私は、ゴリゴリのアンチ・ジャイアンツなので（もちろん、アンチ・グローバリストでもある）、ナベツネの巨人軍支配については、残念ながら、書けません。ジャイアンツを愛する人、書いてください。でも、属国球団の代表（？）としてナベツネさんには、いろいろ言いたいこともあります。話題が出たので、この機会に、プロ野球を通しての日本社会論を書いておきたい。ここで、前置は終わりです。まず、最初にハッキリ言っておきたいことは、「プロ野球崩壊の責任は国民にもある」ということ。
石井も田口も大リーグに行った。そら、行くやろうな。野茂が出ていったのには、いろいろと理由があった。近鉄球団との関係もある。プロ野球界の慣習、つまりは、日本社会の慣習が嫌だったというのもある。試合前くらい自分の好きなように調整させてくれ。俺はプロなんだし、投球フォームについてアレコレ言わんといてくれ、ということだ。
どこで読んだか覚えていないが、こんな話を知った。野球好きの男が、イチローの大リーグでの活躍を楽しみに、毎朝、早起きして中継を観ていた。すると、野球には全く興味が無かった奥さんまでもが一緒に観るようになった。そして、ダンナ以上のイチローの大ファンになった。夫は、仕事があるので、試合を最後まで観られない。だから、帰宅した夫に、妻は、今日のイチローはどうだったか、を説明していた。そして、ある日、夫にこう言った。
「ねえ、あなた知ってる？イチローって、オリックスにいたんだって」ちょいとお待ち。そこの奥さんよー。だから、イチローは大リーグに行ったんだよおおおおおおおおおお。解かるかい？イチローは、大リーグに行って、急にうまくなった訳ではない。オリックス時代にも、素晴らしいプレイを演せていた。同じことをやっているだけだ。
日本人は、選手のプレイを観るために球場に足を運んでいるのではない。チーム名と選手名を見るために、ノコノコ出かけて、金を払う。極端に言ってしまえば、ジャイアンツのユニホームを着た松井を目にすれば、それで満足する。
次に贔屓チームが勝てばいい。プレイが素晴らしいかどうか、は三の次だ。アメリカでは、素晴らしいプレイに対しては、敵味方なく拍手を送るという。日本でも、例えば、オリンピック前のパリーグの試合で、御互いのオリンピック出場選手に、相手チームのファンが声援を送ったり、ローズの日本新記録５６号がかかった最終戦で、オリックスのファンも一緒に声援を送ったり、そんなことが無いわけではない。でも、基本的に勝ち負け第一で、敵は敵。味方は味方だ。
野茂やイチローも、ブームの頃は、球場は満員だった。マスコミが、それを煽った。しかし、ブームが去れば、空席が目立った。もちろん、２人とも（日本の）マスコミ嫌いだ。大リーグで活躍すれば、日本人は、蜂の巣を突付いたように大騒ぎをし、毎日トップニューズ扱い。日本から押し寄せるマスコミ関係者よ。あんたらが、チームメイトに迷惑をかけるんじゃないか、と、ハラハラしているイチローの気持ちも考えてやれよ。なんで、日本でプレイしていた時にもっと取り上げなかったんだ。野茂が奪三振王・最多勝利投手になって、イチローが何年も連続で首位打者になっている時に、きちんと報道していれば、もしかしたら、流出は避けられたかもしれない。挙句の果てには、観戦ツアーだとさ。ちょいと待ちな。野茂のトルネードも、イチローのレーザービームも、電車で１時間も揺られれば生で観に行けたじゃねーか。わざわざ飛行機で１０時間かけなくてもよかったのだ。ビールを飲んでも、３０００円で足りたんだ。
主力選手の大リーグ流出によって、プロ野球が空洞化しようが、海の向こうで、野茂もイチローも「そんなこと俺の知ったことか」と思っている。ハッキリと口には出さないが、「お前らに見せてもしゃーねえんだ」と思っているだろう。どんなに努力しても、きちんと評価されない煮立ち。「人気のセ、実力のパ」が正しいとすれば、パリーグの選手ほど出ていくのは、当然の成り行きだ。
オーストリアとかのオーケストラが、日本に公演しに来ても、テキトーにやるそうだ。どうせ、日本人の大衆には、バレないから。猿たちは、ウイーンだとかの名前だけで、お腹いっぱいになるんだろう。
「日本では、野球をやっても、おもしろくないし、第一、やる意味がない」と、このような発言をイチローは、したらしい。テリー伊藤の、野球について書いた本で読んだ。いいぞイチロー。もっと言ってやれ。我々、属国球団ｓの、大巨人帝国に対する恨みの深さを思い知れ。散々、彼らに、いじめぬかれたイチローが、連邦ビルにアタックしてやったのだ。ハハハ、いい気味だ。
日本の製造業ベンチャーは、画期的な新製品を開発したら、まず、日本の企業に売りこみに行く。しかし、相手企業の担当者は、納品実績を尋ねてくる。「まだないです」と答えると、「まず、実績を積んでください」と言われる。国内なら、どこへ行ってもそうだ。それで、そのベンチャー企業は、仕方なく、アメリカへ売りに行く。すると、アメリカの企業というのは、会社の名前にも実績にも、イチャモンはつけづ、製品だけを鑑定して、購入するかどうかを決めてくれる。その後で、日本に帰り、前に断られた企業に再度出向く。そして、「アメリカの大手○○○に、３０００個収めました」って言うと、すぐに買ってくれるそうだ。だいたい、日本の製造ベンチャーは、このように発展してしまっている。困ったことだ。そりゃー、こんな社会なんだから、野茂もイチローも、みんな出ていくって。
日本野球に憑き物の鳴り物。方や、アメリカでは、投球前は、シーンとして固唾を呑んで見守るらしい。こう聞くと、日本のファンもダメなのか、と思ってしまう。この問題は、かなり深刻だ。なぜなら、この問題に気付いている私でさえ、球場に行くと、あのドンチャン騒ぎが、ええなああ、と思ってしまうからだ。あれは、無くせないだろう。
結局、日本には、個人主義が根付いていないから、上のような社会現象が、当然発生する。近代人の前でプレイ出来る、野茂やイチローは、さぞや幸せなんだろうなあ。反感買うこと承知で書くが、彼らのプレイは、日本人に見せるのは、もったいない。
ところでさあ、そこのナベツネさんよ。最近やっと気付いてきたようだけど、あんたの、かわいいペットたちがチヤホヤされれば、万事ＯＫという時代は過ぎ去ったのだ。プロ野球が生き残りたいならば、市民球団方式に、せにゃーならん。人口４０万のシアトルが、毎日４万人以上集めているのに、人口８００万の大阪が、たかだか５万人収容の大阪ドームを埋められない。こんなことで成り立つとでも思ってんのか。それに、そろそろ、北海道と東北と四国にも、（市民）球団をもたせてやれよ。
日本のプロ野球は、多分、大リーグとまともにやりあったら、勝ち目はないと思う。だから、差別化して生き残るしかない。よく知らんが、サッカーの世界では、各国にプロのリーグがある。その中で、イングランドはキーパーに重点を置いているらしく、各国の代表クラスのキーパーが集まっている、と聞いた。これは参考になるのでは。日本の投手は比較的コントロールがいい。だから、そこに重点を置いたベースボールとしてなら、大リーグと共存できるのでは？日本ではいまいちだったが、大リーグで大化けした、阪神のフィルダーの例もある。大リーグの、野心ある若手に、「将来のことも考えて、２〜３年、日本でプレイしようかな」と思わせられればいい。そうすると、外人枠も撤廃せなあかんようになるだろうな。
私は、セリーグ、特に、プロ野球を滅茶苦茶にした、ナベツネの玩具には、なんの思い入れもない。しかし、近鉄バファローズと南海ホークスと阪急ブレーブスと西武ライオンズには、いろいろと、いい思い出ももらったので、せめてもの恩返しに、どうすれば日本のプロ野球が生き残るのか、を一緒に考えたいと思った。
パリーグのみんな、野球機構から脱退して、独立しようぜ。マスコミを敵にまわしてでも。そんでもって、何年かしたら、イチローとかも呼び寄せて、ホンモノの野球を子供たちに演せてやろうじゃないか。
長々と書いちまった、ゲッ、もうこんな時間か、吉本新喜劇みないとね。あーすっきりした。下品な言葉使い御許し下さいませ。
田中です。
○ーム氏ではない方の田中です。映画の掲示板と、ここしか書いてないなー。あっ、こないだアメ政にもちょっと書いたっけ。映画の掲示板にまた書いたので、読んでね。
よく知らんが、ナベツネって嫌われてるのかなー。ってか、将棋の竜王戦に絡む、ごたごたっていうか、いくらなんでも、名人戦より賞金の高いタイトル戦を創設したからって、名人戦より、竜王戦の方が格上って事は無理だろ。名人位は江戸時代からあるわけだし。
さすがに将棋連盟もヨミウリの顔を立てるために名人と竜王は同格って事にしたけどさ、そりゃ、違うだろってのが将棋ファンの率直な感想ですよね。まあ、今は羽生が竜王だからいいんだけど。
何の事かわかんない人は飛ばしてね(笑）。
またしても、海上保安庁の話を書こうかと思ったんだけど、ＮＨＫの調査によると、"自衛隊と海保の連携を強化するなど..." が５２％ だそうで、ふじむら掲示板の僕の文章が世間に影響力を持ってないって分かって、海保について書くのは止めました。(影響力なんぞ、あるかい ｗ）。だからさー、連携なんて、無理なんだよ。理由はこないだ書いた通りだけどさ。
あっ、そうだ、こないだ書くの忘れたけど、海保って、橋本派だから、中曽根の命令で動いたりはしないと思います。今回"も"、黒幕は海自でしょう。
それから、海保と海自が仲の悪い原因（血の怨念）は今度書きたいです。
でもって、アメリカですが、やっぱ、アメリカ凄いですね。タリバン爆撃が始まった時にアメリカの目的が、”キルギスに居座る事” だって事に気がついた人っているんだろうか？
イヤー凄すぎ。そっかー、それが目的だったのね。って感じですよ。率直な話。俺が馬鹿なのか、それともみんな、最初から、気がついていたのかわかんないけどさ。（最初からアメリカの目的が、”キルギスに居座る事”だって気がついた人がいたら教えてください）。
それとも、居心地がいいから、このまま居ちゃおうかなー？って感じなんだろうか？ それじゃ、ナンパした女の子を一晩泊めたら、そのまま、居座られちゃうのと一緒だよ。ついでに、サウジからも撤退するらしいし、いい感じだよね。中央アジアに居座るって事は、露西亜、支那、印度に睨みを利かせる訳で、美味しすぎるって所でしょうか。
また、こういう文章書いては、顰蹙を買ってるって気がする。まあいいけどさ。
でわ。
（以下の文には主語がほとんどついていない。すべて、私自身の判断・感想を記述している。みなさまのその他のご意見も、お聞かせいただければ幸いです。）日本プロ野球の人気低下の原因にしぼって考えてみる。
まず、スポーツ新聞紙上での、ナベツネ（渡辺恒雄読売グループオーナー）の印象が悪すぎる。（ちなみに私の愛読するスポーツ紙は「大阪スポーツ」。地域によっては、東京スポーツ、九州スポーツともいう。）
「わが読売ジャイアンツの人気に、日本プロ野球の世界は頼り切っている」という事実をナベツネがスポーツ新聞の紙面で平然というものだから、日本プロ野球ファンは、しらけてしまう。他球団のファンに対する礼儀がなっていない。
またスポーツ新聞等でのナベツネは他球団のオーナに、恫喝にも似た発言をする。「高校生のドラフトについて、ここでおれの言うことを聞かなかったら、セリーグを脱退して、１リーグ制にするぞ」とか発言する。 結局、日本プロ野球の世界は、俺の力ひとつ（俺が駄々をこねれば） どうにでも変えられるのだという傲慢な態度が、みなぎっていて、スポーツ新聞の読者は、いやになってくる。
アメリカが嫌われるのと同じような理由である。
こうした強権姿勢で、ナベツネが読売グループ内に臨んでいるのならばそれは「勝手にしなさい」と思うのだが、そのやりかたで、スポーツ新聞読者に対しても脅しにかかっている。そんな印象を受ける。 ふつう、スポーツ新聞読者は、美女やの美男の愛想笑いに迎えられるのであって、ナベツネに脅される筋合いなどない。
「ナベツネは自分のグループ内と同様に、スポーツ新聞という手段でもって庶民もどうにでも誘導できると考えているな」とスポーツ新聞読者はうすうす感ずいてしまう。
読者は、ナベツネが自分たちをその程度にしか扱っていない、はっきり言えば「見下している」ことに対して、無意識のうちに反発する。私は、そう考える。だから、読売テレビでのジャイアンツの野球中継を見ても「誘導させられている」という感覚を持ってしまう。しらけてしまう。人間とは、自分自身でその選択を行なったと思える間だけ、素直に誘導されていくものである。この簡単な人間心理に逆らっていることが、ナベツネの敗北原因である。
ただし、ナベツネがここまで、がむしゃらに発言しまくるのは、プロ野球人気（読売人気）の低下傾向がはっきりしたことによる結果にすぎない。ナベツネが発奮し、読売人気挽回のために、彼なりにがんばっているのである。ただし、これまでのナベツネの成功体験（強権発動で勝ちあがってきた）がかえってあだとなっている。読売ファンからかえって見放されているのは悲劇である。プロ野球人気低下の原因はもっと根本にあると思う。
それは何かというと、まず、野茂英雄投手の大リーグ（ロサンゼルス・ドジャース）流出である。これをきっかけとして、日本人が、自分たちが興味を持てるベースボールをもうひとつ獲得できたのである。
ナベツネ支配の日本・土人プロ野球（読売野球）と、世界基準のアメリカ大リーグ野球との両方の世界を日本人は知ってしまった。日本・土人プロ野球のスター選手も知ってしまった。よって、スター選手の大リーグへの流出と、日本のプロ野球（読売ジャイアンツ）の人気低下とが現在同時進行中である。
実は、ナベツネとしてはもうすでに手の施しようがないのである。大リーグ移籍のときに野茂英雄投手を暗殺する、それくらいしか、本当は手立てがなかった。
大リーグに日本人選手を流出させないで国内に壁を作るやりかた、日本土人プロ野球・読売野球・長島茂雄野球の世界だけを日本人に見せておくやり方にはもう戻れないのだから。さて、「世界基準のアメリカ大リーグ野球との両方の世界を日本人は知ってしまった。」ことの具体的な意味を、もっと考えてみる。
野球以外のバスケットボールやサッカー等で世界標準でのプレーに魅せられる日本人の比率が多くなり、「野球でも世界標準のプレーを」との機運が実はできていた、これが真の原因かもしれない。だからこそ野茂英雄も大リーグを目指したかもしれない（近鉄・鈴木監督との確執もあったろうが）。ということは、
、バスケットやサッカーも含め、世界レベルの外国の試合中継（野茂流出後は大リーグ中継も）ガンガンと流し始めたＮＨＫ衛星、これが、日本プロ野球（読売野球）人気低下の真の原因である。
これこそが、ナベツネの真の敵である。だから、今後ナベツネは、ＮＨＫに圧力をかけて、アメリカ大リーグ野球の試合を衛星放送にまったく流れないように強権を発動すべきである。あとは補足。
スポーツの世界では「言語の壁」がない。英語をさっぱり理解できない日本人でも、世界標準のプレーのすばらしさはＮＨＫ衛星放送の試合中継を通じて、目で観れば十分にわかるのだ。日本語の壁がまったく通用しない。これがナベツネにとっては痛い。読売新聞での言論のようには、うまく日本国民をコントロールできない。
これが、政治言論・学問体系の世界よりも早い時期に、ベースボールの世界で世界標準の風穴が開いた原因。 ナベツネも困っていると思う。 ナベツネさん、がんばってください、心から応援申し上げます。かたせ拝
陸軍中野学校卒の先生の話ですが、すさまじいですね。私にとってはまったく異次元の話です。
それにしても・涙ウさんの豊富な話題には驚かされます。
ところで、マッカーサーの行った農地解放は滅茶苦茶もいいところですよ（というかニューディーラーどもは何一つロクなことをしなかった）。
日本の都市農家や自称百姓どもが腐りきっていることの根本原因のひとつが戦後の農地解放にあると私はにらんでいます。だって小作農からすれば、自分の土地は天から降ってきた土地だもの。自由は勝ち取るものでもなんでもなくて、既得権益をごねる為のものになるわな。
副島先生、そして「ふじむら」を訪れる皆様へ「ふじむら」主要執筆陣の早川健です。どうも（笑）。
副島先生の期待にお応えして、ナベツネに対する日本国民の反感、というテーマで、私はなにか書きたいのですが、申し訳ございません。ちょっと私には無理です。
私も副島先生と一緒で野球もサッカーもまったく観ないのですよ（特に高校野球なんか大嫌い）。だから書けないのです。
でも、財力で巨人軍を強化させ、野球界をデタラメな状態に陥れてるらしいナベツネという男には、私も非常に興味があります。
お願いです。だれか［１０２５］の副島先生の要望に応えて何かナベツネに関する文章を投稿して下さい。
晒し首さん＆ミームさんへ：
ご解答ありがとうございます。そうか、左翼用語だったのか。そういえば、大昔「米帝」ということばを聞いたような気もします。なるほど。私の勤務先もキリスト教系だけど、講演会に例の新しい日本史の教科書つくりに関係した人物（元東大教授）を呼んだというので、もうむちゃくちゃに呼んだ方が非難されてましたけどね。「見識が問われる」とか言って。「アメリカに文化はない」とか教授会で言った教授とアメリカ人教授が、教授会後、大議論しておりましたです。
副島隆彦です。ここのふじむら掲示板の皆さんが、一番、のびやかに、自分の言葉で書いているから、好きです。
私は、ナベツネだ、どうしてあんなに嫌われているのか、一連の話と理由を何にも知らないのです。巨人軍の人事に対して、どういうことをやり続けたら、
こんなになってしまったのか、等を、どうか、きちんと誰かが、描ききってくれませんか。私は、野球のことは何も知りません。楽しんで観たことも一度もありません。パチンコと同じで、これまでに３回ぐらいやった（観に言った）ことはありますが、まったく分からないのです。しかし、野球は、国民劇場ですから、きっと何か大変なドラマが、進行しているのでしょう。それを解明して下さい。
戦後の日本のCAI（国務省とも名乗る）の総代理人だった、読売の社主・正力松太郎（しょうりきまつたろう）の後を託されて継いだ、ナベツネが、一体どういう手法を伝授されたのか、を知りたい。そしてそれに、失敗しているのは何故か。正力は、囲碁の本因坊戦や、力道山・プロレス 、原子力の平和利用
などを、仕組んで、日本国民文化を、計画的に扇動した人だ。ＣＡＩの指図に
忠実に従って。それが、ここに来て、なぜ、読売・日テレの、低級大衆国民文化の誘導の策がうまく行かなくなりつつあるのか、その原因を知りたいのです。野球やサッカーに対して、一家言を持つ人は、どうか、ここらの謎解きをやって下さい。
副島隆彦拝
日経（欧州版）は、、「ダイエーの再建策の話し合いは、順調に進んでいます。」〜という内容のトップ記事を、三日連続して続けています。どう見てもヘンです。
おそらく、ダイエーに対して商品の納入を拒否する全国のおびただしい中小企業の不安感を払拭するために、日経が政府のパニック防止策に協力しているということではないでしょうか？
（もしかして、銀行が現金を大量に供給し、その現金で問屋から商品を買って店に並べているということではないでしょうね。）どなたか、全国のダイエーの商品棚に何か変化が起きていないかご報告いただけないでしょうか？
１０４８さんへ、レスありがとうございます。こんなつまらない独り言に興味を持っていただけるならと思い、前回書き落としたことを追加させていただきます。
終戦時は、海南島で、ゲリラの掃討に従事していた。人の殺し方は、実地で訓練しないと身につかない。
卒業試験は、万年筆に針を仕込んだ道具をもって、上官と香港の雑踏に繰り出し、上官から任意でえらばれた雑踏の人を指差して「あいつを殺して来い」と命令され、上官の見ている前で、その万年筆のはりで、当人の首の後ろを静かに刺し、そのまま立ち去るという試験だった。人間は、首の後ろを刺し殺されると、声を出さずに死ぬため、刺した当人が現場を離れるまでにタイムラグが生じる。（なんだか、必殺＊＊人の世界のようで、今書いている自分も信じられなくなります。）ただし、自分は日本刀を使う方が得意だった。犬を何匹も殺して練習をつむものの、初めてゲリラのアジトを襲撃したときは、無我夢中で、ゲリラを全滅させ、その直後自分が失禁しているのに気づいた。
ただし、慣れてくると、ゲリラの見張りの目の前に突然現れて、ばっさりやったり、現地の方言で、チャックが開いているよ、といいながら切りつける余裕が出てきた。その先生の家におじゃました同級生の話では、当時かなりの高齢にもかかわらず、酔うと、コタツにすわったまま手裏剣（細いメスのような形状のもの）を家の柱に投げて「俺の腕もまだ落ちてないな」といわれていたそうです。
終戦後、一般兵のフリをして、何気なく長崎から上陸しようとしたところ、上陸したとたん米軍に腕を捕まれ、取調室に連れて行かれ、本人が何物であるか承知していることを告げられた。あわせて、本人には実は九州に生存している母と妹がいることを告げられ、彼女らの命を助けてほしければ、今後米軍の為に働くよう命令された。（ご本人は、小さいときから、父親の存在だけしか知らされていなかった）
朝鮮戦争時に上官のファイルを盗み見る機会があり、自分のファイルをみたところ、「使い捨て」との記述があり、絶対死ねないと思った。
朝鮮戦争後、「どういう生き方をしたいか自分で選べ」といわれた。「アメリカ籍でも望むのであれば、適当な学歴証明書とともに、交付しても良い」といわれたが、自分は、日本人として生きる道を選んだ。そしたら、詳細な偽の戸籍と台北大学卒という卒業証書も合わせて用意してくれた。（たしかに高校の先生の学歴の欄には、台北大学卒となっていました。）
感想：
この方は、戦犯にもされず、はじめから米軍の駒に使われることを予定されたわけですが、例えば巣鴨に入っていた人達がそこから出てくるときにアメリカと交わした取引と同様のことが、当時大なり小なり日本中で行われたのだろうという風景が浮かんできます。（小物は、英語の先生をしながら、生徒に真実を語ることができたとしても、巣鴨の人達はできなかったのでしょうね。）そうすると、この話は、副島先生の「日本の秘密」の35ページ以降あたりの内容を補強する材料にもなりそうです。
マカーサーについて
当時のマッカーサーは、戦前の天皇と同義であり、「マッカーサーの言葉は絶対だった」と父（農村育ち）がよく述懐していました。確かにマッカーサーは、終戦後体制派が、皇族財産等を元手に一部氾濫分子がゲリラ化することを恐れた気配がありますよね。（皇族財産をいち早く接収したのもそのためだと理解しております）
但し、国民の多くはマッカーサーをまるで新しい天皇のように受け止めていることに、米軍はまもなく気づいたでしょうから、暴動等についてはそれほど心配することなく農地改革を行ったのではないでしょうか？
日本経済の現状は、イギリスの一般庶民にも届きはじめ、ＦＴなどを読んでいない階層の人達も現状を理解し始めています。昨日、一緒にディナーを食べた人の話では、「自分の女房も日本株の投資信託を持っていたが、ここ数日のイブニングスタンダード（日本の夕刊フジにあたる新聞）に数日間の連載で日本特集が掲載され、内容を読んでそら恐ろしくなり、買値を下回っていたが、急いで損切りしたよ。」といっていました。
（現在、ワールドカップの開催国ということで、経済紙以外にも日本が取り上げられる機会がふえているようです。）それなのに、悲しい事に、日本からロンドンを訪れた日本人達の多くは、イギリス人から「日本経済はどうか」と本当に心配して聞かれているのに、「技術力のある国であることは変わり無いので、数年以内には、回復できると期待している。」などど、ノー天気なレベルのことをしゃべり、イギリス人が困ったような顔をしている場面に立ち会うことはつらいことです。（それでも、会う人毎に、全く同じことを聞かれるので、少しおかしいなと思いはじおめる人もいるようです。）
「王様の耳はロバの耳」と穴を掘って叫びたいところを、この掲示板にいろいろ書かせていただくことで、何とかこらえています。
ミームさんの投稿「[1018] Re[1014]: 「アメリカ帝国」は使ってはいけないって・・・ 」から引用します。（引用開始）
反共右翼と反米左翼しかいなかったこの国の言論において、保守の側が「アメリカ帝国」という言葉を使い出した（もちろん、チャルマーズ・ジョンソンと副島隆彦氏が使い出したのですが）のが、新しい現象なのだろうと思います。
（引用終わり）この場を借りて、関連情報を提供します。雑誌「軍縮問題資料」２００２年１月号に、「９月１１日のブローバック」と題してチャーマーズ・ジョンソン氏の原稿が掲載されております。
http://www.heiwa.net/pdf/0201.pdf
この雑誌は、宇都宮徳馬という、自民党出身の国会議員として、約４０年間活躍（後半１２年間は無党派で参議院議員）してこられた方（故人）の資金で運営されている雑誌です。
自ら設立した製薬会社ミノファーゲン製薬から私財をつぎこんで運営しているはずです。宇都宮徳馬氏の考え方は、http://www.heiwa.net/aisatsu.html を参照ください。
宇都宮徳馬氏の略歴は、http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200007/01/0701e068-601.htmlなお、この雑誌の執筆者は、豊田利幸や豊下楢彦など、岩波系の日共シンパがずらりと名を連ねておりまして。。。私が大学生のとき、自民党最左派なる「宇都宮徳馬」という人物はどういう系列の人なのか不思議だったのですが、これ以上のことは詳しく調べきれておりません。自民党も懐が深いものだ、と正直感心したのを覚えています。
かたせです。みなさまからのレスありがとうございます。★アルルの男・ヒロシさんへ。
横レスありがとうございます。（ＳＦはよくわからないので、適切な回答はできませんが、。。残念！！）★早川 健さんへ
＞副島先生の言葉で、ソ連が崩壊するまではあんたたちは立派だったし、よくやった、だが、ソ連崩壊以後あんたや中曽根たちは敗北しはじめたのだ、というのがありました。これが、私にとって、一番優れた中曽根康弘論です。
わたしも、上記、早川さんと同意見です。結局、後の時代の伝記作家が中曽根康弘をどう書くかですね。おそらく、西暦１９８０年代の首相在任の時期の業績にだけ光を当てるから「偉大な仕事をなしとげた政治家」として残っていくでしょう。 でも、あの人（中曽根のこと）、あと何歳まで生きるつもりでしょうか。 いいかげん、引退してほしいと思います。★ミームさんへ
＞しかし、中曽根のように生きてみたい、と思う人間はほとんどいないのではないでしょうか。少なくとも、私はそうです。そうですね。部下がほとんど誰もついてこないような、ああいう酷薄な人生は私も好きではないです。
＞ということは、中曽根の伝記をツワイクが書けば、魅力的な人物に見えてくるのかもしれませんね。
その通り！
政治家・武将は、後世の伝記作家がその人の業績を光らせる場合と、自分で回想録を書いて業績を後世にアピールするパタンと２通りあります。
前者の例は、
（政治家・武将、 伝記作家）＝（秦の始皇帝や前漢の武帝、 司馬遷）、（劉備玄徳や諸葛孔明や関羽、 羅漢中）、 （クロムウエル、 カーライル）、 （坂本龍馬、 司馬遼太郎） 、（チェザーレ・ボルジア、 マキャベリ） 、（田中角栄、 早坂茂三）後者の例は、
（政治家・武将、 著書）＝（カエサル、 ガリア戦記）＝（チャーチル、 回想録）＝（ゴルバチョフ、 回想録）＝（原敬、 原敬日記）等。どれにも該当しない、かわいそうな例は
・中国後漢の初代皇帝 光武帝（”史記”にも”三国志演技”にも載らずあえなく無名のまま）
・近衛文麿 （アメリカに逆らったことへの反動があまりにも大きく、当分復権は無理）伝記作家の遺した仕事が歴史に果たす影響力・役割はかなり大きいと思います。
RSS-Kさんへ。かたせです。>かたせさんへ。私が勝手にレスしてしまうご無礼お許し下さい。
いえいえとんでもない。
ご指摘のものを、わたくしも使っておりますので。。最初は、ほんとにうまくいくのかいなと思ってみましたが、いまでは重宝しております。
フォローありがとうございました。
アキラさんへ
ミームです。晒し首ファンさんが書かれている通り、「アメリカ帝国」が従来の常識で言うと、左翼用語ですので、書かないでくれと言われたのでしょう。
キリスト教の大学は基本的に反共（保守）だと思いますので。
おまけに、アメリカ系の大学だったら、余計ダメなんでしょう。
ヨーロッパ系だったら、わかりませんが。反共右翼と反米左翼しかいなかったこの国の言論において、保守の側が「アメリカ帝国」という言葉を使い出した（もちろん、チャルマーズ・ジョンソンと副島隆彦氏が使い出したのですが）のが、新しい現象なのだろうと思います。
Vielen Danke!
かたせさんへ。
私が勝手にレスしてしまうご無礼お許し下さい。ヒロシさんへ。
かたせさんは、おそらくこのタグを使っておられるのだと思います。
<blockquote> </blockquote>
(sample開始)
（引用開始）…言論の自由の蹂躙とは政治権力者が、権力を行使して、言論の自由を封ずることをいう。
ここに肝要なことは、言論の自由を脅かす主体は、政治権力者にかぎる、ということである。ここでまた、「権力が行使」されることがポイントである。
権力とは関係のない一国民が、他の国民の言うことを封じた（阻害した）からとて、それだけのことである。それは、犯罪行為に過ぎないのであって、デモクラシー国家における言論の自由の蹂躙（侵犯）ではない。
このさい、暴力が行使されようと、どんな悪質な脅迫がなされようと、ものごとの本質には関係ない。
…あたかも、犯罪者の存在をもって、当該の国を無法国（無秩序国）とはいえないのと同断である。（引用終了：出典は小室直樹の『昭和天皇の悲劇』P23〜24）
(sample終了）
晒し首ファンです。
この掲示板では初めてだとおもいます。
いつもは「アメ政」で赤旗担当をしています
（最近は休みがちですが）さて、
:[1014]「アメリカ帝国」は使ってはいけないって・・・ですが、
何となく
「アメリカ帝国」→「米帝」→「新左翼のビラ」（懐かしい）
という連想ではないでしょうか。
そこで「極左」→「過激派」
という図式で
「過激」という言葉が出たんではないですかねえ。
義理ある方に頼まれて、再来年からだけど、某キリスト教系大学（八千草薫の母校である）の大学院の「アメリカ文化研究」という科目をやることになったので、その講義要綱を去年の秋に書いて送って、忘れていたら、今朝、連絡があった。その講義概要にあった「アメリカ帝国のシステム」という語句が問題なんだそうです。「アメリカという覇権国」にしてくれだって。外部にパンフレットで出すから、そういう過激なことばはやめてくれだって。まあ、どっちでもいいので、承諾したが、いまだに「アメリカ帝国」って、過激ですかね？？
世間より、ああいうところのほうが、遅れてるんだなあ。それか馬鹿なアメリカ人教員が言い張ったのかなああ。約束だから、1年はやるが、それでやめるな、こういう馬鹿大は。
フーシェは、ある意味、政治的人間の極北ですね。
自分も、ああいうふうにクールにマキャヴェリズムに徹して生きてみたい、と思わせるものがあります。
しかし、中曽根のように生きてみたい、と思う人間はほとんどいないのではないでしょうか。
少なくとも、私はそうです。この違いは何でしょうか。
単に中曽根とは同時代に生きているから、だけかもしれません。
フーシェも、ツワイクが伝記を書かなければ、これほど魅力的には見えなかったかもしれません。
ということは、中曽根の伝記をツワイクが書けば、魅力的な人物に見えてくるのかもしれませんね。
>[912] ミームさんに関する HP 発見！！ 投稿者：Angelix 投稿日：2002/01/06(Sun) 23:50:20
>
>ここには初投稿になります，Angelix です．
>ミームさんに関する HP を発見しました．
>結構有名な人だったのですね．知りませんでした．
>（↑何をふざけているんだ？！）
>（↓下の page を参照）
>http://www.age.ne.jp/x/taiku2/meme/me_nani.htm
>ミームです。
亀レスで失礼します。
Angelixさん、「ミーム」で検索してくれてありがとうございます。
えー、そのページですが、上半分は私と関係ありません。別人です。
下半分の解説が、ハンドル・ネームの由来です。
かたせさんの引用文をみていると読みやすいと思っていたのですが、その秘密は、かたせさんの自身の文章と引用文の行インデントが違っていたのでした。私も黒字強調、斜体字、色文字、画像張り付けはマスターしたのですが、かたせさんのような引用文の張り付け技術を持っておりません。企業秘密ではないなら教えて下さい。
私は、星一そして星新一、この親子を尊敬してやまない。
皆様、もし読む本にお困りだったら、ぜひ『明治・父・アメリカ』『人民は弱し官吏は強し』（星新一著・どちらも新潮文庫）をお読みください。
すばらしい明治人の記録が読めます。
この父子については、いつかもっと詳しくこの「ふじむら」に投稿したい。それだけの価値はあるように思えるのです。
『サライ』という小学館の料理食べ歩き雑誌が、星一について小さな特集を組んでいます。興味のある方は、立ち読みでチェックしてみて下さい。
かたせさんのおっしゃることはよーくわかります。
反論でもなんでもないのですが、やはり、それでも中曽根許すまじ、ですよわたしゃ。だって、憲法改正の歌とかなんとかいってたのに、首相在任中、こいつは改憲する意思をまったく見せなかったでしょ。
フーシェとは同じ風見鶏でも違うような気もするし・・（証拠なし）
ただ、罵倒するだけではだめだ、客観的に公正に評価すべし、というのは賛成です。電電公社や国鉄を民営化したのも中曽根だもんね。
副島先生の言葉で、ソ連が崩壊するまではあんたたちは立派だったし、よくやった、だが、ソ連崩壊以後あんたや中曽根たちは敗北しはじめたのだ、というのがありました。これが、私にとって、一番優れた中曽根康弘論です。
あ、こういう逃げ方はずるいな（笑）。
かたせさんへ。どうでもいいレスかも知れませんが、中曽根やフーシェをみていると、田中芳樹氏の名著「銀河英雄伝説」のなかの、ヨブ・トリューニヒトを思い出します。
田中氏はフーシェをモデルにしたのかなあ？と思います。
最初に結論。私の言いたいのは「中曽根康弘を単に罵倒するだけでは済まないと思う」ということです。まず、Yamokuさんのご投稿「[855] 日本政界情報メモ向き？」から、「諸君2月号 救国の「悪人」よ！石原慎太郎VS曾野綾子」の転載内容を引用いたします。
（引用はじめ）
中曾根康弘とフーシェ石原 傑出した人間の周りにはどうも魅力的な人物が集まるようで、ナポレオンという絶対的なテーゼの下で政治家として活躍したフーシェとタレーランもなかなかの「悪人」だった。でもこのうち本当にタチの悪いのはタレーランだよね。なにしろ彼はフランス革命から七月王政までのおよそ四十年間を、幾度となく変節を繰り返しながらも、第一線の政治家・外交官として生き抜いているんだから。むしろフーシェの方が意外と風見鶏じゃないかな。民衆蜂起によって捕えられたルイ十六世を国民公会で裁くとき、右翼の王党派の代表たちがこぞって無罪を主張するなか、フーシェはただ一人「死刑」を主張し、王党派の席に戻ることなくジャコバン派の席に行ってしまった、というのが最も有名なエピソードでね。
それで、中曾根さんがいつかあるバーの席で、「俺が一番理想とする政治家はフーシェだ」 と言ったことがあってね。僕はびっくりして、「それは、タレーランの間違いじゃないですか」 聞きただしたんだけど、「いや、フーシェだよ、君」
と返ってきた。となると、あの人はそういう意味でフーシェ的に生きてきたのかな（笑）。 （引用終わり）興味をそそられる内容でした。YAMOKUさん、ありがとうございます。
これに付け加えて、シュテファン・ツワイク「ジョセフ・フーシェ」（岩波文庫）から、私（かたせ）が参考として引用します。まず、文庫本の表紙から。（引用開始）
”サン＝クルーの風見”。フーシェにつけられた渾名である。フランス革命期には徹底した教会破壊者にして急進的共産主義者。王政復古に際してはキリスト教を信ずることのきわめて篤い反動的な警務大臣。近世における最も完全なマキャヴェリスト フーシェは、その辣腕をふるい、陰謀をめぐらして大変動期をたくみに泳ぎきる。
（引用終わり）かたせです。いづくも同じ風見鶏。ここまで、見事に渾名が一緒だとむしろ感心させられます。
続いて、著者（ツワイク）の「はしがき」（序文）から引用します。（引用開始）
ジョセフ・フーシェという人は、その当時においては権勢ならびなき人物の一人であり、またあらゆる時代をつうじて最も異色ある人物の一人なのだが、同時代の人からは毛嫌いされ、後世から公平な判断を受けたことはさらに少ない。ナポレオンはセント・ヘレナにおいて、ロベスピエールはジャコバン党員を前にして、カルノー、バラー、タレーランなどはその回想録中において、またフランスのあらゆる史家は、その立場が王党派であろうと、共和党であろうと、ボナパルト党であろうと、すべてこの男の名前を書いただけで、たちまち憤懣を筆に洩らしている。生まれながらの裏切り者、いやしむべき陰謀家、のらりくらりした爬虫類的人物、営利的変節漢、下劣な岡引（おかっぴき）根性、浅ましい背徳漢等々――どのような侮蔑的罵詈も彼に浴びせられないものはなく、（引用終わり）上記を読むと私などは、そうかもなあ、と思います。しかしフーシェならぬ、わが中曽根康弘は、冷戦真っ盛りの西暦１９８０年代に、イギリスのサッチャーらとともに世界史の舞台回しをしたわけだから、このような罵詈雑言だけで終わる人物であるはずがない、これについては、きちんと評価を公正に下さねばならないと私は思います。
続けて同じ「はしがき」から。フランスの作家・バルザックのフーシェなる人物を高く評価している点について、著者ツワイクが言及している部分を引用します。
（引用開始）
時代の舞台面だけではなく、つねに舞台裏にも眼をそそいだこの偉大で同時に透徹した人物＜バルザックのこと＞は、フーシェをもって、その世紀において心理的に最も興味ある性格であると、率直に認めたのである。バルザックは、＜略＞有徳と不徳との間にいささかの差別も設けず、つねに人間の意志の価値と情熱の強度だけをはかる態度から、革命時代および帝政時代において最もひどく軽蔑され罵倒せられたこの一人物が、故意に闇のなかに姿を隠したのに、明るみへ引き出したのである。「ナポレオンが有した唯一の名大臣」と、彼はこの「奇妙な天才」を呼び、さらにまた「私の知る限り最も強い頭脳」と呼び、また他の場所では「あらゆる面貌のもとに見通すことのできない深さを蔵しているので、その行動の瞬間においては、とうていその真意を洞察し得ないが、一芝居すんだずっと後になって、ようやく合点のゆくといったような人物の一人」と言っている。＜略＞ 折に触れては、私はこの男を振り返っては見てきたが、それというのもバルザックのような人が、彼こそ「人々の上に権力をふるった点においては、ナポレオンさえしのいでいた」と賞讃した人間なればこそである。（引用終わり）かたせです。やはり、簡単に中曽根康弘を罵倒するだけでは済まないと思います。「覇権国の手先」という理由で嫌うのであれば、明治期以降の日本の政治家のほとんどすべてを尊敬できないことになります。尊敬してよい政治家は、現在まったく人気のない、近衛文麿くらいになってしまいます。 私は、原敬なんてのも、すごい政治家だと思いますし。
船橋洋一の世界ブリーフィング
[名門ハーバード大学、「優水増し」問題と「黒人パワー」逆襲で大揺れ]
来週には↓UPされると思います。
http://opendoors.asahi-np.co.jp/span/briefing/back.htm
[1854]拝啓 天皇皇后両陛下 様 ＜結＞？ 投稿者：山森 国造投稿日：2002/01/16(Wed) 01:21:53歌会始めの『今上天皇皇后両陛下』の御製をお聞き致しました。
有り難い事です！ そこで、夕方 祝杯を上げましたが、
冷蔵庫から探し出した「スモーク・チーズ」が、去年の暮で
期限切れに気付かず食べて仕舞いました。お陰で口の中が
「うんこ」臭くなる。
”山森 国造”の『業』のフィナーレとしては妥当であったと、
苦笑を致しております。 罰が当ったかな？ （爆笑）
両陛下のお歌をお受け致しまして、今年の私の詠進歌は完成を
致しました。
歌会始めに招待された皆様、おめでとうございます。しかし、
私のお歌を超えるものは残念ですが有りませんでしたね！
『今上皇后陛下 美智子様』より、「光返す・・・」の
お歌にて、私のお歌が「恨みのお歌」に変わる事を防いで
頂きました。私は、『美智子様』に対し、ここに慎んで厚く御礼
を申し上げます。 ニューヨークでの大惨事以来の私の心配事が
消えて安堵を致しました。あの惨事を画面で見た時、私は冷静さ
を失い、苦しい日々を今日まで過ごしてまいりました。
これで安心、誠にありがとうございます。
これにて、その詠進歌は「 敬宮愛子 内親王様」のお歌と
する事が出来ます。また、これからの千年紀の「天皇家」の
「守り歌」ともなりましょう！！＜ご隠居＞ 大きく出たな！ ”国造”
＜与太郎＞ 早く、その詠進歌を教えろよ！
＜国 造＞ 気が変わちゃつたな〜 掲示板に書き込むの中止
ホームページに書き込みますので、よろしく！
皆様、しばらくお待ちください。お知らせは致します。
御免ね〜
＜一 同＞ 馬鹿野郎・・・この野郎！ 美人局！
これでエイシンカ？
駅前で拾った、「サンデー毎日」（１月２７日号）に看過出来ない記事がでていました。「ニュースでなくてセクシーで売るのか」ですって。セクシーさもニュースも追うのが当然でしょうが！
（転載初め）放送中止になつた米CNNの自局宣伝CM。そのきわどい中身
米ニュース専門局、CNNのウォルター・イサクソン社長は１月７日朝、自局で流れていた新ニュース番組の官伝CMをみて仰夫した。司会役のポーラ・ゾーンさん(45)の映像にかぶせ、「いったいどの局で、これほど挑発的で、有能で、ちょっとセクシーなキャスターを見つけられるでしょう」という男性のナレーションが流れたのだ。ごていねいに「セクシー」という言葉が赤字で両面で点減し、「ジジジー」とファスナーが開くような音も人り、ゾーンさんの□元が大写しになった。化粧品から乗用車まで、米国ではセクシーさが売り物のＣＭは珍しくもないが、キャスターをわざわざ「セクシー」と表現した例はない。
「ニュースでなくて、セクシーさで売るのか」と米メディアはあきれ顔だ、イサクソン祉艮は、「宜伝部以外は誰もCMを見ていなかった、勝手に流した宣伝部の重大な判断ミス」と釈明したが、ライバルのＦＯＸニュースなどは、「自局番組のＣＭもチェックしないで、何が指導部か」と手厳しい。
国際報道ではダントツの強さを誇っていたＣＮＮだが、近年はＦＯＸなど後発局に激しく追い上げられ、収益が目減りしつつある。親会社親会礼のタイム・ワーナー社から送り込まれて間もないイサクソン社長は、ベテラン記者を大幅に整理し、「若手で見かけがよい新顔」で交代させるなど、模様替えに力を人れてきた。
ゾーンさんはその筆頭だ、３児の母だが、金髪でシャープなイメージの美人で、ＦＯＸから推定約２００万ドルで引き抜き、昨年9月１１日から番組に登場、視聴率向上に貢献した。局内では「ＣＭはキャラクターで売ろうという社の方針を忠実に守ったただけで、驚きでも何でもない」と制作した女性ディレクターに同情の声が上がっている。（在ロサンゼルス・佐藤由紀)
（転載終わり）あーあ、ＣＮＮはなんというバカな決断をしてしまったのでしょうか。女子アナにテコ入れしないとＷＢＳには勝てないよ。（寒）これが米メディアの「女子アナ戦争」ですか・・・。
（平成14年1月13日）
鉄の三角体と呼ばれる政・官・業に、日本再生の切り札はあるのか？！
〈コンプライアンス〉とは何か？ 〈ペイ・オフ〉等、同一用語でも米国等の定義や解釈とズレの大きい日本式用語の使われ方に留意肝要！！
テレビ見なかったけど、スポーツ新聞をみると、稲垣メンバーの復活をドキュメンタリータッチで描いたんだったねえ。肅々と謝罪する上で普通に復歸するのであればまだしも、それじゃ自分の汚点を「キャリア」にしたも同然じゃないか。
初めから、そう言う話題づくりが狙いなら、反省・謹慎なんかさせなくても良かった。まったくこれだからテレビは怖い。
そういえば、藤原のりかが、韓国の親善大使をやるらしいですが、いつぞやこの掲示板の書き込みにあった「スタアの恋」の話と同様、なんとも含意の多い、ブラックな話題です。
おくやまさんへ
おくやまさんに返信して頂けるなんて感激ですーっううっ！！
ホッブズについて、レオ・シュトラウスとかいろいろ読んでるんですけど、まったく投稿できるようなレベルに達していない自分が情けない。でも、「ラテン語メモ」も「留学情報メモ」もわたしゃ欠かさず読んでいますよ。
ああっ！基礎知識のない自分がくやしいっ！！
中谷さんに以前『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』をきちっと読み込んだらいいですよ、とアドバイスをいただいたので頑張ってるつもりではいるのですが・・・トホホでございます。
こんな私ですけど、これからも末永くお付き合いくださいませ。あと、自分の投稿文に補足します。
瀬古浩爾さんの『まれに見るバカ』という本について、私はちょこっとこのように言いました。＞軽ーいノリの、面白おかしい文体で何か言えば、それで読者が喜んでくれた時はもう終わってますよ。
誤解をまねくといけないので説明します。私が言いたかったのは、筆者は自らの立脚点や思想を明らかにしろ、客観的なリポートのような評論文を書いて、無色透明の偉そうな立場に立たないでくれ、ということです。
問われているのは筆者の価値観や思想なのではないですか、ということであって、面白おかしく親しみやすい文体、あるいはドイツ観念論みたいな難解なだけの文章でごまかした評論を書かないでくれ、ということでもあります。以上、補足として。
>>何年か前のＭＴＶ Award で演奏した The Fragileその『ＭＴＶ Award』は日本でもNHKのBSでやっていたので私も見ました。
たしかにカッコ良い曲ですね。わたしも好きです、この曲。ただ、この曲が収録されているアルバムは二枚組のビックボリュームなので、コアなファン以外は気が滅入ってしまうかもしれません…。（笑）>>映画ロビンフッドのサントラ
この映画の主題歌は確かブライアン・アダムスでしたよね。
「Do it for you」というタイトルだったような。
『ウェイキングアップ・ザ・ネイバース』は今聴いても、曲が粒揃いで良いアルバムだと思いますね。大好きです。映画といえば、ブライアン・アダムスとスティングとロッド・スチュアートの三人で主題歌をやっていた映画がありましたね。>>情報が細かすぎです（笑）
FNMのライブに行っているあたり、
おくやまさんもそうとうの通とお見受け致しますが。（ニヤリいつもお付き合い下さりありがとうございます。m(_ _)m
>>植田信『ワシントンの陰謀』
私も読みました。
この本を読んで、初めてジョセフ・スティグリッツという人が如何なる人であるのかが、少しだけ理解できたような気がしているところです。ノーベル経済学賞を取ったときは、名前くらいしか知らなかったですから…。まだまだ知らない事だらけです…。
＞JOKERさま、いつもお疲れ樣です。
いえ、とんでもない。>木村佳乃に関しては、これなど如何でしょう。
>http://member.nifty.ne.jp/fujiura/idol/images/kimuray11.jpg＞結構昔の写真ですね・・・。
あ、そうなんですか。テレビが映らないので最近どうなのかさっぱりです。テレビは無いほうがすっきりしていいのですが、たまに音声だけでニュースなど聞くと、一方的な報道ばかりなのに気づくことが多いです。
＞公立図書館はお金がたりないのでしょうか。国や地方自治体にお金がなくなってくると、こうしたところにもしわ寄せがやってくるのですね。
中谷さん、こんにちは。ひょっとしたらどこかで直接お会いしているかもしれません。
>分かったふりするのが一番いけませんからね。いっぱいの分からないと人生の旅をした方が楽しいです。
そうですね。分からないということに安住しすぎるのも問題と思いますが、どの世界でも上には上がいることですし、知れば知るほど、知らないことがどんどん芋づる式に出てきますから。
＞保守本流の生みの親である吉田茂と同じ長州出身であった・・・（P１１２）』これ、何かの間違いでしょうか。吉田茂は山口とは関係ないはず。
＞御指摘のあったこの部分、長州とも土佐とも関係のあるわたくしから言わせてもらうと吉田茂は「土佐」の人です。ただし、地元ではぜんぜん人気がありません。高知の人に慕われている首相は、ライオン宰相の浜口雄幸です。
吉田茂は東京生まれらしいですね。東京の人、という意識があるのかもしれません。わたくしは高知の出身ですが、恥ずかしながらライオン宰相浜口雄幸（オサジと読むのが正しいそうですが）のことは長らく高知県人と知りませんでした。首相ではありませんが、板垣退助とか、坂本竜馬などの方が圧倒的に人気があります。板垣退助は高知（城）公園に、坂本竜馬は桂浜に銅像がありますし、市内の中心部の公園には立志社の碑が確か立っていた。浜口雄幸はその点・・・あまり覚えがないのです。ちなみに３人とも殺されているか、殺されかかっているという共通点がありますね。
▼中谷さんへ＞わたくしの駄文で、みなさん若干盛り上がっていただいたようで
盛り上がれます（笑
＞わたしは自己修練ができていないので、「松嶋奈々子」などといってしまうのです
ということは自己鍛練出来ている人はどのような女性タレントが好みなんでしょうか？これはちょっと難しい問題ですね・・・。
＞「アメ留」の議論なんてほっとんど分かりません
うーむ、これは深刻ですなぁ（ヒヤリ）私が目指しているのはいわゆる「学問漫才」ですから・・・。「アメ留」ももう少しわかりやすくしないと。
＞分かったふりするのが一番いけませんからね。いっぱいの分からないと人生の旅をした方が楽しいです。
私なんか日々これだけですね。しかし一番難しい問題はなんといっても女性の心理でしょう。これはいくらウェーバーなどの歴代の社会学者を総動員してもわかりません。
▼JOKER さまへ
＞おくやまさま、初めまして
ぐおーーーう、だから「さま」は勘弁して下さいよーー。こちらこそはじめまして。
＞。『法哲学の授業をのぞく』を一気に読ませていただきました。大変分かりやすうございました
一気に行かれましたか。わかりやすいと言われるのが一番うれしいですなぁ。
＞木村佳乃に関しては、これなど如何でしょう
なるほど、なかなかアゴの線が鋭い女性というか・・・。しかしはじめて見ますねぇ。なかなか清楚な感じで個人的にも「悪くない」という感じです
＞テレビなどで話し振りなどご覧になったほうがよろしいかもしれません。
動画を見ろということですな。こっちの日本の店にいけばＴＶドラマが借りられるので観れるかもしれませんが・・・。
▼早川さんへ
はじめまして。よろしくお願いします。
＞植田信『ワシントンの陰謀』
これをさっそくチェックしないと・・・。
＞小室直樹先生は、こういう大問題をきちっと仕事として、
たしかに自分の立場を明確にする、というのは大事ですよね。
▼Arsenalさんへ
＞ジョルジョ・アルマーニGIORGIO ARMANIがConsumerism消費主義を非難して、アンチ・デモクラティックと発言したそうです。
うーんなんだか矛盾しているような・・・。
＞。「ちょっと偽善じゃない」というコメントは正しいと思います。ちょっとどころじゃないと思います。
ちょっとどころじゃないですねー（笑）面白いネタありがとうございました。
▼ヒロシさんへ
＞結構昔の写真ですね・・・。
昔の写真なんですか・・・。
＞小悪魔ふうですよね。
ぐおーーー、小悪魔風ですか！！
＞おくやまさんには、キッシンジャーのビデオの後ろにスチ刑事を録画してお送りしようかな
ありがとうございます（ニヤリ
＞貧乏人でも本を読めるようにするのが図書館の役割ではないでしょうか。乏人の一人としてそう思いました。
こっちの図書館と比べるとやはり役割が違うような気がしますねぇ。こっちの図書館では新刊本はあまり置いてないような気が・・・。
・涙ウ様
>ところで、私の高校時代の英語の先生（日本人）は、お父様が、戦前の日本帝国のスパイをやっておられた関係で、生まれた時から（各地方言を含めて）英語と中国語を教え込まされた人でした。当然中野学校の出身ですが、単に成績がいいから入学されたのではなく、そのように運命付けられていたので、それしか人生の選択肢がなかったと、述懐されていました（御本人はパイプカットされており、お子さんはいらっしゃいませんでした）。>戦後は米軍CIA所属で朝鮮戦争に駆り出され、その後日本の国籍をもらった後もCIAの下受けをやらされているとよく授業中に話をされていました。（具体的にどんな仕事かは、話してくれませんでしたが、田舎なのでたいした仕事ではなかったとは思いますが。）
20年ほど前アルバイト先での顧客の中の一人が自称元CIA工作員だったそうなのです。彼が述べるには、朝鮮戦争で中国・北朝鮮の情報収集を行い、太平洋戦争中は旧日本軍の為に情報収集をやっていたそうです。太平洋戦争中はともかくとして、朝鮮戦争中に諜報活動をしていた話は、日本人には関係無い話と思いこんでいたので余り信用していなかったのですが上記述にてどうやら信用できそうです。[974]の記述有難う御座いました。
あと、ついでと言ってはなんですがマッカーサー辺りの情報は有りませんか？特に農地改革を行った1946年辺りのマッカーサーに会った方の証言をず〜と収集中です。
第１次農地改革が1945年12月18日に成立してますが、GHQからより一層の強い改革要求が出され、第２次農地改革に関する関係法が1946年10月21日に公布されています。地主の田んぼが１ヘクタールを越える分を国が強制買収する過酷な法律ですが、GHQはここまでやると各地で暴動が起きる等々考えなかったのかしら？
どうやら1946年にマッカーサーは各地の有力者(地主)の家を訪ねている様なのです。この時期にマッカーサーと会った地主の遺族の方と偶然話しをすることができたので判った事ですけど。
マッカーサーが直接訪れたところだけでなく、関係者全てで何箇所ぐらい訪れたのか？何を彼らは知りたかったのか？
マッカーサーはどうやら日本各地に点在する米軍基地を経由して地主訪問をやったようです。今でもアメリカのVIPが極秘来日する時に米軍基地を使う事があるようですが、マッカーサーがその最初だったわけです。このルートで移動又は入国されると日本側は探知が非常に難しくなります。解ります？日米の情報戦では日本が明らかに不利なわけだわ。（ニヤリ
今後とも宜しく。。。。以下略
JOKERさま、いつもお疲れ樣です。>木村佳乃に関しては、これなど如何でしょう。
>http://member.nifty.ne.jp/fujiura/idol/images/kimuray11.jpg結構昔の写真ですね・・・。
>どっちかいうと、容姿もさることながら、テレビなどで話し振りなどご覧になったほうがよろしいかもしれません。
小悪魔ふうですよね。
おくやまさんには、キッシンジャーのビデオの後ろにスチ刑事を録画してお送りしようかな・・・。>『軍隊なき占領』を図書館で借り、読んでいますが、人名などが多すぎて、とても理解する段階にまで到達していない状態です。
取りあえず、私も買うだけは買いましたが、それよりも今は、副島学のうちのサイエンス概論の理解のほうにもっと力點を置くべきなのかなあと思ってます。「ハリウッドで政治思想を読む」を読み返しているのですが、少し前に読んだときよりも、内容が重たく感じられます。
> 都立図書館が統廃合されるかもしれないというので、先日都立多摩図書館（立川市）の前で署名活動が行われていました。
公立図書館はお金がたりないのでしょうか。朝日には、図書館が「新刊の貸本屋と化してしまって、物書きの生活を圧迫しているという記事がでていましたが、それもちょっと違うのではないかと思います。貧乏人でも本を読めるようにするのが図書館の役割ではないでしょうか。乏人の一人としてそう思いました。
たまにはこういうのもどうでしょうか？イタリアのファッション・デザイナーのジョルジョ・アルマーニGIORGIO ARMANIがConsumerism消費主義を非難して、アンチ・デモクラティックと発言したそうです。
ちなみに彼の服はグウィネス・パルトロウ、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジェニファー・アニストン、サミュエル・Ｌ・ジャクソン、ジョディ・フォスターなどなどに着られているそう。でもそんなこというわりにはあんたの服はちっとも安くないじゃん。「ちょっと偽善じゃない」というコメントは正しいと思います。ちょっとどころじゃないと思います。
テレグラフの最後のコメント「アルマーニ氏は９６年に受けた脱税の判決（“友好的な”な会計検査のために役人に賄賂を贈ったため９ヶ月の執行猶予と４万ポンドを課せられた）が彼の反消費主義哲学の形成においてどのような役割を演じたかを言及する危険は冒さなかった」が笑えます。
http://www.portal.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=%2Fnews%2F2002%2F01%2F13%2Fwarm13.xml
JOKERさんへ貴方の分からないという正直な告白は大変好感がもてます。実は、わたしも分からないことだらけです。「アメ留」の議論なんてほっとんど分かりませんし、「アメ政」でも副島先生の「覇権アメ」に書いていることは、なんとか分かるような気がしますが、それ以外はお手上げです。仕事も忙しいし、最近はまあ、そんなしゃかりきにならんでもええわ、っていう感じです。分かったふりするのが一番いけませんからね。いっぱいの分からないと人生の旅をした方が楽しいです。
＞保守本流の生みの親である吉田茂と同じ長州出身であった・・・（P１１２）』これ、何かの間違いでしょうか。吉田茂は山口とは関係ないはず。
御指摘のあったこの部分、長州とも土佐とも関係のあるわたくしから言わせてもらうと吉田茂は「土佐」の人です。ただし、地元ではぜんぜん人気がありません。高知の人に慕われている首相は、ライオン宰相の浜口雄幸です。
植田信『ワシントンの陰謀』、鈴木眞哉『天下人史観を疑う』どちらも購入して、読み進めております。どちらも面白いですな。
瀬古浩爾『まれに見るバカ』というのだけは立ち読みで済ませました。
瀬古さんダメだよ。そのレベルの小室直樹批判じゃあ。
小室先生をバカ呼ばわりしてるけど、ちょっとその斬り方じゃあ踏み込みが足りないよ。宮台や佐高みたいなのと一緒くたにしちゃあダメですって。
私のような小室ファンはそんな批判じゃビクともしませんよ。
小室批判をするんなら、野次馬の罵声みたいなことはやめて、マッカーサー憲法や戦後の占領体制、あるいは戦後民主主義教育について自らどのように考えているのか、立場を表明してからおやりなさい。
もっと言うなら、田中角栄のロッキード問題についても、ソ連崩壊後どのような国家戦略を日本が採るべきなのかもコメントしてほしいですな。
小室直樹先生は、こういう大問題をきちっと仕事として、日本の言論界に楔を打ち続けてきた方なのだから。
軽ーいノリの、面白おかしい文体で何か言えば、それで読者が喜んでくれた時代はもう終わってますよ。
おくやまさま、初めまして。『法哲学の授業をのぞく』を一気に読ませていただきました。大変分かりやすうございました。
木村佳乃に関しては、これなど如何でしょう。
http://member.nifty.ne.jp/fujiura/idol/images/kimuray11.jpgどっちかいうと、容姿もさることながら、テレビなどで話し振りなどご覧になったほうがよろしいかもしれません。
・涙ウさん、FTのサイトの英語も、私にとってはやはり難しいです。しかし徐々に英語のほうも進めていくつもりです。全く勉強不足ですが。昨年の夏にベルリンに行ったのですが、通じない英語で地元の人々にかなり迷惑をかけたような気がします。
『軍隊なき占領』を図書館で借り、読んでいますが、人名などが多すぎて、とても理解する段階にまで到達していない状態です。それにしても『・・・岸とその弟佐藤栄作は、彼らの姻戚にあたり、保守本流の生みの親である吉田茂と同じ長州出身であった・・・（P１１２）』これ、何かの間違いでしょうか。吉田茂は山口とは関係ないはず。
都立図書館が統廃合されるかもしれないというので、先日都立多摩図書館（立川市）の前で署名活動が行われていました。多摩図書館は今のままがいいです。近くに住んでいるだけに、気になります。近在の方々でなければどうでもいい話題ですが・・・。
わたくしの駄文で、みなさん若干盛り上がっていただいたようで、なんとも恐縮です。Rss−Kさんは、わたくしもごあいさつしておりませんでしたね。よろしくお願いします。貴方の「アメ政」の投稿は質・量ともにすばらしいですね。
ぼかあ思うのですけど、年をとっても美しい女性というのは、なんていうんですかね、ある意味大変、精神的に自己修練のできている人だと思うのですね。いわゆるひとつの肉体的な美しさというものではなく、なにか人間としての高貴さのようなものですなあ。
わたしは自己修練ができていないので、「松嶋奈々子」などといってしまうのです。
あっ。「利家とまつ」見ないと！
1/13 朝日新聞
（転載はじめ）
地球24時 ■北朝鮮 引田天功さんに名犬
12日の平壌放送によると、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）はこのほど、日本のマジシャン、引田天功さんに北朝鮮の名犬として名高い豊山犬を贈った。
引田天功さんは98年と00年、故金日成主席の誕生日を祝う「４月の春」親善芸術祝典で公演しており、豊山犬は北朝鮮の祝典組織委員会の名義で贈られた。豊山犬は北朝鮮の天然記念物に指定されている猟犬で、訪朝した韓国の金大中大統領に金正日総書記がプレゼントした犬としても知られている。（ＲＰ＝東京）
（転載おわり）
■Ｃ・バンス氏死去 カーター米政権の国務長官
サイラス・バンス氏（米元国務長官）１２日、ニューヨーク市内の病院で死去、８４歳。アルツハイマー病を患って長期の闘病生活を送っていたが、直接の死因は明らかにされていない。
１９１７年、米ウェストバージニア州生まれ。３９年エール大卒。６２−６３年陸軍長官、６４−６７年国防次官。７７年のカーター政権発足時から国務長官を務め、米中関係改善やエジプトとイスラエルの和平達成に尽力。７９年にイランで米大使館占拠事件が発生、８０年４月、武力による人質救出作戦（失敗）に反対し、辞任した。
日米関係の発展にも貢献。ニューヨークのジャパン・ソサエティー（日本協会）会長を務め、９０年、勲一等旭日大綬章。９１年にはユーゴ紛争の調停に当たる国連事務総長特使に任命されるなどリベラル派外交専門家の大物として知られた。（ワシントン共同）
(転載はじめ)
■エンロン事件は米政府を狙った事実上のテロ
2002/1/12 (土) 18:45 by 藤原直哉 No.20020112184522エンロン事件はブッシュ政権の中枢部に対する事実上のテロではないでしょうか。大統領に対する献金、副大統領の度重なる幹部との面会、財務省高官との度重なる会話、そして連邦議員に対する献金、ブッシュ政権のエネルギー政策への深い関与が次々に取り上げられてきて、これから中間選挙に入るブッシュ政権には大打撃です。この事件が９月に突然藪から棒に出てきたところがいかにもテロらしいところです。
しかしこのテロの本当のねらいはブッシュ政権ではありません。米国の世界金融支配、もっと端的に言えば、デリバティブと米国の会計会社を駆使した世界中の金融商品、エネルギーその他あらゆる商品にたいする米国の価格制空権、米国が持つ価格支配を崩壊させることを狙ったものだと思います。９０年代の米国はデリバティブと会計会社を通じて日本でも欧州でもロシアでも中国でも中南米でもアジアでも、米国以外の国の株価、金利、そして為替の価値を自由にコントロールする力を持ちました。そしてそれはこうした金融商品だけではなくて原油、金などの国際的戦略商品にも及びます。現物の需給の何十、何千、何万倍以上のポジションをデリバティブで作り上げてそれを売買することで現物の需給による価格の動きをひっくり返して好きなように値段を上げたり下げたりすることができるようになりました。そして会計会社を駆使してデリバティブの動きが実体経済に密接に関係するように調整し、デリバティブの損益をその国の実質的な経済価値で精算させる仕組みを確保したわけです。デリバティブも会計会社も米政府と密接につながりながらお互いの利益を世界中から吸い上げていったわけです。たとえばロシアなどは９０年代に原油価格をめちゃくちゃ低く抑えつけられたために９０年代を通じて経済が大破綻し、米国に中央アジアの資源を切り売りするような派目に追い込まれたわけです。
一方金融のほうが９０年代で一段落するようになると入れ替わりに今度は米国ははエンロンを駆使して、デリバティブ＋会計会社を使った価格制空権の確保をエネルギー全体に広げ、さらに貨物運賃とかデフォルトリスクだとか、ありとあらゆる世の中の取引に拡大させたわけです。こうやってブッシュ政権はさらなる価格制空権を駆使して世界経済覇権を握りつづけようとしていたのだと思います。
ところがそこに誰かがものすごいテロを仕掛けたわけです。デリバティブと会計会社と、それを駆使する政府と、駆使するために必要な米国の法律を作る議員を同時にひっくり返す巨大な一撃が今回のエンロン事件です。９月１１日とエンロンと、ブッシュ政権は事実上２つのテロを同時に食らってこのまま崩壊に至るのではないでしょうか。９月１１日のテロ後の戦争にしても、米国が一人の戦死者も出さないようにという原則を守って戦争をしているためにビンラディンもオマルも捕まえられないのです。すなわち米軍は前線に立てないのです。まるでデリバティブを駆使してその結果としてビンラディンやオマルという最後の果実だけを取ろうとしているようなものです。兵士の命という現物の取引を避けてデリバティブで勝とうとしても勝てないのです。米国のすごい軍事技術というのも結局は軍事デリバティブなのですね。兵士の命という現物取引には最後は負けるわけです。
藤原直哉 拝
（転載おわり）
それでは恒例の返信をまた・・・。▼中谷さんへ
＞最近「アメ政」への情熱がなくなり、駄文を書き連ねている中谷です。
いやいや、ヒロシさんも中谷さんの書き込みに答えてくれますよ。
＞外見にこだわる中谷としては、やはり２３歳ごろの松嶋奈々子がいちばんよかったなと
わはははは。
＞外見でちやほやされている人（外見以外にいっぱい取り柄のある人でも）は、年をとると辛いのではないか
そりゃあたしかにそうですなぁ。しかしジョージ・クルーニーのように年とってから逆にもて出すパターンもありますし・・・あまり悲観的になってはイカンですな。
▼ヒロシさんへ
＞木村佳乃って僕と同い年でしょ
ううっ、私は彼女の顔を見たことがないんです。ここの掲示板では有名らしいですが・・・そんなにキレイなんですか？年はいくつ？
＞中谷さん：ロックフェラーの連載よろしくお願いします（ペコリ）
たしかにこれは必要ですな。お願いします。
▼Arsenalさんへ
＞物騒な話がおくやまさんやRss-Kさんから出ているようですが
いえいえ、めっそうもございません。ただ希望的観測を述べただけでございます（ニヤリ
＞当分の間その話は棚上げ
なにーーーー。Webマスターに頼めば師匠の「今日のぼやき」形式のやつだったらすぐできますよ・・・考えておいて下さい。
▼Rss-K さんへ
＞『broken』というアルバムの"wish"という曲でグラミーを取ってるはずです。かなりハードで暴虐的な曲で、私は大好きです。（笑）
私も昨日ネットそ色々探していたらありました、私が好きな曲が！何年か前のＭＴＶ Award で演奏した The Fragile でした。
http://rd.yahoo.com/musicwma/*http://mfile.akamai.com/3150/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/us_wma20/3300/332317_1_06.asx?obj=v10207
歌詞はこちらです。
http://www.rexer.com/nin/fragile.html
いやはや、ダークですな（笑
＞おくやまさまへ。
また「さま」ですか・・・（苦笑
＞私としては、そこにフォリナーの『４』と、ブライアン・アダムスの『ウェイキングアップ・ザ・ネイバース』を加えたいです。
うーむ、通ですなぁ。他にはティナ・タ−ナーや映画ロビンフッドのサントラもやってたみたいですな。シャナイヤ・トゥエインと結婚できたなんてうらやましい限りですが・・・。
＞System Of A Downというアルメニアコミュニティーから登場した、最近人気急上昇のバンドのVo.もマイクパットンフリーク
情報が細かすぎです（笑）これはてくのっこ部長に通じるところありますなぁ。
▼・涙ウ さんへ
はじめまして。いつも興味深い話をありがとうございます。
＞日本にも、実質オフショアににたようなものはあったと思いますよ。例えば長銀
ここを読んでちょっとビビッと来たんですが、もしかして北朝鮮や中国なんかがある意味で日本のオフショアとして機能していた、という仮説も成り立つような気がしたんですが・・・・・、これって勘繰り過ぎでしょうか？
＞オフショアとは、日本でいえば平安貴族の荘園のことだ。」「財団法人・社団法人・宗教法人とは、現代の荘園のことだ
わかりやすいですねぇ（笑）面白くて為になる話をありがとうございました。
ぼやきで、オフショアについて取り上げられていたので、、、ぼやきで副島先生がとりあげておられるように、オフショアのプレゼンスは、ここ十年ほんとに様変わりに変わりました。
オフショアは、以前は、よくタックスヘイブン（Tax Haven)ともいわれ、なんだか日陰者ののようなニュアンスがありましたが、今はそのようなニュアンスは全くなく、シティの名のある会社を買収したり、シティに立派なオフィスを構えていたりして、一昔前のような印象はすっかり影を潜めています。オフショアマネーを前提としなければ、どこの金融ビジネスも商売がなりたたないというのが現状ではないでしょうか。
「国内の会社は儲けた利益からせっせと税金を納めているのに、なんでオフショアの会社は、税金納めないでいいの？そんな両者が、競争したらどっちが勝つか、やる前からわかっているじゃないか！マネーロンダリング問題などでさわがれているのに、どうして、先進国はそんな状態を政治的に放っておくんだろう？」
そんな疑問を一度は皆さんももたれたのではないかと思います。オフショア金融商品の説明本などは巷にあふれているのに、この問題に明快に答えてくれる人にも文献にも出会ったことがありません。そこで、オフショアの存在する地域をじっとにらんでいますと、ひとつの共通点に気づきます。それは、共和政の国（フランス、アメリカ）等の国には、オフショアはひとつもなく、すべて王政の国（英国、オランダ、ルクセンブルク）に存在するという事実です。（アイルランドのように産業誘致として低課税を国策としている場合を除く）
このことから、オフショアとは、王様（貴族を含む）の財産を革命等のリスクから守るためのものではなかったのか？即ち、島自体がひとつの巨大なトラストの機能を果たしているのではないか？という推測が成り立ちます。
証拠はありませんが、チャネル諸島等が、オフショア業務を営んでいることについて、保守党は好意的であるのに対し、労働党はやや厳しく接していることなども、上記の事実を間接的に裏付けているのではないかと思います。
そうやってイギリスの支配階級が作ったオフショアをアメリカ人のお金持ちの支配階級も、ここ30年のあいだに使いはじめました。
（例えば、オフショアにおいて、資金受け入れの申し込み書などを見るとアメリカ国籍人の金は預からないと明記してありますが、バミューダなどでは、なぜかアメリカンマネーがあふれかえっています。（一応、イギリス領ですが、電話の国番号は、１です。）そして、そのバミューダやケイマンの会社経由イギリスの会社等を買いまくるのです。（最近は日本にも買いに来ていますヨネ。）以上のような実態を、日本のオフショアのことをあまり知らない方に対して
説明するときは、以下のような説明をすることがあります。「オフショアって、日本でいえば、平安時代の荘園とおもっていただければいいんですよ。
高校時代の授業で、藤原氏のような支配階級が、律令制に則って庶民から税金をとりながら、その一方で、不輸・不入の権を盾にして、自らの財産を実質上律令制の外においていましたよね。それに似たことをヨーロッパの支配階級もオフショアを通してやっており、最近は、アメリカ人もその受け皿にのっかって、建前と本音をうまく使い分けて金儲けをやっているって理解すれば、日本人にもわかりやすいんじゃないでしょうか。」
「なるほど、そうだとすれば、日本だって、王政の国なんですから、オフショアがあってもいいわけですな。そういえば、沖縄オフショア化論なんてのも一昔前にありましたな。」
「日本にも、実質オフショアににたようなものはあったと思いますよ。例えば長銀は、戦後、皇族がGHQから返してもらった財産を保全するために設立されたといわれていますし、そのためにも、割引債なんてものも存在したわけですよね。
その後、日本のお金持ちも海外の本物のオフショアに目覚めちゃって、長信銀は見捨てられたのかもしれませんね。それに、日本では、財団法人や社団法人が、昔の荘園同様、日本の法律に対して実質不輸・不入の権を認められているので、何も沖縄にオフショアを作る必要がなかったといえるんじゃないでしょうか。」
この、「オフショアとは、日本でいえば平安貴族の荘園のことだ。」「財団法人・社団法人・宗教法人とは、現代の荘園のことだ。」論は、支配階級のありようを浮き彫りにする言葉として、いくぶん副島チック（身もふたもない言い方でわかりやすく説明する）のような雰囲気があり、気に入っています。
荘園制は、織田信長の焼き討ちや豊臣秀吉の太閤検地が行われるまで、形を変えながらも細々と生き残りましたが、現代の日本の荘園は、もうすぐ襲来する 「米寇」 の軍団に焼き払われてしまうのでしょうか？それとも、引き続きその存続を許されるのでしょうか？一庶民としては、どうせ、米寇の支配を受けるのなら、延暦寺（霞ヶ関）の焼き討ちと検地（アングラマネーの虫干し）ぐらいはやってほしいと思っています。
一方、本場のオフショアの方は、誰もその存在を脅かす者がおらず、ますます隆盛を極めていくような気配です。（ここでは、ロックフェラーやロスチャイルドの争いといったようなものはないんでしょうし。）
すいません。なるべく簡潔にしますのでご勘弁下さい…。★中谷央介さんへ。
はじめまして。Rss-Kと申します。
中谷さんにご挨拶をするのは初めてになります。>>松嶋奈々子
といえば、私がまたまた見ていた月９のドラマ（タイトルはド忘れしてしてしまいました）、武野内豊と共演していたやつです。あのドラマの時の松嶋菜々子がとっても良かったです。ストーリーそっちのけで見惚れていました。>>水野真紀の衰え
>>衰え切った財前直美がコミカル路線で生き残っている
>>（そいういう意味では、財前直美の努力は評価していい。）この、中谷さんの仰っていることは
とても味わい深い内容だと、私は思いました。★アルルのヒロシさんへ。
>>木村佳乃
が去年の大河ドラマ『北条時宗』に出演していたときのあの水軍の衣装は、似合っていなかったように思いますが、ヒロシさんは如何でしたか？
話の中盤くらいでお姫様衣装になってもいましたが、やはりああいう着物の方が木村佳乃はキレイだよなぁ、と思いました。【アメ政】での丁寧なレスありがとうございます。
*今日、OCRの威力を初めて思い知りました。（ニヤリ★・涙ウさんへ。
いつもいつも非常に興味深いお話をありがとうございます。
今後とも、色々なお話を聞かせて頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。★早川 健さんへ。
以前【片岡掲示板】で推薦されていたあの本。やっと手に入れました。まずは片岡先生の執筆された部分から読んでいこうと思っております。
★てくのっこ倶楽部部長殿へ。
>>好みが分ってきましたよ
さすが部長殿。確かにハードなやつ、好きです。（笑）>>漫画家がジャケ絵を
確かにジェケ絵は漫画ですね。>>ＤＪトビーという日本人
日本人だったのですか。>>電気グルーヴ
というのは、この系のアーティストとしては世界的であるという話を聞いたことがあるのですが、実際のところはやはりそうなのでしょうか？>>Nine inch Nails
『broken』というアルバムの"wish"という曲でグラミーを取ってるはずです。かなりハードで暴虐的な曲で、私は大好きです。（笑）
94年発売の『the downward spiral』が代表作ということになると思われます。★ おくやまさまへ。 ★
いつもいつもこんな話題にお付き合い下さり、ありがとうございます。
>>「マネすんな」
（笑）。最近は渋さも加わってより良い感じになってますね。
この前のウッドストックで、ｂのフリーは案の定素っ裸になってましたが…。>>プロデューサーはあのマット・ランジです
なんと！それは初耳。
あのロバート・ジョン・"マット"・ランジですか。
デフレパードと言えば、『ヒステリア』。『ヒステリア』と言えばマット・ランジですね。
そして、私としては、そこにフォリナーの『４』と、ブライアン・アダムスの『ウェイキングアップ・ザ・ネイバース』を加えたいです。プロデューサーの名前で音の感じは大体わかりますよね。
ボブ・ロックしかり。ブルース・フェアバーンしかり。リック・ルービンしかり。
あと、小室鉄哉も…。>>ウワサによると副島文献の管理人氏も、法学素人談義の管理人も
おぉ、それは頼もしい。
あゆ＠ファンということを公言するのはけっこう勇気がいりますから。（笑）>>ティッパー・ゴアが大嫌い
（笑）。>>ステージセットがナチス風で
そのステージ上で聖書（らしき書物のダミー）も破いてました。（汗>>知らなかったなぁ
ちなみに、System Of A Downというアルメニアコミュニティーから登場した、最近人気急上昇のバンドのVo.もマイクパットンフリークだそうです。★Arsenalさんへ。
はじめまして。Rss-Kと申します。
Arsenalさんにご挨拶するのも初めてになると思います。>>当分の間その話は棚上げ
実現する日を気長にお待ち申し上げております。
いつの日か、ぜひぜひお願い致します。
みなさま、長々と失礼致しました。
キムコさんの投稿はネタとしては面白いのですが、アメ政とは関係ないので、冷酷にこのふじむらに転載させていただきます。かしこ。
キムコさんへ。アメ政の投稿規定をしっかりと読んで下さい。二度目は、ちょっと怒りますよ。（転載初め）
[4166]クリックすれば分かります 投稿者：キムコ投稿日：2002/01/12(Sat) 23:13:09
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/7845/Icon/004_202.swf
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/7845/Icon/004_203.swfhttp://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/7845/Icon/004_204.swf
（転載終わり）
今更ながら、人間スキャナーの意味と価値を認識しました。（ニヤリ
なんだか物騒な話がおくやまさんやRss-Kさんから出ているようですが、仮にあるとしても当分の間その話は棚上げとしてください。m(_ _)m
＞あと、ビックビートに関して、"JUNKIE XL"なんて如何でしょうか？
個人的には、明るい感じでわりと好きなんです。聴いてみました。
ハードですねぇ〜。Ｒｓｓ−Ｋさんの好みが分ってきましたよ〜（笑）。＞それと、mijk van dijk（マイク・ヴァン・ダイク）という人（ユニット？）の
『multi-mijk dj mixed by tobynation』というアルバムをなぜか持っていて、結構気に入っているのですが、これはどうなのでしょう？マイク・バン・ダイクは個人の名前ですね。ドイツ人です。
このアルバムは確か四郎正宗という漫画家がジャケ絵を書いたと聞きました。
トビーネイションという人はＤＪトビーという日本人です。
マイクとマブダチみたいです。
このアルバム中に電気グルーヴの「虹」という曲をマイクがリミックスした「ＮＩＪＩ ＢＯＹ’Ｓ ＲＥＭＩＸ」が入ってます。
事情ツウはこれを聴いて泣きます。（俺）＞インダストリアルロックの文脈では、Ministryと並んで、Nine inch Nailsは絶対にハズせないアーティストです。
なるほど。そうだったんですか。ちょっとチェックしてみます。
小津安二郎の映画でおなじみの原節子さんっていましたよね。
あのお尻の大きい。『東京物語』は小津自身は気にいらんかったみたいですが、私から見ると、掛け値なしの傑作だし、『麦秋』もよかった。（ちなみに『ｓｈａｌｌ ｗｅ ダンス？』の周防監督はこの『麦秋』にインスピレーションを受けて、ポルノ映画の傑作を撮ってたみたいです。『変態家族兄貴の嫁さん』とかそういう題だ。私は観てないのでよくわかりません。）
その、晩年の老いた原節子さんを、どこかの写真週刊誌が無断で撮影、雑誌に掲載したことがありました。
あれは、他人（ひと）ごとながら腹がたったなー。
一世を風靡した名女優に対してそんな仕打ちはないだろうが。
そんなことして何か楽しいのだろうか？また、老いた原節子を見て喜ぶ往年のファンがいたのだろうか？
私は原節子さんに対してなんの思い入れもないが、ちょっとムカツいたよあれには。
無惨に崩れてゆく美男美女、ということでちょっとコメントさせていただきました。
>「スチ刑事」ですが、ヒロシさんは、木村よしのに見入っていたようですが、わたしは、昔好きだった水野真紀の衰えと、ぼくと同い年である衰え切った財前直美がコミカル路線で生き残っているのを見て、人生を感じました。木村佳乃って僕と同い年でしょ。昔は「都会の森」の水野眞記に焦がれたものですが、やはり今年３０というのは響きました。
しかし、木村は私と同じように年を取っていくのですから、それなりに抵抗無くファンで居続けられるのではないかなぁ・・・・・と思います。
中谷さん：ロックフェラーの連載よろしくお願いします（ペコリ）
（そいういう意味では、財前直美の努力は評価していい。）同年代を見ると、モロにおっさんやんけというのもおるし、同い年の女と付き合おうとは、絶対に、死んでも思いません。
>何が言いたいかというと、やっぱり人間の肉体は衰えるのです。当たり前ですが、このことは２０代の人には実感ととして分からないと思うのだなあ。やっぱり外見でちやほやされている人（外見以外にいっぱい取り柄のある人でも）は、年をとると辛いのではないか。
>書いていて悲しくなってきたぞ。やめた。
おくやまさんが去り、仕事が忙しいこともあって、最近「アメ政」への情熱がなくなり、駄文を書き連ねている中谷です。「絶頂期」などどいうと、誤解されそうですが、外見にこだわる中谷としては、やはり２３歳ごろの松嶋奈々子がいちばんよかったなと、こう思うわけです。「恋を花火と観覧車」はそのころ撮られたもので、やはり映画ということで、かなりきれいなカットでとられていることもあり、いいわけですよ。（う〜どうでもいい文章だ）
「スチ刑事」ですが、ヒロシさんは、木村よしのに見入っていたようですが、わたしは、昔好きだった水野真紀の衰えと、ぼくと同い年である衰え切った財前直美がコミカル路線で生き残っているのを見て、人生を感じました。（そいういう意味では、財前直美の努力は評価していい。）同年代を見ると、モロにおっさんやんけというのもおるし、同い年の女と付き合おうとは、絶対に、死んでも思いません。
何が言いたいかというと、やっぱり人間の肉体は衰えるのです。当たり前ですが、このことは２０代の人には実感ととして分からないと思うのだなあ。やっぱり外見でちやほやされている人（外見以外にいっぱい取り柄のある人でも）は、年をとると辛いのではないか。
書いていて悲しくなってきたぞ。やめた。
▼かたせさんへ＞人定法派 ： 自然法派＋自然権派＋人権派＋動物の権利擁護派＝Consequentialism：teleological moral system
は、理解できましたが間違えました。Consequentialism：Non-Consequentialism or deontological system でした。後ろのほうに書いたのは対立概念ということではなくてイコールという意味でした。要するにConsequentialism＝teleological moral system ということです。ややこしい書き方して申し訳ございません。
＞＝ 無「god」論派 ： 有「god」論派（＋無関心派）
とまで言うと、そちらで学んでおられる学問体系から見て、飛躍がありますか？くわしくは「アメ留」のほうで返信します（ニヤリ
▼Rss-K さんへ
＞ご興味のない方には本当に申し訳ないと思いますが…。
私も少々申し訳ない気が・・・・。
＞トレント・レズナーは自閉症気味なのかも…。
グラミーかなんかで２・３年前に演奏していた曲が最高に良かったのを覚えているんですが・・・曲の名前を思い出すことができません。どこかで試聴できるサイトを誰かご存知ですか？
＞インダストリアルロックの文脈では、Ministryと並んで、Nine inch Nailsは絶対にハズせないアーティストです。
ミニストリーですか・・・名前だけは聞いたことありますが・・・。
＞こちらでもこんなにレスを付けて頂けるなんて！（感涙）
そ、そ、そんな大袈裟な・・・
＞もしかしたら、おくやまさんはこれにピンと来てるかもしれないと思って書いてみました。（ニヤリ
やはり、ですな（ニヤリ
＞昨今のミクスチャー系の先駆者であったことは間違いありません。
たしかにそうですなぁ。私はやはり"Epic"のビデオのかっこよさにしびれて入った口です。あそこのドラマーは本当にスゴイですよね。ちなみにマイクパットンはレッチリのボーカルに「マネすんな」と言われたことがあるらしいですわ（笑
＞ご丁寧にも曲間のＭＣの日本語訳が付いておりまして
がははははは。なんという無駄（笑
＞「I want it that way」は泣けます。（笑）
この曲が入っている「ミレニアム」というアルバムですが、プロデューサーはあのマット・ランジです。デフレパの「ヒステリア」やＡＣ／ＤＣの全盛期のアルバム、それに最近ではシャナイヤ・トゥエインのアルバム２枚を手がけた敏腕プロデューサーです。
＞わたし、マジで好きです。（笑）
浜崎あゆみですが、ウワサによると副島文献の管理人氏も好きらしいですなぁ。あと法学素人談義の管理人も・・・・違いましたっけ？
＞ちょっと前、キムタクのＴＶＣＭで曲が使われてました
キムタクとケミカルブラザーズねぇ・・・合うような、合わないような（笑
＞MARILYN MANSONも来日ライブに行きました。面白かったです。
マジで共和党支持です。要するに民主党のメディア規制に反対、ということなのですが。もちろんティッパー・ゴアが大嫌い（笑）それににしてもスゴイ人の来日公演に行きますなぁ・・・私はちょっと行く勇気がない（苦笑
＞「Beautiful People」という曲のステージセットがナチス風でヤバい感じでした
わはははは。
＞INCUBUSのボーカリストはマイク・パットンフリークであることを公言しています
うーん、そうだったんですか。知らなかったなぁ。しかし Rss-Kさんもこういう情報にくわしいですなぁ（ニヤリ
▼ヒロシさんへ
＞留学情報メモ向きのネタのような気もします
ではさっそくそちらの方へ・・・・（ニヤリ
▼中谷さんへ
＞今回の舞台はなんとバンクーバーです。
ううぅ、ということはそこで収録していた、ということですよねぇ（ニヤリ）。観てみたいなぁ・・・。
＞ 松嶋奈々子絶頂期の「恋と花火と観覧車」もみてちょーよ。
「絶頂期」というのがなんだか泣けてきますなぁ（笑）やはり最近の彼女は中谷さんのなかでは「ピークを過ぎた」という認識だといういうことなんでしょうか。その理由は？
「渋沢栄一とヘッジファンドにリスクマネジメントを学ぶ」日経BP社
渋沢 健 著 1600円著者紹介：
渋沢栄一5代目の子孫。
1961年3月生まれ。69年、小学2年生の時に父の転勤で、米国へ。
83年テキサス大学卒業後、84年（財）日本国際交流センターへ就職。（中略）
ファーストボストン、JPモルガン等を経て、94年、ゴールドマンサックス証券東京支店へ転職。96年、ヘッジファンド大手、ムーアキャピタル・マネジメント・ニューヨーク本社へ、転職。97年に同社東京代表東京事務所を設置、代表に。
（以下略）http://www.jcie.or.jp/japan/intro/index.htm
（皆さんおなじみのサイトかもしれませんが、理事・評議員の名簿を再度チェックしてみて下さい。）
渋沢栄一は、ロスチャイルド系統だったんじゃないかな〜といった知識とは繋がりませんが、、、
感想：
思わず、「NATIVEの帰国子女で優秀な人は、海外情報機関（政治・経済を問わず）のAGENTにされやすい」というテーマを含んだ高村薫さんの小説（題名は忘れましたが）を思い出してしましました。（その点、私の英語なんかはドメドメ・パクパクの義務教育英語なので、望んでもそんなお声はかからないなあ〜。）
また、生まれた時から、そういった仕事（情報関係の仕事というのは、人間関係をベースにした高級なお仕事であり、SPYという言葉が持つNEGATIVEな意味ではなく、INTELLIGENCEの意味でご理解下さい）を運命付けられている人達（含：某やんごとなきお方？）もいらっしゃいますよね。
考えてみれば、ヨーロッパ貴族や戦国時代の大名の結婚もそのような意味をもっていたことは間違いのないことでありますし、、、、
ところで、私の高校時代の英語の先生（日本人）は、お父様が、戦前の日本帝国のスパイをやっておられた関係で、生まれた時から（各地方言を含めて）英語と中国語を教え込まされた人でした。当然中野学校の出身ですが、単に成績がいいから入学されたのではなく、そのように運命付けられていたので、それしか人生の選択肢がなかったと、述懐されていました（御本人はパイプカットされており、お子さんはいらっしゃいませんでした）。戦後は米軍CIA所属で朝鮮戦争に駆り出され、その後日本の国籍をもらった後もCIAの下受けをやらされているとよく授業中に話をされていました。（具体的にどんな仕事かは、話してくれませんでしたが、田舎なのでたいした仕事ではなかったとは思いますが。）
英語の発音で御自分でも分からない時は、「今度上司に聞いておきます」とおっしゃっていました。英文和訳などをやっている授業中、「このたび、若い時からの親友が、アフガニスタン経由で、ソ連に入ることになりました。もう生きて会えないと思いますけど。」などと、ポツリとつぶやいておられました。
以上、つらつら考えていると、砂粒のような一般庶民でよかったなあ〜と思います。
PS：先日、「日本人もこの間、テロリストを15人も殺したんだから、このままではすまないよね。」、と半ば冗談でいわれてドキッとしました。
日本人には、相手を殺したと言う気持ちは全くないと思いますが、相手から見れば、追いつめられて自爆させられたら殺されたと同じことだ〜と捉えるのも無理ないような気がします。（こう思ってしまうこと自体が罠なんでしょうけど）
おくやまさんへ仕事が忙しゅーてかんわ（名古屋弁）。
「スチュワーデス刑事６」のビデオをいま見始めたばっかりですが、今回の舞台はなんとバンクーバーです。
帰国の際にはお貸ししましょう。
松嶋奈々子絶頂期の「恋と花火と観覧車」もみてちょーよ。
スチュワーデス刑事見ていますか？おくやまさんかたせさんの会話、ハイレベルですが、面白いです。
留学情報メモ向きのネタのような気もします。（ニヤリ）
音楽の話になると本当に話が尽きません。
ご興味のない方には本当に申し訳ないと思いますが…。★てくのっこ倶楽部部長殿へ。
>>ビックビートほどロック色が強くなかった
確かにそうですね。
ケミカル・ブラザーズからの流れで聴いてみたので、最初はピンと来なかったものの、聴いているうちにジワジワと効いてきました。>>「ダヴノーベースウィズマイヘッドマン」
は、まだ聴いたことがないので、是非Checkしてみようと思います。>>「バーコウプ・フィッシュ」
はCD持ってます。私もこれはちょっと…という感じでした。
それ以来、アンダーワールドはあまりCheckしてないですね。>>Nine inch Nails
は暗いです。（笑）トレント・レズナーは自閉症気味なのかも…。（笑）
でも、ロックサイドの人間としては、音楽的にはかなりグっと来ます。
インダストリアルロックの文脈では、Ministryと並んで、Nine inch Nailsは絶対にハズせないアーティストです。
NINの「March of the pigs」という曲のＰＶにはやられました。
来日ライブも行きましたが、カッコ良かったです。あと、ビックビートに関して、"JUNKIE XL"なんて如何でしょうか？
個人的には、明るい感じでわりと好きなんです。
それと、mijk van dijk（マイク・ヴァン・ダイク）という人（ユニット？）の
『multi-mijk dj mixed by tobynation』というアルバムをなぜか持っていて、結構気に入っているのですが、これはどうなのでしょう？★おくやまさんへ。
以前、【アメリカ留学情報メモ】でお相手して頂いた時も嬉しかったですが、こちらでもこんなにレスを付けて頂けるなんて！（感涙）
>>フェイス・ノー・モア
いやぁメチャメチャ嬉しいですね。実は、もしかしたら、おくやまさんはこれにピンと来てるかもしれないと思って書いてみました。（ニヤリ
しかも、
>>日本公演にも行って
なんて！
私も、Faith No Moreは大スキです。マイク・パットンは超絶ボーカリストです。特に『King for a day Fool for a lifetime』アルバムにおける変幻自在の歌唱は凄まじいの一言に尽きます。解散してしまったのは本当に残念です。このバンドが、昨今のミクスチャー系の先駆者であったことは間違いありません。ちなみに、マイクパットンは、今現在、元スレイヤーの超絶ドラマー：デイヴ・ロンバード等と共にファントマズなる妙ちくりんな音楽をやるバンドを率いております。>>ブリンク１８２
確かに（笑）です。このバンドのライブアルバムの日本盤には、ご丁寧にも曲間のＭＣの日本語訳が付いておりまして。おおバカですな。（笑）
NOFXやBAD RELIGTIONも大好きです。>>backstreetboys
「I want it that way」は泣けます。（笑）>>浜崎あゆみ
すいません…。わたし、マジで好きです。（笑）
音楽的にも、"システム"としての浜崎あゆみも。>>ケミカル・ブラザーズ
は、ちょっと前、キムタクのＴＶＣＭで曲が使われてました。>>実は共和党支持です（マジ
え！？マジっすか。
にわかには信じられない話ですね。
MARILYN MANSONも来日ライブに行きました。面白かったです。
「Beautiful People」という曲のステージセットがナチス風でヤバい感じでした。
ただ、最近のアルバムは、マンネリ気味であまり面白くないですが。>>私も注目しておりました！
だと思いました。（ニヤリ
Faith No Moreがお好きなら、このバンドは絶対に気に入るはずですよね。実際、INCUBUSのボーカリストはマイク・パットンフリークであることを公言しています。最新作『Morning View』は間違いなく傑作です。
わたしは、３月のINCUBUS来日ライブに行かせて頂きます。>>Arsenalさんの「国際関係の授業を覗く」を読んでみたい気がしますが・・・（ニヤリ
謹んで。私もそのご提案に一票。
今回も長々と失礼致しました。
円安と世界経済 2002/01/04 NHKラジオ放送より 藤原直哉氏
（転載はじめ）
Ｑ：昨年末から円ドル為替レートで円安ドル高が進み、一時１ドル１３２円台をつける展開になっています。まずなぜこの時期に円安が進んだのでしょうか。Ａ：日本の問題と米国の問題、さらに欧州の問題の３つを考える必要がある。
・ 日本の問題の第一は金融機関の経営不安問題。株価が大きく１００円を割り込んだ銀行がある。また昨年秋から中小金融機関の破綻が加速している。
・ 来年４月のペイオフ開始に向けて大規模な資金移動が起きている。
・ 小泉首相は公約を曲げて不良債権処理に公的資金を投入すると述べたが円安は止まらない。
・ 結局、政府は巨額の国債発行で金融経済の危機的状況に対処せざるを得なくなる可能性がある。その場合に国債のさらなる格下げにより、ＢＩＳで決められた基準によれば日本国債のリスク掛け目がゼロから１０％に上昇し、日本国債を保有している金融機関はこの保有量を減らさざるを得なくなる。これは国債の売り要因であり金利の上昇要因であり、日本から海外に資金が逃げる非常に大きな要因になる。
・ 銀行と政府が行き詰まれば民間企業、上場している大企業まで含めてさらなる大整理が進むことが予想され、倒産や失業が増え、株価もさらに下落し、これも日本から資金が逃げる大きな要因になる。
・ 米国の要因の第一は、米国の金融市場を支えるために世界から資金を米国市場に還流させなければならない事情がある。
・ アルゼンチンは公的債務の支払いを停止したが、これから通貨ペソを切り下げ、また市場経済を取り入れた政策を破棄する方向に動いていく見とおし。アルゼンチンでこういう危機が起きればそれがブラジルやメキシコに波及し、米国市場に多大な悪影響を及ぼすのは時間の問題。
・ 昨年、多額のデリバティブ取引を抱えて突然破綻したエンロンの後始末を行わなければならない。金額が大きいだけでなく、取引内容に不明なところが多く、また非常に多くの取引先が全世界に広がっているので、後始末は大変であり、連鎖倒産の恐れも大きい。
・ バブル経済の崩壊が始まって２年近くになる。この間景気の悪化や株価の下落が進んだが、来年には景気が良くなるとエコノミスト達は言っているし、人々も素朴にそれを信じている。これから米国は再び株価を上昇させ、景気を良くする必要がある。そのためにも資金を米国に集めなければならない。
・ 欧州の要因の第一は、この元旦から始まったユーロの紙幣・コインの発行をスムーズに実施すること。ユーロは発足以来価値の下落が続いてきたが、この下落を止めて強い通貨にしていく必要がある。さらに米国と同様に海外から、特に日本から資金を集めて株価の上昇や景気の回復に努めなければならない。
・ 現在の円安はこうした各国の思惑が重なる中で、日本政府が主導して行われているようだ。米国政府は日銀に対して外債を購入するようにという圧力をかけていたが、これを日銀が正式に拒否した直後から円安が始まっている。そして日銀は円安を止める介入を行っていないようだ。今回の円安にはかなり各国の政治的思惑が絡んでいるのではないか。Ｑ：このような円安は各方面に影響を与えていると思いますが。
Ａ：まず、中国が円安の進行に対して強い警戒感を示している。日本が円安になれば日本の輸出競争力が増大し、反対に中国の輸出競争力は低下して中国経済に悪影響が生ずる。
・ この効果は中国だけではなくて韓国や東南アジアにも及んでおり、現在の円安が続けば第２次アジア危機が起きるのは時間の問題ではないか。
・ 日本では輸入物価の上昇がこれから始まるはずだ。特に食料品や衣料品などで低価格による輸入のメリットを最大限に享受していた製品は値上げをせざるを得なくなるのではないか。
・ デフレ経済からの脱却を考えている日本政府にしてみれば、物価が上がることは好ましいことかもしれないが、実際には不況の深刻化と倒産・失業の増大と物価の上昇が重なってくるわけで、庶民の暮らし、特に年金生活者などお年よりの生活は一段と苦しくなるのではないか。
・ 米国では反対にドル高であり、ただでさえ不況の米国製造業にとってはさらに経営環境は厳しくなり、失業者を増大させる要因になる。
・ 一方日本では大リストラが進行中の製造業にとっては競争力を回復させる助けにはなるはずだ。しかし米国を中心とした全世界的な不況と、携帯電話の後に続く大型商品が見当たらない中で、この円安だけで業績が回復し、またリストラが止まることはないと思われる。したがって円安による日本経済の景気下支え効果は限定的ではないか。
・ 日本の株式市場や債券市場に価格下落圧力が強まる中で、現在の円安は日本から米国、および欧州への投資を有利にさせる効果がある。しかし円安が進んでも米国や欧州の株価はあまり上昇しておらず、金利もあまり下がっていない。ということは実際には円安が進んでも日本から米国や欧州に流れたお金がそこで株を買ったり債券を買ったりという投資に向かっていないのではないか。
・ 日本の投資家も数年前に１４７円まで円安が進む過程で多額の外国投資を行い、その後あっという間に円高になって大損した記憶が残っている。また日本から資金を引き上げている外人投資家も、引き上げた資金で必ずしも米国や欧州で積極的な投資をしているわけではないようだ。
Ｑ：今年の為替レートの動きはどのようになると考えられますか。Ａ：日銀総裁は昨年１２月２１日の記者会見で、「日銀券の見合いの資産として、ドルの債券、外貨の債券を持つということは、私は健全な政策ではないと思う」と述べ、中長期的なドルのリスクについてはっきりと述べている。
・ 相場のことだから何ともわからないが、米国や欧州に比べて日本だけが特に悪いとも思えないので、一方的な円安が続くことはなく、今とは正反対に大きく円高になることもあるだろう。
(転載おわり)
http://www.icpe.or.jp/fujiwara/20020104_radio.htm
かたせです。教えてください。人定法派 ： 自然法派＋自然権派＋人権派＋動物の権利擁護派
＝Consequentialism：teleological moral system
は、理解できましたが、さらに、
＝ 無「god」論派 ： 有「god」論派（＋無関心派）
とまで言うと、そちらで学んでおられる学問体系から見て、飛躍がありますか？こういう対比があるからこそ、イギリスの経済学者ケインズはベンサムのことを蛆虫よばわりできたのだと考えてます。
▼Rss-K さんへ＞こんなに音楽ネタで盛り上がるなんて！
わははは（ニヤリ
＞基本的に、ロック系は何でも聞きます
うわーー、このアーチストはまさに「王道」という感じですな。私は特にデフ・レパード、ボンジョビ、Ｕ２、ガンズアンドローゼス、メタリカなどを中心に聞いておりました。フェイス・ノー・モアは日本公演にも行って中野サンプラザの前から７列目をゲット！ボーカルのやつがダイブしてきて触ったら汗まみれだったのを憶えております（笑
＞ブリンク１８２、レイジ・アゲンスト・ザ・マシーン、コーン、リンプビスキット、ナインインチネイルズ、
ブリンク１８２があったのには笑いました。もしかしてＳＵＭ４１とかも？ＮＩＮはヘビーですなぁ。
＞あ。あと、backstreetboysも聴きます
私も学校の子にＣＤ借りて聞いたことあります。かなり優秀な作曲家やとって作っているみたいですな。
＞ついでに浜崎あゆみも…。
この前の紅白の彼女の歌を聞きましたが悪くないですなぁ（笑
＞ケミカル・ブラザーズは私の中ではほぼロック系のアーティストです。
万華鏡みたいなビデオはすごかったですねぇ。
＞ビジュアル的にも強烈なMARILYN MANSON、
実は共和党支持です（マジ
＞個人的に最近大注目のINCUBUS、
私も注目しておりました！レッチリの脱力系、みたいな（笑）共通点はハダカが好き、みたいなところですな（笑
▼Arsenal さんへ
＞まだみんな旧通貨を使っていました。
うーむ、やはり急に変換というわけにはいきませんよねぇ。
＞だから動機は関係ないよ、ってことですよね
うーん、ここがちょっと難しいところらしいです。動機はともかく、とにかく結果がよければそのプロセスにおける道徳的な問題は問われない、ということでしょうか。具体的に言えば広島の原爆は戦争を早く終決させ、日本を打ち負かしたのだから原爆自身の破壊の影響云々は全く道徳的に問題がない、という風に捉えることといえばわかっていただけるでしょうか。そうなると原爆投下の米軍の動機やプロセスそのものよりも、問題なのはそれがもたらした政治的結果だけ、ということらしいです。
＞このへんの話は国際関係論でももろにやります。
たしかにやりそうな感じですなぁ。倫理学・国際関係・政治学、そして法哲学など、全部つながっておりますよね。
＞例えば奴隷貿易の廃止はそうしたほうが政治・経済的に都合がいいからってことで、倫理的理由からではないことになります
全くその通りですな。細かく言うとここでの「倫理的理由」そのものが政治的・経済的な結果の都合にだけ対する倫理・道徳ということであって、奴隷貿易そのものの倫理・道徳は全く存在しないことになっているんですよね。
＞そこでセンとかも読まなくちゃならないのです
うーむ、そういうことでしたか。
＞人定法 ： 自然法派、自然権派、人権派、動物の権利擁護派という思想対立の対比をそのまま生かして Consequentialism ： Ｘ（内容不明） 。
という対比が描けるのでしょうか？描けます。さすがかたせさんですなぁ。具体的には Consequentialismに対抗するものはカントなどの流れから来る Non-Consequentialism、もしくは.
deontological system というものです。これはすべての一つ一つの行為自体に道徳的価値が本質的 intrinsically に含まれている、よって奴隷貿易という行為は道徳的に許されない行為だからやってはいけない、ということになります。他の例で言えば「殺人はいけない」というのは Non-Consequentialism／deontological systemの議論で、戦争での殺人行為は（戦争に勝てば）許される、とするのが Consequentialism／teleological moral system ということです。
おわかりいただけたでしょうか？この辺は倫理哲学の授業でしつこいくらいに習わされたので・・・。「法哲学」のあとは「倫理哲学の授業を覗く」でいきましょうか（苦笑）それよりもArsenalさんの「国際関係の授業を覗く」を読んでみたい気がしますが・・・（ニヤリ
おくやまさん、Arsenalさん、ならびにみなさまがたへ。もしよろしければ教えてください。人定法 ： 自然法派、自然権派、人権派、動物の権利擁護派
という思想対立の対比をそのまま生かして
Consequentialism ： Ｘ（内容不明） 。
という対比が描けるのでしょうか？私見では、Ｘ（内容不明）のところには 新約聖書でイエス・キリストがいうところの「心の中で姦淫したものは実際に姦淫してしまったのと同じく実際に罪を犯している」という表現に近いものが含まれると解釈しております。。。
早速ミーハーで名高い私は、ユーロを使いに欧州大陸に行ってまいりました。思ったより熱狂はしてなかったように思います。まだみんな旧通貨を使っていました。やはり一番の問題は各国ばらばらの財政政策と欧州中央銀行による統一された金融政策がはたして、上手くいくのかということみたいですね。ただ旅行者にとっては非常に便利です。通貨の交換をしなくてもいいし、各国の物価の違いもすぐに把握できるし。おくやまさん、授業が始まったみたいですね。私はまだ休み中です。が、下の話のConsequentialismっていう言葉に反応してしまいました。
>今日倫理学のクラスで全く同じ事を聞いたのでシンクロしたような気分です（ニヤリ）これはベンサムの功利主義などが属する Consequentialism の議論で、簡単に言えば、ある人物の行為の道徳的価値を、彼または彼女が生み出した結果によってのみ判断・評価する、ということですな。面白い書き込みありがとうございました。
だから動機は関係ないよ、ってことですよね。このへんの話は国際関係論でももろにやります。とくに開発系のはなしとかで。例えば奴隷貿易の廃止はそうしたほうが政治・経済的に都合がいいからってことで、倫理的理由からではないことになります。また発展途上国の重債務問題に関しても、これをどう処理するかなどなど。そこでセンとかも読まなくちゃならないのです。
■お礼
Yamokuさんへ ありがとうございます。そうか「文藝春秋」誌上で、近衛文麿の再評価か。。。
うれしいのは事実ですが、正直、複雑な心境です。 この西木氏（バリバリの受け皿要員とお見受けします）の後に喜んでついていくと、「ゴキブリホイホイ」に引っかかっるゴキブリのような運命をたどってしまいそうで、怖いです（なんのこっちゃ）。 慎重に考えてみます。■ところでいったい。。
「文藝春秋」は最近、どうなってるんでしょう？ YKさん、アルルの男・ヒロシさんの[676] メモ�� 投稿者：YK 投稿日：2001/12/02(Sun) 21:56:32の投稿にあるような、文藝春秋らしからぬ動き。これも、ふところの深さなのか？？
（副題）『９．１１ アメリカに報復する資格はない！』ノーム・チョムスキー 山崎淳［訳］ 文芸春秋のひろい読み。
[671] なぜに文藝春秋？ 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2001/12/01(Sat) 22:54:10
（内容）チョムスキー教授の新刊のご紹介
あるいはチョムスキー自身が実は、「受け皿雑誌社」文藝春秋が紹介しても問題ないような裏でのつながりがあるのでしょうか。。ちなみにこの本の帯は以下の通りです。
「今回の自爆テロは「文明の衝突」などではない。「テロ国家の親玉」アメリカに対する別のテロ集団の挑戦である！」
上記投稿でアルルの男・ヒロシさんが述べておられますが、「帯がすごいですね。」■ここからはわたしの憶測。
文藝春秋社にはおそらく、この線まで撤退できる懐の深さがあって、これに大多数の日本人がころっと騙されるのかもしれないです。
実はここにカラクリがあって、「アメリカが覇権国であることを語る際に、日本がアメリカとの関係で、どのくらい「属国」（反対語）に該当するかの具体的な内容に一切触れない。 属国・日本という国も、哀れな日本人もどこかに雲隠れしてしまって、文章の中には姿を表さない」というやりかたをおそらくとってくると思うのです。
そうやれば、うまく表面の論調を変えながら、「受け皿雑誌社」としての本来の使命は達成できると文藝春秋社側が計算しているのだと思います。というのも、アメリカにいじめられる日本の姿を示さずにおけば実質的には彼等の「勝利」だからです。「覇権」というコトバが日本人に無関係の、ただの言葉遊び、言葉酔わせ（？）で使われるにすぎなくなるからです。
このやり方は、９・１１テロ事件直後の雑誌「正論」での福田和也氏のありがたい文章の中に、典型的に見られるところです。「重たい掲示板」でのわたしの投稿、[1716] 文藝評論家・福田和也氏の文章について投稿日：2001/11/06(Tue)を参照いただければ幸いです。
［９５０］の私の投稿を削除しました。
無事にぼやきの最新号を読めたからです。
ところで、齋藤隆夫（民政党）の反軍演説「聖戦・支那事変批判」が気になるこの頃。
今度の休日にでも調べようっと。
Rss-Kさんへ>この記事。『アメ政』の方へも転載されたら如何でしょうか？
御裁可を得ましたので（笑）安心して『アメ政』に転載させていただきます。
yamokuさんへ。
>>◆対米外交 協調だげで国益実現できぬ
この記事、私も気になってました。
>>民主党本部職員
これは、"日本の"民主党の事ですよね？
>>ブルッキングス研究所
というだけあって、もしかしたら"米国の"民主党！？などと一瞬思ってしまいました…。この記事。『アメ政』の方へも転載されたら如何でしょうか？
それはそうと。
この掲示板に集っている皆さん、『中央公論 ２００２．２』に掲載の記事、
『今でも全然、腹の虫が治まらない バブルの裏側をすべて語ろう
対談●佐佐木吉之助（桃源社代表取締役社長）×佐野眞一（ノンフィクション作家）』を立ち読みでも購入してでも、是非一読してみて下さい。
文藝春秋 2月号
（転載はじめ）
近衛文麿統帥権との苦闘 西木正明《僕は支那事変以来多くの政治上過誤を犯した。之に対して深く責任を感じて居るが、所謂戦争犯罪人として米国の法廷に於て裁判を受ける事は堪え難い事である。殊に僕は支那事変の責任を感ずればこそ、此事変解決を最大の使命とした。そして此解決の唯一の途は米国との諒解にありとの結論に達し、日米交渉に全力を尽くしたのである。その米国から今、犯罪人として指名を受ける事は誠に残念に思ふ。
しかし僕の志は知る人ぞ知る。僕は米国に於てさへ、そこに多少の知己が存することを確信する。戦争に伴ふ昂奮と激情と、勝てる者の行き過ぎた増長と、敗れた者の過度の卑屈と、故意の中傷と誤解に本づく流言飛語と是等一切の所謂輿論なるものもいつかは冷静を取り戻し、正常に復する時も来よう。
其の時初めて、神の法廷に於て正義の判決が下されよう。》（原文のまま）これは、A級戦犯の指定を受けた元首相近衛文麿が、昭和二十年十二月十六日未明、次男通隆の面前で書き残した遺書の全文である。近衛は同日午前五時頃、青酸カリを服用して自裁した。
大方の歴史家の間では、近衛文麿というと即座に優柔不断という言葉が出てくるほど、近衛文麿の評価として優柔不断は定着している。しかし、ほんとうにそうだろうか。
一国の運命を預かる宰相に不可欠の資質はなにかと問われた場合、大方の人は次のように答えるだろう。
「洞察力、決断力そして魅力」
まさにその通りである。そして、近衛の軌跡を辿って見れば、宰相としての近衛文麿はおおむねこの要件を満たしていたことがわかる。優柔不断のレッテルは、多分に恣意的なものだと筆者は思う。
政治家、とりわけ一国の宰相の場合、洞察すべき対象は、まさにその時代の森羅万象である。自らが治めている国内のみならず、国外にあまたある国や地域を相手にせねばならない。
利害は複雑に入り乱れ、歴史や文化、その背景となる民族や宗教すべてが時に対立、時に融合するような世界が舞台である。当然ながら、国内の諸勢力の言い分などはいうに及ばず、諸外国がつきつけてくるさまざまな要求等の中には、理不尽なものも少なくない。
こうした状況下で、洞察力に欠けた人間による判断ほど危険なものはない。
近衛文麿が洞察力に恵まれた人であったことは、冒頭に掲げた遺書の一節からもうかがうことが出来る。支那事変解決の唯一の途は米国との諒解にありとの結論に達し、という部分など、その面目躍如たるものがある。
事実蒋介石政権は、昭和十五年頃の時点ですでに、アメリカの支援なくしては存立しえない状況に立ち至っていた。そうした状況を打破するために、蒋介石政府は、満州国を公に認めることは出来ないが、その存在については認識するという言い方で、事変解決を求めてきていた。
これに対応して、近衛首相は幾度かにわたって密使を派遣、蒋介石政権との直接交渉を試みた．同時に昭和十六年初頭からは日米交渉を開始した。これらを実行するだけの判断力と行動力、胆力を備えていたのである。
こうした試みが成功しなかったのは、一にかかって軍部の統帥権の拡大解釈と、それを楯にとった妨害があったからである。本来統帥権は、軍の最高指揮権は天皇の大権としたもので、一般国務から独立したものであるとされていた。これが変貸したのは、昭和五年四月、ロンドン港軍軍縮条約を調印した浜口雄幸内閣を、調印に反対していた海軍軍令部が統帥権を干犯したと攻撃して以来である。これに政友会と右翼が呼応し、いつの間にか統帥権は軍部の専管事項に化けてしまった．同年十一月浜口首相が東京駅頭で狙撃され、翌年死去した事件はこの余波である。
天皇の大権であるはずの統帥権が、軍部の意のままになるという現実。しかもその軍部は、緒戦の勝利で視野が極端に狭くなり、欧米列強の反応などまるで無視して、重慶めざして突き進んでいる。こうした状況の中、近衛は手を替え品を替え和平の道を探ろうとした。そしてその都度統帥権という化け物を突きつけてくる軍部に屈伏した。
冒頭に掲げた遺書に自ら明記しているように、例の近衛声明のごとき錯誤を犯してもいる。しかし、これをもって近衛を優柔不断となじるのはどうかと筆者は思う。皇室にもっとも近い存在である五摂家筆頭の身には、変質したとはいえ、建前上は天皇の大権である統帥権の持つ重みに抗することなど出来はしなかったはずだから。
近衛の子息文隆の生涯を辿る過程で知った近衛文麿の生涯は、巷間言われる優柔不断とは様変わりの、日支和平をめざす苦闘の連続であった。
（転載おわり）http://search.shopping.yahoo.co.jp/books_search?r=books&p=%C0%BE%CC%DA%C0%B5%CC%C0&f=2
◆対米外交 協調だげで国益実現できぬ民主党本部職員/元米国ブルッキングス研究所客員研究員 須川清司
（転載はじめ）
9月11日以降、米国の外交政策がユニラテラリズム（単独行動主義）から、他国との迎合や協調を重視する路線に変化したという観測が、一部に広がった。その矢先にブッシュ大統領が弾道弾迎撃ミサイル（ABM）制限条約からの脱退をロシアに通告し、米国のユニラテラリズムを懸念する声が再び強まっている。
こうした評価の揺れは、ユニかマルチかという形式に目を奪われ、米外交の本質を見失っていることによる。ブッシュ外交の特徴は、冷戦後に実現した米国の「力の贅沢」と、国益優先主義との結合にあることを冷静に認識すべきだ。
まず、対テロ撲滅行動で形成された連合は、関係国が話し合った結果、できあがったものでは決してない。米国が結論を示し、各国がそれに従って形成されたトップダウン型だ。国際機関との関係も、米国が国連などの枠組みに沿って行動しているというより、国連が米国の行動を追認している側面の方が強い。ユニラテラリズムをブッシュ政権の専売特許と考えることも誤りだ。ニクソンの金・ドル交換停止やカーターの在韓米軍撤退構想、レーガンのスター・ウォーズ構想など、後退したものを含め、先例はある。
ただし、現政権にとってユニラテラリズムの誘惑に抗すべき制約要因は歴代政権に比べて遥かに小さい。90年代後半以降の米国は、旧ソ連崩壊に伴う軍事・情報技術面での一極的優越と、グローバリゼーションやlT革命による経済面での優位回復の二つを共に実現した。ブッシュ・ジュニアはこの歴史的好条件を就任時から享受した最初の米国大統領なのだ。
ブッシュ外交は、それが国益の極大化に役立ち、かつ実行可能であれは連合手法をとり、逆に連合手法では自分たちの規定する国益追求に支障があると考えれは、一方的行動も躊躇しない。例えば、京都議定書や包括的核実験禁止条約の批准問題でブッシュ政権が既存の枠組みに戻る可髄性は今後も極めて低い。
このような米国に対して、日本は相変わらず「対米協調」だけで向き合っている。「民主主義と自由経済体制」という総論において日米の利益が一致することにまったく異論はない。その限りでは日本は米国と同じ陣営に属し続ける。
しかし、各論になると、東アジアに地域安全保障機構を創設する構想から日米地位協定の改定まで、日米間に温度差は確実に存在する。「米国任せ」では日本の国益は実現できない。軍拡や地球温暖化問題など、米国の方針が地球大に悪影響及ぼしかねない場合もある。現代は米国を抜きに効果的な国際レジームの成立を期せない時代だ。米国に国際公共財としての役割を自覚させることは、国際的な課題となる。
外交はゲームであり、主張するだけでは結果を得られない。同盟における日本の軍事的な役割拡大を、自身の発言力強化とリンクさせる一方、欧州との外交的連携を図ること、アジアで経済統合を推進することなど、さまざまな智恵と資源を動員することが必要だ。
21世紀の日本を取り巻く環境は優しいものではない。健全な国益志向を復活させ、外交に緊張感を取り戻すときが来ている。
（転載おわり）
朝日の「ロンメル」といったら褒め過ぎ。
（なんかいい例えがないかなあ）
＞わたしがいろいろ書いたのは、ただ、音楽の音響的な話だけをしていると、ついてこれない人もいるでしょうから、なるべく社会的な文脈にからめて書いた方がよいのではないか、と思ったからです。ごもっとなご指摘なんですが・・・実は僕は主に音響的な観点からしか音楽を見ていないので社会的な文脈に絡めるというのが苦手なんです。というか、音楽の思想的な背景や哲学的な背景というものを殆ど知りません。
＞それよりも、アンダーグラウンド・レジスタンタンス（ここの元メンバーのジェフ・ミルズは昔ザ・ウィザードという名前でhiphopのdjをやっていて、あのエミネムがデトロイトでホワイトトラッシュをやっていたとき、そのplayを聞いていたらしい）やmoodyman（ブラックミュージックを音楽的に搾取する白人と日本人が大嫌いらしい）周辺のデトロイトハウスを紹介した方がいいのではないかと。。。
おお、デトロイトハウスですか。これも僕にとっては未知というか聴いたことだけあるとしか言えない音楽なんですよね。雑誌でもインタビューは見たことありません。やっぱ日本人嫌いなのかな。こうなってくると益々野田努氏の「ブラック マシン ミュージック」はマストですね。
＞コニープランク周辺のクラウトロックは、実はあの宮台真司が詳しいので、
え？！そうだったんですか？
＞クラウトロックの話は、長くなるので止めときましょう。
ええ〜、個人的に猛烈に話を聞きたいのですが・・・
宜しかったらメールを下さい。お願いします。
僕のメールアドレスです。cogcon@msn.com
＞みなさんの嫌そーな顔が目に浮かぶ。
そういえば昨日よりこの掲示板のアクセス数が減っているような・・・
＞副島先生の口利きで宮台さんに、このサイトにそのへんのことのエッセイを連載してもらいましょう（笑）
僕もその案に一票！（笑
＞ちなみに、私が特に好きなアルバムは��には驚きました。Ｒｓｓ−Ｋさんシブイですね。かなりディープですよね。あのアルバム。
＞underworldに対する部長殿の見解は如何なものでしょうか？
アンダーワールドですか。僕が一番好きなアルバムは「ダヴノーベースウィズマイヘッドマン」です。最近のアルバムを聴くと「もう終わったかな」という観がしますね、正直言いますと。確か彼らは元々ロック系のバンドで、ＤＪのダレン・エマーソンをメンバーに入れたのをきっかけにテクノに転向したらしいです。そして「Ｒｅｚ」で一躍有名になりました。前述した３０３のフレーズをレコードからサンプリングしてきて、それにロック系のドラムサンプルを追加した作品です。ビックビートほどロック色が強くなかったので当時は「バレアリック」と呼ばれていたらしいです。「Ｒｅｚ」はバレアリックの金字塔と言われています。オービタル２もバレアリックですね。で、「ダヴノーベース」でイギリスで賞を取り、一般的にもその地位を確立したという感じでしょうか。映画「トレイン・スポッティング」のサントラ中の「ボーン・スリッピ―」なんかも有名ではないでしょうか。実はこのボーンスリッピ―、シングル「カウガール」の別テイクだったとかいう逸話があります。それにしてもアンダーワールドは「バーコウプ・フィッシュ」で変わっちゃいましたよね。僕はあれが残念なんです。「もう、やる事無くなっちゃったのかな」と呟いてました。
＞あと、Nine inch Nails（トレント・レズナー）に対する見解も伺ってみたいです。私はこのＮＩＮも大好きなのです。
いや〜、申し訳ないんですが、僕ナイン・インチ・ネイルズ聴いたことないんですよね。友達が大好きで名前くらいは知っているといった程度です。すいません。
＞そうなんです。このロックサイドのバンド群も凄まじい面子なんです。
なるほど。確かに凄いみたいですね。Ｒｓｓ−Ｋさんの情熱がひしひしと伝わってきます。僕としてもＲｓｓ−Ｋさんのご解説をしっかりと腑に落とし込みたいと思います。
＞ATARI TEENGAE RIOTとRAGE AGAINST THE MACHINEは思想的に共鳴するところがあるらしく、〜の段落
あ〜、やっぱりこういうコラボレートって多いんですね。具体的には初めて知りました。いや〜、楽しいですね〜音楽談議。