[1234] やはりというか、講談社ブルーバックス渡辺正雄著「科学者とキリスト教」はお薦めです。 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/11(Mon) 22:25:51
かたせです。
やはりというか、講談社ブルーバックス渡辺正雄著「科学者とキリスト教」はお薦めです。科学者と「god」について、真正面から捉えた本です。日本人には理解しがたい、学問の背景にある一本筋の通ったものを知るには、よい手がかりになります。

この本の中で、ダンテ「神曲」の時代の世界観や、それ以降につづく、ガリレオ・ケプラー・ニュートンを通じて、宇宙観がどのように変化していったかが辿れる(たどれる)ので今後の参考になると思います。

なお、最近私の頭の中がある程度整理がついたので、ヨーロッパの宇宙観の変遷の歴史について、概略をご説明します。。ご参考ください。
これまで投稿できていない内容もあり、根拠となるデータをきちんと提示できていない箇所もありますが、ご容赦ください。今後、この線で証拠固めをしていくつもりですので。

1.科学史と「god」

科学者・ニュートンの時代までは確実に「god」(創造主)の存在が信じられて、天体の運行の中にも「神の御はたらき」が想定されていた。
ニュートンの同時代のフランス啓蒙主義学派(反キリスト教会派)が天体の運行の説明から「god」を追放した。それからというもの、scientist(←19世紀にできた言葉)は「god」のことを考えなくてもよくなった。
2.ニュートンと哲学者・カント
ニュートンの考え方を、認識論的に置き直して考え直したのが、カント。カントはその中で、「世界を語るには3要素あって、そのうち2つは『god』と『霊魂』である」と語っており、ニュートンと同様、godの存在をおそらく当然視していたのである。<今後の予定:ここでカントの著書から引用>

ヨーロッパの思想的な高みとしては、やはりあの時代、その他、ヘーゲル、ナポレオンが活躍する、1700年〜1800年代初頭が最高峰であったのではないか。「事実から何かを導き出す峻厳な姿勢」と「『god』という考え方(存在)に真正面から取り組む姿勢」との両立において。<今後の予定:この部分は、説得できる文章が書けなければ削除する>

3.天動説と地動説は次のように言い換えよ。
次のように言い換えた方が歴史的背景をつかみやすい。ぜひともお薦めします。
天動説は、
 「(プトレマイオス、アリストテレスによる)地球が大宇宙の中心である説」、
地動説(コペルニクスの時代)は、
 「(プロティノスら新プラトン主義による)太陽が大宇宙の中心である説」
地動説(ニュートンの時代)は、
 「太陽も地球も大宇宙の中ではとるに足らない平凡な星にすぎない説」
4. 3.の詳細説明
(1)天動説:
「地球が大宇宙の中心である説」
プトレマイオス、アリストテレスによる。これが、「天国は天上に」「地獄は地下に」というキリスト教(教会)の秩序とぴったり重なっていた。
また、地球が中心にあったから、「創造主は、(預言者ではない)自らの御ひとり子=イエス・キリストを地上に遣わした」とする説(代表は、三位一体説(父(god)と子(キリスト)と聖霊は別々ではあるが一体であるとする説、おおざっぱに言えば)は説得力があった。
これがダンテ「神曲」が描かれた時代の宇宙観。
<今後の作業:アリウス派、ネストリウス派(東方キリスト教)、コプト派(エジプトキリスト教)等での考え方の違いも整理する>

(2)地動説(コペルニクスの時代)
コペルニクスの時代の地動説は「太陽が大宇宙の中心説」 。 
背景には、新プラトン主義による太陽崇拝。<今後の作業:コペルニクスと新プラトン主義との関連を上掲の書から、明確に示す>
「宇宙の中心に来るのなら地球ではなくて、光輝く太陽だろうよ」という判断があった。
新プラトン主義の哲学者プロティノスはやはり偉大であったと言うべきである。

なおこの、新プラトン主義が、あの時代のヨーロッパに、どのように流入したかは調査中。
1200年代にイタリア南部・シチリアで栄えた両シチリア王国(ノルマン系)を通じて、プラトンの著書もラテン語に翻訳されている。
おそらく一番大きいのは、西暦1453年のコンスタンティノープル陥落。ギリシャ人の学者が多数、ヨーロッパに亡命した。この時、ギリシャ語のプラトンの著書が続々とラテン語に翻訳されて、「数というものを重要、さらに太陽を重視」する「ピタゴラス=プラトン=プロティノス」の流れの思想が流入したはずである。時代的にもつじつまが合う。
「マホメットなくばカール大帝なし」と喝破した歴史家(誰だったっけ?)のコトバをまねして使うならば 「オスマントルコ帝国のメフメト2世なくば、コペルニクス・ケプラー・ニュートンなし」というところか。
<今後の作業: 時間がかかるが、証拠固めをきちんと行なう。>

(3)地動説(ニュートンの時代)

その後、ニュートンの時代あたりで、宇宙の範囲がどんどんと大きくなり、どうやら太陽は、宇宙の中心ではなく数ある恒星の一つであることがわかってきた。要は、太陽も地球も大宇宙の中では平凡な星であるらしい、そのことがわかった。
そうなったとき、、「創造主は、(預言者ではない)自らの御ひとり子=イエス・キリストを地上に遣わした」とするキリスト教会の教義について天文学者が疑うのも無理はない。 ニュートンが裏であやしい動きをしていたのは、自らの異端思想を隠そうとしていたからだが、その異端思想とは、「三位一体説」(キリスト教会の教義)を信じない、ことである。
たとえ「god」の存在を認めても、それはやはり「唯一」の存在であるとする考え方。 イスラム教は最初から、この考え方である。 キリスト教の中では、この考えかたを、「ユニテリアン」という。ニュートンは「ユニテリアン」となった。
要は「地球が大宇宙にとって特別な星でない以上、三位一体説は受け入れがたい」とする考え方。
天文観測の進展で、宇宙の範囲が途方もなく大きくなり、地球が平凡な星になったことは、人々に三位一体説への疑い、ひいてはキリスト教会への疑いを生じせしめたのである。
(この段落に書かれたことは、19世紀アメリカの哲学者エマーソンが述べている。)
<今後の作業:エマーソンの著書から引用>

であるから、地動説を弾圧したローマ教皇庁(法皇庁?)の判断は、組織防衛上、極めて適切なものであったことが逆に理解できる。

5.その他
そもそも、イスラム教は、プラトンの思想を摂取したのか、しなかったのか、しなかったのならばどうしてか」という大疑問がほおっておかれたままである。これについても腰を据えて勉強したい

かたせ拝


[1233] メモ20−2(『暗号解読』サイモン・シン[青木薫訳]新潮社より) 投稿者:YK 投稿日:2002/02/11(Mon) 20:10:30
(1)簡潔にまとめたいと思ったのですが、長くなっています。(エニグマの構造や解読となると、短くまとめられない…)

(2)『暗号解読』サイモン・シン[青木薫訳]新潮社より

■第一次世界大戦での暗号の状況

十九世紀の末、暗号は先行きの見えない状況にはまりこんでいた。ハベッジとカシスキーがヴィジュネル暗号の安全性を打ち壊して以来、暗号作成者たちは通信の機密性を取り戻してくれるような新しい暗号を探し求めていた。ビジネスマンや軍部が即時通信のできる電信を利用しても、通信文を傍受、解読される心配のない暗号が求められていたのである。さらに十九世紀もいよいよ終わり近くになって、イタリアの物理学者グリエルモ・マルコーニが電信よりもいっそう強力な遠距離通信手段を発明すると、安全な暗号の必要性はますます差し迫ったものになった。

そして、一九二四年になって、物理学者が電離層を発見した。電離層は地上60キロメートル付近からはじまる大気の層で、これが鏡のような働きをして電波を跳ね返し、そのおかげで無線通信は、事実上、世界中のどこにでも届くのである。

マルコーニの発明に軍部は神経をとがらせた。それは軍部にとって喉から手か出るほど欲しい技術であると同時に、戦慄するような恐ろしい道具にもなりえたからである。無線がもつ戦術上の利点は明らかだった−電線を引かなくとも、地球上のどことでも通信できるというのだから。〜しかし、どこにでも届くというこの電波の性質が、軍事的には最大の弱点にもなるのである。なぜなら、正当な受信者だけでなく敵にまでメッセージが届いてしまうからだ。こうして信頼性の高い暗号がぜひとも必要になった。

通信しやすいが傍受もされやすいという無線通信の性質は、第一次世界大戦の勃発とともに大きな問題点として浮かび上がった。どの陣営も無線通信の力を利用しょうと躍起になったが、機密を保護する方法がなかったのである。無線時代の到来と第一次世界大戦の勃発とがあいまって、使いやすくて強力な暗号の必要性はいっそう高まった。求められていたのは、軍の司令官が安心して機密を通信できるような、画期的な新暗号だった。しかし一九一四年から一九一八年までは、これといった発見はなく、暗号作成者はいくつか新しい暗号を考案したものの、どれもみな、一つ、またーつと解読されていった。

戦時暗号の中でも有名なものに、ドイツの"ADFGVX暗号"がある。この暗号が導入されたのは一九一八年にはじまるドイツ軍による大規模攻撃の直前のことだった。彼らは、この暗号は解読不能だと信じていた。この暗号が強力だったのは、換字式と転置式を取り混ぜた複雑きわまりない性質のおかげだった。

一九一八年六月のはじめ、ドイツ軍砲兵隊はパリからわずか百キロメートルのところで、最後のー押しとなるはずの大規模攻撃に向けて態勢を整えていた。連合国軍にとって唯一の望みは、どうにかしてADFGVX暗号を解読し、ドイツ軍が防衛線のどの地点を突破してくるかを事前に知ることだった。幸運にも、連合国軍はある秘密兵器をもっていた―ジョルジユ・ハンヴァンという名の暗号解読者である。すらりとして髪の黒いフランス入のパンヴァンは、もともと頭の切れるタイプではあったが、自分に暗号解読の才能があると気づいたのは、戦争が勃発してまもないころに暗号局のメンバーとたまたま会ったのがきっかけだった。

そしてついに六月一日の夜、パンヴァンはADFGVX暗号で暗分化された一件のメッセージの解読に成功する。これが突破口となり、ドイツ軍のメッセージは次々と解読されていった。ドイツ軍は猛攻撃を開始したが、〜しかし奇襲の要素を欠いたため、五日におよぶ地獄のような戦闘のすえに、ドイツ軍は撃退されることになったのだった。

ADFGVX暗号か解読されたこのケースは、第一次大戦中に暗号がおかれていた状況を典型的に示している。ときに新しい暗号が登場して混乱を巻き起こすことはあっても、どれもみな、すでに解読法のわかっている十九世紀の暗号に手を加えたものか、複数の暗号を組み合わせたものにすぎなかった。すぐには解読できない暗号もあるにはあったが、いずれ暗号解読者はその困難を乗り越えた。むしろ暗号解読者にとって問題だったのは、送受信される暗号文が膨大な量にのぼったことである。第一次大戦では膨大な量のメッセージが無線で飛び交い、しかもそのすべてが傍受されるようになったのだ。第一次大戦中にフランス軍が傍受したドイツ軍の通信文は、一億語に及ぶと推定されている。

第一次大戦中、もっとも有能な暗号解読者を擁していたのはフランス軍だった。すでに参戦した時点で、フランス軍はヨーロッパ最強の暗号解読者チームをもっていたのである。その背景には、普仏戦争で屈辱的な敗北を喫したという苦い経験があった。

フランスがこれだけ警戒していたのとは対照的に、ドイツの対応は鈍かった。ドイツ軍は、暗号解読を専門とする部局もないまま戦争に突入したのである。連合国側の通信文傍受を担当する"アプホルヒディーンスト(直訳すれば盗聴局)"をドイツ軍が設立したのは、ようやく一九一六年のことだった。アプホルヒディーンストの設立が遅れた理由の一つは、ドイツ軍がこの大戦のはじめからフランス領に軍を進めていたことである。フランス軍は陸上通信線を切断しながら撤退したため、ドイツ軍は無線通信に頼らざるをえず、ドイツの情報はたえずフランスに傍受されていた。しかしその逆は成り立たなかった。フランス軍は、国土の奥深くに撤退しても自前の陸上通信線を使うことができたので無線を使わずにすんだ。そのためドイツ軍が傍受する通信はたかが知れており、戦争開始から二年後までは、暗号解読専門の部局を作るほどのことはなかったのである。

イギリスとアメリカも、連合国側の暗号解読に大きく貢献することになった。連合国の暗号解読者がどれほど優秀だったか、そして第一次世界大戦の行方にどれほど大きな影響を与えたかを端的に示しているのは、一九一七年一月十七日、イギリス軍がドイツ軍の暗号を傍受、解読した一件だろう。このエピソードは、暗号解読によって戦争の趨勢が大きく変わりうること、そして、不適切な暗号を使用すれば壊滅的な打撃を受ける恐れがあることを教えている。その暗号が解読されてからわずか数週間のうちに、アメリカは中立主義の再考を強いられ、戦争の流れが変わることになったのである。

アメリカのウッドロー・ウィルソン大統領は、イギリスやアメリカ国内の政治家からの熱心な呼びかけにもかかわらず、戦争勃発から二年のあいだ、連合国軍を支援するためにアメリカ軍を派遣することを断固として拒んでいた。自国の若者をヨーロッパの血みどろの戦場に送りたくないというのも理由の一つだったが、それ以外にも、彼はこの戦争を交渉によって解決できると確信していたし、中立を保ち、仲裁者となることこそ世界に貢献する道だと考えてもいたからである。

そんな一九一六年十一月のこと、ドイツは新外相にアルトゥール・ツィンマーマンを任命した。これで和解への希望が生まれた、とウィルソンは思った。ツィンマーマンは陽気な巨漢で、啓蒙されたドイツ外交の新時代を告げる人物と見えたのである。〜しかし、ツィンマーマンは平和を求めるつもりなどさらさらなかった。それどころか彼は、ドイツ軍の攻撃をさらに激化させるつもりだったのである。

ドイツ軍の司令官たちは、潜行中に魚雷を発射すればUボートは無敵と言ってよく、このことが戦争の切り札になるだろうとみていた。そしてドイツは、すでに二百艘ものUボートを建造していたのである。軍最高司令官は、Uボートが無制限攻撃を行えばイギリスの補給線は断たれ、飢えに苦しむイギリスは六ヵ月以内に降伏するだろうと論じた。

すみやかに勝利できるかどうかが鍵だった。潜水艦が無制限攻撃を行い、アメリカの民間船が撃沈されるようになれば、当然アメリカはドイツに宣戦布告するだろう。だとすれば、アメリカ軍が戦時態勢を整えてヨーロッパ戦線に影響を及ぼす前に、連合国を降伏に追い込まねばならない。プレス城での会議が終わるころには、ドイツ皇帝はすみやかな勝利は可能であると説得され、Uボートによる無制限攻撃を進める命令書に署名した。命令書の発効は二月一日とされた。

残された三週間のあいだに、ツィンマーマンは保険をかける意味で一つの計画をひねり出した。Uボートによる無制限潜水艦戦でアメリカ参戦の可能性が高まるというなら、アメリカがヨーロッパに介入する時期を遅らせ、しかも強力な介入はできないよう、いや、あわよくぼまったく介入できないようにしてやればいい。ツィンマーマンのアイディアはこうだった。メキシコに同盟を提案したうえで、メキシコ大統領を説得してアメリカに侵攻させ、テキサス、ニューメキシコ、アリゾナの領土返還を要求させる。一方ドイツは、共通の敵であるアメリカとの戦いで、財政的、軍事的にメキシコを支援する。

一月十六日、ツィンマーマンはこの提案を要約してワシントン駐在のドイツ大使に打電し、ワシントン駐在の大使はそれをメキシコ駐在のドイソ大使に転電した。最終的には、メキシコ駐在大使がその電報をメキシコ大統領に届ける手筈になっていた。暗号化された、実際のメッセージは次の通り。

◇◇わが国は二月一日をもって無制限潜水艦戦を開始する意向である。しかしながらその場合でも、アメリカ合衆国を中立にとどめるよう努力する。それが成功しない場合、わが国は次のような条件でメキシコに同盟を申し入れる。すなわちドイツとメキシコは和戦の行動を共にし、ドイツは好条件の財政援助を与え、かつメキシコがテキサス、ニューメキシコ、アリゾナの失地を回復することに了承を与える。アメリカとの開戦が必至となりしだい、以上の内容を極秘のうちに(メキシコ)大統領に伝え、さらにメキシコの発意で日本を誘い込み、同時に日本とわが国との仲介に立つよう示唆されたい。無制限潜水艦戦が開始されれば、イギリスは数カ月以内に和平を求めざるをえなくなる見込みであることをメキシコ大統領に伝えられたい。受信通知を乞う。 ツィンマーマン ◇◇
                                   
傍受された電信はすぐさま英国海軍省暗号局−通称"四〇号室"−にまわされた。"四〇号室"という名称は、この部局がもとあったオフィスにちなむものである。"四〇号室"に集まっていたのは言語学者、古典学者、クロスワードマニアなど、その特技を生かして暗号解読の離れ業をやってのける連中だった。

"四〇号室"に回されてきたツィンマーマンの暗号文の解読は、高いレベルの外交通信にしか使われないものであることを見抜き、急いでその解読に取り組んだ。解読は決して容易な作業ではなかったが、このタイプの暗号文にはすでに解読されているものがあり、それを利用することができた。数時間のうちに、テキストのあちこちを平文に戻した。〜略〜

一九一七年の年頭、ウィルソン大統領は、アメリカを戦争に導くことは「文明に対する犯罪」だと述べた。しかし同年の四月二日には、ウィルソンは心を変えていた。「私は議会に対し、最近ドイツ帝国政府の取った行動は、合衆国の政府および人民に対する戦争以外の何ものでもないと宣言するよう、また、このように降りかかってきた戦争状態を公式に受け入れるよう求めるものである」−。"四〇号室"でなし遂げられた、たった一件の暗号解読が、三年に及ぶ精力的な外交にもできなかったことをやってのけたのだ。

■ランダム鍵 →ワンタイム・パッド(一回限りのメモ帳)暗号

第一次大戦の終わり近く、米国陸軍の暗号研究を率いていたジョセフ・モーボーン少佐が、ランダム鍵という概念を打ち出した。ランダム鍵は、意味のある言葉の並びではなく、でたらめな文字列である。モーボーンは、かつてない安全性の高さを達成するために、ヴィジュネル暗号にランダム鍵を組み込むことを提唱したのだった。モーボーンの提唱する暗号システムでは、まず第一段階として、はぎ取り式の分厚いメモ帳のようなものを用意する。メモ帳の各ページにはランダムな文字列が書かれており、これが鍵になる。鍵には二つとして同じものはない。このメモ帳を二部用意し、一部は送信者用、もう一部は受信者用とする。送信者はメモ帳の第一ページに書かれた鍵を使って、ヴィジュネル暗号でメッセージを暗号化する。

受信者は、送信者と同じ鍵を用いてヴィジュネル暗号のプロセスを逆転させれば、暗号文を容易に復号することができる。メッセージがうまく送受信され、復号が無事にすんだら、鍵の役目を果たした紙は捨ててしまう。同じ鍵が二度と使われることはない。次のメッセージを暗号化するときは、メモ帳の次のページにあるランダムな文字列を鍵として用い、使用後はそれも捨てる。どの鍵もー回しか使われないので、この暗号システムは"ワンタイム・パッド(一回限りのメモ帳)暗号"と呼ばれている。

ワンタイム・パッド暗号は、従来の暗号がもっていた弱点をすべて克服している。〜ワンタイム・パッド暗号の安全性は、ひとえに鍵がランダムだという点にかかっている。ランダムな鍵は暗号文にランダムさをもたらし、暗号文がランダムならば、暗号解読者に手掛かりを与えるパターンや構造は生じない。実際、ワンタイム・パッド暗号で暗号化されたメッセージが解読不能だということは数学的に証明できるのである。言い換えると、ワンタイム・パッド暗号は、ヴィジュネル暗号がそうだったように単に解読不能だとみなされているのではなく、絶対に安全なのである。ワンタイム・パッドは完全な機密を保証してくれる――それは暗号における聖杯なのだ。

こうして暗号作成者はついに解読不能な暗号システムを見出した。ところが、ワンタイム・パッド暗号が完璧だからといってそれで話がすむわけではない。それどころか、この暗号は実戦ではほとんど使用されたことがないのである。理論上は完璧なこの方法は、実用上は二つの欠陥をもっていた。第一に、ランダムな鍵を膨大に作らなければならないという現実的な問題である。軍隊は一日のうちに何百ものメッセージをやりとりし、各メッセージには何千もの文字が含まれている。そこで毎日毎日、何百万文字にも達するランダムな文字列を、鍵として通信兵に渡さなければならない。それほど大量のランダムな文字列を供給するのは、とてつもない大仕事なのである。

当初、暗号作成者の中には、タイプライターをでたらめに叩けばランダムな鍵が大量に作れるだろうと考えた人たちもいた。ところが実際に試してみると、タイピストは、左手を使う文字をタイプしたら、次は右手を使う文字をタイプする傾向を示すのだった。この方法を使えば手っ取り早く鍵を作れるかもしれないが、結果として生じる文字列は構造をもち、もはやランダムとはいえない。タイピストがキーボードの左側にあるDの文字を打ったら、次の文字はおそらくキーボードの右側にあるだろうと推測できてしまうからだ。もしもワンタイム・パッドの鍵が正真正銘ランダムなら、キーボードの左側にある文字の次には、キーボードの右側にある文字と左側にある文字がおよそ半分の確率で現れなければならないのである。

今日では、ランダムな鍵を作るには莫大な時間と努力と金がかかることがわかっている。ランダムな鍵を作る方法として一番望ましいのは、完全にランダムな振る舞いをすることのわかっている自然界の物理プロセス、たとえば放射性崩壊を利用することである。暗号作成者は、放射性物質の塊を実験机の上に置き、ガイガー・カウンターで放射線を検出すればよい。放射線は立て続けに出ることもあれば、放出から放出までにだいぶ間があくこともある。その時間間隔は完全にランダムであって、予測はできない。〜

ワンタイム・パッドを実際に使えるのは、きわめて高い機密性を必要とし、鍵を作って安全に配送するための莫大な費用がまかなえる人たちだけである。一例を挙げれば、ロシア大統領とアメリカ大統領のホットラインはワンタイム・パッドによって機密を保護されている。

理論的には完璧なワンタイム・パッドだが、実用上はこのような欠陥があったため、モーボーンのアイディアは戦場では使えなかった。暗号作成という面では失敗だらけだった第一次世界大戦の余波の中で、次に紛争が起こったときに使えるような、実用的な暗号システムが摸索されていた。幸運にも暗号作成者はやがて一つの突破口を開き、戦場での秘密通信をふたたび可能にした。しかし暗号作成者たちはそのために、紙と鉛筆のアプローチを捨て、メッセージにスクランプルをかけるために最新のテクノロジーを駆使せざるをえなかったのである。

■暗号機「エニグマ」の登場

一九一八年のこと、ドイツの発明家アルトゥール・シェルビウスとその親友リヒャルト・リッターは、シェルビウス・ウント・リッターという会社を設立した。この会社は、タービンから温熱枕にいたるまで、何でも手がける革新的なエンジニアリングの会社だった。研究開発担当のシェルビウスはたえず新しいチャンスを狙っていた。彼が力を入れていたプロジェクトの一つに、第一次世界大戦で使われた不備な暗号システムを刷新するというものがあった。そのために彼は、紙と鉛筆の暗号を、二十世紀のテクノロジーを駆使した暗号に置き換えようとしていたのである。ハノーバーとミユンヘンで電気工学を学んだシェルビウスは、アルベルティの暗号円盤の電気版ともいうべきものを開発した。シェルビウスの発明した機械は"エニグマ(謎)"と呼ばれ、史上もっとも恐るべき暗号システムになってゆく。

シェルビウスのエニグマ機はいくつもの精巧な部品から成り立ち、彼はそれらを組み合わせて複雑きわまりない機械を作った。しかし、いったん分解して自分で組み立ててみれば、基礎的な原理はよくわかるだろう。エニグマ機は、ワイヤーでつながれた三つの部分から成り立っている。すなわち、平文の文字を入力するためのキーボード、平文の各文字を暗号化するためのスクランブラー、暗号化された文字をランプで示すランプボードである。

<YK注)→画像掲示板の「模式図」を参照。尚、エニグマの解説は極めてわかりやすく、おもしろいものですが、長くなるので割愛します。しかし、エニグマもまたヴィジュネル暗号を機械化したものであり、その中にある反復性が、暗号解読のヒントになってゆきます。>

[〜続く〜]


[1232] Re[1216]牛のえさ 投稿者:せいの介 投稿日:2002/02/11(Mon) 13:20:22
たかのさんへ

>せいの介さんへ
>>▲たかのさんへ

>>バッテリーの耐久時間が、日に日に低下しているのですが、
>>このままだと、どうなってしまうのでしょう?
>>接続しっぱなしでも、使えればいいのですが。

>型番はなんでしょうか。

ユーザーズガイドには、「Solo2150」と書いてありますが、型番とはこのことですか?
丁度2年前に買いました。

>バッテリーでの使用をあきらめるのでしたら、バッテリーを外した状態で、
>AC電源アダプタを使えば動作する可能性があります。(9300は動きます。)

バッテリーを新しいのに交換すれば、元通りに使えるのですよね?
私がお尋ねしたいのは、このボロいバッテリーのままで、アダプタで接続して、
えさを供給し続けられるか?ということです。
つまり、牛がえさを食べる速度よりも、供給する速度の方が遅くなると困るのです。
新しいバッテリーは、何万円かする、と、本に書いてあったので、出来れば買いたくないのです。

>コンセントを抜いた状態でサスペンド(スタンバイとかスリープとか)しないならば、
>デスクトップマシンと思って使えば問題ないでしょう。

私は、あまりパソコンには詳しくないので、この行の意味がよくわからないです。

>って、ノートの意味がないですね。

既に、1年前から、ノートとしては役目を終えています。

>バッテリー交換は、修理扱いで「本体ごと」牧場(の跡地)へ送り返せば良いようです。
(電源アダプタのコードがやばくなったときに問い合わせました。)

面倒ですね〜。金も時間も手間もかかりそう。
他になんか手はないのですか?
とりあえず、今度、自分でも問い合わせて見ますが。

以上、よろしくお願いします。


[1231] 今日のどつき―あほが哲学を理解するには? 投稿者:中谷央介 投稿日:2002/02/11(Mon) 11:29:59
中谷央介です。今日は平成14年2月11日です。会社大好き人間のわたしは会社に行きます。

さて、早川さんがドゥンス・スコットゥスを研究されようとしているとのこと。さすがだと感心しました。

しかし、わたしは哲学というか、日本の哲学書ははっきり言って、副島先生の説明以外は、一行たりとも理解できる本はないのである。

そこで、哲学を理解する、秘策を考え出したのである。わたしは、自分の開発した秘策で「普遍VS個物」論争を完全に理解した。

ふふふ、秘策が知りたいかえ。いまは時間がないのでまたね。

P.S. I love you.ちゃうちゃう。昨日の「おまつ」さまもよかったねえ。NHKがオリンピック中継もせずに、「おまつ」さまを放送する意味をみんなでよく理解してもらいたい。日本の男は、きれいな日本の女を守るため以外には戦はしてはならぬ。


[1230] かたせさんの投稿で思い出した! 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/11(Mon) 03:57:33
八木雄二・著『中世哲学への招待 「ヨーロッパ的思考」のはじまりを知るために』(平凡社・新書/2000年)。

 私は、このドゥンス・スコットゥスというスコットランド出身の神学者兼哲学者であった人物の、この解説書を読もう読もうと思っているうちに、すっかり忘れてしまっていることを思い出しました。

 えーいい!なんでもかんでも読みたい本だらけじゃー!!

 読んでみて、面白かったら、ドゥンス・スコットゥスについても投稿しますね。


[1229] ・涙ウさんへ 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/11(Mon) 03:38:08
・涙ウさんいわく

>ここのサイトを陰謀系トンデモサイトにする気は全くございません。昨年末のぼやきの三連発北朝鮮シリーズ以来、ややひっかかっていたことを書かせていただきました。
>早川さん・かたせさん、精神安定剤をかねた癒し系サイトであることに甘えてしまって、ごめんなさい。

 いえいえ、とんでもございません。北朝鮮問題はとても重要であるから、わたしもいずれなにか一言コメントしようと思っていました。
 それをこのようなかたちで・涙ウさんに投稿していただけたのだから、わたしも返信のかたちで私見を述べさせて頂きます。

 ソ連がどれだけエゲつない収容所国家であったかは、今更くどくど言う必要もないでしょう。支那が文革でやったことしかり。ポルポト派がカンボジアでやったことしかり。
 そして北朝鮮の現状しかりです。

 革命と進歩と解放を唱えながら、社会に対してどれだけの破壊活動を行ってきたか。もっと検証されるべきでしょう。ジョージ・オーウェルが『動物農場』で描いた世界そのものであって、本当に言葉通りの「恐怖政治」を断行してきたのです。
 子が親を、妻が夫を秘密警察に売り渡し、強制収容所に累々と死体を積み上げてきた、その極悪非道を忘却していいはずがないのです。
 人類はこの共産主義や社会主義という病気と戦うためにどれだけの惨禍をこうむってきたことか。ほぼ一億近い人間が意味なく殺されたのです。

 副島先生がこの掲示板が掲げる推薦図書である『斬り捨て御免』にて、このように述べられています。

(引用開始)
 私たちが大江らの政治文学に反対し敵意を抱きつづけたのは、彼らが自分たちのヒューマニズム型正義をあまりに振りかざしたからだ。
 ヒロシマ、オキナワ、身障者、反核、エコロジー、差別される側のまなざしによる対抗を言い続けることが過剰な自己善意の思想であり、それこそまさしくスターリン主義(ロシア源流のマルクス主義)なのだと気づかず、かつ故意に気づこうとせずに半世紀が過ぎた。
 そして長期保守政権が諸悪の根源ということになる。
 自民党がどんなに金銭的に腐敗していようと「ソ連や中国のような国になるよりはずっとましだ」というのが日本の民衆のつぶやきであり終始一貫した態度であったことを忘れてもらっては困る。
(引用終わり。p.212より一部抜粋。)

 私が小学生だった70年代から80年代初期では、「北朝鮮」なんて口にするのも恐ろしくて、私も、実際、あの人さらい国家が怖くてたまりませんでした。周りにいた在日朝鮮人の同級生や上級生が、まったく信用ならないインベーダーに見えると同時にとても可哀想だな、と感じてたことを思い出します。

 北朝鮮を巡る動向は、まったくもって目を離せませんが、それでもやはり、「同じアジア人どうしで決して戦ってはならない。それは大きくはアメリカが仕組んでいることだからだ」という副島先生の主張に私は同意します。

「がんばれ、負けるな野中広務」ですね。やっぱり。

 共産主義、社会主義なんていうものは完全にぶっつぶしたいけど、やっぱり自国民の安全が一番大切だし、共産主義、社会主義の惨禍を一番に被っているのは北朝鮮の民衆ですからね。

 考えがまとまらないまま、非論理的な文章を書いてしまったように思いますが、いつも通りこのまま投稿します。
 ・涙ウさん、ありがとうございます。これからも暇なときはなんでもいいので投稿して下さい。m(_ _)m


[1228] 考えたくない想像 投稿者:・涙ウ 投稿日:2002/02/11(Mon) 01:48:15
「1225」で先ほどのサイトを挙げたのは、私が以前から気になっていたことに触れていたからでもあります。

それは、一昨年の「世田谷一家惨殺事件」は、日本人が正月元旦の新聞で事件の概要を知るように計画された事件なのではないか?〜ということであり、事の真偽は別として、このサイトがその件に触れていたからでもあります。キーワードは、「北朝鮮」です。

あの事件は、どう見ても通常の殺人事件ではない!という感覚がいまだ私の皮膚感覚から抜けていません。
自分でもぞっとするような想像ですが、、、、

そんなぁ〜ことがまさか本当に、、、という感覚も一方で確かにあるのですが、北朝鮮は、今でも「戦時体制」にあるのであり、以前私が書きました通り、日本人だって戦時中は、中野学校の人達は暗殺の練習をやっていた〜という事実から目をそむけることはできません。(今の日本人があまりにもお人よしなのです。)

80年代後半、「新潟から鹿児島の浜辺で行方不明者が多発している」という事実がはじめて報道(週刊誌)されたとき、友人との雑談の中で、私が「北」との関係に言及すると、「この近代化された現代社会において、こともあろうに”ひとさらい”だなんて、おまえも深読みのし過ぎというか、気苦労が多いというか、、、」〜というのが、大方の反応でした。

しかし、一般の新聞が”北のひとさらい”を当然のこととして取り上げる今、誰もこの前提を疑う人はいません。


ここのサイトを陰謀系トンデモサイトにする気は全くございません。昨年末のぼやきの三連発北朝鮮シリーズ以来、ややひっかかっていたことを書かせていただきました。
早川さん・かたせさん、精神安定剤をかねた癒し系サイトであることに甘えてしまって、ごめんなさい。


貼り付け始め
http://www.gyouseinews.com/storehouse/feb2001/001.html

世田谷一家4人惨殺事件の真相

 昨年末、東京都世田谷区で会社員・宮沢みきおさん(44歳)一家4人が惨殺されるという事件が発生した。現場にはトレーナーや黒いハンカチ、凶器となった柳刃包丁、運動靴の足跡など犯人を特定できると思われる多くの遺留品が残されており、当初、間もなく真犯人逮捕に繋がると思われていた。ところが2月現在、犯人は特定されていない。

 運動靴は英国スラセンジャー社製のもので、犯人が履いていた28センチのものは韓国で約400足しか生産されておらず、しかも韓国内でのみ販売されていたことが判明した。

 この地域では昨年夏以降12月中旬にかけて、野良猫を虐待する事件が頻発しており、事件との関係が噂されている。さらに犯行直前には、佐賀バスジャック事件を起こした少年が書き込んだインターネットの掲示板に、犯行予告とも思われる書き込みがされていたことが判明している。もちろん、この書き込みが犯人のものかどうかは不明だが、その内容は「幸せそうな家族を見るとあの大分一家殺傷事件のようにしてしまいたいと思う」「最近では人間を切り裂いて内臓を見たいとも考える」「決行日は12月31日午後11時59分だ」等といった、いかにも犯行予告と考えられるものだった。

 現場近くで不審な男を目撃した、といった400を越える情報が寄せられており、一部週刊誌報道によると捜査対象は当初の20数人から5人までに絞られ、近々にこの猟奇事件は解決するとも報道されている。
 しかしいっぽうでは、この事件が「迷宮入り」するだろうとの観測もある。犯人逮捕の条件を越えて、公判維持のための条件(犯人しか知りえない状況)までもを公開している警察当局は、すでに捜査に行き詰まって立ち往生状態にあるという指摘だ。さらに一部事情通 は今回の事件を「神戸の酒鬼薔薇以降続発する猟奇事件とはまったく異なった『公開処刑』ではないか」と見ている。

 公開処刑とは何か。それは裏切り者に対する処刑の一つで、見せしめのための処刑である。

 今回の事件のキイポイントは、殺された宮沢みきおさんが生前に何をやっていたか、奥さんと何の関係で結ばれ、夫婦が共同作業として何をしていたかが問題なのだという。――すでに報道されている通 り、この夫婦は「能力開発セミナー」で知り合い、結婚し、その後ご主人は経営コンサルタント関係の会社を辞めて独立し、個人規模の仕事をしていたことになっている。では、どんな仕事をしていたのか? 奥さんと出会った能力開発セミナーの正体とは何で、いったい何の目的で設立されたものなのか。

 確証がないが状況証拠に頼ると、夫婦が知り合った能力開発セミナーは半島系のもので、宮沢みきおさんは北朝鮮系のスパイ活動を行っていた可能性があるという点だ。

 事件が起きる2週間前、警視庁公安部は朝鮮総連(在日朝鮮人総連合会)幹部が北朝鮮の対外工作機関から直接指示を受け、地下革命組織の建設を進めていたことを明らかにしている。警視庁公安部はこの件に関し、新宿の朝鮮総連元幹部、貿易商・康成輝(60歳)を詐欺罪で起訴。彼が日本においてキリスト教系の団体を設立し活動していたことや、食糧や義援金を北朝鮮に送っていた事実などを追及しはじめていた。康成輝はかなり以前からスパイと認定されていたものだったが、彼の逮捕によりとくに韓国内の北朝鮮諜報機関に打撃が与えられたことは間違いない。

 諜報(スパイ)の世界では、こうした事件があれば当然のように報復措置が取られる。では、この超巨大スパイ組織の親玉 逮捕という事実に対し、どのような対抗措置がとられたのか? もちろんそれは、わからない。少なくとも表面 には出ていない。だが、もし世田谷の一家4人惨殺事件の被害者、宮沢みきおさんが北朝鮮系の諜報員で、しかも仲間を裏切って康成輝情報を提供したとしたら……。

 「犯人は最初に長男の礼くん(6歳)を片手で締め殺し、次に3人を、まず喉を切り裂いて声を出せなくしてから殺している。ご主人の宮沢みきお氏には脳天に包丁を突き刺すという行動に出ている。顔などをメッタ切りしていることから、怨恨説、あるいは物盗りが闇の中で目茶苦茶に包丁を振り回したなどという説が出ているが、あれほど見事に喉を切り裂いている犯人が、うろたえて滅多切りしたとは思えない。また、現場に残された4枚の黒いハンカチは何を意味するのか。初めから4人を殺害目標としていたからであり、偶発的な強盗殺人でないことは明らかだ。血液型も指紋も採取されているのに、犯人像が絞られていない。
それは当然のことで、犯人はすでに国外に逃亡していると考えられる。成城署もその事実を知っているから、あらゆる情報を公開し、犯人逮捕に至らないのは自分たちの能力不足なのではないことを力説しようとしているのだ。

 インターネット上の犯行予告が彼らのものであったか否かは不明だが、この事件は間違いなく『公開処刑』だった。朝鮮半島の混乱した諜報活動の最中に警視庁が一方的に『かつての大物』を逮捕してしまった事件に対する『落とし前』と考えて良いだろう。

貼りつけ終わり


[1227] メモ20前編(『暗号解読』サイモン・シンより) 投稿者:YK 投稿日:2002/02/11(Mon) 00:32:10
(1)今回この本を読んで、「暗号」が現代の教養の一つであるべきだと痛感しました。内容は理解しやすく、おもしろいものです。一読必見!

(2)『暗号解読』サイモン・シン[青木薫訳]新潮社より

■暗号の歴史 →秘密の通信の方法には、"ステガノグラフィー"と"クリプトグラフィー(暗号)"がある

メッセージの存在を隠すタイプの秘密通信のことを"ステガノグラフィー"という。この言葉は、ギリシャ語で「被う」を意味する。"ステガノス"と、「書く」を意味する。"グラペイン"に由来する。ヘロドトス以来、一千年にわたり、世界各地でさまざまなタイプの"ステガノグラフィー"が用いられてきた。古代中国では、薄絹に文字を書いて小さく丸め、それを蝋で被ったものを伝令が飲み込んで運んだ。十六世紀のイタリアでは科学者のジョヴァンニ・ポルタが、固ゆで卵にメッセージを隠す方法について書いている。〜

古今さまざまな"ステガノグラフィー"が利用されてきたのは、この方法が多少とも安全性を保証してくれたからだった。しかし"ステガノグラフィー"には根本的な欠陥がある。もしも伝令が取り調べを受けてメーッセージか見つかれば、秘密通信の内容がすぐに露見することだ。メッセージが敵の手に落ちることが、そのまま秘密の漏洩につながってしまうのである。細心な警備員は、書字板の蝋を削り、白紙をあぶり、ゆで卵の殻をむき、頭髪を剃って、国境を越えようとする者を厳しく取り調べるだろう。そうなれば、いずれメッセージが見つかることは避けられない。

そこで、"ステガノグラフィー"と平行して、"クリプトグラフィー(暗号)"が発展した。この言葉は、「隠された」という意味のギリーシャ語"クリプトス"に由来する。"クリプトグラフィー(暗号)"の目的は、メッセージの存在を隠すことではなく、その内容を隠すことにある。内容を隠すプロセスのことを、"暗号化(エンクリプション)"という。暗号化を行うには、発信者と受信者とがあらかじめ取り決めておいた暗号の規約=プロトコルにしたがってメッセージにスクランブルをかける(つまり、めちゃめちゃに変えてしまう)。スクランブルをかけたときのプロトコルを逆に用いれば、メッセージを読んで理解することができる。クリプトグラフィーの長所は、暗号化されたメッセージが敵の手に落ちたとしても、メッセージの内容を知られずにすむことだ。スクランブルのプロトコルを知らなければ、暗号化された文書からもとのメッセージを復元することは、不可能ではないにせよ非常に難しいのである。

■転置式暗号と換字式暗号 →初期の暗号の二種類

クリプトグラフィー、すなわち暗号自体にも、転置式暗号と換字式暗号という二つの異なる方式がある。転置式暗号では、メッセージの文字を並べ替えて一種のアナグラムを作る。ごく短いメッセージ、たとえばメッセージが一つの単語だけのような場合には、この方法はそれほど安全ではない。文字数が少なけれは、それを並べ替える方法にも限りかあるからだ。三つの文字の並べ方は六通りしかない。(たとえば、COW, CWO, OCW, OWC, WCO, WOC)。しかし、文字数が増えるにつれて並べ方は急激に増大し、スクランブルのプロセスを知らないかぎり、メッセージの復元は不可能になる。

このように、文字をランダムに並べ替えれば高い安全性が保証され、さほど長くない文であっても敵に復元される心配はなさそうだ。ところがこの方法にも一つの欠点があるのである。転置式暗号は恐ろしく難しいアナグラムを作るようなものなので、ただでたらめに文字がスクランブルされてしまえば、敵ばかりか本来の受信者にさえもメッセージが復元できなくなってしまうのだ。転置式暗号を実際に使うためには、簡単なシステムにしたがって文字を並べ替えなければならない。そしてそのシステムは、発信者と受信者とがあらかじめ取り決め、敵に知られないよう秘密にしておかなければならない。

具体例を挙げよう。テクニックとして推奨されているものの一つに、アルファベット二文字をペアにし、もとのメッセージの各文字をペアごとに入れ替えるという方法がある。この原理をローマ字に適用して、ためしに次のようなペアを作ってみよう。
 A D H I K M O R S U W Y Z
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
 V X B G J C Q L N E F P T

送り手は、"meet at midnight"(深夜零時に会いましょう)と書く代わりに、"CUUZ VZ CGXSGIBZ"と書くことになる。この方法が換字式暗号と呼ばれるのは、平文の各文字を別の文字で置き換えるからである。換字式暗号と転置式暗号とは、互いに相補的な関係にある。すなわち、転置式暗号では文字はそのままで位置が変更されるのに対して、換字式暗号では文字が変更され、位置が保たれる。

<そして、この変換の表(鍵)が敵に知れなければ、この暗号は安全ということになる>

換字式暗号が軍事目的に使用された記録としてもっとも古い文献は、ユリウス・カエサルの『ガリア戦記』である。カエサルは、敵に包囲されて降伏の瀬戸際にあった副将のクィントゥスーキケロに、すぐに応援に行くからあと少しだけがんばれというメッセージを送った。そのためにカエサルはまず、ローマ文字をギリシヤ文字に置き換えて敵には読めないようにした。その暗号文を届けたときのドラマティックな状況を、カエサルは次のように描いている。〜略〜

■暗号解読法の発見 →各文字の出現頻度による分析

一般に、暗号アルファベットが文字または記号、あるいはその両方で構成される換字式暗号を"単アルファベット換字式暗号"という。これまで見てきた換字式暗号はすべてこのカテゴリーに含まれる。

アラビア人たちが単アルファベット換字式暗号に熟達していたというだけなら、暗号の歴史においてことさら言及されることもなかったろう。だがアラビアの学者たちは、暗号を使っただけでなく、暗号を解読する力ももっていた。つまり鍵を知らなくともメッセージのスクランブルをはずすことのできる"暗号解読法"を生み出したのである。暗号作成者が秘密文書の新しい作り方を開発する一方で、暗号解読者は、暗号の弱点を見つけ出して秘密のメッセージを涜もうとする。アラビアの暗号解読者たちはついに、何世紀ものあいた無敵だった単アルファベット換字式暗号の解読法を見つけたのである。

暗号解読法が生まれるためには、数学、統計学、言語学など、いくつかの学問領域が高度に発達していなければならない。ムスリム文明は、暗号解読法にとって理想的な揺鑑だった。というのも、イスラム(唯一神アッラーに絶対的に服従すること)は人間活動のあらゆる分野に正義を求めたが、そのためには知識(努カによって習得される知識)が必要だとされていたからである。

ムスリムは誰もみな、あらゆるタイプの知識を追求する義務を負っている。アッバース朝が経済的に成功していたおかげで、学者たちはその義務を果たすために必要な時間と金と資材に恵まれていた。彼らは、エジプト、ハビロニア、インド、中国、ペルシャ、シリア、アルメニア、ヘブライ、ローマの文書をアラビア語に翻訳し、先行する文明から知識を得ることに全力を尽くした。815年にはカリフのアル・マームーンが、"バイト・アルヒクマ(知恵の館)"という図書館兼翻訳センターをバグダードに開設している。〜略〜

暗号が生まれるためには、こうした世俗的な学問に加えて宗教的な学問も育っていなければならなかった。バスラ、クーファ、バグダードには大規模な神学の学問所が設立され、コーランに述べられたムハンマドの啓示が子細に吟味された。神学者たちは啓示を年代順に並べることに関心をもち、そのために、それぞれの啓示に含まれる単語の出現頻度を調べた。というのは、単語には古いものもあれば新しいものもあり、新しい単語を多く含む啓示は年代的に新しいはずだからである。神学者たちはまた、ムハンマドの言行録である『ハディース』を研究し、個々の陳述がたしかにムハンマドのものであることを証明しょうとした。そのために単語の語源や文の構造が調べられ、特定のテキストがムハンマドの言語学的パターンと合致するかどうかが検証されたのだった。

ここで重要なのは、神学者たちの吟味が単語レベルにとどまらず、個々の文字にまで及んだことである。そして彼らは、文字の出現頻度にばらつきがあることを発見した。アラビア語でもっとも出現頻度が高いのはaとlだが、これは定冠詞がalであることと関係がある。それに対してjの出現頓度はその十分の一にすぎない。一見すると何のことはなさそうなこの所見が、暗号解読における最初の大きな一歩につながった――出現頻度のばらつきを利用すれば、暗号を破れることがわかったのである。この事実に最初に気づいたのが誰であるかは知られていない。しかし、このテクニックに関するもっとも古い記述は、九世紀の科学者、アブー・ユースフ・ヤアクーブ・イブン・イスハーク・イブン・アッサバーフ・イブン・ウムラーン・イブン・イスマイール・アル=キンディーによるものである。アラブの哲学者″として知られるキンディーは、医学、天文学、数学、言語学、音楽の分野で二百九十巻の書物を著したが、その彼の最大の論文が、ようやく一九八七年になってイスタンブールのスレイマニエ図書館で発見された『暗号文書の解読について』である。この論文は、統計学、アラビア語の音声学、アラビア語の統語法について詳しく論じたものだが、その中の二つの短い段落に、キンディーの革命的な暗号解読システムが簡潔に説明されていたのである。

◇◇暗号化されたメッセージを解読する一つの方法は、もとの言語がわかっているならば、その言語で書かれた文章を紙一枚分ぐらい用意し、各文字の出現頻度を数えることである。最頻出の文字を「第一」、次に頻出する文字を「第二」、その次に頻出する文字を「第三」などと呼ぶことにし、平文サンプルに含まれるすべての文字について頻度を数える。そのうえで、解読したい暗号文に含まれる記号を分類する。最頻出の記号が見つかれば、それを平文サンプルの「第一」の文字で置き換え、次に頻出する記号を「第二」の文字で置き換え、その次に頻出する記号を「第三」の文字で置き換える。このプロセスを、解読したい暗号文に含まれるすべての文字について行う。◇◇

〜詳細略〜

■解読不能の暗号 →ビジュネル暗号の登場

何世紀ものあいだ、秘密を守るためにはシンプルな単アルファベット換字式暗号を使いさえすればよかった。しかしその後、まずはアラブ世界で、のちにはヨーロッパで頻度分析が発達すると、単アルファベット換字式暗号はもはや安全ではなくなった。〜暗号化されたメッセージを送る者は誰もみな、それか敵の暗号解読者の手に落ち、解読されてしまうことを覚悟しなければならなくなったのである。

もっと強力な暗号、暗号解読者の上手を行く暗号が求められていた。当然、その責任は暗号作成者の肩にかかっていた。そんな暗号が登場するのは十六世紀も末のことだが、そのルーツをたどれは十五世紀のフィレンツェに生きた万能の天才、レオン・バティスタ・アルベルティの研究に行き着く。一四〇四年に生まれたアルベルティは、万能のルネサンス人の中でも第一級の人物で、画家にして作曲家、詩人にして哲学者でもあり、遠近法に関して早い時期に科学的分析を行った…。しかし彼の名がもっともよく知られているのは、おそらく建築の分野だろう。アルベルティはローマのトレヴィの泉を設計し、印刷された建築関係の書物としてはもっとも古い『建築論』を著した。この本は、ゴシック様式からルネサンス様式への変化を促す触媒の役割を果たすことになる。

一四六〇年代のあるとき、ヴァチカンの庭園を散策していたアルベルティは、法王の秘書官を務める友人のレオナルド・ダートにばったりと出くわした。このときダートが持ち出したのが、暗号に関する込み人った話だった。そのさりげない会話がきっかけで、アルベルティは新しいタイプの暗号を思いつき、一篇の論文を書くことになったのである。当時、換字式暗号はどれもみな、暗号アルファベットを一つだけ使っていた。ところがアルベルティは、二つ以上の略号アルファベットを切り替えて使うことにより、暗号解読者に一泡吹かせてやろうと思いついたのだ。
 平アルファベット   abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
 暗号アルファベット1 FZBVKIXAYMEPLSDHJORGNQCUTW
 暗号アルファベット2 GOXBFWTHQILAPZJDESVYCRKUHN

一例として、この二組の暗号アルファベットを切り替えながら、helloというメッセージを暗号化してみよう。最初の文字に対しては暗号アルファベット1を使い、hはAに暗号化される。しかし二番目の文字に対しては暗号でルファベット2を使い、eはFに暗号化される。三番目の文字のときは暗号アルファベット1に戻り、四番目の文字のときは暗号アルファベット2に戻る。つまり、最初のlは暗号化されてPになるが、次のlは暗号化されてAになるのである。最後の文字oは、暗号アルファベット1で暗号化されてDとなる。こうして、AFPADという暗号文ができあがる。

アルベルティの暗号システムの決定的な強みは、平文中の同じ文字が、暗号文では必ずしも同じ文字にはならないことだ。helloに含まれる二つのlは、それぞれ別の文字に暗号化されるのである。また、暗号文中にはAという文字がニ度現れているが、それに対応する平文の文宇は、最初がh、二度目がlと、そのつど異なっている。

千年間で最大の突破口を探り当てたアルベルティではあったが、それをとことん突き詰めて新しい暗号システムを完成させるまでには至らなかった。その仕事を引き継いだのは、それぞれに異なる社会的背景をもった三人の知識人だった。最初の人物は、一四六二年生まれのドイツの修道院長ヨハネス・トリテミウス、続いて一五三五年生まれのイタリアの科学者ジョヴァンニ・ポルタ、そして最後が、一五二三年生まれのフランスの外交官、ブレーズ・ド・ヴィジュネルである。

<→このビジュネル暗号は、画像掲示板を参照願います>

■バベッジによるビジュネル暗号の解読

十九世紀に登場した暗号解読者の中でもっとも興味深い人物は、イギリスが生んだ変わり者の天才、チャールズ・バベッジだろう。バベッジは現代的なコンピューターの雛形というべきものを作ったことで知られている。チャールズ・バベッジは、一七九一年、ロンドンの裕福な銀行家ベンジャミン・バベッジの息子として生まれた。父の許しを得ずに結婚したチャールズは、バベッジ家の財産を受け継げなくなってしまったが、すでに生活に困らないだけの金はあったので、好きな学問をやって暮らすことにした。バベッジは好奇心をくすぐるものなら何にでもその頭脳を振り向けた。彼の発明品に、走行距離計やカウキャッチャーがある。カウキャッチャーというのは、列車の線路から家畜をどかすために、蒸気機関車の前面に取り付ける装置である。科学上の業績では、樹木の年輪の輪が、その年の天候によって変わることにはじめて気づいたのは彼だ
った。そこからバベッジは、古い樹木の年輪を調べれは過去の気候かわかるだろうと考えた。また彼は統計学にも興味をもち、さらに脇道にそれて死亡表を作った。死亡表は、今日の保険業界にとってなくてはならない商売道具になっている。

〜略〜

難しい暗号を解読しようとすることは、そそり立つ絶壁の登坂に似ている。暗号解読者は、手ががり、足がかりになってくれるへこみやひび割れを探す。それが単アルファベット暗号ならば、暗号解読者は文字の出現頻度にしがみつくことになる。なぜなら、e、t、aなど出現頻度の高い文字の素性は、どう変装させようとも隠しきれるものではないからだ。多アルファベットのヴィジユネル暗号では、キーワードを使って複数の暗号アルファベットを切り替えるため、出現頻度は平均化されてしまう。したがって一見したところ、岸壁は完璧になめらかに見える。

思い出してもらいたいが、ヴィジユネル暗号が強いのは、平文中の同じ文字がそのつど違う方法で暗号化されるからだった。たとえはキーワードがKINGだったとすると、このキーワードには四つの文字が含まれるから、平文の各文字は四つの異なる方法で暗号化されることになる。

Sun and the Man in the Moon(太陽と月の男)という文を暗号化してみよう。
 キーワード KINGKINGKINGKINGKINGKING
 平文    thesunandthemaninthemoon
 暗号文   DPRYEVNTNBUKWIAOXBUKWWBT

最初のtheはDRPと暗号化され、二番目と三番目のtheはBUKと暗号化されている。BUKが二度現れるのは、二番目のtheと三番目のtheが8文字分だけずれており、8はキーワードの長さ(この場合は4)の倍数だからである。

言い換えると、二番目のtheはキーワードのINGにかかっているが、三番目のtheに達したときにはキーワードはきっかり二周して、三番目のtheはまたしてもINGにかかったということだ。

バベッジは、暗号文中に同じ文字列が何度か現れるというこの現象が、ヴィジュネル暗号を征服する足がかりになることに気がついた。そうして彼は、暗号解読者なら誰でも。解読不能の暗号を解読できるよう、一連のステップを定式化したのである。
〜詳細略〜

■ビジュネル暗号の問題点 →定型キーではダメ →一回限りのものが安全 →しかし、キーワードの管理が大変

■ビジュネル暗号の強化 →ランダム鍵の着想

[〜続く〜]


[1226] 私がこれから購入する本<yamokuさんの顰み(ひそみ)に習って> 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/10(Sun) 20:28:42
中世哲学史 (出版社:新評論)

アラン・ド・リベラ著/阿部一智・永野 潤・永野拓哉 訳

地中海周辺地域に光を当て封印された中世哲学史を初めて繙く
 我々は、普通、西洋哲学史をキリスト教西欧の視点から見ている。そこに登場するビッグネームは「古代」のプラトンやアリストテレスであり、「近代」のデカルトやカントであって、「中世哲学」は、まるで言葉そのものの中に矛盾があるかのように、薄闇の中に沈められてきた。
中世は二つの光明に挟まれた長いスランプ期間である。しかし、それはキリスト教西欧から見た哲学史にすぎない。ユダヤ人やイスラム教徒の哲学史の中では、中世は文句なく光明の季節である。それはマイモニデスがユダヤ哲学をその最高水準にまで押し上げ、アヴェロエスを介してしばしの間イスラム哲学が西欧を席巻した季節である。
  <略>本書は、無視され、排除され、周辺化されてきた西洋哲学史に不可欠の部品を、それがあった場所に組み込もうとする中世哲学史である。全体の半分をラテン哲学以外の哲学(ユダヤ・イスラム・ピザンツ哲学)に割いた中世哲学史はかつて書かれたことがない。   こうした哲学史を構築するために、著者は「研究拠点の移動」という観念を発明する。水が大地のわずかな傾斜を見つけて己の進路を決めるように、哲学研究も己に最も適した環境を求めてつねに移動する。文献・翻訳の豊富さ、権力の庇護もしくは不介入、教会の寛容−そうした条件が哲学の水路を決める。
  ユスティニアヌス帝がアテナイのアカデメイアを閉鎖して古代哲学を終焉させた時、哲学者の亡命先はペルシア領のハラーンであった。中世哲学はその後ユダヤ人・イスラム教徒にリレーされて中近東・北アフリカを運ばれイベリア半島に上陸する。南欧から西欧へ、という我々が知っている西洋哲学の移動経路は確かに始点と終点に関しては間違っていない。しかし両者は地中海の周囲を時計回りに辿る迂路で結ばれているのである。それが忘れられた。この忘却には深い意味がある。そして、それを現代において想起することにも。
  読者は本書を読んだ後でかならずや物事を少し違った風に考えるようになるに違いない。
(あべ・かずとし フランス哲学)

アラン・ド・リベラ(Alain de Libera)著
A5上製 650頁 8000円 ISBN4-7948-0441-5

著者 Alain de Libera
フランスの哲学者・中世史家。1948年生まれ。1999年現在、パリ大学高等研究院指導教授、ジュネーヴ大学教授。主に中世キリスト教神学史を講ずる。エックハルト研究が有名。邦訳『中世知識人の肖像』(新評論)他。


[1225] アイルランド/イギリス=韓国朝鮮/日本 投稿者:・涙ウ 投稿日:2002/02/10(Sun) 19:10:02
今日は、家内が、日本人がやってくれる美容院にいくというので、私は、子供二人とお留守番です。
家内は、「昼ご飯は、昨日の残りものの肉じゃがをチーンして子供二人と食べてね。」〜といい置いて出かけていきました。


子供がままごとしている横で、ネットサーフィンしていたら、下記のような記事を見つけました。(サイトの背景はよくわかりません。半島情報には強そうですが、鋭いと思わせるような記述はあまりありません。)

藤原紀香についての記述は、副島サイトの読者からすれば間違っている?
木村拓也については、初耳です。この点、責任もてませんので、ご興味のある方はご確認下さい。(草薙くんの間違いではないのかな?)
(和田アキ子、都はるみ、西条秀樹は、知っていましたが、松田優作は知りませんでした)

そういえば、昨年末の日経新聞に、最盛期の紅白歌合戦は、過半数が在日に占められていた〜との記述があったことを思い出します。

現代だけではなく、古代、特に飛鳥白鳳時代には、ナショナリズムが勃興する一方で、半島との関わり合いも強かったことから、我々が知っている歴史上の有名人も実は、、ということは多々あるのでしょう。例えば、天智天皇は百済系、天武天皇は、新羅系とのつながりが強そうな、、、(この二人の天皇は、実は巷間伝えられるような兄弟ではないとの前提で)

副島先生は、聖徳太子は、華僑系という立場をとられるようなので、大化の改新は、半島系が華僑系を追い出したクーデターだったということなのでしょうか?

そういえば、今でも週刊誌などで鼎談している、王・金田・長島というのも、考えてみれば、「華僑系・半島系・縄文系」ということで、ちょうどバランスがとれているということかな。

話は変わりますが、我々がイギリス人と思っている有名人の中にも実は、アイルランド人出身者はたくさんいます。(アイルランドっぽい名前でも改姓する習慣ないようです。)
ミックジャガーは、いわば「*ャンコロ・タロー」のような過激な名前であることは、副島本のどこかに書いてありました。

ビートルズのジョンレノンは、リバプール出身だったと記憶していますが、リバプールという都市は、いわば朝鮮半島にすぐ近い北九州地方と似た地勢に所在していることから、彼のご先祖さんもアイルランドから渡ってきたのではないか〜という気がします。(直感として、彼のユーモア感覚は、アイルランドっぽいところから来ているのではないか〜という気がしています。)
私、この手の分野には弱いので、どなたか、ご存知の方がいらっしゃたら、ご教示下さい。


貼りつけ始め

http://www.gyouseinews.com/storehouse/feb2002/001.html

在日タレント大集合!

 昨年(平成13年)12月23日、天皇陛下が朝鮮半島との縁についてご発言されたことが韓国ではたいへんな評判になった。

 天皇陛下のご発言内容は、「桓武天皇(781 〜806 年)の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」というものだった。これを多くの韓国民は歓迎し、また同時に、韓国の文明の影響によって日本が文化的に成長したことに改めて誇りを感じているようだ。

 もともと朝鮮半島には、北(北京に近い地域)のほうが文化的、歴史的であり上質といった差別 意識が存在している。韓国の南岸は程度が低く、済州島はさらに低俗であり、その海の彼方にある日本など下の下だという差別 感情が長年にわたって存在した。それが明治維新以降逆転し、戦前には日本の統治下に置かれ、戦後の経済成長期には完全に日本に圧倒されていた韓国の民にしてみれば、最近のさまざまな情勢はまさに歓迎すべきものなのだろう。

 こうした状況のなかでワールドカップ日韓共催が開始される(5月31日開会式)。

 この日韓共催ワールドカップに先駆けて、天皇陛下のご発言をより明確に一般 レベルにまで達しようと、NTV(日本テレビ)が興味深い企画を立案中だ。韓国側の了解も得られたというから、形が多少は変化するかもしれないがこの企画がオン・エアされることは間違いない。

 この興味深い企画とは、日韓を結ぶ人脈・文化の深淵を探るというものである。――いや、こう書くとじつに哲学的内容に思われるかもしれないが、じっさいには日本で活躍する在日芸能人大特集のようなものだ。

 この企画の発端は、故・松田優作(平成2年没)の故郷を訪ね彼の生い立ちや韓国名も明らかにして、日本と韓国の縁をうたい上げようというものだった。だが、松田優作だけでは興味を魅かないだろうと、日本で活躍する在日系のタレントを大集合させ、それぞれが故郷(本籍地)に帰るという企画となった。ところがご存じの通 り、およそ日本で活躍するタレント芸能人の類はほとんどが在日系である。

 噂では、当初は和田アキ子や都はるみ、西城秀樹らを取り上げる予定だったらしい。しかしそれではあまりにも当たり前で、興味をひきそうにない。そこで、より大物タレントとして名があげられているのが、藤原紀香と木村拓哉。ただしこの二人が自分の出生の秘密を明らかにすることに同意するかどうかは、目下のところ不明である。

貼りつけ終わり


[1224] さてさて、 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/10(Sun) 17:23:09
 中谷央介どののお怒りも収まったようで、ほっと一息。松嶋さまにはよろしくおとりなしくださいませ。(ペコリ)

日本人のおねえさまの話題は、とにかく、松嶋菜々子様にだけは触れないようにして話すようにしよう、と教訓を学んだかたせです。

さて、さて、補足。
外人の女優さんでしたら、、、
第1位:ニコレッタ・ブラスキ (ロベルト・ベニーニの奥さん)
第2位:メグ・ライアン

です。 どうにも、おばさん趣味ですな。。
無名女優時代の若いニコレッタ・ブラスキ(20歳代半ばだったはず)に猛アタックして奥さんにしちゃったロベルト・ベニーニは偉い!

メグ・ライアンは、どこが美人なのかよくわからないですが、なんとなく魅力があります。。

(これでまた、だれかの逆鱗に触れたらどうしよう。。ビクビク。)


[1223] かたせさんへ 投稿者:中谷央介 投稿日:2002/02/10(Sun) 14:46:32
分かればいいのです。
松嶋菜々子さまにはわたしからとりなしておきましょう。


[1222] 天誅をくだされて。。 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/10(Sun) 11:49:10
中谷央介さんへ。
天誅をくだされ、焦土と化した日本のような、かたせです。

大きなおこころで松嶋菜々子氏を応援されている、中谷央介さんの、赤心に触れ、いまわたしは大いに感動しているところです。

単に自分の好みの顔かどうかで、
稲森いずみ>原千晶>藤崎奈々子>松嶋菜々子
(私は目が細い系が好きだし、お目目ぱっちり系でも藤崎奈々子の方がええよなあ、正直の話)

と判定をくだしておりました。いまとなっては、それだけでもって叛旗を翻した私の考えの小ささが恥ずかしくてなりません。

昨今の日本の危機的な状況を考えるならば、
松嶋菜々子>>>>その他大勢、という位置付けの大切さがわたしにもよく理解できました。 大河ドラマと朝の連続ドラマの位置付けは身にしみてよく理解できました。これが日本標準の理解でしょうか。。

大所高所からの、厳しくもまたためになる中谷央介さんのご指摘・ご指導をいただけたことは、このわたくしの人生にとり、まことに収穫となった次第でございます。

今後とも、 ご鞭撻(ビシビシ)のほどよろしくお願いいたします。

かたせ拝


[1221] [1217]今日のどつき補足 投稿者:中谷央介 投稿日:2002/02/10(Sun) 09:57:28
中谷央介です。今日は平成14年2月10日です。バレンタインデーももうすぐです。いまからチョコの置き場が心配で、昨晩もよく眠れなかった。

さて、昨日のどつきについてたかのさんがすばらしい補足をしてくれていました。感謝します。

しかし、わたしがふざけてこの「どつき」を書いたと思うな。アメリカとの真の主戦場は、郵便貯金ではないのだ。金なぞどうせすぐ消える。それより大切なのは、日本人が正しい庶民の生き方を知り、それをけなげに守っていくことが大切なのだ。その正しい生き方の教育機関であるNHKの朝ドラ、大河ドラマこそ、アメリカ帝国からの最後の防波堤なのである。(紅白の侵略はすでに完了している。)

幸い奴らはまだそのことに気づいていない。CSIS、SAIS、Brookingsのサイトにもそんなことは出ていなかった。エドワード・あほう・リンカーンよ、くやしかったら、松嶋菜々子さまを大河ドラマの主役から引きずり下してみろ!おまえだって、日本人の嫁サンがいるから、「利家とまつ」を見ているだろうが!そのうち、ニューズ・ウィークの「コラム・オン・ジャパン」に「NHKドラマの時代錯誤が日本の構造改革を遅らせている」とか書くなよ、ばーか。

なんか2〜3行ですますつもりだったのに、興奮してしまった。いかん、いかん。

なお、早川さんには天誅はくだしません。井川遥はフランス語講座での貢献が大きいからです。

では、諸君。次回の「今日のどつき」を楽しみに待て!(その前に自分が自壊しそうではある。)


[1220] 中間報告(わたしの心境) 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/10(Sun) 08:28:03
わたしは現在、有力諸国をすべて味方につけた多国籍軍から猛爆撃をくらっている、湾岸戦争時のサダム・フセインのような心境です。詳細は、追って、また。。


[1219] Re[1217]: 今日のどつき H14.2.9 ―松嶋奈々子は国民的女優である論 投稿者:たかの 投稿日:2002/02/10(Sun) 03:33:22
諸般の事情で、「ひまわり オリジナル・サウンド・トラック/難波弘之と劇伴ひまわり」(謎)を持っています。

さて、テレビドラマで主役を張れるかどうかという点で、いろいろ出てきている方々の中では、私見ですが(まあいろいろ考えていただくことができるわけですが)、

松嶋菜々子 >> 本上まなみ > 稲森いずみ >> 藤崎奈々子 > >> 井川遥

なので、こういう論点でやりあいますと、松嶋菜々子の圧倒的勝利となりますね。

しかも、朝のドラマ番組に耐えられるキャラは、松嶋菜々子だけでしょう。あ、水野真紀も名前が出てましたね(実績があったはず)。

とにかく、がんばれ!央介さん。

http://www.soejimatakahiko.net/rika/


[1218] [1217]『今日のどつき』を読んで 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/10(Sun) 00:20:18
かたせさんへ

 今日(2/9)の中谷先生の「どつき」を読まれましたか?すごいですよ。
 まさに愛国の情に満ちあふれた文章を中谷さんは書いておられます。
 私は、はっきりいって爆笑、いや、感動しました。
 ああ、松嶋菜々子嬢のすばらしさをわかっていなかった早川は、『属国日本論』も『世界覇権国アメリカを動かす知識人たち』も熟読していない副島門下生みたいなもんでした。
 私はかたせさんやRss−Kさんと違って稲森いずみ派でもなんでもなかったのですが、井川遥がいい!なんて戯れ言をぬかしていたから、これから、中谷先生の追撃が下るのではないかと心配でなりません(中谷先生ごめんなしゃいっ!!)。
 ああ、こわいっ!!
 かたせさんも早く謝ったほうがいいですよ。


[1217] 今日のどつき H14.2.9 ―松嶋奈々子は国民的女優である論 投稿者:中谷央介 投稿日:2002/02/09(Sat) 23:48:06
中谷央介です。今日は平成14年2月9日です。

わたしは会社が停電なので、今日は日頃の疲れをいやすべく、ぶらぶらしていました。

さて、わたしがふじむら掲示板を見ない間に、主要メンバーが松嶋菜々子よりも、稲森いずみがいいという妄言を吐いていました。とくに、かたせさんは、本当にどうしようもない。稲森いずみなら、一万歩譲って許せないことはないが、原千晶や藤崎奈々子などの三流もいいところのタレントと、国民的女優松嶋奈々子さまを同列、同列以下に扱うなぞは言語道断!「おまつ」さまに比べれば、彼女たちは目くそ、鼻くそのたぐいです。
(誤解のないように言っておきますが、稲森でも原でも藤崎でも水野真紀でもわたしとつきあってくれるなら、死んでも「いや」とは言いません。)

松嶋菜々子さまをそのように貶めるのは、「国民的」という意味が分かっていない、彼女の背負っているものの大きさが分かっていないのです。よって、かたせさんには天誅を加えます。

天誅ーーーーーーーーー!
(わたしのできるテクはこれだけだ。文句あっか)

さて、彼女の背負っているものの大きさだが、これは小学生でも理解できることです。かたぎのまじめな日本国民は、NHKの朝ドラと大河ドラマで、戦後アメリカに無茶苦茶にされた、国民の心情的統合をかろうじて保っているのです。あの二本のドラマが何十年も続いている理由が分かりますか?日本人を日本人たらしめる、アメリカ帝国の文化的侵略の防波堤なのです。

それの主役を張るということが、この日本国にとって、どれほど重大な意味を持つのか分からないのですか!大河ドラマの主役を、稲森や原や藤崎ができるのですか?松嶋菜々子さまは、日本国民統合のために、日本の妻とは母とは彼女とは、こういうのが正しいのだと身をもって示しておられるのです。その重圧に耐える彼女をわれわれ日本人たるものみんなで支えなければならないのです。

アメリカ帝国の世界支配の最終段階にある今、NHK大河ドラマを見て、松嶋菜々子さまを応援することこそ、われわれ属国民の生きる道であることを早く分かるべきである。

中谷央介拝


[1216] 牛のえさ / Re[1214]: かたせさん、たかのさん、Rss-Kさんへの返信 投稿者:たかの 投稿日:2002/02/09(Sat) 21:03:48
せいの介さんへ

>▲たかのさんへ

>バッテリーの耐久時間が、日に日に低下しているのですが、
>このままだと、どうなってしまうのでしょう?
>接続しっぱなしでも、使えればいいのですが。

型番はなんでしょうか。
バッテリーでの使用をあきらめるのでしたら、バッテリーを外した状態で、AC電源アダプタを使えば動作する可能性があります。(9300は動きます。)

コンセントを抜いた状態でサスペンド(スタンバイとかスリープとか)しないならば、デスクトップマシンと思って使えば問題ないでしょう。

って、ノートの意味がないですね。

バッテリー交換は、修理扱いで「本体ごと」牧場(の跡地)へ送り返せば良いようです。(電源アダプタのコードがやばくなったときに問い合わせました。)

http://www.soejimatakahiko.net/rika/


[1215] メモ�将宗福慂神�官僚論』堺屋太一) 投稿者:YK 投稿日:2002/02/09(Sat) 21:00:07
(1)下記は、堺屋太一氏の得意とする<組織論>を武器に、平成官僚の無能について語っています。ここのサイトのみなさんの、激しい罵声が聞こえてきそうですが…。

(2)『平成の官僚論』堺屋太一[文芸春秋3月号]より抜粋

■平成官僚は無能すぎる ■日本…十二年間の凋落

今年、二〇〇二年の日本を考えるために、今昔の比較をしてみましょう。江戸時代には「子午改め」という制度がありました。子(ネ)の年と午(ウマ)の年とに宗門改め、つまり人口の悉皆(シッカイ)調査をしたのです。今年は午の年、それに倣って、平成の「子午改め」を行なってみたいのです。

(YK注)子ネ 丑ウシ 寅トラ 卯ウ 辰タツ 巳ミ 午ウマ 未ヒツジ 申サル 酉トリ 戌イヌ 亥イ

前の午年は一九九〇年。これと今年、二〇〇二年を比較してみると、日本が驚くほど悪くなっています。一九九〇年はバブルの真最中で、日本は人類史上で最も完璧な近代工業社会を構築、供給者の天国を謳歌していました。

株価は、この年の初めには下落傾向を示してはいたが、それでも三万円台の後半でした。地価はまだ上昇を統けていました。日本企業はアメリカの映画会社やビル、オーストラリアの土地を買いあさる。日本が拡大していくようでした。

日本人は自信満々「二十一世紀はアジアの世紀。日本はその中核的な役割を果たし、世界中の企業や文化活動が東京に集中する。だから、ますます東京の地価は上昇し統ける」と声高に論じていたものです。

ところが、それから十二年経った今日、そんな威勢のよい声はどこからも聞こえてきません。経済成長率は九〇年には実質5.1パーセント、名目7.3パーセントだったのに、二〇〇一年にはなんと実質マイナス1パーセント、名目では2.3パーセントのマイナスと予測されています。国富は90年末には三千五百五十兆円、それが2000年末には二千九百七十兆円、実に五百八十兆円も減りました。株価(東証日経平均)は1万円すれすれを推移し、六大都市圏の地価は三分の一に下がっています。失業率は一九九〇年末の2.1パーセントから5.6パーセントに上昇しています。

この十二年間で悪化したのは経済だけではありません。世界の中でも最も高水準だといわれた小中学校の秩序崩壊もひどいものです。学級崩壊は今や例外的な現象ではなくなりました。学力低下は目を覆うばかりで、高校、大学と進むほどにひどくなっています。

治安も急激に悪化している。犯罪件数は一九九〇年の約百六十三万件から約二百七十四万件(二〇〇一年)と増加する一方、検挙率は一九九〇年の42.3パーセントから19.8パーセントヘと悪化の一途を辿っています。その上、警察が市民の訴えを無視して、社会秩序の維持を軽視し出したという批判と実例も多数現れています。

警察能力の低下は、群衆整理の面により極端に現れています。二〇〇〇年に行なわれた沖縄サミットでは総経費八百十億円の半分は警備費だったといいます。そうだとすればケルン・サミットの数十倍、デモが荒れ狂ったジェノバ・サミットに比べても数倍になります。これだけの費用をかけなくては十分な警備体制が取れないと平気で主張するところに、警察の能力と誇りの喪失が示されています。

しかもこの十二年間に、原発事故、ロケットの打ち上げ失敗、阪神大震災で明らかになったような安全性の欠如など、様々な欠陥が相次いで露呈しました。日本はこの十二年間で天国から地獄に転落した、というべき現実が、私たちの眼前に広がっているのです。

では、何故たった十二年のうちに日本はこれほど悪くなってしまったのでしょうか。もちろん、政治家にも、企業経営者にも、ジャーナリストやそれに引きずられた世論にも、その責任の一端はあります。しかし、最大の責任は、この国で経済と社会の運営のさまざまな局面で最も大きな権限を握り続けてきた官僚にあることは明らかです。

官僚たちは、一方では政治家や既成企業の経営者と談合し、他方では情報の操作や秘匿で世論を誘導することで、日本の経済と社会とを劣化させたのです。

どうしてそんなことをしたのか。ひと言でいえは、きわめて無能だからです。将来の予測も現状の理解も、改革の決断も誤りの反省もできない無能で無責任な組織だからです。

これまでの官僚批判は、「官僚は有能だけれども、様々な問題点がある−というものでした。縄張り根性、発想の硬直化、公金着服や業界癒着などに見られる倫理の腐敗、強権的態度などが指摘されてきました。これらは無論、間違いではない。しかし、現在の官僚に巣食っている病弊は、そんな生易しいものではありません。そこには人間をして無能化せしめる構造が出来上がっているのです。しかも官僚機構は無能であるが故に、より無能なことを善しとする悪循環に陥っています。今にしてこれを止めなければ、日本は確実に「おもしろさも将来性もない発展途上国」になってしまいます。

■この十二年間の官僚、つまり−平成官僚は、次の三つの大罪を犯しました。

1)第一は、「不況の大罪」です。前述のように日本は、この十二年間に多くの国富を失い、多数の国民が借金の重みと所得の減少に苦しんでいます。その原因のかなりの部分が官僚の誤った予測と判断、自己権限への固執、そして誤った情報操作によって引き起こされたものです。

2)第二は、日本をアジアの片隅にしてしまった罪、いわば「鎖国化の大罪」です。アジア大陸と太平洋の間にあって、最も繁栄した、中核的な存在であった日本が、金融、交通、外交などの各面でアジアの片隅になってしまいました。

3)そして第三は「秩序破壊の大罪」が拳げられます。遠く江戸時代以来の四百年間、日本が誇りとしてきた犯罪の少なさ、安定した秩序が、この十二年間で大きく崩壊してしまいました。これも官僚が怠惰と臆病と権限維持のために引き起こしたことです。

以下、官僚システムのどの部局が、いかなる原因で、かくも無能になり、日本に災厄をもたらしてきたのか、具体的に検討していきましょう。

■まず「不況の大罪」

これは経済財務官僚の無能が招いたものです。はじめバブルを引き起こし、次にそれを無残に漬して不況を招き、その後は景気の回復を妨げ続けました。この十二年間、経済が回復しかけると、必ず官僚が出てきてその動きを破壊しています。

そもそもバブルの発生は、官僚の予想能力の欠如に端を発しています。一九八五年、国土庁は「東京のオフィス・ビル不足」の予測を発表しました。近い将来、東京にはビジネスや人口が集中し、深刻なビル不足に陥るため、霞が関ビル何百本分ものビル建設が必要だというものでした。この大はずれの予想が、土地ブームの火付け役となったのです。

この予測に象徴されるように、官僚の予測はこのところ当たったためしがありません。その原因は単なる杜撰や時流迎合ではなく、官僚が経済原則をまったく理解していないという点にあります。

このビル需要の例でいうと、ビルが不足して、オフィスの家賃が上がれは、必ずスペース節約的技術開発が進むし、事務所の分散も起こります。つまり、需要の伸縮は価格の変動に応じた関数なのです。ところが官僚はこんな基本的な経済原則を無視して、気分と自己都合だけで需要を予測してしまうのです。このような市場原理の無視は、平成官僚につきまとっている大欠陥であり、何度失敗しても直そうとする気配すらうかがうことが出来ません。

官僚は需要の過大予測やバブルを作っただけではなく、金融緩和や公共事業でそれを増幅させました。そして地価上昇への非難が激しくなると、突如、金融引締めに転じて大不況を招きました。しかも不良債権処理のチャンスもことごとく逸して、日本経済をガタガタにしたことは、ここで詳述するまでもないでしょう。

その上、九六年に景気が回復しかけた時、財政再建を強引にやろうとして、その芽を摘んでしまいます。私が経済企画庁長官を務めた二年余りには、景気も相当に回復しましたが、そのあとではまた官僚たちが不況化を企んでいることは見逃せません。

■外交方針を示せない無能さ

次の、日本をアジアの片隅にした「鎖国化の罪」、これは外務省、国土交通省、旧郵政省、そして金融担当部門の問題です。中でも、もっとも罪深いのは外務省です。もともと情報収集と情勢分析をアメリカに依存する日本の外務省ですが、ここにきてその無能さが際立ってきたのには理由があります。

戦後、日本外交の基本方針は、「西側陣営に属し、経済大国、軍事小国を目指す」というものでした。ところが一九八九年にベルリンの壁が崩壊して、冷戦が終わると、西側陣営も消滅。日本の外交の基本方針がなくなってしまったのです。

そこで外務省は、二つの戦術的目標を出しました。そのひとつが北方領土の返還、もうひとりは国際連合の安全保障理事会の常任理事国入りです。このうち、北方領土は冷戦時代からの引継ぎ事項です。冷戦なればこそ重大だったテーマなのです。北方領土の返還は日本国民の願いではあっても、日本外交の主軸を領土問題に置くべき時代ではありません。

国連の安保理常任理事国入りも、世界の安全保障に対してどこまでコミットすべきか、またコミットする利点があるのか疑問が残ります。日本が国連分担金を多く負担する経済大国として主張するなら、国連全体を経済社会理事会中心の組織に改組するよう提案すべきではないでしょうか,

いずれにしろ、両者ともこの十二年間に何の進展もなかったことは明らかな事実です。要するに、この十二年間、外務省は日本外交の基本方針を打ち出すことも、打ち出すべきだと問題提起することもしていません。外務省が精を出していたのは、外交ではなく、単なる社交でした。外交のための情報収集に便うべき機密費が社交のための飲食や宿泊に使われたのも無能の結末といえるのです。

〜略〜

■「死に至る病」に罹った官僚組織

何故官僚はこれほど無能になってしまったのでしょうか。その最大の要因は組織の問題です。組織には「死に至る病」が三つあります。第一は機能組織の共同体化、第二は環境への過剰適合、そして第三は成功体験への埋没です。日本の官僚機構は、この三つに完全にとりつかれています。

1)まず第一の機能粗織の共同体化です。組織には機能組織(ゲゼルシャフト)と共同体組織(ゲマインシャフト)があります。後者は組織の存続自体を目的とする組織(家族など)です。前者はある特定の目的を果たすことを目指してつくられた組織(企業など)です。官僚機構はもちろん行政機能を目的とした機能組織です。

ところが終身雇用と排外人事を続けてきた結果、現在の官庁は、官僚の共同体組織に転じてしまっています。そこでは仲間に好かれることだけを考えて、「どれだけ長時間そこにいたか」という自己犠牲の姿勢が評価の対象になり、「何をなしえたか」という成果が評価されません。

共同体になると、自分たちの居心地の良さが最優先されるので、内部競争のない年功序列人事が徹底されます。また、身内意識が強固になると情報の秘匿が生じます。そして、外部に対しては平気で嘘をつき、しかも、それがバレてもまったく恥じないようになる。内に対して言い訳さえ立てば、外には何を言ったとしても構わない,それで出世の妨げにはならない。これが共同体化の行き着くところで、現在の官僚にはすべてが当てはまります。

2)第二の病、環境への過剰適合も重症です。外務省は冷戦に、他の省庁は規格大量生産社会に過剰適合してしまい、環境が激変しても、仕組みも考え方も変えられないのです。

3)最後に拳げた成功体験への埋没もひどいものです。イギリスに「競馬のし始めに大穴を当てた者は必ず破産する」ということわざがありますが、日本の官僚には、高度成長で成功した、近代工業社会を作り上げた、という自負があります。このため、同じコンセプトに固執し、ついには、失敗を悔いる、ということがなくなってしまった。一度くらいはずれても次に当てればいい、という思考パターンにはまっているのです。

たとえば、大蔵省、現在の財務省は、九七年の財政再建政策で大失敗、日本経済を破滅の淵に陥れました。ところが今また、引締め政策に固執、隠し赤字で糊塗しようとしています。前回の失敗の責任が追及されていないからです。

以上の結果、今や日本の官僚は「改革常習者」となってしまいました。この十二年間、官僚が「改革」と言わなかった日はありません。しかし、明治維新のような本当の大改革なら、そんなに何度もできるものではありません。改革、改革と言い続けているのは、本質的には何も変えないからです。

たとえば小渕内閣は金融再生、持株会社の解禁、会社分割や特定目的会社などの手順と手法を整えました。ところが官僚たちはその意味も効用も理解せず、ほとんど役立てていません。そしてまた、「別の改革」を始めたがる、というわけです。

■さて、こうした無能な官僚に対する処方箋はあるのでしょうか。あります。しかも、それはきわめて安上がりな処方です。つまり、官僚に共同体であることをやめさせ、国政全般から手を引かせることです。

1)それには第一に、外部から人材を登用し、組織原理を変えることです。官僚の失敗や不祥事で次官や局長を代えても官僚組織には痛くもかゆくもありません。順送り人事がひとつ進むだけです。しかし、官僚共同体以外から大量の人材が入ると、共同体全体に緊張と反省が生じます。それだけが官僚をして真剣に考えさせる手法です。

2)次に、人材評価の基準を変えること。手っ取り早く言えば、官僚が官僚共同体に対してのみ奉仕する意欲を削ぐことです。これまで行なわれてきた意欲で評価するやり方を変えて、能力、すなわち結果で評価すればよいのです。官僚を能力で評価し、人事を行なうシステムと権限を、大臣に与えるべきです。それで間違える大臣なら、次の選挙で落選させればよいのです。国民は、官僚を代えることは出来ませんが、政治家は代えられます。

3)そして、第三には文化革命が必要です。明治維新は武士の文化を捨てる文化革命でした。終戦時には、軍人主導の文化を排しました。いま、日本に必要なのは、官僚に国家主導の地位からご退場願うことです。

それには全国民が、この十二年間に官僚たちの行なった失敗と怠慢を正しく認識し、その無能さを知ることです。明治維新は幕府官僚の、戦後改革は軍部官僚の無能さを知ることで起こりました。今からの改革も、平成官僚の無能を認知することがはじめの一歩でしょう。

[了]


[1214] かたせさん、たかのさん、Rss-Kさんへの返信 投稿者:せいの介 投稿日:2002/02/09(Sat) 19:09:07
▲かたせさんへ

>「やまだく〜ん。 せいの介さんに座布団3枚。」

ありがたく頂戴いたします。
駄作があったら全部持ってっちゃって下さい。


▲たかのさんへ

バッテリーの耐久時間が、日に日に低下しているのですが、
このままだと、どうなってしまうのでしょう?
接続しっぱなしでも、使えればいいのですが。
とても不安な日々を送っています。
副島先生なら、アメリカに乗りこむのかなあ。

>>昨年を漢字一字で表現すれば、「戦」でなく、もちろん「牛」。

>ぼくも一票。

これは、ありがたい一票です。


▲Rss-Kさんへ

>はじめまして。Dell派のRss-Kでございます。
>よろしくお願い致します。

こちらこそ。よろしくお願いします。
Dell派でも別に対抗意識は燃やしませんよ。

>>>あっちは、乳牛(ホルスタイン)。
>本国アメリカのゲートウェイは、今期黒字を回復したらしいです。

なんと。即日撤退といい、いかにもアメリカ企業ですね。


[1213] 全然関係ないけどさ 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/09(Sat) 13:08:00
『ロボコップ』ってさー、石ノ森章太郎の『ロボット刑事K』のパクリじゃないのかしらん。空飛ぶパトカーとか70年代前半にしたらすごいアイデアですよね。
 苦悩するロボットという設定もすごいですよね。あ、でも石ノ森師匠はキカイダーといい仮面ライダーといい009といい、こういう話が多いですけどね。


[1212] 無題 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/09(Sat) 12:00:50
黄色の帯を緑にしたら全然見えないですね。これからは緑はやめます。


[1211] 松嶋菜々子だよ。 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/09(Sat) 11:59:12
>突然ですが、松嶋「菜」々子さまです。

もしかして、これはわたしのせいですか?すまぬ、皆の衆。いや、おまつどの。謝って済む問題ではござらぬが、ご勘弁の程を(ううっ(T_T))。


>>副島学問道場唯一の「癒し系」掲示板ふじむらの面目躍如です。
> 
>そうか、このふじむら掲示板が「癒し系」であったとは。。。でもおそらく本上まなみ系の、見目麗しき(みめうるわしき)「癒し系」ではないと私は考えます。
>・涙ウさんのすばらしい表現を借りてみるならば、
>大阪・天王寺公園でぶつくさ言っているおやじが自分の一人言で癒されていくそういう「癒し系」かなあ、と。このような表現では世間様の「癒し系」イメージからはかけ離れておりますが。

 もちろんそうですよ。本上まなみや井川遥のごとき「癒し系」であるわきゃないじゃないですか(笑)。「暴き系」で「癒し系」で「下町人情物語系」で「ロボット刑事K」なのが、われらが掲示板「ふじむら」なのです(さっぶーっ!!めちゃくちゃしょーもないギャグなのはわかってるけどこのまま投稿します。寒っ!!)。

 中谷さん、私には天誅を加えないで下さい。悪いのは稲森いずみ派の連中ですっ!!


[1210] 自分の立場が危うくなりつつあるのを自覚しながらのご返事 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/09(Sat) 08:56:33
(1)re「[1205] あのー - 投稿者:たかのさん」
 
>>突然ですが、松嶋「菜」々子さまです。

えっ、そうなんですか??私も早川健さんと同じく、「奈々子」さまだと勘違いしておりました。 そうか(藤崎奈々子>)松嶋菜々子かあ、
あっ、しまった、菜種油に火を注いでしまった。

(2)RE「[1203] 中谷さんへ - 投稿者:早川健さん」  

>副島学問道場唯一の「癒し系」掲示板ふじむらの面目躍如です。
 
そうか、このふじむら掲示板が「癒し系」であったとは。。。でもおそらく本上まなみ系の、見目麗しき(みめうるわしき)「癒し系」ではないと私は考えます。
・涙ウさんのすばらしい表現を借りてみるならば、
大阪・天王寺公園でぶつくさ言っているおやじが自分の一人言で癒されていくそういう「癒し系」かなあ、と。このような表現では世間様の「癒し系」イメージからはかけ離れておりますが。。。
こんなことを書くと誰も投稿してくれなくなりそうで心配ですが、まあ、そう思ってしまったのは事実だから、そのまま書きます。

さて、あと一応、ふじむら掲示板が「暴き系」であることの証拠も残しておくために、私の愛読紙「大阪スポーツ」2002年2月8日(金)版 18ページから、アメリカの人気歌手マドンナの許されざる行状を暴きます。見だしより引用。
(引用開始)
マドンナ チップけちった
ダンナの名前はリッチーなのに・・・
英国一流レストランで渡したチップは常識の半分以下2千円
(引用終わり)

6日付の英大衆紙ミラーから、「椎名有紀通信員」(ふだん何をしてるんだろう?)が伝えてきた記事です。
ここで、「大阪スポーツ(東スポ、九スポ)」=「イギリス大衆紙ミラー」という等式が成り立ちます。

(3)RE「[1209] 予告 - 投稿者:中谷央介さん ]
>かたせさんには別途天誅を加えます。

どっきーーん。
現在の私は、アメリカに追い詰められたサダム・フセインのような心境です。


[1209] 予告 投稿者:中谷央介 投稿日:2002/02/09(Sat) 08:48:03
かたせさんには別途天誅を加えます。


[1208] 告白 投稿者:中谷央介 投稿日:2002/02/09(Sat) 08:44:45
いやあ、みなさんに「おまつ」さまの話題で盛り上がっていただいてうれしゅうございます。

それにしても、恐ろしいことに、わたしはいまのいままで、たかのさんに指摘されるまで、「菜」々子ということを知りませんでした。最愛の女性の名前を数年間に亘って間違えるなんて、万死に値します。わたしは1万回死ななければなりません。みなさん、さようならーーーーーー。

ところで、突然若村麻由美の話題になっていますが、実はこの人、わたしが昔結婚してもいいかと思って、東京デズネーランド(すいません、おやじなんでこういう発音しかできなくて)でデートした女性にかなり似ているのです。特に、「金融腐食列島 呪縛」に出ているとき、そのパンフレットの写真がそっくりなのですわ。だからちょっとドキッとしました。

ちなみに、「本上まなみ論 東京弁を苦もなく話す北部大阪在住のアッパー・ミドルの娘は彼女には最高!」をそのうちやろうかなと思っています。(まあ、企画倒れだろうが)

それでは、おまつさまへの謝罪のため、死にます。 うっ・・・


[1207] RE:[1201]若村麻由美&[1198]牛 投稿者:Rss-K 投稿日:2002/02/09(Sat) 07:25:47
石井利明さんへ。

はじめまして。稲森派のRss-Kでございます。
よろしくお願い致します。

>>御家人斬九浪
に関してですが、今月の二六日の最終回をもって制作終了とのことです。蔦吉姉さんの妖艶な姿を拝見できるのはこれで最後ということのようです。しかも、この最終回の監督は、主演の渡辺健さん自らがやるそうです。(『産経新聞』2月8日付 朝刊 テレビ欄より)

せいの介さんへ。

はじめまして。Dell派のRss-Kでございます。
よろしくお願い致します。

>>あっちは、乳牛(ホルスタイン)。
本国アメリカのゲートウェイは、今期黒字を回復したらしいです。
つい最近、何かの記事にそのように書いてあったと記憶します。


[1206] Re[1198]: 今日のぐちり 4  牛仲間の誼なんて 投稿者:たかの 投稿日:2002/02/09(Sat) 06:58:13
牛、日本法人の設立前、日本に入ったころから使っていました。今は、Solo 9300初期型ユーザです。

撤退で、バッテリーアダプタのコードすら買えない状況は許せません。本体ごと送って、「修理」の扱いなら受け付けるそうです。
バッテリーもへばってきてますので、どうしたもんだか。
アメリカで買って、もちこんだろか。

>昨年を漢字一字で表現すれば、「戦」でなく、もちろん「牛」。

ぼくも一票。

http://www.soejimatakahiko.net/rika/


[1205] あのー 投稿者:たかの 投稿日:2002/02/09(Sat) 06:53:01
突然ですが、

松嶋「菜」々子さまです。

吹きまくりの「おまつどの」、やっぱりでかいっすね(長身というより)。

長身といえば、稲森いずみさまも。
本上まなみさまも長身ですね。

念のため、敬称をつけてみました。(笑)

http://www.soejimatakahiko.net/rika/


[1204] あと一言 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/09(Sat) 03:35:30
松嶋奈々子VS稲森いずみか。
 ライオンとトラどっちが強い?みたいなもんですな。いや、ゴジラとガメラもし戦わば、というべきか。


[1203] 中谷さんへ 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/09(Sat) 03:16:14
怒りのメロディー中谷節、久々にさくれつですな(笑)。
 我らが女神・おまつどの(って別にわたしにとっちゃあー女神じゃないんだけど)のすばらしさのわからぬ不埒な外道ども、天に代わって成敗いたす、という感じですな。
 うむ。中谷さんの義憤(?)というか心の叫びは、熱さとなって、最近冷えがちな私の心を暖かく癒してくれました。
 副島学問道場唯一の「癒し系」掲示板ふじむらの面目躍如です。

 おおきに。


[1202] RE[1198] 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/09(Sat) 00:39:58
せいの介さんの「今日のぐちり4」は見事です。とくに、オチ。時事ネタ風味がええ感じ。
では、不肖・私が、笑点・三遊亭円楽師匠になりかわりまして、

「やまだく〜ん。 せいの介さんに座布団3枚。」


[1201] Re[1197]: 天誅 投稿者:石井利明 投稿日:2002/02/09(Sat) 00:13:02
中谷さん

天誅が下った、石井です。しかし、何で〜ぇ、私に!
私は、奈々子の悪口も、稲森のイの字も言ってません(キッパリ)!

私の好みは、遠い学生のころは、夏目雅子で(そういえば、そのころ夜の御茶ノ水駅でカネボウの“石鹸美人”のポスターをくすねたな)、ちょっと前から若村麻由美で、だから、「アリー」も何の気なしに観始めたら面白くなって。

何でこんなこと話さにゃいかんのだ。とにかく私は無実です。
御家人斬九浪も見逃さない、石井でした


[1200] RE「1197:中谷央介さんの『天誅』」 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/09(Sat) 00:05:09
中谷央介さんへ。

どうもおひさしぶりです。 
2月、3月は、どの会社も忙しいですよね。ホントに。

さて、私としては、やはり、
稲森いずみ > おまつ殿でして。。

ただし、決して私は、おまつ殿の悪口は申し上げているつもりではないです。。
おまつ殿は今や押しも押されぬ、人気NO1の国民的女優ですし。。。

などと、中谷央介さんに気を使いながらも、
でも、派閥抗争でいけば、どうしてもRSS−Kさん派に私自身は色分けされてしまうようです。う〜ん、どうしよう。。

もっと詳しく書けば、原千晶などを入れて

稲森いずみ > 原千晶 > おまつ殿
と書いて、
「つぶらな瞳より、日本人らしい細い目の方がねえ、、」などと意見表明したいところですが、これ以上、中谷央介さんの逆鱗に触れると、とってもやばそうなので、やめておきます。。

(中谷さんはお仕事が忙しいときは、ほんとに凄そうなので、当面、こちらの掲示板をのぞきに来られないと思って、調子に乗って、稲森いずみ > おまつ殿 説を仕掛けて、みんなを説得して周ろうと思っていたのだが、、早くも見つかってしまった。
いまさら、「やはり私は中谷央介さん派ですよ」とも言いづらいし。

ウジウジ。)


[1198] 今日のぐちり 4  牛仲間の誼なんて 投稿者:せいの介 投稿日:2002/02/08(Fri) 22:39:19
最近、パソコン君の調子が、よろしくない。

もう寿命なのかなあ。
この、ゲートウェイのソロってノートパソコン。
バッテリーもほとんど意味なくなってきてるし。

こっちは、野牛(バッファロー)で、あっちは、乳牛(ホルスタイン)。
牛仲間の誼(よしみ)で買ってあげたのに。

昨年の8月29日(僕の誕生日)、
新聞に「ゲートウェイ日本から即日撤退」の記事が載った。
3日後行ったら、本当に撤退していやがった。

これだから外資は・・・。
今度買う時は、国産にする。
やっぱ、国産に限る。
て訳で、個人的には、昨年を漢字一字で表現すれば、「戦」でなく、もちろん「牛」。


[1197] 天誅 投稿者:中谷央介 投稿日:2002/02/08(Fri) 21:20:09
モー仕事が忙しくて、掲示板を全然見る暇がじぇんじぇんありませんでしたが、ぼくのいない間に、「おまつ」さまの悪口を書いて」、こともあろうに稲森いずみがいいなどどいう話題で盛り上がっているではありませんか!
よって天誅を下します。(S島先生のまね)。

ぼくは個人的に石井さんが大変好きなのに、石井さんまで稲森がいいとか、こともあろうに、死ぬほど大嫌いなアリーに英語を学んでるなんて。もうだれも信じられない!!

でも、たとえ整形で生計を立てていようといまいと、ぼくはおまつさまが好きだ。整形する前から好きだ。好きだ、好きだ、好きだ。朝鮮半島有事があろうが、アメリカに郵便貯金むしりとられようが、国民の太陽松嶋奈々子さまが、国民的ドラマに出ている限り、日本は滅びないのだ!日本女性はアリーマイラブ的な中途半端な生き方をしてはいかん!清く正しく美しく!お家の存続、国家の繁栄のためには自分が犠牲になる覚悟でなくてはいかん。

おのれの命なぞ、何の価値があろう。永遠に呼応する瞬時の生の閃光こそ生きる証ぞ!!

まあ、稲森いずみがつきおうてくれ言うたらすぐにつきあうわな。世の中で確実なのはそれくらい。

では、また。

松嶋奈々子の悪口は、この中谷が許さん!!!!!!!!!


[1196] RE:[1195] 魑魅魍魎色々 投稿者:Rss-K 投稿日:2002/02/08(Fri) 17:48:55
(転載開始)

『毎日新聞』2月8日付 朝刊

金人気が沸騰 
株価低迷、円安… 先物出来高、最高に

 金に人気が集まり、価格が急騰している。株式市場の低迷と円安進行に加え、ペイオフ(破たん金融機関の預金払戻保証額を元本1000万円と利息とする措置)の凍結解除が迫り、金取引に資金を投じる投資家が増えており、店頭での金地金の販売が好調のほか、東京の金先物取引の出来高は7日、過去最高を記録した。

 この日の東京工業品取引所では、金先物の中で最も期間が長くて流動性の高い12月決済物が、前日比6円高の1グラム=1280円となり、40円高のストップ高を記録した前日に続いて上昇した。2月決済物は3年4ヵ月ぶりに1300円台を一時回復し、金市場全体の出来高は34万676枚(1枚1キロ)と過去最高記録を2年5ヵ月ぶりに更新した。
 
 日本での金人気は海外の市場にも波及しているようで、ニューヨーク金相場は6日、取引時間中に1オンス300ドル(4月決済物)を2年ぶりに更新した。同取引所によると、金市場は1月に1200円台となり、円安の進行で価格の上昇基調が続いているという。

 一方、店頭での金地金価格も高騰している。徳力本店の7日の小売価格は1グラム333円(税抜き)で前日比3円高だった。同社によると「6日は過去最高の販売高で前日比46円高だった。7日は通常なら利益を確定するため売却する客が増えるところだが、逆に2倍の販売高になり過去最高を更新した」という。金は価格変動が大きくリスクのある商品だが、「紙くずにはならない」ことが評価の理由といい、先月の金の販売量は前年同月比で5倍と急増している。「株価の低迷やMMF(マネー・マネジメント・ファンド)の元本割れなどが影響している」と同社は見ている。
【小島昇】

(転載終了)

(転載開始)

『日経新聞』2月7日付 朝刊

金、欧米で300ドル超える
2年ぶり 逃避資金が流入

 金価裕が六日の欧米市場で二年ぶりに一トロイオンス=三〇〇ドルの大台を突破するなど、内外で急押している。エンロン破たんなど、企業会計への不信感に伴って逃避資金が金市場に流入した。前日の大幅高を受けた六日の香港市場では、二九六・九五ドルで現物取引を終えた。前日に比べ五・九ドルの上昇。東京市場の金先物も期先四限月がストップ高。大幅な円安・ドル高も影響し、地金商の店顕小売価絡は一グラム千三百九十七円(税込み)と、千四百円台目前まで急騰した。それにもかかわらず個人投資家の間では地金の買い人気が続いている。三菱マテリアルや田中貴金属工業グループの店頭では、三十キロ以上の大口の買いが目立つ。その中で「五百グラム前後の小口ながら、利益確定の換金売りも出始めた」(田中貴金属)という。先月から強材料視されてきた大手鉱山によるヘッジ(保険つなぎ)売りの抑制姿勢も、「直近の急上昇でかなり織り込まれた」(住商マテリアル)との見方もあり、先行きの上昇ピッチが鈍る公算もある。

【ニューヨーク6日=米州総局】
 六日午前のニューヨーク金先物相場は続伸し、一時、二〇〇〇年二月下旬以来となる三〇〇ドル台に乗せた。経営破たんしたエンロンの問題が尾を引き、企業会計への不信から安全な資金の逃避先として見直し買いが入っている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心の四月物は前日比三・一ドル高の一トロイオンス三〇二・ニドルで取引されている。

【ロンドン6日=欧州総局】
 六日のロンドン貴金属市場で金相場が急伸し、前日終値比二二・〇五ドル高の一トロイオンス三〇五ドルちょうどと、約二年ぶりに三〇〇ドル台の大台を回復した。

(転載終了)

(貼り付け開始)

■金、10年10月以来の高値 2002.02.06
http://www.sankei.co.jp/advertising/toshin/0202/06-nwm-15.html


 金の地金や金貨などの価格が高騰している。六日の国内相場は金販売大手、田中貴金属工業(東京)の小売価格で、一グラム当たり前日比四十六円高の千三百三十円(税抜き)に上がった。東京工業品取引所の先物価格も軒並み制限値幅いっぱいの四十円高となり、現物、先物取引ともに平成十年十月以来の高値。販売量も「売り買いともに通常日の数倍」(大手金販売店)という。

 国内の金は値下がりによる割安感から買われ、ブームになることが多かった。今回は価格上昇局面での人気とあって、業界では「株安、円安といった日本売りの市場からシフトした資金の最後の逃避先」との見方も出ている。

 この日の相場高騰は、米国で株価が下落し金市場へ資金が流入したことがきっかけだ。五日のニューヨーク市場では、一トロイオンス=三○○ドルに迫る高値が付き、それが海を越えて飛び火した形。「より実態のあるものへ資金が移ってきた」(住友金属鉱山)とみられる。

 田中貴金属は今後について「個人の金保有量は(金額にすると)金融資産千四百兆円の0・1%以下。国際的にもまだ少なく、長期の金ブームになるのでは」とみている。

(貼り付け終了)


[1195] 魑魅魍魎にご用心! 投稿者:せきぐち よう 投稿日:2002/02/08(Fri) 12:15:50
朝日新聞 2001.2.8
―転載開始―
■「金ブーム」過熱――株価の低迷とペイオフ解禁で
 若年層にも広がり 
 金人気が過熱している。売れ行きの急増に、円安の進行も加わって、小売価格は、3年4カ月ぶりの高値水準だ。数千万円の金を購入する客もいるという。業界最大手の田中貴金属工業は「株価低迷と目前に迫ったペイオフの解禁をにらみ、長期の保有資産として金が再評価されている」と、人気の背景を分析している。

 田中貴金属工業によると、1グラムあたりの金価格は昨年1月から上昇基調にあり、7日現在で1333円。旧日本長期信用銀行(現新生銀行)の破たんをきっかけに金融システムへの不安が増幅し、銀行預金から金に資金が向かった98年10月以来の高値水準だ。

 販売量も伸びている。具体的な数量は公表していないが、田中貴金属の01年下半期の販売量は上半期に比べて2倍に増えたうえ、今年1月の販売量は昨年の同じ時期に比べて5倍に増え、2月に入っても順調に売れているという。

 同社によれば、店頭で5〜10キロ(約700万〜1400万円)の金を購入していく客が多い。「家族連れで車に乗って来店し、40キロを購入した客もいた」という。昨年上半期までは、50〜60代の比較的富裕層の客が多かったが、若い世代にも購入層が広がっている。

 東京工業品取引所の金先物市場では決済時期別に何通りもの取引が行われているが、6日の市場では各決済期でストップ高が相次いだ。7日の先物市場でも過去最多となる34万枚(34万キロ)を超す大商いの中、前日並みの高値で取引された。

 金人気の影響は、関連企業の株価にも及んでいる。TOPIX(東証株価指数)が連日、バブル後安値を更新した4〜6日に、非鉄金属大手、住友金属鉱山の株価は相場全体の流れとは逆に3連騰。7日はやや株価が反落したものの、終値の493円は昨年9月に比べて約1・5倍の高値だ。
―転載終了―

 金融恐慌を前に、運用資産がマネーから実物資産へ確実にシフトしているようですね。
 ただ、やはりこの手のマーケットというのは魑魅魍魎が跋扈する世界ですから、気をつけたほうがいいですね。今急いで買っても、いきなりズドンと落とされ、慌てて売り出したところを、今度は全部買い占められてしまう、というシナリオもあり得るでしょう。
 実のところ、欧米はそれを狙っているのかもしれません。


[1194] これから出る本 投稿者:yamoku 投稿日:2002/02/08(Fri) 10:59:49
集英社 2/26 2800円
「ゴッドファーザー伝説 ジョゼフ・ボナーノ一代記」
ビル・ボナーノ著・戸田裕之訳
映画「ゴッドファーザー」のドン・コルレオーネのモデルにして暗黒街の大首領、ジョゼフ・ボナーノの真の姿。実の息子が明らかにした。新事実が満載。

みすず書房 2/14 1500円
「戦争とプロパガンダ」
E・W・サィード著、中野真紀子ほか訳
9・11のテロ爆破事件と「新しい戦争」を、どう考えたらいいのか。信頼に足る人物サィードが、その直前と以降に発表した言葉(論文)を出版。

光文社 2/25 2800円
「検察秘録 誰も書けなかった事件の深層」
村串栄一著
有名な事件を主軸に、検察世界の知られざる生態を浮き彫りにする。従来の検察賛美本とは一線を画す。


[1193] 石井利明さんへ 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/08(Fri) 06:06:07
いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。
 小津の『お早よう』は、まだ、私観ていません。なかなか観たいモノでもレンタルショップに置いてませんからね。
『コーザ・ノストラ』も『山猫』も観たいのに私はまだ未見です。
 でも、ありがとうございます。『麦秋』はいいですよね。
 自己紹介文のことは気になさらないで下さい。英語掲示板は、私もきちっと読んでますので。
 これからも、いろいろと『アリー』のことや漁業組合のことをいろいろと教えて下さい。よろしくお願いします。


[1192] 有料ぼやき[248]を読んで 投稿者:石井利明 投稿日:2002/02/08(Fri) 00:31:30
石井利明と申します。英語掲示板に、「アリーに学ぶ」などという題で、時々、書かせてもらっています。
以前にこの掲示板に、一度お邪魔した時には、ちゃんとした自己紹介文を書き込まみませんで、非常に反省しております。ごめんなさい。

私は、一応、漁業組合に所属しておりますが、内水面(川)の方なので、ぼやきや掲示板で取り上げられている、佐々木さんのようにカッコよくありません。親睦団体の域をなかなか脱せられず、ということは、お金にもならないので、こまごましたことをやって、何とか生活しています。

それでも、ここ1年くらいで仲間も出来て、この4月には群馬の山の方で、自然体験学習をメインとしたNPO法人を一緒に運営する予定です。実のある法人になるのは大変だと思いますが、私の個人的な夢は、早く、自然とか体験とかの言葉が取れて、頭と身体が鍛えるような場になることです。そして、老いも若きも中年も、健常者も障害者も、一緒に集えるような場になって、この学問道場に集まってくる優秀な方々を(お金を払って)招いてみたい、などと勝手に思いだけは進んでいます。

昨日、有料ぼやき[248]を読みました。読んで私は、身体じゅうが、ジ〜ンと痺れました。真実の力、を思い知らされました。この学問道場に集まってくる方々とならば、この力を共有することも難しくないと思うと、高揚してきまして、まず風呂に入りました。風呂から出ると、こんどは、なんだか、おなかが減ってきて、結局、冷ご飯をお茶漬けで食べてしまいました。

食べながら、『麦秋』(小津安二郎監督)の杉村春子の台詞や原節子のお茶漬けをかきこむシーンが浮かんできて、人は嬉しい時は腹が減るものだ、という小津の表現に、再度納得しました。

早川さん。私は小津映画の中で、『お早よう』がかなり好きです。

今後ともよろしくお願いします。


[1191] ディズニーの改竄はひどいぞ 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/07(Thu) 22:59:18
ディズニーアニメに『リトル・マーメイド』という人魚姫の話があります。
 最近はすっかり『おジャ魔女どれみ』にはまっている娘なのですが、それ以前は嫁はんが、英語がうまくなりますように、ということで吹き替え版じゃないディズニー作品をよく娘に観せていました。
 「人魚姫」のもとの話は可哀想であるがゆえに、胸を打つ作品です。愛しの王子様を救った人魚姫は、その代償に海の泡となって死んでしまうのです。
 人魚という異種が決して人間と結ばれることがなかったという悲劇。そこには、人種や宗教や身分の壁を人間は決して超えることができないのだという諦観が漂っていました。
 中島みゆき風にゆうなら「かもめはかもめ」という感じですね。
 それをなんだ。『リトル・マーメイド』は、人魚は人間になって王子様と一緒にいつまでも幸せに暮らしましたとさ、という話にしやがった。

 ふざけるな!

 おれはこういう、人間が差別をしたがる罪深い生物なのだ、という視点を抜きにした、きれいごとの話をするやつが大嫌いだ。


[1190] RE:[1187]関東在住でも稲森派 投稿者:Rss-K 投稿日:2002/02/07(Thu) 22:01:10
かたせさんへ。

こんな話題でしか、かたせさんに返信できなくて申し訳ないです…。
>>***々子(おまつ)よりも稲森いずみ
かたせさんにそう言って頂けると嬉しいです。
キリンレモンのCMで、ローリー寺西と共演して以来、着実にドラマ出演を重ねて、しっかり生き残っている稲森いずみが、私はとっても好きです。
*ただ単に好みのルックスである、
 というだけで、それ以上の深い意味はありませんが…(^^;


[1189] RE:[1188]日韓について 投稿者:Rss-K 投稿日:2002/02/07(Thu) 21:35:36
日韓関係に関する本を紹介させて頂きます。

こういう見解を持っている韓国のかたもいるのだなぁ、と興味深く読みました。日本人の耳には心地よく響く内容だと思います。非常に親切なことに、著者ご自身が各章のPointをまとめて下さっているので、少々長くなってしまいますが、それをそのまま転載させて頂きます。

(転載開始)

『「反日韓国」に未来はない』呉 善花(O Sonfa)小学館文庫 2001

第一章 韓国の「反日」は国内政治に不安があるたびに燃えさかる

●一九九八年の「日韓共同声明」により、民間での友好関係が進展するかに見えたが、実はそれは単に「謝罪」の公文化を果たした当面の政治的な問題の解決だけに目を向けたものであり、日韓関係を根本的に解決するうえでは希望に乏しいものであった。

●韓国では国内で政府批判が高まれば、いつも国民の目を海外の問題に向けさせ、ガス抜きしようとしてきた。経済政策の失敗に対する国民の不満をかわすのにもっとも有効なテーマが「反日」だったのである。

●「教科書問題」に端を発した、反日の動きは、政府がマスコミに負けて仕方なく乗せられてしまったという側面もあり、テレビでは日の丸を焼くなどの派手な反日行為の映像が放映されたが、国民全般はかつてのような興奮状態にはない。

●国定教科書ただ、一冊しか存在しない韓国では、正しい歴史観は一つしかないと考える。そのため、日本の検定制度を理解できず、日本という国自体が、歴史の歪曲をしているという感覚をもってしまうのである。

●「靖国参拝問題」が韓国の反日感情をさらにあおることになったのは、死者はすべて、平等だという日本の死生観に対し、韓国では「A級戦犯の霊をも祀る靖国神社に政府官僚が参拝することは侵略戦争を肯定することになる」からであり、「韓国を苦しめた者を尊ぶことは韓民族への悔辱である」という、すべてを超越した絶対主義が存在するためだ。

●韓国の反日教育では、日韓関係史について、近代以前は「野蛮国日本」対「文明国韓国」という視点で書かれ、さらに近代以降は「善なる韓国」対「悪なる日本」という視点が加えられている。そして、この「善対悪」という構図は韓国の儒教的な価値観だけではなく、戦後世界の風潮にも支えられたものである。

第二章 植民地化を絶対的な悪とする考え方は間違っている

●植民地れ自体を悪とし、少しでも肯定的な見方をすれば植民地化を認めることになるのだという考えからは、植民地時代の実像は明らかにならず、正しい意味での植民地化批判も出てくることはない。

●植民地統治の実際は、絶対悪の立場からの帝国主義批判とか植民地主義批判といった浅薄な考えから解明できるものではない。植民地化の問題でいちばん大切なのは、植民地統治者が一般の生活者に対し、具体的に何をしたのか、何をしなかったのかということである。そして、とりたてて生活圏への侵害行為さえなければ、個々の生活者が植民地統治国やその国民を強く恨んだり憎んだりすることはなかった。

●ももろん、日本による統治のすべてが善政だったとはいえないが、日本はうまく統治し、韓国人はうまく統治されていったのが実情ではないか。韓国では、植民地統治者が具体的に何をやり、何をやらなかったかという実証的な研究がまったくといっていいほどなされていないのである。

●植民地化は帝国主義国家が、富の収奪を目的として他国の領土に支配権を及ぼす侵略行為であり、倫理的な悪だとする考え方は、ロシア・マルクス主義が作り出したものだ。その考えは、民族自決による独自の民族国家建設を求める人々に盛んに使われていくこととなったが、戦後の日本では「進歩主義」に、韓国では「反日」に結びついていった。

●反日教育で教えられる内容と植民地世代の人々から聞く話には、大きな矛盾がある。それは日本統治下においては全般的に、平穏無事な生活が守られていたことを証明している。

●結局、植民地支配下で、庶民は「クニ」をしっかり守り通したのである。

第三章 抜け落ちている統治時代の民衆生活史

●敗戦後、日本人が日本に帰るときに、日本人に対する韓国人の暴動も起きなければ、略奪行為もほとんど起きなかった。それどころか、お互いに泣くだけ泣いて別れたという。いったいどこに「鬼畜のごとき日本人」がいたのか。反日教育で教えられたことにはどうしても無理があるのだ。

●日本の罪として持ち出される「皇民化教育の強制」「創氏改名の強制」「神社参拝の強制」「徴用という名の強制連行」「朝鮮人を戦地に送り込んだ徴兵制」…しかし、いずれの「強制」も身の危険が迫り来るような圧政下で行なわれたのではなかった。多くの韓国人がとくに強い抵抗姿勢を見せることもなく、ともかくも従ったのだ。

●三・一独立運動を機に、日本はその統治の方法を、より庶民意識に合うものへと変えていった。その意味では日本は賢く、柔軟に統治を行なったといえるし、逆に武力に頼らなくても十分統治できるほど、朝鮮の庶民が日本の統治を認めており、生活が安定していた証拠といえよう。

●私たちは、統治時代の全般にわたって日本人と韓国人の間に「よき関係」があったことを知るべきである。日常生活で、お互い親戚同士のようにつき合っていた日本人と韓国人がいたことを、命をかけて日本人をかくまった韓国人がいたことを、戦争で負けて帰っていく日本人を泣きながら見送った韓国人がいかに多かったかということを、そしていまでも、そのときのことを忘れずに交流を続けている両国民がいることを…。反日主義を崩すには、そこにしか希望はない。

第四章 戦後韓国の「反日主義」を批判する

●およそ、世界のなかで、「反日」と不可分の民族主義を高唱した国は韓国だけである。したがって、韓国の戦後民族主義は、反日意識が崩れると同時に民族意識まで崩れてしまう。そうなると、韓国人はコスモポリタンヘの道を目指すか、まったく新しい民族意識を獲得するか、そうでなければ徹底した個人主義あるいは虚無主義に入ってていくしかなくなるのだ。

●戦前には、韓国人にも日本人にも、自分の家族を守りたい、自分の先祖を守りたいという愛郷心としての愛国心があった。だが、日本ではときがたつにつれ、愛郷心と愛国心が混同され、どこまでが防衛でどこからが侵略なのかの区別がつかなくなっていった。そして戦後、愛国心の肯定から否定への逆転が起こり、「愛国心という名の下で諸外国を侵略した」と断じられることになり、日本人の多くは「愛国」という言葉を□にしなくなっていったのだ。一方、韓国では、戦後の新たな国家建設という大事業のために、国家への忠誠心が求められ、国家への忠誠心こそが愛国心だという考えが全面に出てくることとなったのである。

●韓国の反日民族主義は、素直に自己批判・自己反省ができず、自己責任を追及しないという傾向がとても強い。しかし、九七年の「外貨危機を契機とする経済崩壊→IMFによる管理」で自らの責任を反省せざるを得なくなり、一部ではあるものの反日感情が薄れていくという理象も起きたのである。現在の「教科書問題」に端を発した険悪な関係を支えているのはマスコミであり、国家であり、一部の反日民族主義的な知識人にすぎないのである。

第五章 戦後日韓の「きれいごと主義」を批判する

●戦後の日本では、軍国主義に反対して活動した一部の人々が高く評価され、多数の国民は軍国主義に騙されたり強制されて戦争に協力させられたということになった。これは、日本統治時代の韓国人の大多数が、日本人に騙されたり強制されて日本の国策に協力させられたという戦後韓国の考えにぴったり対応している。しかし、アメリカ主導の東京裁判の結果をそのまま踏襲し、軍国主義の悪を糾弾してすませている人々は、「きれいごと主義」の持ち主にすぎず、本当に日本人の戦争責任について考えてきた人たちとはいえない。

●戦後日本で、A級戦犯という言葉が、「万死に値する極悪人」という使われ方をしているのは、東京裁判を正義の判定とする東京裁判史観を受け入れるように洗脳された多くの日本人が存在するからである。そして日本が東京裁判史観の呪縛に陥っている限り、それが韓国の反日民族主義に有利にはたらくことになる。マスコミや政府は盛んにその点を突いて「靖国問題」に攻撃を集中させているのである。

●韓国は「反日」とともに「反共」を掲げていたが、その韓国の、反日政策にとって最も頼りになったのは、皮肉なことに日本国内の左翼勢力だった。韓国では反日に呼応して運動する彼らを、終始「日本国内の平和勢力」といい続けてきたのである。口本の進歩主義者は、韓国の、反日民族主義そのものに目をつぶり、あるいは被害者への同情をもって理解しようとする。韓国の反日民族主義者は日本の進歩主義そのものを見ようとはせず、あるいはよくわからず、加害者の罪の意識を評価し理解しようとする。そこにも「きれいごと主義」から出た嘘がある。

第六章 反日民族主義最後の砦「教科書歪曲論」を批判する

●教科書の内容が問題となるなら、それは国内問題であり、国際問題になる性格のものではない。いくら韓国人や中国人の民族意識を逆なでするから許せないといっても、中国や韓国の教科書のほうがよほど日本人の民族意識を逆なでする内容なのだから、まったく身勝手な主張というしかない。

●韓国が「教科書問題」でここまで強硬な姿勢に出てきたのは、日本の左翼思想も韓同の反日民族主義も、有効な力を発揮できなくなり、韓国にとって日本の歴史教科書批判が反日民族主義最後の砦になっているからだ。それだけに彼らの主張は必死なものとなっているのである。その一方で日本の保守思想が台頭、さまざまな発言が表面に出てくるようになった。日本政府の閣僚のいわゆる「妄言」などもその一つだが、それが「反日攻撃」の格好の材料ともなっている。

●韓国には、儒教的な「国家が国民に正しい教育を与えることによって正しい国民の考えがつくられる」という「教育善」の価値観が根強く存在しているが、その根底には中華思想がある。そして選りすぐられた賢者こそ政権を担うべきだという考え方が生まれ、知識人こそ国家のことを考えており、愛国心も強いということになる。そこが韓国が抱える大きな問題だ。

●教科書の内容に対して、国家や専門知識人たちがかかわることはいいのだが、自分たちがつくる教科書こそ唯一だなどという方向で教科書をつくってはならない。教科書の内容は時代の流れにまかせればいいのである。また客観的な歴史理解というものにもどうしても限界がある。さまざまな主観がせめぎ合うのが自然なのだ。結局、教科書の内容は自然な流れにもまかせながら、開放的で多様な議論を推し進めていくしかないのである。

(転載終了)


[1188] ドラマ『フレンズ』について 投稿者:せきぐち よう 投稿日:2002/02/07(Thu) 12:56:18
次の文章は、日韓のことを話題にしているある掲示板で、私が書きこみしたものです。
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ドラマ『フレンズ』について
 別に作品にいちゃもんつけるつもりなど毛頭ありません。時間がなく、前編の中ごろぐらいしか見られませんでしたし。多くの人にとって感動を呼ぶ内容だったことは、このドラマの公式ホームページの中のBBSを見ればわかります。しかし、気になることがあります。次のまなさんの書き込みです。

>韓国と日本の不幸な過去についても深く考えさせられました。
>このままじゃいけないって。私もこれから韓国のことをもっと学んで、体験してみようって思いました。

 私はそのドラマを全部見ておりませんのであくまでも推測ですが、「深く考えさせられた」というのはまさに的を射た表現で、これは、制作者によって「考えるように促された」あるいは、「考えるように仕向けられた」可能性があると思います。日韓共同制作という点、そして左翼的な思想が強いTBS(筑紫哲也のニュース23等を見ればわかります)が制作とあれば、やはり過去の「歴史問題」をドラマの中に組み込むことを意図的にやったと思います。

 人気スター、人気アイドルを使って愛と友情のドラマを描く、という体裁の一方で、「日本人はもっと過去の歴史と向き合え」というメッセージを送っていると言ったら言いすぎでしょうか。現にまなさんという一人の人間が、確実にその思想的影響を受けたわけです。

 私はそうした手法が完全に悪だとは言いません。また政治的なメッセージを、小説や映画で訴えるということはよくあることです。ハリウッド映画などは、昔からずっとそうした手法で政治宣伝を行ってきているわけですから。(映画『パールハーバー』など)私たちはそういう世界に生きているのです。だから、そうした手法を完全に無くすべきだ、などというきれいごとは言いません。

 しかし、実際一般の人間にとっては、そうした裏の意図を見抜くのは困難です。なぜって、視聴者としては恋愛ドラマを見ているつもりなのに、しらずしらずのうちにある特定の思想や信条を「刷り込まれ」てしまうわけですから。だから、やはり私はそういう手法を使うことは卑怯なやり方なのではないかと思うのです。


[1187] 仕事帰りの夜道で思ったこと 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/07(Thu) 00:46:49
客観的な自己評価をみずから求める人など、本当はいない。しんどいもの。
見たくもないことを見させられ、聞きたくもないことを聞かされて、そんなものはたまらない。本来は、自分自身が死んでしまうのと同じくらい辛いことのはずである。
そうならないようにするために、そんな場面に自分が出くわさないように、そのためだけに、人間の現実の努力の90%程度が費やされているような気がする。仕事をしながら、周囲や自分の動向を観察して、そう感じてしまう。
 ほんとうは「主観的な自己評価(本来そのようなものはないとするのが副島隆彦氏の主張の一つであるが)だけで、プライドを維持できて、自分自身への客観的な評価から目をそむけつづけることができたらなあ」、とすべての人が夢想する。
 そして、そのような対応を無意識の裡(うち)に行ないながら、大半の人の大半の人生が終わってしまう。まあ、こんなものでしょうか、人間て。

PS. 思い出したので忘れないうちにメモります。
わたしはRSS−Kさん派に所属します。わたしにとっては、***々子(おまつ)よりも稲森いずみです(きっぱり)。稲森いずみは鹿児島出身なので、本当は京セラの稲盛和夫の「稲盛」が本名なのをイメージを柔らかくするために「稲森」に名前を変えて芸名にしているのだと私は勝手に推測します。


[1186] re[1182]早川健さんへ 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/07(Thu) 00:14:04
>どうやら、濃い辛さが漂うチゲ鍋のような掲示板になりつつありますね(笑)。でもそれはそれで全然OKなんすけど。
 
最近は、私の投稿を振り返ると、たしかに濃すぎましたです(苦笑です)。

腹が立ったので「文書の倉庫」投稿済み原稿による爆撃も昨日敢行してしまったし。。でも、文書の倉庫って、いつまでたっても残るから、いいですよ。副島隆彦氏の文章に知識のつけたしをするとか、文章でいいなと思ったところをそのまま引用して終わりにするとか。。 初心者が、そこを見るとなるほどと思えるとわたしは考えます。

あと話は変わりますが、そういえば、大阪・梅田の阪急東通り商店街の奥に、おいしい韓国料理屋があってそこのチゲ鍋がおいしかったです。


[1185] 間違えました 投稿者:1048 投稿日:2002/02/06(Wed) 13:46:39
こちらのHPでした。
http://yy.ziyu.net/yy/hockey.html


[1184] ミントメールにご用心 投稿者:1048 投稿日:2002/02/06(Wed) 13:39:21
 結構被害が出ているようです。ちょっとぞっとしました。
http://yy.ziyu.net/yybbs.cgi
Re: 私も登録しました。(^^) リー - 2002/02/04(Mon) 23:15 No.75
<引用開始>
ミントメールって世界的に有名なねずみ講の組織ですよ。実際振り込まれるの3セントだしね。もしあなたに会員ができてしまったら10ドルから3セント引いた額をメンバー全員にあげないといけません。 1250円保証って言ってしまってるからね。イギリスでは実際詐欺罪で訴訟が起こっている例あり。日本の掲示板でもねずみ講及びミントメールの掲載お断りと具体名を出している所もあるくらいです。 無料で損なしとはよくいったいい文句ですが、リスクばかりですよ!!気をつけてくださいね。
<引用終了>
 ビックポルノ氏だっけ?伊藤君だっけ?ミントメールは早く手を引いたほうが良いよ。それと投稿する時は自己紹介は忘れずに。


[1183] 気ままに書いてるだけですので、気にしないでくださいね 投稿者:せきぐち よう 投稿日:2002/02/06(Wed) 10:26:51
早川さん、どうぞお気になさらずに。勝手気ままに書いてるだけですから。

 ところで、以下のような場所で我々の意見を強力に主張できる猛者はいませんかねえ。いまの私の英語力では完全に無理です。でも、5年以内ぐらいにできるようになりたいです!絶対。Soejima says that...とか言って。日本はダボス会議でも他の国から虐められました。世界ではすべて日本自身の改革の怠慢さだけを言ってる。ふざけやがって。日本はもっと「誰が日本をここまで追い込んだか」を世界に知らせてやる必要があります。

Financial Times Discussion
"How low will Japan allow the yen to go?"
http://forums.ft.com/2/OpenTopic?a=tpc&s=646099322&f=481094803&m=3833018683&r=3833018683#3833018683


[1182] 改めて、この掲示板に来られました皆様へ 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/05(Tue) 23:43:28
せいの介さんやせきぐちようさんの丁寧な投稿にレスもつけないまま、でかい顔していっつも投稿している早川です(笑;でも、ありがとうございます&ごめんなさい)。

 皆さん、この何でもありの掲示板にすべてレスをつけるのは、まず、無理だということを、一応わかっておいてくださいね。
 それで、その上で、皆さんにこう呼びかけたい。文章修行やストレス解消のために、もっともっと、この掲示板をご利用下さいませ、と。
 ただ、はじめて投稿する人は、投稿規定をよく読んで、少なくとも自己紹介ぐらいして下さいね。ネズミ講の勧誘しにきてんとちゃうぞ!!コラー!!いてまうぞ、われ!!
 個人的には、小津映画ではないですが、気楽な『お茶漬けの味』のような掲示板にしたいのですが、どうやら、濃い辛さが漂うチゲ鍋のような掲示板になりつつありますね(笑)。でもそれはそれで全然OKなんすけど。
 一回投稿して、何も反応がなかったからといって、そのまま去って行かないで下さいね。皆様からのさらなる投稿をお待ちしています。

                       早川健拝。


[1181] Bread'n'butterさんへ 投稿者:早川 健 投稿日:2002/02/05(Tue) 23:17:02
かたせさんと、レベルの高いやりとりをされるので、私は半分ぐらいしかついていけましぇん(笑)。
 でも、外国で勉強、あるいは勤務されていて、なおかつこの学問道場に集まられた方々は、決して大袈裟なものいいではなく、日本の財産です。
 私は、この「ふじむら」だけに限らず、それらの方々の投稿には、必ず目を通しているつもりです。
 わたしは、今の日本で一番偉いのは、この不況下で会社を必死に守り抜いて従業員を食わせている中小企業のおやじたちだ、と考えております。
 それで、この日本の土台を支えているおやじたち(あるいはおばさんたち)と、海外で苦労しながらもその成果を日本に伝えることのできる才人たち(Bread'n'butterさんのような)の連帯ができれば、この国はきっと今の苦境から立ち直れるように思うのです。
 余計なつっこみを入れて、迷惑をかけるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。ついていけるように頑張りますので。


[1180] 日本は景教(東方キリスト教)の影響を受けている。 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/05(Tue) 19:58:57
特に奈良朝の光明皇后。

ハンセン氏病の救護施設を作ったりしているし。あと、光明というのは景教(東方キリスト教)の用語。 インドでは、あれだけ修行者がいるのに、他人のために、救護活動をするような「行者」は、キリスト教徒以外いないそうである。 他はすべて自分の「?」(悟りなのか、向上なのか不明)のために修行しているそうである。 そういう意味で、キリスト教徒の活動とはかなり異色なものである。であるから、光明皇后もおそらく東方キリスト教の影響を受けているのである。
みさかいなく文物を日本に持ちかえったはずの遣唐使が、これは仏教の経典だから持ち帰るけどこれは東方キリスト教の経典だから持ち帰らないよ、なんて器用なことをするわけないだろ!!!

いったんは全部持ちかえってるはずである。その中で、いろいろと粉飾工作があって、日本は仏教を受容したことになっているのだ。道教だっていったんは日本に持ち込まれている。これは福永光司という先生が論証しているはずである。景教の影響が消されたのは江戸期のキリシタン弾圧で、一緒に痕跡がすべて消しとられたのではないか?この段落は憶測である。


[1179] 文書の倉庫から転載その4 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/05(Tue) 19:45:11
投稿時間:2000/10/26(Thu) 12:47
投稿者名:かたせ
タイトル:(証拠発見)親鸞に対するキリスト教の影響について
副島隆彦先生の「ハリウッドで政治思想を読む」の中で、親鸞の教説がキリスト教の影響を受けているとの指摘があります。
128ページから引用します。

(引用開始)
『スター・ウォーズ エピソード1』で、一番光っていたのは、やはり東洋的な惑星ナブーの女王であるクィーン・アミダラ役を演じたナタリー・ポートマン(Natalie Portman)であろう。
(略)
女王アミダラというのだから、これは中国仏教の浄土門における阿弥陀如来(アミダニョライ)からとった人物像であろう。タイやチベットの仏教には阿弥陀信仰はないだろうが、似たような女神ならいるだろう。如来は、シャカムニの姿の一つ(化身)だから女の仏はいないはずなのだが、観音菩薩などは、どう見ても女神像。五〜一二世紀の中国で栄えた阿弥陀如来の流れである。
おそらく、阿弥陀如来は、本当は、キリスト教のマリア信仰が、トルキスタン(中央アジア)を越えて中国にやって来たものだろう。その途中で、仏教の中に変形されて取り込まれた信仰である。それらは日本の最高学問機関であった比叡山に仏典の形で多くもたらされた。こうして日本までたどりついた時に、法然や親鸞の日本浄土宗になった。親鸞上人は、比叡山で修行僧だった時に、この浄土教の仏典を読んだが、その中に、他の経典の中に紛れこんでマリア信仰が中国的に変形して中国語(漢文)仏典になっていたものがあったのだろう。たとえば親鸞上人は、「悪人正機説(あくにんしょうきせつ)」で知られる。これは、「善人なほもて往生を遂ぐ。いわんや、悪人をや」という例の文句で有名である。善人であれば極楽浄土へ行くことができる。そうであるならば、あればなおさらのこと現世で悪行を重ねた者は、極楽浄土(天国)に行けるのである、という強度に逆説的な理論である。浄土宗では、人間は、現世ではただひたすら念仏をとなえさればよしとする。この親鸞の「悪人正機説」は、日本の知識階級に何世紀もの間支持されてきた思想だが、どう考えてみても、これはキリスト教、とりわけパウロの説教である。
だから日本の浄土宗の原型は、中央アジア経由のマリア信仰であり、キリスト教の変形したものである。この考えは、おそらく日本の仏教研究学者たちの間でも長い間、密かに語られてきた事実であろう。私は、まだその手の仏教学の裏の論文に行き当たったことがない。しかし、もうすぐ捜し出すだろう。
(引用終わり)

東方キリスト教(景教)が、親鸞に直接影響を与えていることを示す本をみつけたので紹介します。
「日本・ユダヤ封印の古代史2[仏教・景教編]」(著者:久保有政、ケン・ジョセフ、徳間書店、2000年2月29日初版)
170ページから172ページの内容を要約すると以下の通りです。

「世尊布施論」という経典が京都・西本願寺に宝物として保管されています。非公開。新約聖書「マタイの福音書」五〜七章の「山上の垂訓」を中心に、キリスト教の教義が記されています。ここでの「世尊」とはイエス・キリストのこと。経典の写真が掲載されていました。漢文で書かれていて、いわゆるお経と同じ体裁をとっていました。
詳細は、上の本を参照ください。

また、この本には、奈良時代の光明皇后が東方キリスト教(景教)の強く、影響を受けていたことの論証等も含まれています。

以上


[1178] 文書の倉庫から転載その3 投稿者:かたせ 投稿日:2002/02/05(Tue) 19:41:15
投稿時間:2001/01/28(Sun) 14:18
投稿者名:かたせ
タイトル:「近代資本主義」・「憲法体制国家」・「デモクラシー」の成り立ちにおける、三面等価の原則
「ハリウッドで政治思想を読む」(副島隆彦著、2000.8、メディアワークス)の、映画「エル・ノルテ 約束の地」の解説の中から引用します。225ページ。
副島先生が、ある大きな事実を紹介されております。
(引用開始)
 南米世界がいつまでたっても貧しいのは、このような一五世紀以来のスペイン帝国に起源する、マーカンティリズム(重商主義思想)に淵源する。そして、このマーカンティリズムを否定したのがプロテスタンティズムである。プロテスタントの牙城国であるイギリスやオランダ、北ドイツでは、一六世紀から近代資本主義(市場経済主義、モダン・キャピタリズム)が興った。この近代資本主義という経済システムは、同時に、政治体制としてのデモクラシー(代議制民主政体)と、近代憲法体制(リミテッド・ガヴァメント、憲法典によって規制される政府という考え方)と、個人主義(インディビジュアリズム)、株式会社制度などと、ほぼ同時に生まれたのである。だから、経済(学)的な側面である(1)近代資本主義と、法(学)的な側面である(2)近代憲法体制と、政治(学)的な側面である(3)デモクラシーは、実は、大きくは同じ事柄の各場面のことなのである。
 日本に知識人層は、この百年間、知識としては一番大切で超重要なこの大きな事実を、理解してこなかった。これは致命的である。再度書くが、(1)近代資本主義(市場経済ともいう)、(2)憲法体制国家、(3)デモクラシーの三つは、スペインやフランス(ルイ十四世と宰相コルベ−ルが主導した)の重商主義思想との対決の中から生まれてきたのである。
 市場経済(マーケット・エコノミー)とは、略奪経済ではなくて、自分で作った商品作物を、市場で売ってお金に換え、そのお金で別の必要品を買うことで成り立つ経済体制である。モノ(商品)とお金が社会をぐるぐると回ることで社会に豊かさが生まれる経済システムのことである。そこには暴力的なあるいは強制的な略奪のプロセスが一応ない、という点に意味があるのである。あるいは、不必要な管理統制経済もない。
(引用終わり)

上記文章の中の事実をまとめます。副島先生が、日本に初めて紹介・導入したと判断してよいと考えます。

(1) 近代資本主義、憲法体制国家、デモクラシーは、同じ事柄を3つの角度から捕らえなおしたものにすぎない。
(2) (1)とは、プロテスタント国家(イギリス・オランダ・北ドイツ)が、カトリック優勢である国家(スペイン・フランス)の重商主義思想に対抗しつつ興ったものである。
以上