
京都の 祇園400年の歴史で始めて「怪文書」が出回った。
6月中旬、祇園甲部のお茶屋50軒ほどにまかれたのである。
「それはびくりしますかなぁ。こなの始めてどす」
お茶屋の女将たちの驚きの声も広がっている。怪文書自体を入手できたので、全文を公開することにしよう。
井上八千代様
前略
写真週刊誌を騒がせた中村雁治郎と考蝶の件井上流の後見人の貞由考友は、井上流高見という重責にも拘わらず『貞由』預かりの考蝶が破廉恥行為で世間を騒がせました。 この件で、長年培って来た祇園甲部の品位をおとしめた考蝶は、由々しき問題だと思います。 たった一人の無責任な行為は、祇園甲部のお茶屋、芸妓、舞妓、祇園甲部で生業をしている人々の存亡の問題にも発展しています。
祇園甲部が、後継者の育成の為に苦慮していると思われる現在、日本全国の子女が祇園甲部の舞妓を志すにあたり、彼女達やその保護者へのイメージダウンは計り知れないものがあると思います。 我々は、祇園甲部を長年贔屓にして来たものですが、頻繁にこの様な事があるのでは、祇園甲部の出入を控えねばなりません。 スキャンダラスな弟子を育成し、これからも祇園甲部の一員に加えて置くのでは、祇園甲部の贔屓と恥ずかしくて言えなくなりました。
我々は、井上流の舞は芸術と思ってきました。 しかし、井上流の後援会も辞さねばなりません。 舞を観に行く気もしません。 考蝶の姿を見るたび腹に据え兼ねる事も再三あります。 今まで舞、芸妓と楽しんでいた会話が、楽しいものにはなってはいません。
贔屓の舞、芸妓を守るためにも規則をしっかり作って上げて下さい。 そうでなければ、優秀で真面目に仕事に励んでいる他の舞、芸妓がかわいそうです。 一般社会では、この様な事件を起こすと当人は元より、会社の重役、上司は、責任を取って辞職します。 この問題を早期解決しなければ、祇園甲部の後継者に悪影響を及ぼす事は必然的であり、今までにも、名妓になれる可能性のある人達を失ってきた祇園甲部の重役の責任は、重大な事と受け止めるべきです。 祇園甲部と関係のある生業の人々の死活問題であると言う事も考慮すべきだと思います。
井上八千代さんは、この様な事件を厳粛に受け止め、家元としての責任は元より、関係者の責任を即刻、目に見える形として表すべきだと思います。 また、祇園甲部の役員の方々も役員の責任として、同様にこの件に関して真剣に取組むべきです。
早々
平成14年6月19日 祇園甲部の贔屓筋より内容からすると今回、本誌「フライデー」でホテル密会が伝えられた、人間国宝・中村雁治郎（扇千影・国土交通大臣の夫）と舞妓・考蝶、その考蝶に対する批判と彼女が師事する、祇園の歴史ともにある踊りの流派 "井上流" に対しての批判であることがわかる。
文書の宛名も、井上流５世家元・井上八千代様と書かれている。また、祇園甲部の執行部の素性を追求するところから見ると "反対派" が書いたモノではないかと思われる。
いずれにせよ祇園始まって以来の怪文書。
一段落したかに見えた騒動を再び "活性化" させたことだけは間違いない。
扇千影・国土交通大臣の夫が招いたこの騒動はどういう決着を見るのか−。※ 祇園甲部とは―
京都には上七軒（かみしちけん）、先斗町（ぼんとちょう）、富川町などの花街がありそれらの代表格が祇園の祇園甲部と祇園東のふたつに分けられている。
八坂神社から西に 一帯を東西に走る四季通りと南北に走る花見小路通で４分割、東北の一画が祇園東、それ以外が祇園甲部、通常の祇園と言われるところは祇園甲部のことを言う梨元勝
（転載終了）
論談（電子版）から転載します。（転載開始）
文部科学省談合
（平成14年7月5日）
差出人： 不明芸大７月２６日、２時半入札の積算は出来ましたか。
鴻池・大末・川口土建共同企業体殿、積算しなくても最初から分かっているからいいのか？
私らも早く受注金額をしりたいな。 それともこの案件から降りますか。
このまま入札しても、まともな結果は生まれないとおもいます。
談合は、まずいよな、この時期に、三井物産には成りたくないでしょ鴻池さん。
（転載終了）
田中です。>投稿者：座禅王 投稿日：2002/07/06(Sat) 12:54:40
>コラ！よしかわ邦弘！ 以下略
この座禅王って人は
p2002065.kdd.net:#209.137.145.65:
#Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)からアクセスしているね。ＫＤＤに問い合わせてみようかな。
あと、今時Windows 98ってのもな。
Windows2000かXP入れたら？ ＞ 座禅王でわ。
> よしかわ邦弘さんへ
> 庄司です。いや、もう大阪難波の旭屋書店では店頭のビジネスコーナー新刊棚に並んでますよ。
> なんだかよくわからないですけど、うれしいですね。早速買ったので、これからじっくりと読んでいきます。庄司誠さんへ。よしかわです。
失礼しました。私も大阪・本町の紀伊国屋書店の店頭に並んでいるのを確認し、早速購入しました（７月５日）。今回は、ホントの全国同時発売でした。
（貼り付け開始）http://www.sankei.co.jp/advertising/toshin/0207/05-special_01biz.html
▼ 変わる企業 揺れる社会(４)
【フリーター200万人】
企業との“縁組”も活況
就職をせずに、さまよう若者が増えている。「フリーター」と呼ばれている人
たちだ。約二百万人、ここ五年間で五十万人も増えたといわれている。戦後、
“勤労”が自慢だった日本。高度経済成長を支えた中高年層からは想像できない
現象に違いない。そんなフリーターの就職活動を支援するための公共の施設まである。昨年七月、
全国で初めて開設されたのが、大阪市北区にある若者向け公共職業安定所、ユー
スハローワークの「ヤングサポートプラザ」だ。パソコンの講習を受けたり求人情報の検索ができるが、一番の目玉はカウンセ
リング。求職者は二週間に一度、「グループ指導」に参加することが定められて
いる。ある日の一コマ。大学卒業後に一年間フリーターをしていた男性(二三)が、就
職することを決意した理由を「友達に勧められたから」と打ち明けた。指導員の酒寄直樹さんは、「もっと自分に自信を持たないとだめだよ」「どん
な仕事に就きたいの？」と気さくに言葉をかける。こんなカウンセリングの日々が続き、四人に一人がようやく就職を決めていく。
開設以来の利用者は約八百人にのぼっている。フリーターと企業との仲を取り持つ企業も登場した。
「フルキャスト人事コンサルティング」(本社・東京)は、正社員への採用を前
提とするアルバイトを紹介している。二カ月間程度の体験期間後、求職者は「仕
事を続けたいかどうか」、企業側は「採用したいかどうか」を判断する。平成十二年十月の事業開始以来、登録した求職者は約一万二千人。契約企業も
千社にのぼり、順次、「マッチング」が行われている。これまでに約四百五十人が体験入社し、最終的には七割の約三百人が正社員と
して採用されたという。「定職を求めるとともに自分の適職を見極めたいフリーターの受け皿になって
いる。業界内でも同様のシステムが広がりつつある」(フルキャスト経営企画部の
田中瑞穂・広報マネジャー)というから、フリーターはビジネスチャンスまで生み
出している。◇ ◇
フリーターが増加する理由は、さまざまだ。
フリーターを続ける大阪市内の男性(二一)は、「今のところ就職するより好き
な仕事に就けるから」と打ち明ける。アパレル関係への就職を希望していたがか
なわなかった。「ちゃんとした社員になりたいが、納得できない仕事はしたくな
い」とも話す。若者の就業意識の低下とともに、魅力のある仕事が少なく、「適職探し」に時
間をかけているのも事実だ。また、能力主義が浸透した結果、就職しても競争社
会を勝ち抜かなければならず、就職から“逃避”しているとの指摘もある。もっとも、日本労働研究機構の小杉礼子主任研究員は、こんな見方をしている。
「高い職業意識をもち、自分自身で何をやりたいかをはっきり自覚しなければ
就職できない。自分の道を決められない若者がフリーターに流れている」終身雇用制度や年功序列制度に守られて毎年、昇給があったのは過去の話。戦
力にならない人材まで抱える余裕が、もはや企業にはない。「企業の労働需要が
落ちているものの、社員をリストラすることが難しいから、(就職の)入り口を絞
っている」(日本総研の山田久主任研究員)という時代だ。企業サイドが社員像を
選び始めたことも、フリーターを生みだす根底にありそうだ。（貼り付け終了）
田中です。って言う事で、つわものどもが夢の跡って感じの今日この頃ですｗ
以下に先日の、北鮮の奇襲砲撃事件の社説の一覧が載っていますが、
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/korean_naval_clash/editorials_1.html
朝鮮日報はかなり、金大中が嫌いみたいだね。あと、日本の地方紙＝朝日のコピー紙の間抜けな社説も笑いを誘います。
でもってＵＳの独立記念日のＬＡＸでの銃撃戦ですが、毎日新聞の以下の記事の
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020705-00001056-mai-int
<引用ここから>
同航空の警備員と撃ち合いになり、目撃者によると「８〜１０発」の銃声が聞こえた。警備員は男を取り押さえた後で射殺したという。
<引用ここまで>が素晴らしよね。
"取り押さえた後で射殺！！"
素晴らしすぎる。これがアメリカの素晴らしい所だよね。本当に素晴らしい。生きる事への緊張感がみなぎっているって気がする。
日本にも、不祥事を起こした奴は腹を切るっていう伝統があったのに、大使館を侵害されたにも関わらず自決もせずにのうのうと生きている青木大使みたいなのがいるから駄目なんだな。大体、当時首相だった橋龍からして、中国にあてがわれた女スパイのおっぱい吸っているような状態だからして、いかんともしがたいですな。
って事でやっと、静かで平穏な毎日が戻ってきた今日この頃ですよ −−）ｖ
でわ♪
>>首都圏以外の、関西をはじめとする地方在住の方の近くの本屋では、７月８日ころのお目見えになると思いますので、もうしばらくお待ち下さい。
>>（「悪賢いアメリカ騙し返せ日本」出版のときの事実をもとに推定を行ないました。）よしかわ邦弘さんへ
庄司です。いや、もう大阪難波の旭屋書店では店頭のビジネスコーナー新刊棚に並んでますよ。
なんだかよくわからないですけど、うれしいですね。早速買ったので、これからじっくりと読んでいきます。
重たい掲示板「[2428]新刊・目撃情報 投稿者：アルルの男・ヒロシさん」から一部引用します。
（一部引用開始）
新刊目撃情報
紀伊国屋新宿本店 １Ｆ新刊本コーナーと三階 の平積みコーナーで見ました。
（一部引用終わり）首都圏以外の、関西をはじめとする地方在住の方の近くの本屋では、７月８日ころのお目見えになると思いますので、もうしばらくお待ち下さい。
（「悪賢いアメリカ騙し返せ日本」出版のときの事実をもとに推定を行ないました。）
今、大型書店に並んでいるはずですが、私は以下の本を大推薦します。それは、副島隆彦・山口宏共著『（新装板）法律学の正体』（洋泉社） です。
未読の方は、ぜひお読み下さい。この本が最初にJICC出版（現・宝島社）の第一版で出されたときのものを私は持っていますが、もうボロボロです。それほどまでに、この本に惚れ込んで、何度も何度も読み返しました。この本を最初に読んだのは、法律学科の学生のときだったのですが、自分は法律学を専攻に選んでよかったと真剣におもいました。
私は、社会に正義を実現させるための、利益衡量の技術を、法律学を通じて学んでいるのだ。紛争に満ちあふれる世の中を、調停させるための公正な手段が法律なのだ。
このように、自分なりに理解できたとき、法律学に対するわだかまりやモヤみたいなものが吹き飛び、晴れわたるように感じたのを今でもおぼえています。もっとも、後に、私はLECという司法試験予備校に通うのを止め、普通のサラリーマンになっちゃうのですけど。
それほど、最初に読んだときの衝撃は新鮮でした。
法律学について説き明かした本で、これほど面白く、深く、熱いものはありません。この、わたしの推薦の言葉がゴマすりや、おべっか、お世辞の類のものでないことは、読んでもらった方にはきっと理解してもらえるはずです。
法学部以外の読書人にも、法律学の全体像がよくわかるようになっていますし、何よりも、世を憂い、社会悪を糾弾して止まない、副島先生の魂の叫びが満ちあふれていますから、読者の体に熱気が宿ること必定です。
（貼り付け開始）http://www.asahi.com/culture/update/0704/001.html
ダイブ飛び込んできたけど何でやろ？ 大阪・道頓堀川
サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）で日本代表の試合のたびに、大勢の人が飛び込んだ大阪・ミナミの道頓堀川。その数は２０００人以上。なぜかくも多くの若者がダイブしたのか。
トルコと戦った６月１８日。戎橋周辺に数千人が集まり、過去最高の約９３０人が飛び込んだ。京都市東山区の大学１年生（１８）は１４日の対チュニジア戦後、盛り上がりをテレビで見て「自分も」と決めていた。
「サッカーにはあまり興味がないけど、この興奮を一緒に味わいたかった」
チュニジア戦に続き２度目という大阪市生野区の大学２年生（１９）は「ふだんの大学生活は退屈そのもの。こんなおもしろい祭りに参加しないではいられない」と、海パン姿で飛び込んだ。
はしりは８５年の阪神タイガース優勝といわれる。道頓堀ダイブを研究した日本民俗学会員の高校教諭田野登さん（５２）は、阪神の応援歌「六甲おろし」は「祈りの歌」、ダイブは水で身を清める「ミソギ」につながる一種の儀式と分析する。
今回のダイブについて「日常生活でたまったうっぷんを晴らすＷ杯＝祭りにおける一種の儀式。村祭りで同じ儀式を共有することで村民の連帯感が深まるように、サポーター同士の連帯も深まっていくのだろう」。
大阪出身の作家藤本義一さんの見方はこうだ。「関西人は基本的に目立ちたがり屋で、冗談好き。だから、関西以外で川に飛び込んだらバカ扱いだけど、関西ではバカ扱いした人がバカと言われてしまう」
それにしても、川は汚いのでは？
川の汚さの指標となる「生物化学的酸素要求量（ＢＯＤ）」だけをみると、７０年には国の環境基準の約７倍を記録した。これをピークに、下水道普及率のアップなどで水質は向上している。
だが、川底にたまったヘドロの厚さは約１メートル。水中の大腸菌も、水道に使う川に適用される国の環境基準の約１５倍だ。
その上、毎年２回の川底の清掃では、計約２００台の自転車やバイクが回収される。
大阪市河川管理事務所は「水質は向上したと言っても、泳ぐとなると話は別。川底のゴミでけがをする可能性があり、水を飲んで腹をこわすこともあるかもしれない」と心配する。
警察は飛び込みを禁止せず、ハンドマイクなどで注意を促すにとどまった。警察官職務執行法で「犯罪が行われようとするのを認めたとき」は制止できるが、ダイブは犯罪ではない。
とはいえ、過去には飛び込んだ人が死亡した例もある。大阪市消防局は「救助に専念するしかない」という。
（貼り付け終了）
（貼り付け開始）『東京新聞』７月４日付 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20020704/mng_____kakushin001.shtmlＷ杯チケット問題 利権見え隠れ 泥仕合延長戦
サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）がブラジルの優勝で幕を閉じたが、今大会最大のスキャンダルとなったチケット問題の真相究明は、いまも宙に浮いている。大量の空席が生じた責任をめぐる国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）と日本組織委員会（ＪＡＷＯＣ）との対立は泥仕合化。問題の背後には、世界最大のスポーツイベントとなったＷ杯の「チケット利権」も見え隠れする。（社会部・野村悦芳、北川成史）
■ＦＩＦＡ 原因究明逃げ腰
日本代表の決勝トーナメント初戦となった、先月十八日の宮城スタジアムでのトルコ戦。満席となるはずが約七百の空席が生じた。ＦＩＦＡがチケットの印刷販売を独占的に委託した英バイロム社のコンピューター操作ミスが原因だった。
日本中が注目した一戦に、開幕直後からの空席にあいまいな対応しかしてこなかったＪＡＷＯＣが、この時はバイロム社を名指しし、非難した。合計で数万席にもなる大量の空席に怒りをあらわにするファンや、「訴訟も辞さない」とする開催自治体に顔向けができなかったからだ。
これに対しＦＩＦＡのデービッド・ウィル副会長は先月下旬の会見で、一連のチケット問題の原因は「日韓両国の組織委員会から（競技場の）座席データの提出が遅れたからだ」と日韓側に責任転嫁した。収まらない日本側は遠山敦子文部科学相が「データは提供している。バイロム社のミスは明白。彼らの能力不足だ」と再反論。ＪＡＷＯＣとＦＩＦＡとの対立は、責任の押し付け合いの様相を見せている。
■バイロム社 複雑発券で混乱
問題の根本は、今大会で初採用した「記名式チケット」にある。転売や空売りなどが横行した前回のフランス大会の反省から考えられた。
ところが、バイロム社から各国サッカー協会に割り当てられたチケットの販売でトラブルが生じた。二月中に購入枚数を同社に伝え、購入者リストを提出して四月にチケットを引き取るという新しい販売方式に対応できない協会が続出。リスト提出が間に合わず、チケットを返上したり、売れないまま抱え込んだりするケースも出た。
各協会がさばけなかったチケットは、ＦＩＦＡを通じてＪＡＷＯＣに還流し、再販売されるはずだったが、直前のキャンセルで名義の書き換えなどバイロム社が対応できなかった。
印刷できないまま同社が抱え込んだ大量のチケットは、空席となって表面化。ダブついた各国協会分のチケットはブローカーに流出し、譲渡転売禁止のための「記名式」は有名無実に。混乱だけが残ることになった。
次回開催地のドイツのＷ杯組織委員会は、今回と同じ轍（てつ）を踏まないため、複雑化したチケットの方式を大幅に見直す考えを示している。
■ＪＡＷＯＣ 当事者能力欠く
新方式のチケット販売にも無理があったが、世界最大のスポーツイベントのチケット業務を、英国の小さな会社に独占的に委託したことが、そもそもの誤りだったと指摘する声は多い。
「国内試合のチケットは日本が手掛けるべきだった」とＪＡＷＯＣ幹部は憤り、続けて「結局、Ｗ杯はＦＩＦＡのものだった。チケットは利権そのもの。だからＦＩＦＡとバイロム社は最後まで手放さなかった」と指弾する。
（貼り付け終了）
田中です。俺ってなんか普通だよねｗ
そんで、日経のサイト見たらさ、日産マーチ２割増産だって。売れてんのか？！あの新型マーチ。あれがいいのか？ なんか、大切な何かを捨てていないか？＞日本人！！
あと "ダイムラークライスラー、米で超高級車「マイバッハ」公開・半世紀ぶりの新型" の記事だけどさ、マイバッハって港北ニュータウンの吉野家の隣にあるベンツのデザインセンターでデザインされて、４年くらい前の東京モーターショーでプロトが公開されたんだよね。なんか、ドイツ余裕だよな。こんな高級車つくってさ。片やイタリアのフィアットは経営危機だっていうのに（笑）
でもって最近読んだ本について、書いておきます。ナンシー関の "耳のこり" は買わねばならんでしょう。後付の2002年6月12日死去っていうのが泣かせるよね。
あと、浜田和幸の "日本にとって国益とは何か？"と、大前研一の"中国シフト" を読みました。副島先生の言い方で言えば、"自分で頭がいいと思っているサラリーマン向けの本" なのでしょうが、まあ読んで損は無いと思います。
でもって、以前から不思議に思っていることがあってさ、週刊文春って雑誌があるんだけどさ、まあ、皆知っていると思うけど、毎週木曜発売で山拓の性生活について書いてる雑誌です。ナンシー関の連載も無くなって、もはや、立ち読みする価値も無いのですが、それはともかく、この雑誌の前の方の"新聞不信" というコラムは結構まともな事を書いているんですが、後ろの方の書評を書いている連中がやたらと左巻きなんだよね。立花隆を始めとして、池澤夏樹とか言う奴は、極左バカの加藤典洋のあの”ポッカリあいた。。。”を好書とか誉めているし、久保恵とかいうバカみたいな奴が、空想的な事を書いているし。謎だ。どういう、選択基準なんだろう？
あと、金大中もなんか変だな。あの、北鮮の警備艇の奇襲攻撃で４人も死んでいるのに、次の日、日本に来て、天皇陛下に無礼な真似しているし。ブッシュに見放されて、息子も逮捕されて、もはやどうでもいいのかな？ 私としては、南鮮の検察もアメリカの手先となって動くのが良くわかって、勉強になりましたが(笑）
とりあえず、そんだけ。
でわ♪
（転載開始）『諸君！』２００２．８
「文明の衝突」か「人種戦争」か
「捕鯨戦争」の二〇三高地
増え続けるクジラが魚を食べ尽くしている！
根拠なき「環境保護」が生態系を破壊するのだ小松 正之 水産庁資源管理部参事官
（転載終了）
面白いので笑えました．
コンピュータに朝日新聞の社説もどきを作らせてみせるのはさすがと言うべきか．http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/
http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/diary/
http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/diary/my_cgi/shasetsu.cgi
こんにちわ、いつも副島先生の書く文章を楽しく読ませていただいている。塩田とゆうものです。僕が最近一番気になることは、どのようにすれば、今の日本の景気を上げることができるかについてです。景気を重視して盛り上げるためには、いまのケチくさい日本の税制じゃ、景気が良くならないような気がするので、僕なりの意見を言ってみたくなったので書きたいと思います。前に、ココの掲示板に、日本の税制について書き込んでいた副島先生の読者の方の意見に似ているのですが、一応、書き込んでみたいと思います。まず僕の意見は、所得税は、３００万円以上から課税するとゆうものです。３００万円以上４００万円未満は８パーセント。４００万円以上５００万円未満は９パーセント。５００万年以上６００万円未満は１０パーセントと１００万円上がるごとに、１パーセントずつ上がるとゆうものです。上限は２５パーセントでも、３０パーセントでも、３５パーセントでもいいのですが、なるべく低くした方が経済のためにはいいのではないかと思われます｡贈与税は年間５００万円までは非課税にして、それ以上の贈与の場合には、贈与した金額に対して一律５パーセントを課税するとゆうものです。なお、親が子供に住宅資金を援助する場合は、５０００万円までは非課税にしてあげて、別に無制限でもいいと思いますが、一応５０００万とゆう数字は、最低でもこれぐらい気前良く数字をださないと、今の日本の国民の気持ちに刺激をあたえないんじゃないかと思われましたので一応目安として書いてみました。それとあと、相続税は廃止した方がいいように思われます。日本人とゆうのは、もともと農耕民族とゆうこともあり、自分の将来の先の先まで考えてしまう性質が少々あります。こうゆう考え方をやわらげてあげるためには、ぜひとも相続税の廃止が好ましいのではないかと思われます｡こうすることによって、将来もし万が一自分が先に死ぬことがあったとしても、あとに残された配偶者や子供達のことを心配することなく生きている間生活できることにもなり、心身ともに非常に有意義な、ゆとりのある、老後生活＜引退生活＞を満喫できるようになるのではないかと思われます。そして、こうゆう税制にすることによって、いままでの他国に追いつけ、追い越せ的な考え方からも卒業できるのではないかと思われます｡ここの掲示板には初めて書きますが、みなさんよろしくお願いします。
小坂タカシと申します。庄司さん、お久しぶりです。石井さん、その節はどうも。
> それにしても、クリント・イーストウッドの初期作品を「マカロニ・ウェスタン」だと言ったら、「スパゲッティ・ウェスタン」と返すなんて、アメリカのおやじたちも駄洒落（みたいなもの）を平気で口走るんですね（笑）。
さて、マカロニ・ウエスタンとはイタリア製西部劇のことで、欧米ではスパゲッティ・ウエスタンと呼ばれていましたが、何故か日本では語呂の良さからか、故・淀川長治氏が命名し、以来、そう呼ばれるようになったと記憶しております。
最近では、あまりテレビ放映もしなくなっているようですが、私は、25年ぐらい前にしばしば放送されていた『荒野の１ドル銀貨』のジュリアーノ・ジェンマが、大好きでした。
又、余談ですが、当時、ハリウッドでは不遇であった、クリント・イーストウッドの出世作となったセルジオ・レオーネ監督の「荒野の用心棒」は、黒澤明監督の「用心棒」をパクッた作品として有名で、イーストウッド本人も脚本を読んだ段階から、「用心棒」の盗作だと気づいていたそうですが、幸いにして世界的な大ヒットとなり、その後、巡りめぐって「許されざる者」に至ったわけですから、本当に人の運命はわかりませんね。日本の時代劇俳優が、香港製のチャンバラ時代劇に主演するようなものでしたから、かなりの勇気が必要だったと思います。
マカロニ・ウエスタンにつきましては、下記のようなマニアックな世界もあるようです。
マカロニ・ウエスタンの世界へようこそ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/45150756/
> �ゥ灰鵐謄�さんへ，「日本財閥発生史｣も書きます。それよりも，現在の財閥の再編状況が気になります。岡田掲示板にオリエンタル・バンクと三井組のことを書き込みました。よろしかったら、覗いてみてください。
この記事のオチですが。
誰かがそのうち言うだろうなァ〜、と思っておりましたが、
早速、『毎日』さんが仰っておりましたね…（貼り付け開始）
『毎日新聞』７月１日付 朝刊
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20020701k0000m030102000c.htmlサッカーＷ杯：ボールに映る「世界」を見た
地球最大の運動会が終わった。け飛ばされては転がるただのボールに私たちは一喜一憂し、思わず大声をあげてしまった。重さ４１０〜４５０グラムと規定された球体が人間の想像力をかくも刺激するのはなぜだろう。サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）の熱気の向こう側に現在の世界が成り立つ三つの理念が見える。
第一はナショナリズム。応援は国名をひたすら連呼する。前後半の９０分間、国家は１１人に体現される。観衆はゲームの勝利を国家の勝利と受けとめる。「９０分ナショナリズム」が毎日続いた。
フランスに勝ったセネガル人は、植民地支配の宗主国への復しゅうの喜びを感じたかもしれない。米国に予想もしない敗北を喫したメキシコ人は、強かったはずのサッカーまで追い抜かれたことに落胆しただろう。疑似戦争ともいえる。日韓が敗れると私たちの関心は急に冷めた気がする。
「五輪のような『世界はひとつ』の理念を掲げないＷ杯は、より原初的なナショナリズムが表現される」。米アマースト大教授（スポーツ社会学）、アレン・グットマンさんの解説だ。冷戦が終わったころ、国家を超えて人類は結びつくと語られた。だが人々の帰属意識は２１世紀も国民国家に縛られる。
第二は資本主義。公式スポンサーの多国籍企業はビールから家電まで１６社。うち７社は米企業だ。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）によるとＷ杯のテレビ放映権は総額１３億スイスフラン（約１０００億円）で売れた。
９８年フランス大会は世界で延べ３７０億人がテレビを見た。今回の事前予測は５００億人。世界人口６１億人の全員が８回見る計算だ。企業の論理は、ボール一個で遊べる貧者のスポーツをもうかる巨大市場に仕立てた。
三つ目はグローバル化。ＦＩＦＡ加盟国・地域は２０４。国連（１８９）や国際オリンピック委員会（１９９）より多い。サッカーの求心力は世界最大だ。Ｗ杯３２チームの選手の５２％は外国クラブに所属する。プロリーグの国境は消え多国籍軍だ。
１９世紀のナショナリズム、２０世紀の資本主義、２１世紀のグローバル化。この三つが世界を動かす理念だとすれば、地球がサッカーボールに凝縮し私たちの前に現れた。
私たちの多くは本物のサッカーの興奮を初めて知った。欧州と中南米で４年ごとに繰り返される祭りに加わった。「スポーツが（野球など）米国の影響下にある日本は例外の国だ」とグットマンさんはいう。
経済、政治、軍事で最強国としてふるまう米国はベスト８まで進んだが、サッカーにおいては普通の国にすぎない。私たちは米国の影響から逃れたい無意識の願望に後押しされて、米国が作らなかった国際標準を初めて選んだのかもしれない。【外信部編集委員・中井良則】
（貼り付け終了）
＊皆さんにはお叱りをうけてしまうかもしれませんが、私としては、にわかサッカーファンとして、今回のＷ杯は、素朴に楽しませてもらいました。終わってしまって、若干寂しいです。
それにしても。
マラドーナさんのあの変わり果てたお姿…（貼り付け開始）
http://www.yomiuri.co.jp/06/20020701i512.htm
Ｗ杯の水準「平凡だった」、マラドーナ氏が酷評
日韓Ｗ杯の決勝観戦のため来日したアルゼンチン元代表のディエゴ・マラドーナ氏（４１）が１日、都内の日本外国特派員協会での記者会見で今大会を振り返り、「プレーの技術が不満足だった」という見解を示した。
マラドーナ氏は、優勝したブラジルについて、「ロナウドとロナウジーニョの息が合っていなかった」などと、組織プレーの欠如を批判した。優勝に貢献した選手として、決勝などで好セーブを見せたＧＫマルコスを挙げた。
決勝で敗れたドイツについては「これまでのチームの中で１番悪かった」と、酷評。大会全体の水準についても、「平凡だった」とした。その背景として、試合数の増加に伴う選手への負担を挙げ、「私の人生をかけて、選手の保護に取り組みたい」と語った。
（貼り付け終了）
私の拙いコメントに毎回丁寧な返事を下さいまして、ありがとうございます。それにしても、クリント・イーストウッドの初期作品を「マカロニ・ウェスタン」だと言ったら、「スパゲッティ・ウェスタン」と返すなんて、アメリカのおやじたちも駄洒落（みたいなもの）を平気で口走るんですね（笑）。
岐丸です。７月になりました。気ままに書き込みます。自分のことです。�〆Ｇ�度の就職を断念して，公務員試験対策をしつつ，来年，卒業して，挑むことに決めました。既卒だと，かなりハンデ(新卒と比べて)がありますが，頑張ります。今年の就職活動を振り返ると，さまよえる魂のごとくやってきました。不況と言われている日本経済で，必要なのは，かなり強い意思ではないかと思います。その理由は，私は，会社説明会でいったときに書いた内容と，その後の面接で話す内容が一致していないケースが多かったです。しかも，面接で受からないから，もう一度エピソードを一から作り直したりと，手間ばかりかけてきました。それに加えて，業種を絞らずにきましたが、うまくいっていませんでした。完全に失敗です。もし，いまのまま続けたら，繰り返すに違いないと言う確信がありましたので，今年度は，終わります。
�⊆�分が一番やりたいことはなんだろうと考えました。実際出ていたのですが，恥ずかしくで出せませんでした。私は，作家か評論家になりたい。つまり，自分の思考を見せたい。自分の業績を書き残したい。そのために，なぜ就職をするのかと言うと，実際に見て，実際に自分でやって，書くための材料を作るため。大学院に行っても，わからないことを知りたい。私は，大学院に進学する気はありません。日本の大学に入っていま感じたのは，「もうこれ以上学ぶことはない。」ということです。実世界に入って，組織にもまれて，知を学びたい。
�８�務員でどこにはいるか，いまのところ，経済産業省か農林水産省です。前者は，日本経済の大きな枠組みで功績があり，製造やエネルギーのおおもとのところの仕事がしたい。後者は，日本の農業の再生を担いたい。そして，農業の高齢化の歯止めのために，若い人たちにどんどん参加してほしい。そのための枠組みを作りたい。副島氏の渡良瀬川研修で語った，「エネルギーと食料があれば十分｣という言葉にしたがって，国民全体に提供が出来る体制作りに協力をしたい。日本は，いまは、この対策に取り掛かるべきである。その具体案をいま，私は考えている。
�い修譴函す饑粘悄�私が公務員に入ったら，手本になる行動をしたい。不正をしない，嘘をつかない，公正に判断する。一番大事なことで，現実におろそかになっている。この前，中谷 巌氏の講演会に行きました。リーダーが必要，いまの日本はリーダーが不在だ。などと，説教くさく行っていました。私が感じたのは，｢貴方は、それをいう資格があるのですか。リーダー，リーダーというが，そういっている貴方方こそ，一番たちが悪いではないのですか。」新聞で騒いでいるのを見ると，一番馬鹿なのは，騒いでいる人たちではないのか。いまこそ，沈黙は金なりではないのか。自分達で自答したらどうですか。
�ゥ灰鵐謄�さんへ，「日本財閥発生史｣も書きます。それよりも，現在の財閥の再編状況が気になります。財閥内部でいろいろもめています。日本では，三井(さくら）と住友銀行からはじまる，三井住友連合の話，これを裏でやった人物は誰だろう。化学やカード，海上保険，建設と統合している，私の考えでは，これは，三井と住友が連合を組んだと思っている。具体的には何もわからない。それと，三菱自動車とダイムラーの組み合わせ。一番不可解。なぜ，ロックフェラーとドイツ重化学が組んだの。三菱自体，内部で争いが起こっている話を副島氏の本で読んでいる。となると，三菱の中に，ロスチャや重化学系の親ヨーロッパ勢力がいるのかな。三菱自動車の会長である園部氏について，ぜんぜん調べていない。それと，三菱自動車のリコール問題も関係しているのか。ここは全然わからない。
�Δ海譴蓮だ訶繊ぃ襭蕋襭�掲示板で，就職関係のことをしています。現役公務員の方も，書き込んできてください。私は，管理人ではありませんが，私と同じ若い人は，ぜひみにきてください。
田中です。って事で、ワールドカップ初めて見ましたｗ テレビを持って無いんで近所の定食屋に行って見ました。
しかしなー、あれは何なんだ？ 天皇陛下が席につこうとしているのに、邪魔する金大中は？ 不敬罪とかそういう事の前に人として失礼じゃないのか？ 礼儀ってものがあるだろ。 ああいう事をして、偉いと思ってんのか？ やっぱり、生まれが卑しいからああいう態度にでるんでしょうかね。
あと、途中で、天皇陛下と皇后陛下が仲良く話しているのに、横で鉄火面のような顔をした金大中がむっつり座っているの姿が写っていたね。
変な顔＞金大中
サッカーの方は良くわかんないけど、ブラジル勝っていたね。
でわ♪
昨日、また日光にドライブに行った。渡良瀬研修で話がでた中禅寺湖畔にある各国大使館の別荘の見学に行った。イタリア大使館別荘は数年前に栃木県が買い取って、今は「イタリア大使館別荘記念公園」となっている。英国大使館別荘はその隣にあって、現在も使われていているようだ。フランスとベルギーは行かなかったので不明だ。イタリア大使館別荘の副邸は国際避暑地歴史館になっていた。そこにはアーネスト・サトウやグラバーらのことがパネルで説明されていた。「属国・日本論」を読んだ後ではこの背景がよく分かる。
私は1997年に「属国・日本論」を読んだ。「しまった。そうだったのか！」と感じた。なぜ「しまった！」と感じたかは今でもよくわからないが、それ以来私の脳みその一部が完全に、根本的なところから変化してしまったことは確かだ。
明治維新の真実も、もっともっと満天下にさらけ出してほしい。その後、R122を下って石井さんと食事をした。石井さんも言っていたが、われわれは勝手にwebを張り巡らせて、いろんな活動をしていけばいいんだろうなと思いました。どうせ現実なんてすぐには変わらないけれど、やっていかないと変わらないってことも事実だしね。
あっ、それから岐丸さんの「日本財閥発生史」（勝手な命名）、期待してますよ。就職活動も大変だろうけれど、がんばって世に出して下さい。では。
田中です。さらに記録。
ヘリはとりあえず、３機。俺んちの上空で止まんな。ウルセーからとっとと帰れ。
県外から来ているのは静岡県警だけかと思ったら、山梨県警も来ているｗ
でもって、俺は生まれて初めて、外務省の看板を見た！！ ここは、静穏指定地域なんで、拡声器とかで宣伝すると、法律で罰せられるとか書いてあった。昔はソ連の大使館とかに置いてあったんでしょうか？ 静穏指定地域って言っても、時間指定ですがｗ
今のところ曇りですｗ 今にも降りそうだけど、雨は降っていない。
そんな感じで、でわでわ −−）；
庄司さんへ
英語掲示板での、私の投稿に対する書き込み、ありがとうございます。｢こういう、アメリカ庶民の泥臭い生き様を肌で理解できるようになれば、私たち土着日本人のアメリカ理解は一気に深まるのでしょうね。｣
という、庄司さんのご指摘。私も、その通りだと感じます。
ちなみに、私がモンタナの、ど田舎で道を訊いたとき、こんなことがありました。石井：｢ノリス・ロード、マンハッタン、という住所を探しているのですが？｣
アメリカ人：｢マンハッタン？ 聞いたことないないな、ニューヨークのマンハッタンじゃないよね（私の考えでは、アメリカでも日本の何々銀座と同じように、マンハッタンがいたるところにあるではないか）。｣
石：｢（力なく）ハハハ…｣
ア：｢家に帰れば、地図のCDロムがあるから、直ぐに分かるはず。家に案内するから、付いて来て｣（家の中で）
ア：｢CDにもでてないぞ。他に何か調べる手がかりは無いの？｣
石：｢電話番号があります。｣
ア：｢なんだ。じゃあ、電話して聞いてやるよ。…ゴニョゴニョ…｣（アメリカ人、分かった分かった、と言って、地図を書き始める）
ア：｢（北を書き込む）まず、ここから23マイル（キッパリ）行ったところに、何々クロスがある。そこを左折する。左折して、4マイル半（キッパリ）行くと、ノリス・ロードというのが現れるから、その道に右折して入り、３／４マイル（またまた、キッパリ）いった突き当たりが、その場所だ。｣私は、彼の説明を聴きながら、副島先生の本に書いてあったとおりだ。近代人は、すべて客観的な数字で物事を把握するのだ、と感心していた。
アメリカで道を訊くと、彼らは、常に、キッパリ、手書きの地図にマイル数を書き込む。
もっとも、このキッパリと言う、マイル数というのが、かなりの曲者で、距離が長くなると、結構これが、いい加減な数字なのだ。それでも、私が会ったすべての人は、
２５マイルくらい、とか、３０マイルくらいとか、２５〜３０マイルなどとは書き込まず。
２７マイル（キッパリ）と書き込んでいた。私は場所がわかったので、御礼を言って、腰を上げたところ。件のアメリカ人から、
｢腹減ってないか？ 遠慮するな、ランチ食べてから行け｣
と言われ。
私は、遠慮なく、ご馳走になった。モンタナで、道を訊いて、ご飯をご馳走になったことは、これをはじめに、３回あった。
もっとも、飯をおごってくれるような人たちは、クリント・イーストウッドのような人ではなく、人の良さそうなオッサンか、ちょっとインテリっぽい人であった。私は英語力がないため、クリント・イーストウッドの話は出来ても、リバータリアニズムの話は出来なかった。その中で、最も彼らに受けたことは、
｢日本じゃ、クリント・イーストウッドの初期の作品は、“マカロニ・ウエスタン”と言うのだ｣
と言った時のことでした。
彼らは、げらげら笑いながら、
｢こっちじゃ、“スパゲッティ・ウエスタン”って言ってるよ｣、ですって。
田中です。すごいなー。記録の意味もこめて書いておこう。
>明日俺んちの周りは雨だってｗ そりゃ雨が降るだろ。梅雨だしな（爆）
でもって、今は晴れています。
>うちの近所に、警官が大量に来ていますｗ
>昨日、警官が8人横に並んで歩いているのを見た。今日はもっとすごい。大量動員してます。私の住んでるアパートの周りもたくさんいます。アパートの角にも３人立っているし。さっき駐車場に行ったら、なんと静岡県警が駐車場の前の道路を封鎖して、朝礼をやっていました（爆） なんで静岡県警が来ているんだ −−)凸 障害物をどけてもらって車を出しましたが −−）；
いやーすごすぎ。
でもって、昨日の北朝鮮の銃撃はイイね。朝○新聞に載っていた売国奴中山代議士の能書きを吹き飛ばす威力で本当に素晴らしい。しかし、先制攻撃で85mm砲を撃ってくると警備艇でもいかんともしがたいんですね。
そんな感じで、でわでわ −−）；
現在、少しだけですが、風邪をひいてしまいました。
風邪をひいてから風邪薬を飲むのでは遅いです。ふだんから、体調の微妙な変化を察知して対応するように致しましょう。そうすれば効果バツグンです。
ＲＥ[2034] ひまネタ：代紋系その他のＨＰ紹介＜会津小鉄会四代目高山登久太郎（本名・姜外秀）への黄民基のインタビュー＞
「やくざの世界に在日韓国人はどれくらいいるか−たぶん三割くらいだろう。会津小鉄は二割ほどだ。」
（朝日新聞社『論座』1996年9月号11P）つまり３割のコリアンが、ことさら日本人を憎んでいたぶっているということです。
７割は本国人です。防犯協会と国防協会を、警察と検察と税務署への対抗組織として、
あるいは悪い暴力団（立派なヤクザ？ではない）への、
第５の民間人主体の治安維持集団とはできないものだろうか。
街の顔役がいないとなりたちませんが、そうでもしないと、
日本リバータリアニズムの治安維持部門の母体にするものさえ、
なさそうです。ＲＥ[2029]
舞の株日記には、資料価値はマイナスですが、こういうご意見もございます。
http://www4u.kagoya.net/~goodmorning/ranking2/ranking.cgi?mode=com&p_co=%83C%83P%83e%82%e9%81%40%95%91%82%cc%8a%94%93%fa%8bL
http://www4u.kagoya.net/~goodmorning/ranking2/ranking.cgi相場舞女史は、大っきなドラ猫にじゃれつく子猫ちゃんであって、
鳴き声と姿が可愛いペットと考えるべきものです。
まず餌はみつけられないでしょうし、その飼い主さんの質が問題です。
悪影響をうけるので参照するのさえ厭です。好みの問題ですが、むしろ女一発屋の華みき子女史の方が
http://www2k.meshnet.or.jp/~hana/index.html
自分には学べませんが面白かった。もうリンクが切れています。
意中の男を押し倒したのだが、逃げられたというリアルな感性が面白かったです。
一発屋の直感は以外と当たるので、なめられないものがあります。
いまはどう、なされているのでしょう。
ＲＥ[2025]
Ｆ１５の話では、
ＯＳＳの年次総会に唯、一人招待される日本人とされている、
ガブリエル中森氏の著作によると、出所の典拠が不明瞭なのですが、
Ｆ１４・Ｆ１５・Ｆ１６とハリヤーが模擬演習を行ったところ、
おおかたの予想を覆し、
なんとすべてにハリヤーが勝ってしまったという噂があります。
（海兵隊のマグダネル・ダグラスライセンスのＡＶ８Ａ？）
米軍にとって都合が悪い話なので、一般には公表されてはいないという話です。ただし、難しいＶＴＯＬ機はパイロットの資質によるところが大で、
他機のパイロットより腕がいい場合が考えられます
（技量を引き出せるハリヤーもまたバランスがいい）。
また、どのバージョンの機体を使っているのかが問題であり、
当然、輸出版は性能が低下するのが定石なのですが、
それでも勝ってしまったとなると、本国版の性能は畏るべき、
潜在能力とポテンシャルをもっていることになります。
あるいはライセンス版で性能があがったかです。
（単に宣伝かもしれません）変動価格はＦ１５が１００億、Ｆ１８が５０億、Ｆ１６が４０億、ハリヤーが４３億（古い物は２５億という話もある）
ですが、ライセンス版の場合、改造余地がすくないと生産国に利益がないので、日本はＦ１５になりました。
当時のＦ１８は不安定だったですし、米国製となると。選択肢がなかったのです。ただ、中森氏の情報が真実であるとすれば、
改造した石川島発動機に三菱ハリヤーの方が高性能だったでしょうし、
現在の本国製ホーネットにも引けを取ると思われません。
兵装８トンのミサイル乱舞をくぐり抜けられれば、ですが、
これをもとにして造ればよかったのに残念。
英国版ハリヤーとＦ１８の模擬演習の記録をみてみたいところです。ハリヤーの販売代理店
http://www.cornes.co.jp/aviation/history/history04.html
[1957][1812] Rss-K 様、岸恵子の最高傑作は、やはり「ザ・ヤクザ」でしょう。
http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/movie.cgi?mid=9317
http://home.catv.ne.jp/nn/kotatu/movie/1998_02/980209.htm
兄役で裏社会のドン演じるジェームス繁田や、恋人のヤクザ高倉健の絶妙の布陣とともに、
岸恵子の奥行き深き演技に、魅了されてしまうことでしょう。
名女優です。[1671] Arsenal 様、ボナーノの記事ありがとう。
先日、ジョン・ゴッティが刑務所の中で病死したことも世代の移り変わりを感じました。
http://www.yomiuri.co.jp/05/20020611id05.htm
http://www.asahi.com/international/update/0611/004.html
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020611CIII008111.html
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_06/3t2002061123.html
庄司誠です。「雉（きじ）も啼（な）かずば撃たれまい」という。自分の意見を持つこと、言うことがそんなにいけないことなんでしょうかねえ。言うべきときになにも言わず（あるいは言えずに）、怒るべきときにもなにも怒らずに忍従する。ってこれは美徳なんですかね？
私は、こういう考え方が大嫌いです。副島門下に入ったからこういう考えになったのではありません。私は、もともとはっきりとした態度と思想を好む人間なのです。自分のことは自分で決める、という当然といえば当然の、ごくあたりまえの、この簡潔明瞭な態度を身につけるために必要な知識が、副島先生が説かれた「Ratioの思想」です。
お上や、あるいは世間や他人が認める権威にすがらずに、自分の考えをもつためには、自分の頭で徹底的にものごとを考えなくてはなりません。考えるというのは、理性reasonをもちいて、数ある選択肢のうちから、客観的に、それこそもっとも「割に合うような（合理的な）」ことを適切に選び取る行為です。
自分の頭で考えて、自分の態度を選び取る。
自分の身は自分で守る。それには意志の力が要るし、勇気や度胸といったものも必要です（臆病な人間は真剣にものを考えたりはしないだろうから。）。簡単なことのように見えてなかなか簡単なことではありません。
でも、なにも付和雷同型の、周りの世間の顔色を伺いながら行動しなくても、私たちは別に会社を馘にされるわけでもないし、後ろ指を刺されるわけでもない。田植えをしないからといって殺される生活環境で生きてるわけでもない。
なにを恐れることがあろうか。普通に淡々と、堂々としておればいいのだと思います。私自身の評価は、他人様がきっちりとなさってくれるでしょうから、私自身としては、私が私のやりたいようにやりゃいいんですよ、基本はね。
この『ふじむら』で、それを実践していくためには、とりあえず、面白い文章を投稿し続けていくことでしょう。ひとりでも多くの人に笑ってもらえれば、私の勝ちです。
あとは、飾らなくてもいいから、いかにうまく正確に自分の言いたいことをきちっと文章にして、ここの来訪者に伝えていけるか、です。まあ、私はとりあえずマイペースでやっていきますので、何か言いたいことのある人は、この掲示板になんなりと書き込んで下さい。私たちと一緒に楽しくやっていきましょう。有料会員の、きちっと素性を名乗って下さる方なら、いつでも大歓迎ですから。
三浦和義さんのＢＢＳに投稿すると、ほぼ確実に返答して下さるそうです。三浦和義のＨＰ
http://www.h3.dion.ne.jp/~yoshie-m/
Ｏｕｔｌａｗ Ｊａｐａｎ
http://www.mayq.net/outlaw/top.htm
獄同塾の塾長は現在公判中です。免罪を主張しています。獄同塾通信
http://www.h3.dion.ne.jp/~gokujuku/
高山登久太郎さんはどこかの組長？かも警鐘―高山登久太郎ＨＰ
http://www.keisho-takayama.info/
■目次
第４章 技術文書の書き方
第4･1節 パラグラフ論 4.1.1パラグラフとは 4.1.2パラグラフの基本構成
第4･2節 トピックセンテンス 4.2.1トピックセンテンスの作り方 1)文章を、それを構成する要素の文に分解する 2)要素文を種類分けする 3)基本情報を集約し、トピックセンテンスを作る
第4･3節 トピックセンテンスを説明する文 4.3.1説明文の基本構成 4.3.2“主語”の考え方と表現上の変化について
第4･4節 文章の構成様式 4.4.1分割列挙様式 4.4.2手順記述様式 4.4.3比較・対比様式 4.4.4概要−詳細様式
第4･5節 文章作成の留意事項 4.5.1箇条書きについて 4.5.2類似事項記述の文体一致 4.5.3記述対象の識別と限定 4.5.4技術文書における事実と意見、過去・現在・未来 4.5.5能動態と受動態について 4.5.6行為と現象を現す文 4.5.7断定的に書くことについて 4.5.8句読点について 4.5.9余分な文、言葉（冗長語）の見分け方
第4･6節 説明文の作り方 4.6.1手順１、説明文構成様式を選択する 4.6.2手順２、トピツクセンテンスのキーワードを抽出する 4.6.3手順３、キーワードに対する詳細説明事項を列挙する 4.6.4手順４､文章を作成する 4.6.5“論理の鎖を切るな”と言うこと■本文
4.5.2 類似事項記述の文体一致（Parallelism）
同じような内容の文を記述する場合、極力その書き方（文の構成と言葉の便い方）を同じにすることが必要である。このことは特に、同一パラグラフ内の文を書く際に注意すべきことである。その理由は、書き方を揃えることによって、読み手は、いわばメンタルモデル用専用フレームを持つことになり、文の内容を素早く専用フレームに取り込んで正しいメンタルモデルを作れるので、その分読むスピードを上げられ、かつ、理解し易くなるからである。
例えば（下記の下線部に注意）；
−コンピユータは５つの主要部分で構成されており、それぞれの部分は特有の機能をもって、その役割を果たしている。
（1）入力装置は、人における目や耳に相当し、具体的にはキーボードのことを指す。
（2）中央処理装置は、人における前脳に相当し、具体的にはＣＰＵと呼ばれている部分のことを指す。
（3）内部記憶装置は、人における後脳に相当し、具体的にはＩＣメモリ群からなるメイン・ストレージ・ユニット (Main storage unit) のことを指す。
（4）外部記憶装置は、人が書き留めておくメモ用紙に相当し、具体的にはハードディスク装置のことを指す。
（5）出力装置は、人におけるロや手に相当し、具体的にはプリンターやCRTのことを指す。
パラレリズム(Prallelism)は、上記の例のような文ばかりでなく、項目名の付け方や文書のフォーム、付番方法等にも、この考え方を適用してゆくべきである。4.5.3 記述対象の識別と限定（どこまで書けばよいのか）
読み手の実務に役に立つ技術文書、すなわち､精確で一義的な技術文香を作成するには『識別』と『限定』が極めて重要である。『識別』とは「何について述べるか」ということであり、「限定」とは「どこまで述べるか」ということである。この『識別』と『限定』を常に意識して論述を進めることが世界に通用する技術文書を作成するために極めて重要なことなのである。（すなわち、英米人が良しとする技術文書の論述法である。）
実務文書の論述の単位はパラグラフである。“ーつのパラグラフで一つのまとまった事柄や考えだけを述べる”（間係のないことは書かない）とするのは『限定』である。すなわち、パラグラフの先頭にトピックセンテンスを掲げ、そのパラグラフの主論点を明らかにすることが『識別』である。読み手はパラグラフの先頭のトピックセンテンスを読むだけで、書き手がこれから何を言わんとしているかを把握することができる。つまり、トピックセンテンスに関連のないことは書かないということを意識して論述することが、読み手に対して論述の内容を『識別』させることとなる。
また、“どこまで書くかについて、マニュアル〔取扱説明書（技術解説書）、運転要領書、作業要領書、等〕に例をとって説明する。書き手は、そのマニュアルを実務に役立てる必要のある読み手の技術レベルを『識別』して、記述論理のレベル（どの程度の細かさで書くか）を『限定』することが大切である。
○コンピュータの入出力装置は、人における口や手に当たり、具体的にはブリンタやＣＲＴのことを指す。なお、ＣＲＴとは、Cathode Rav Tube の略称で、いわゆるブラウン管のことである。
○ ブロワーを作動させる。作動させるに先立ち、一旦、始動スイッチを押してからすぐ停止スイッチを押し、惰性で回っている間に異常音が出ていないことを確認する。
（アンダーライン部が絶対に必要な場合は、この部分を先に書く必要あり）
○・自動車の始業前点検を行う ・自動車の始業前点検を行う
a．エンジンの潤滑油を点検する。 ア．ボンネットを開ける。
イ．エンジンの潤滑油を点検する。
ｂ．ブレーキオイルを点検する。 ・エンジンの潤滑油点検棒を引き抜く。
・点検棒先端の油を布で拭く。
ｃ．ラジエーターの水を点検する。 ・点接棒を一杯にさしこんで抜く。
・油の痕跡が点検棒のマークの間にあ
ｄ．ファンベルトの緩みを点検する。 ることを確かめる。
（下限マークより少ない場合はガソリ
ンスタンドで補充してもらう）
上記でアンダーライン部を書くか否かは、読み手の技術レベルを『認識』し、ここまでは書く（これより詳細なことは書かない）と『限定』して決める、と言う事である。
技術文書では、“必要なことは残らず書く、“必要でないことはー切書かない”ことに徹する必要がある。この“必要なことは残らず書くことの範疇に“論理の鎖をスキップさせるな”があるが、“論理の鎖”の粗さは読み手の技術レベルによって異なるということを、書き手は『認識』して書くことの『限定』を決めなければならない。上の例では、ボンネットを開けなければ自動車の点検は出来ないのであるから、厳密に言えば、論理の鎖としては必要な項目であろうが、極めて一般的な常識であり、書かなくても読み手がこの項目を埋めてくれる。このように、技術文書というのは、読み手の持っている知識に頼る部分が多い文書なのである。逆に言えば、読み手の持っていない知識は残らず書かなければならないと言うことである。4.5.4 技術文書における事実と意見、過去・現在・未来
1）.技術文書とは、読み手を”説得”するための実務文書である。
技術文書、それも企業内の技術者が作成する技術実務文書は、それに基づいて読み手に仕事をさせるための文書である。仕事をさせるためには、読み手を”説得”しなければならない。説得出来なければ、読み手は書き手の意図どおりに動いてくれるかどうかはわからないからである。
〔“資料を与えて相手に考えて貰おう”という文書は技術実務文書ではないのである〕
2）.技術実務文書とは、「事実」それも「時間を超越した事実」に立脚する論理文書である。
読み手を説得するには、あくまでも『厳然たる事実』に基づいた論理をもってしなければならない。泣き落としや脅かし（感情）では相手が納得してくれるとは限らない。過去はこうだった（今は違うかも知れない）と言うことを書いても、読み手が納得するかどうかはわからない。過去のことが今でも事実である場合のみ、今でも役に立つのである。将来について言及する場合でも、書き手は現在の事実が将来も変わらないという確信があるからこそ、将来における事実として論理を展開出采るのである。言い換えれば、技術実務文書を書く際には、全て「現時点での事実」に立脚して論理を展開するのであり、詩作(Tense )の面でも、全て”現在形”で済ますことができるのである。
〔現在形だけで済むから、技術実務文書の英文翻訳は難しくはないのだ。〕
3）.技術実務文書における『意見』それは事実に基づく因果関係からの推論であり、その意味では、やはり”事実”を述べているものである。
科学と技術ということを考えてみる。科学とは、事実を収集し、解析し、体系化する作業である。科学は、遭遇した不可解な現象、あるいは実現できれば望ましいと考える事象に対し、既知の事実の因果関係を基にして仮説を立て（「意見」の段階）、検証し、判断し、結果を評価することによって新しい事実を生みだし、発展してきた。 技術とは、そのように体系づけられた事実を利用し、新しい物（事実）を生み出してゆく技である。一方、技術分野における『意見』とは、ある事象を理解するために、その分野の原理や、過去から積み重ねられた事実に照らし合わせ、人が判断、評価、推論などの精神的な行為により、既知の事実から論理的に説明できる筋道”仮説”を立てるが、この”立てられた仮説”が意見である。
技術論文は別にして、企業で日常作成される実務向け技術文書では、”仮説”を立てることが必要なような”むつかしい課題”は無いと考えてよい。
技術実務文書は、徹頭徹尾『事実』の文書なのである｡
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「〜であろう」、「〜と考えられる」、「〜ではないかと思われる」というような表
現は使ってはいけない。「〜である』と断定すること｡
どうしても必要なら、「〜と判断する」、「〜と評価する」、「〜と考察する」など
具体的な精神行為を明記すること｡
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日本語では、物が主語になると奇異な感じがする場合が多く、そのため主語を省略して文を書くことが多い｡この主語の省略が能動態、受動態の表現が曖昧になる原因ともなっている｡また、受動態の表現である「〜られる」には、受動態の他に、尊敬、自発、可能の用法があり、英語における「be動詞＋動詞の過去分詞」のようには明確ではない。
しかしながら、読み手を説得するためには話の筋が通っていなければならず、そのためには論点を明確にする必要がある。また、世界に通用する分かり易い英文を書くためにも、この能動・受動の使い分けを明確にしなければならない｡日本文を書く際にもこのことを意識して書くことが大切である。
能動態か受動態かについては、トピックセンテンスの主語が、他に対して影響を及ぼす（能動）のか、影響を受ける（受動）のかで判断すべきである｡
すなわち；
・Ａ−（作用）→Ｂ なら、「ＡはＢに〜する」と能動態で表す。
・Ａ← (作用）−Ｂ なら、「ＡはＢにより〜られる」と受動態で表す｡
ここで、主語となる方の”Ａ”はＢに比べて、トピックセンテンスの主語（話題）に近い方を持ってくるのである。
例えば；
話題が旋盤なら：旋盤が部品を作る｡→（我々は）旋盤で部品を作る｡
（奇異な感じ） A lathe machines parts.
話題が部品なら：部品は旋盤で作られる。
Parts are machined on a lathe.
技術文書では、”人が〜する”は、”私やあなた”が文中に入って来ないことから、受動態にならざるを得ない｡（このことは英文でも同様である）ただし、このことを安易に受け取って（究極的には人がすることであるからと言って）やたらに受動態を乱用すべきではない｡
例えば；
「（我々は）旋盤で部品を作る。」よりも「部品は旋盤で作られる。」の方がより自然であるかも知れないが、「旋盤で部品を作る。」がそれほど奇異でないならば、あえてこれを採用すべきである．
受動態にした方がより客観的であるとか、ましてや、書き手の責任がぼけるから、とか言った理由で受動態を多用すべきでないことは勿論である。
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能動態か受動態かは、論理の筋を通すことを主眼として決定すること。
安易に受動態を使わないこと。
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特に手順書では、行為と現象を現す文は別々に分けて記述する方が無難である。行為と現象を一諸に書くと、Ｐ／Ｌ (Product Liability （製品責任予防）)上、相手に反論の余地を与える可能性が出てくるからである。
例えば；分けた記述 ・廃油タンクに蒸気を吹き込む。−タンク内の廃油温度が上がる。
一緒の記述 ・タンク内の廃油温度を上げるために蒸気を吹き込む。
一緒の記述では、“タンク内の廃油温度を上げる事が目的であって、蒸気を吹き込むことは一つの手段である。従って、他に暖める方法があればそれで行ってもよい。”と受け取られる可能性がある。万一、タンクをバーナーであぶり、火事を起こしたような場合、Ｐ／Ｌ訴訟で負けるかも知れないと言うことである。
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特に手順書では、行為と現象は分けて書く。行為を先に、現象を後に。
その方が論理も通り易い。
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日本の文章に多い、「〜であろう」、「〜と思われる」、「〜でないかと思われる」、「〜と考えられる」は、真にそのような”意見”を持っている場合でない限り、技術実務文書では書いてはいけないのである。
日本人は、ある事実に対し、例外とか不確実さが想定される場合には、「〜である。」とは言わない性格なのである。別の言い方をすれば、読み手に対して遠慮して一歩退いた形で（言い切れる程大者ではありません）、「〜であろう」と書いてしまうのである。何にだって例外はあり得る。要は確率の問題である。英米人は起きる確率が高い場合は「〜である。」と言う。従って、英米人には「〜である。」という『事実jが、日本人では「〜であろう」という『意見』になってしまう。『意見』では”説得力”に欠けるのである。日本語でも、「自動車のエンジンは、キーをひねるとスタートすると思われる．」、とは書かないであろう。（必ずスタートするとは限らない）真に意見である場合には、「〜と推論する」、「〜と判断する」の方が望ましい。
〔 断定的な言い方をしよう。でないと英米人は混乱する。 〕4.5.8 句読点について
技術実務文書では、句読点〔特に読点（、）〕を多めに打とう。”節としてのまとまり”をわかり易くして、チャンク（記憶の単位）の提供を促進し、頭脳における処理容量を増やすためでもある。
注：チャンク:NHKMHINECNKKCBCUSA → NHK, MHI, NEC, NKK, CBC, USA
（頭に入りにくい） （スーツと頭に入る）
日本語の句読点は２種類しかない。読点（、）と句点（。）である。一方英語ではコンマ（，）、セミコロン（;）、コロン（:）、ピリオド（．）、と多彩であり、その意味付けも明確である。
注：英文句読点の意味づけ： ｛ ［ 〔 （ ） ， 〕 ； ］ ： ｝ ．
少なくとも英文でこれ等の読点が必要な箇所には、対応する日本語にも読点（、）を打っておくべきである。4.5.9 余分な文、言葉（冗長語）の見分け方
文を書く際、思いつくまま記述して行くと（そうせざるを得ないが）、どうしても冗長な文や言葉が入ってくる．文意を推敲するに当たり、余分な文や言葉を捜し出す”こつ”は次の判断基準によるとよい。
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★ その文、言葉には、読み手に対する”有用な情報”が含まれているか ？
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