[1662] ふじむらから転載 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/28(Thu) 02:09:01ふじむらからマサウメさんの書き込みを転載します。
イナモリですか。イナモリ。去年あるパーティーで握手したなあ。
経済界で、仏教とか禅とかやっている人にろくな人は居ませんね。（貼り付け開始）
[4003] 「政界再編」を期待する経済界 - 投稿者：マサウメ 投稿日：2003/08/28(Thu) 01:43:58
マサウメ（1898）です。民主党と自由党の合併、自民党の分裂含みの動きなど「今度こその政界再編時代」へ向けて、経済界はどう対応するのでしょうか。菅直人氏らが米民主党系とのパイプを持っていることはいろいろ書かれていますが、民主党は既に合併、総選挙へ向けたイメージアップ作戦のコンサルティング会社として、クリントン政権誕生の際に活躍したフライシュマン・ヒラードと既に契約しています。
（引用開始）2003年８月16日付け日経新聞「民由合併･･風は呼び込めるか�紂廚茲�
七月中旬。菅氏は生まれて初めてエステティックサロンに行った。人前に出るのが仕事の政治家にとって外見が重要なのは言うまでもないが、エステにまで通う男の政治家はほとんどいない。週末のテレビ出演を控えて、政調副会長福山哲郎氏に詰め寄られたのがきっかけだった。「代表の顔色一つで、いま走り回っている若手の運命が決まるんです。二日酔いの顔でテレビに出て、選挙に負けたりでもしたら、誰が責任を取るんです。行ってください。エステに」 （中略）
合併合意に先立つ六月。民主党は米国の大手マーケティング会社「フライシュマン・ヒラード」とひそかにコンサルタント契約を結んだ。同社は選挙ＰＲが得意分野で、クリントン政権の樹立に大きな役割を果たしたといわれる。執行部は次期衆院選に向けて、無党派層の意識調査からポスター・スローガンなどの宣伝戦略、さらに「世論に訴える政策の立案」までゆだねた。 （以下略）
（引用終了）日経新聞より
そして、そもそも合併合意に向けた「菅直人ー小沢一郎会談」をとりもったのは、やはり米民主党系とのパイプが太いとも言われる稲盛和夫・京セラ名誉会長だったようです。
（引用開始）2003年７月30日付け夕刊フジ「鈴木棟一の風雲･･永田町」
民主・自由両党の合併の舞台裏に「経済人がいる」との情報が流れていたが、それは京セラの稲盛和夫名誉会長だったことが判明した。稲盛氏は小沢、菅、鳩山氏と良く、一方では「小泉嫌い」として知られている。ある自民党政治家が、野中広務氏に同じ京都ということもあって稲盛氏を話題にしたところ、野中氏はこう言った、という。「稲盛？ あれは小沢一郎のスポンサーや」
稲盛氏は同じく京都選出の民主党議員、前原誠司氏のパーティーの発起人を務め、党代表時代の鳩山氏と前原氏を交えて食事をした仲である。
７月１日、ホテルニューオータニで民主党「大躍進パーティー」があり、経済界を代表して稲盛氏はこう演説した。「民主党が政権交代可能な健全野党へと成長することを願っている。日本国のために自由党と大同団結を」。さらに、稲盛氏はこう説いた。「大同団結するためには自らを捨て、己をみなしくしなければならない」
このとき、感銘を受けた場内から、菅氏よりも、小沢氏よりも盛大な拍手がわき起こったという。今回、菅氏は小沢氏との党首会談にためらいを見せていた。そのため会談のセットが遅れていた。菅氏の気分はこうだった。「党首会談を自分のから頼むと、相手の条件を飲まねばならない。だからこうちらから申し入れにくい」。
これを見ていた鳩山氏が７月１４日、稲盛氏に電話をした。「菅・小沢会談をセットしてほしい」。稲盛氏の言うことなら二人は聞くのではないか。そうなれば、会談をお互いに言いにくくなっている状況が打破される、との判断だった。
これを受けて稲盛氏は１６日に、小沢、菅氏に電話して党首会談を斡旋した。これにより、２３日のホテルニューオータニでの菅・小沢会談となった。 （以下略）
（引用終了）夕刊フジより
京セラの稲盛氏といえば、「中曽根行革路線」以来の規制緩和を強行に推進する立場の親米派財界人であり、瀬島龍三、宮内義彦、竹中平蔵、孫正義らとの人脈が深い。
（引用開始）「通信崩壊」（藤井耕一郎著 草思社）175ページ以下
中曽根氏は、首相就任当初から「国際化の時代」という言葉を唱え、アメリカのレーガン大統領との親密な「ロン・ヤス関係」をキャッチフレーズにしながら、何度も「日本は西側陣営の一員」とくりかえした人物だ。たしかに対外的にはアメリカべったりの路線をとった親米派の代表だが、問題は、国内のロビー活動のほうである。
中曽根氏は私的なブレーンをもっぱら重用した。そうした個人的なブレーンの筆頭が元伊藤忠会長で、のちに「第二次行革審会長代理」に就任したシベリア帰りの瀬島龍三氏であり、また、京セラの経営者だった稲盛和夫氏である。むろん、稲盛氏が創設した電話会社はその後ＮＴＴと競争関係になる第二電電（ＤＤＩ）である。彼はのちに第三次行革審の部会長を務め、「規制緩和論」の急先鋒としても知られている。一方の瀬島龍三氏は、ＮＴＴ民営化の前年に「稲盛財団」の会長に就任している。
稲盛氏は、行革審以外でも「日米二十一世紀委員会」の中心メンバーをつとめるなど「財界のニューリーダー」を自認していたが、「通信自由化」政策の推進において重要な役割を演じると同時に、日本の通信事業が規制緩和される結果、もっとも大きな利益を手にする立場にあった。
現在のＫＤＤＩの名誉会長の地位にある稲盛氏は、一九八四年にＤＤＩを設立して会長に就任した。最初に狙ったのは料金の高かった長距離電話で、ＮＴＴよりも安い料金設定にするとともに、携帯電話事業にも乗り出した。この「価格破壊」の流儀は、インターネット事業におけるソフトバンクの孫正義氏とそっくりである。政権の座にある者とブレーン役の密接な連携や、各種審議会でロビー活動を行ったのも、またよく似ている。これは日本の「自由化政策」が展開されるたびにくりかえされたパターンにほかならない。
恣意的にブレーンを集める「審議会方式」で物事を決める限り、そうならざるを得ないわけだが、外部に対しては「改革」が唱えられているわりに、事前の根回しでおよその話が決まることが多い。その意味で中曽根内閣の「臨時行政調査会」は、森内閣の「ＩＴ戦略会議」や小泉内閣の「規制改革会議」の悪しき原型とも言える。
稲盛氏は「資本主義市場経済の舞台で競争していくため、システムを欧米型の世界観に合わせて変えていかなければならない」との持論にもとづいて数々の提言を行ってきた。この考え方は、竹中平蔵氏の発言とほとんど同じである。これには何の不思議もない。なぜなら、彼らは同じバックボーンを持った人脈に連なっているからだ。竹中平蔵氏や宮内義彦氏とともに森喜朗首相と料亭で密会した牛尾治朗氏にしても、八一年から八三年まで「第二次臨時行政調査会」の専門委員をつとめ、その後、第二電電の発足とともに稲盛氏から取締役に迎え入れられた人物なのである。
ソフトバンクの孫正義氏も、そういう人脈に位置づけられる一人である。なによりも彼は、稲盛氏が講師をつとめた「盛友塾」と名づけられた企業経営の「勉強会」の弟子なのだ。
（引用終了）「通信崩壊」より
稲盛氏の親米ぶりはＣＳＩＳに５００万ドルを寄付して、政界・経済界の若手リーダーを養成する「アブシャイア・イナモリ リーダーシップアカデミー」を設立したことにも如実にあらわれているし、前回の京都府知事選では失敗に終わったものの、野中広務氏ら主導する勢力への対抗軸を擁立する「クーデター騒ぎ」も起こしました。ここ数年の動きとしては小沢一郎氏の政界での盛衰ぶりと軌を一ににするかのように、昨今は財界の中でもあまり目立たない日々が続いていたと言えるでしょう。あの「稲盛嫌い」のトヨタ自動車がＫＤＤとＤＤＩの合併に踏み切ったのみも、稲盛氏の影響力が低下したと判断したからです。
ところが、稲盛氏は小沢一郎氏の「最後の勝負」とまた連動するように、再び表舞台へ出てこようという意欲が出てきた模様。しかも、「ダイエーの福岡事業がハゲタカに買われていいのかという愛国心が芽生えた」とまで言っており、過度の親米色を打ち消そうという配慮までしているように見えます。
（引用開始）2003年８月19日付け夕刊フジ「針木康雄のザ・トップ 深層・真相」
あいかわらず本業の売り上げが思わしくないダイエー（高木邦夫社長）だが、ここへ来て、福岡三事業をふくめて「まとめて面倒見ようじゃないか」という強力な本命企業が名乗りを上げた。
京セラ名誉会長の稲盛和夫氏である。稲盛氏は鹿児島の生まれ。西郷隆盛が自刃した城山の近くの城西町で生まれた。中学、高校も鹿児島。大学も県立鹿児島大学で、故郷に対する思い入れが強い。
京都で京セラを立ち上げたことから、京都人というイメージが強いが、実際は彼のナマリは鹿児島そのもので、同時に九州男児の心意気はいまでも、失っていない。その稲盛氏にとって、九州の首都のような福岡でのダイエー三事業に関心が集まったのも無理がない。特に三事業が外資に売却されようとしていることに違和感を持った。すでに宮崎のシーガイア、長崎のハウステンボスは捨て値のような価格で外資に買収された。福岡までハゲタカに買われていいのかという愛国心が芽生えた。
実際には七月末に、彼がダイエーの高木社長と会い、三事業の買収を申し出たことから始まっている。いまや三事業売却の主導権は銀行にある。ＵＦＪ、みずほ、三井住友など四十行による銀行管理が実情である。名乗りを上げた外資は、リップウッド、コロニー、リーマン・ブラザーズの三つ。九月末までに結論が出る。
（引用終了）夕刊フジより
細川政権の時は、財界の多くの有力者が小沢一郎氏を支持していましたが、最近は稲盛氏のようなあからさまな支持をする財界人は少なくなってしまいました。ただ、トヨタの奥田碩会長（日本経団連会長）をはじめとする財界リーダーたちは、自民党が割れて政界再編になり、本格的な二大政党時代になれば、小沢氏を含めたいわゆる「改革派」を応援する腹づもりのようです。カギになるのは、「政治献金の再開」でしょう。
（引用開始）2003年8月27日付け日経新聞より
奥田碩日本経団連会長は二十六日、日本経済新聞記者とのインタビューで、消費税率について「財政状況を説明すれば国民の理解は進むはずだ」と述べ、財政再建や年金財源確保などのため税率引き上げは不可避との考えを示した。来年からの政治献金関与再開では、税制や社会保障改革などへの取り組みをもとに政党を評価する意向を表明。国内景気は「若干上向いてきた。今年後半に向けて良くなっていくだろう」との見方を示した。 （中略）
政治献金への関与再開では献金再開に慎重な企業も多いが、「よりよい政策運営を後押しするためのおカネを出さないのは恥ずかしいという世論を形成したい」と述べた。同時に「本来は個人献金が増えるのが望ましい」として、税制上の優遇措置の拡充など土壌作りを進めるべきだとの見方を示した。
小泉潤一郎首相の改革は「いまの段階では５０−６０点で、完成にあと数年かかる」としたうえで、「改革に反対する人が同じ政権にいるのはおかしい」と持論を展開。自民党総裁選や衆院解散・総選挙で「誰が首相になっても（閣僚は）同じ政策集団で固め、混じり気がないのが当然だ」と内閣が一致して改革に取り組む必要性を強調した。 （以下略）
（引用終了）日経新聞より
（引用開始）2003年8月19日付け夕刊フジ「カリスマ後･･･キヤノン」より
いわば、それは“掟破り”の決断である。
「健全な政党活動を企業が支えるのは当然のこと」。キヤノンの御手洗冨士夫社長は、来年から政治献金を開始すると表明、最近、財界での発言が目立ってきた。
昨年５月、日本経団連副会長に就いて以来、御手洗氏は奥田碩会長の厚い信頼を得、いまや「ポスト・奥田」の有力候補の１人。先の決断は、政治献金の斡旋を再開する奥田経団連に同調したものだが、堅実経営で知られるキヤノンは従来、政治にはかかわらないことを社是にしてきた。同社の幹部がつぶやく。「草葉の陰で、かつてのカリスマはさぞ気をもんでいることだろう」。 （中略）
キヤノンには御手洗氏の前にカリスマがいた。中興の祖、賀来龍三郎氏である。９３年３月、当時の賀来会長は創業者、御手洗毅氏の長男である肇氏を社長に指名、創業家への「大政奉還」と騒がれた。ところが肇氏はわずか２年で急逝、傷心の賀来会長が白羽の矢を立てたのが創業者の甥にあたる冨士夫氏だった。２３年間も米国に駐在していた冨士夫氏は、いわば“傍流の人”。しかし、その傍流が幸いした。「帰国してみると、本社のいたるところにある不具合に気づいた」と本人が語るように、シガラミのない傍流の立場を武器に経営改革に乗り出す。 （中略）
相次ぐ改革はキヤノンを７年余で利益３・５倍の高収益企業に押し上げた。しかも、御手洗氏は米国通でありながら、アングロサクソン流のリストラや社外取締役を否定。実力主義を前提に終身雇用を守る、その和魂洋才の経営は、経団連会長に擬せられるまでに評価を高めた。 （以下略）
（引用終了）夕刊フジより
この「和魂洋才」とも言える経営スタイル、あるいは経営思想という点で、トヨタとキヤノンは極めてよく似ています。国際競争競争を勝ち抜く以上、人材を鍛えるための実力主義は徹底するが、あくまでも終身雇用が大原則。経営の失態を安易なリストラで尻拭いするようなことは毛頭考えていない。したがって、企業統治のスタイルも、社外取締役に監視させるようなことはなく、ソニーなどが導入してはやりになってきた米国型の委員会等設置会社をつくることもしない。これは政治での対応と同じことで、アメリカからの属国状態を少しでも改善していくことと、そもそもプレ・モダン国家である日本を世界基準の思考へ大きく開いていく改革の両方を視野に入れているのだと思います。いや、そうしないと属国日本の企業として世界で勝ち抜いていくこともできないのでしょう。
こう考えていくと、あくまでも意識的に、自覚的にですが、エコノ・グローバリストどもの戦略にある程度は乗っかることで、アジアの闇の勢力と日本の真の４大ネットワークに打撃を与える方向でいいのでないか、と思っています。無意識的、無自覚的、なし崩し的ではダメですが、「この恨みは絶対忘れないから、今に見ていろ」という臥薪嘗胆の気概なら、いいのではないかということです。
現実の権力・支配構造に自己保身的に擦り寄ることなく、「負けるが勝ち」という矜持を保ちながらも、でも負けてばかりいる訳にもいかないーー。そうすると、現状ではどうしても別の権力・支配構造をうまく活用することで、当面、打撃を与えやすい権力・支配構造の改革を促す戦略を考えざるを得ないのではないでしょうか。つまり、その時々の政治・経済情勢、個別の分野や局面に応じて、アメリカ・グローバリストに対抗するために「ヤクーザとも絡む抵抗勢力」に乗っからざるを得ないこともあるでしょうし、逆に日本の近代化への抵抗勢力でもある闇のネットワークに対抗するために、「外圧」を利用せざるを得ない局面もあるはずです。こうした妥協を、いつ、どうやってやるかが、まさに戦略でしょう。歴代の政治家がこうした「国家戦略」をうまく立てられなかった一方で、日本を代表し、世界で勝ち抜く一流企業は地道な「経営戦略」を積み重ねてきたからこそ、今日の地位があるのだと思います。
私は「小泉支持」は条件付きです。首相になった時に言った「自民党をぶっ壊してやる」という意志がホンモノかどうかということです。ホンモノであれば、仮に総裁選で敗れた場合は「憲政の常道に反する」と言われようが解散して自民党を分裂させるべきだし、総裁に再選したとしても総選挙で敗れたり、敗れないまでも新・民主党に僅差まで迫られる大幅な後退を余儀なくされた場合はやはり自民党を割って新たな政権の枠組みを作ることも検討してもらいたいと思います。そういう気がないなら、小泉首相は支持できません。経済界も、政界再編を主導する小泉氏こそを支援したいはずです。
マサウメ拝
（貼り付け終わり）
[1661] 次なるＦＡＸ 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/28(Thu) 02:04:01論談ホームページから転載します（転載開始）
平成15年8月26日
亀井静香、野中広務など反小泉･抵抗勢力のスキャンダルが暴露されているが、次は誰か。
抵抗勢力側のキングメーカー、古賀誠・前自民党幹事長に談合疑惑あり。
長崎県立博物館建設に長男が深く関与。
（貼り付け終わり）
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0308/030826-3.html
（貼り付け開始）
橋本派（青木、野中）も汚いが、小泉はもっと汚い
（平成15年8月25日）
差出人： 不明
＝自民党総裁選挙と道路公団利権漁り＝
自民党総裁選が間近に迫った。 小泉の再選なるか、抵抗勢力の小泉降ろしなるか。 こうした中にあって、抵抗勢力の最大派閥・橋本派ではボスの青木幹雄参院幹事長が、派の意向に反して小泉支持を打ち出している。 来年夏の参院選を見据えてというのがその表向きの理由。
しかし、小泉は、たびたびの青木の意見、注文は一切無視。 「踏み絵発言」など好き勝手。 その都度ドン・青木は煮え湯を飲まされ放し。 それほどコケにされても「二の字、二の字の下駄」で怒ってみても反旗を翻すことはない。
この卑屈にも見える態度は、豪腕で知られる青木にしては何か変。 参院選のためだけにこれだけへりくだれるものなのか。 そこには別の理由が隠されていた。
「青木は、道路公団利権漁りにからんだ動かぬ証拠を官邸サイドに握られている。 表面化すれば政治生命も危ういというシロモノ。 弱みを握られ、内心は面白くはないが、馬鹿にされても反小泉には踏み切ることができない」というのが事の真相のよう。
道路公団民営化にからんで、民営化委員会などを通じて内部資料が外部に流出、官邸サイド（飯島首相秘書官）から揺さぶりをかけられ、強気に出られない。 存外、青木もだらしないが、スキャンダルを材料にわが身の安泰を目論む小泉サイドも嫌らしい。
目下、青木が道路公団での利権漁りに関して暴露されることを一番恐れているのが、「近畿北陸自動車道」での一件。
この道路建設では「道路公団」（発注）─「熊谷組」（元請）─「大舞工業」（下請）による、通称青木ラインがかなり仕事を受注している。 道路公団時代は青木との癒着が噂され、大成建設に天下った現在もその関係が続いている高橋大輔（元理事、技師長）がその差配役。
高橋が今でも影響下にある公団幹部を使って、青木の「利権秘書」といわれる佐藤義男が専務にいる大舞工業に仕事を振り分け、大舞工業は地元（福井）の大手ゼネコン・熊谷組を元請とする。 すでに経営破綻状態にある熊谷組としては、少々、無理をいっても仕事がほしい。
バックマージンは、熊谷組が要求に応じてその額を大舞工業の発注額に上乗せして支払い、佐藤専務から高橋─青木のもとに還流される仕組み。
大舞工業は京都府舞鶴市に本社を置く土木建設業者。 青木の利権秘書・佐藤が同社に入り、政治がらみの工事を受注するようになってから急激に業績を伸ばし、今では京都では業界第２位にまでのし上がっている。 佐藤義男は、元々は三重県桑名市にある水谷建設の社員。
水谷建設は水谷勤社長以下役員が利権秘書と組んで政治力を背景に公共工事をむしりとって業容拡大してきたサブゼネコン。 佐藤もここで青木のため働いてきたが、あまりにも亀井色が強いために思うようにいかず、そうこうしているうち水谷社長と仕事をめぐってトラブル、気まずくなり退社。 京都に強い加藤芳輝と語らって大舞工業へ。
入社後、佐藤は青木─高橋ラインをフル活用、同社を舞鶴市最大手の土建業者にのし上げたことは、それだけ青木の元に相当額のものが見返りとして上納されていると見ても不思議はない。 一方、佐藤と組んで利権にありつこうとした加藤は、大舞工業からの配当を野中に届けることなく私腹化していたことが露見。 野中の怒りを買って絶縁処分となっている。
スキャンダルで揺さぶられて反小泉を口に出せないドン青木は哀れというか腰抜け。
舐められたものではないか。
（貼り付け終わり）
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0308/030825-4.html
[1660] 化け物みたいな人だ 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/28(Thu) 02:00:58『京都新聞』から貼り付けます。（貼り付け開始）
パイプの太さ改めて示す 野中元幹事長、中国から帰国
中国政府の招きで中国を訪問していた自民党の野中広務元幹事長が２６日、帰国した。曽慶虹国家副主席や唐家セン国務委員（前外相）ら要人と相次いで会談、北朝鮮による核開発や拉致問題などの懸案についても一定の協力を取り付けた。自民党総裁選で「反小泉首相」の急先鋒に立つ野中氏。今回の訪中で、中国とのパイプの太さを改めて印象づけ、政界での存在感も示した。
「化け物みたいな人だ。『老いてますます盛ん』というのは野中先生のためにあるのですね」。唐国務委員は２４日の会談で、野中氏に語りかけた。通訳によると、「あんな発言は、よほど親しくないとできない」。中国要人と野中氏の親交の深さを物語る一コマだった。
しかし、会談は真剣勝負だった。唐国務委員が「率直に申したい」と切り出し、中国東北部で起きた旧日本軍の毒ガス問題に対する中国政府の憤りを伝えた。野中氏は「深く同情します。政府が誠実に対応するよう働き掛けます」と、中国側の訴えに理解を示した。
２７日から始まる北朝鮮の核開発問題に関する６カ国協議は、拉致問題解決を国際社会に訴える重要な機会。北朝鮮への発言力を持つ中国の協力は不可欠だ。しかし、日中関係は、小泉首相の靖国参拝もあり、必ずしも良好ではない。
野中氏は、２５日の戴秉国外務次官との会談で、「６カ国協議で拉致問題を取り上げるのは難しい」とする戴次官に対し、「日本にとっては核開発同様、深刻だ」と主張。北朝鮮との話し合いの場を設けるため、中国の協力を強く求めた。
「６カ国協議の場で、日本が拉致問題に一言も触れないのでは、国民は納得しない」。野中氏は会談後、記者団にこう語り、拉致問題の解決に意欲をにじませた。
今回の訪中に、野中氏は自民党の古賀誠前幹事長、保守新党の二階俊博幹事長、公明党の太田昭宏幹事長代行らを伴った。「日中友好の役割を引き継ぐ若い世代を紹介するため」と、中国側に世代交代を強調した。
その古賀前幹事長は、「厚い信頼関係があるからこそ、互いの考えを率直に言い合える」と、野中氏が培ってきた中国との関係を評価した。
欧米と深く関わる姿勢を見せる小泉首相とは対照的に、北東アジア外交に独特の影響力を持つ野中氏。今回の訪中は、総裁選に向け、自らの政治力をアピールすることにもつながったようだ。（京都新聞）
[8月26日22時32分更新]
（貼り付け終わり）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000052-kyt-l26
『読売新聞』から貼り付けます。
（貼り付け開始）
日本での犯罪多発に対処、中国公安職員を日本派遣へ
【北京＝遠藤剛】中国の曽慶紅国家副主席は２５日夜、北京市内で自民党の野中広務・元幹事長と会談し、日本での中国人留学生らによる犯罪の多発に対処するため、近く公安職員を日本に派遣する考えを明らかにした。福岡市の一家４人殺害事件で中国人就学生の関与が指摘されていることを踏まえた措置と見られる。（読売新聞）
[8月26日12時44分更新]
（貼り付け終わり）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000405-yom-soci
『毎日新聞』から貼り付けます。
（貼り付け開始）
＜小泉首相＞再選の可能性強まる 橋本派自主投票へ
９月２０日投票の自民党総裁選で２５日、小泉純一郎首相が再選される可能性が強まった。焦点の最大派閥・橋本派（衆参両院議員１００人）が、小泉首相の再選を認めるのか、阻止するのかをめぐって対応の一本化が困難な情勢で、各議員の自主投票となる方向となったためだ。同派の動向を注視していた非主流各派にも影響を与えるのは確実で、まとまって対立候補を推すことも難しくなってきている。
橋本派では藤井孝男元運輸相、笹川尭元科学技術担当相、熊代昭彦党政調副会長の３氏が立候補に意欲を表明。２８日の臨時総会で３氏が政策発表を行った後、総裁選への対応を決定することになっている。しかし、毎日新聞の取材に橋本派幹部は２５日、「３人とも総裁選には出られない。あとは冷静に対処すればいい」と述べ、別の幹部も「だれも傷つかないようにするには自由投票にするしか策はない」と語った。
一方、立候補に意欲を示している３氏のうちの１人も同日、「派閥としてひとつも前に進んでいない。政策発表させ、あとは自主投票になるんだろう」と不満を表明。いずれも首相再選の流れが強まっているとの見通しを明らかにした。
橋本派では、野中広務元幹事長が小泉首相への敵対姿勢を強めている一方、青木幹雄参院幹事長は、依然支持率の高い小泉首相の再選支持に大きく傾いている。青木氏はすでに「参院橋本派（４２人）は、場合によっては別の行動を取らせてもらう」と表明、両有力幹部の意見対立は解消のめどが立っていない。
さらに、総裁選立候補には推薦人２０人が必要だが、同派内では亀裂が生じることを恐れ、３氏の推薦人になることに慎重となっている議員がほとんどだ。このため３氏とも２０人を確保することは極めて困難な情勢で、自主投票となった場合には、参院だけでなく、衆院も「小泉支持」に回る議員が相当数出てくるとみられる。
野中氏は、古賀誠前幹事長（堀内派）らと連携し、非主流派がまとまって統一候補を擁立する道を探っているが、江藤・亀井派の平沼赳夫経済産業相に続き、堀内派会長の堀内光雄総務会長が不出馬を決めたことから、選択肢も限定されてきている。
こうした中、江藤・亀井派の亀井静香前政調会長は「だれも出なければ出る」と意欲的なほか、高村派会長の高村正彦元外相や河野グループ会長の河野洋平元外相の名も浮上しており、古賀氏は高村氏を統一候補にすることも念頭に置いているとみられる。しかし、高村氏が立候補する場合には亀井氏も出馬を取りやめない考えとされ、結果的には国会議員票、地方票とも分散し、小泉首相が有利となる可能性が高くなっている。
【前田浩智】（毎日新聞）
[8月26日3時17分更新]
（貼り付け終わり）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000161-mai-pol
共同通信ニュースから貼り付けます
（貼り付け開始）
拉致提起の再考促す 野中氏に中国外務次官
【北京２５日共同】自民党の野中広務元幹事長は２５日、北京市内で中国の曽慶紅国家副主席、戴秉国外務次官らと相次いで会談した。
戴氏は、２７日から始まる北朝鮮の核問題をめぐる６カ国協議について、日本人拉致事件を取り上げることに慎重な姿勢を示して日本側に再考を促し、曽氏は「人道問題はよく承知している」と述べた。
野中氏が「日本は拉致問題に重大な関心を持ち、核問題と同様に考えている」と、協議の中で取り上げるよう要請したのに答えた。
７月に北朝鮮を訪問している戴氏は「賢い選択かどうか疑問を持っている。核問題の平和的解決を主なテーマにすることが日本の利益にもつながる。他の（拉致）問題が加わることで、交渉がやりにくくなるのではないかと懸念している」と強調した。（共同通信）
[8月25日23時47分更新]
（貼り付け終わり）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030825-00000233-kyodo-pol
時事通信から。
（貼り付け開始）
首相主導の憲法論議をけん制＝野中前自民幹事長
【北京２５日時事】中国を訪問している自民党の野中広務元幹事長は２５日夜、小泉純一郎首相が２００５年１１月までに憲法改正案をまとめる考えを示したことについて「憲法改正は衆参両院の憲法調査会が今論議している。その経過を待ち、広く国民世論の吸収も行うべきだ」と述べ、首相主導で憲法改正論議が進むことに警戒感を示した。北京のホテルで記者団の質問に答えた。 （時事通信）
[8月25日23時35分更新]
（貼り付け終わり）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030825-00000820-jij-pol
まさに「抵抗勢力」ですな。
[1659] 「森田実の時代を斬る」最新版 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/27(Wed) 20:57:222003.8.27
小泉政権の継続は「百害あって一利なし」と私が主張する理由【１】――政治にとって大切なのは中庸である 「中庸の徳為（た）るや、其れ至れるかな」（論語）〈中庸の徳は最高の徳である〉
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ごく最近、小泉政権の重要な地位にある政治家に会う機会があった。その時、小泉政権についてどう考えているかを聞かれた。私はこう答えた。
「私は政治においては中庸を重視している。これが私の基本的立場です。人間の徳性について孔子は『中庸の徳為るや、其れ至れるかな』と言っています。アリストテレスも『徳性は過不足によって失われ中庸によって保たれる』（ニコマコス倫理学）と言っています。人間個人の徳性と同様、社会にも徳があります。政治にもあります。政治においても中庸が最高の価値だと思います。小泉政権は中庸を欠いていると思います。均衡を欠いていると思います。これが第一です」
「次に、政策問題について二点にしぼって申します。一つは犯罪対策、治安対策です。毎日のニュースのほとんどが犯罪のニュースです。国民は大変な不安を抱いています。政府の施策の中心に位置づけてほしい。犯罪を減らすことを政府の政策の中心においてほしいと思います。
もう一つは雇用問題です。私がとくに重視しているのは中学・高校新卒者の就職難です。なぜこの問題をとくに重視しているのかと申しますと、それは教育と関係があるからです。日本の教育は、長い間にわたって大家族のなかで行われてきました。家庭は生殖と消費だけでなく、福祉も教育も文化の伝承すらも家庭内で行われてきました。しかし第二次大戦後に大家族制が崩壊しました。家庭が担えなくなった教育をかわりに担ったのが企業でした。企業が中卒・高卒者を雇用し、社会的規範やモラルを教育してきました。しかし、長期デフレ不況で企業がリストラに走り、中卒・高卒者をあまり雇用しなくなりました。いまでは若年の間にフリーターという事実上の失業者が大量に増加しています。これを放置しておいたら大変なことになります。
小泉内閣の犯罪防止と雇用問題への取り組みは弱いと思います。しっかり取り組んでほしい」
「当面の緊急対策として取り組んでほしいことは冷害対策です。東北の水田は白いと言われてます。白い花、白い穂は実にならないそうです。考えてください。とくに東北地方を調査してください」
「もう一つ、政府はもっとどっしりとすべきだと思います。政権をとって１年経ったら、『戦え、戦え』でなく、『われ日本の柱とならん』（日蓮の言葉）というように、どっしりと構える必要があると思います」
以上が、最近、私が小泉政権の中心的位置にある政治家に述べた考えの要旨である。
ここで私が日頃から主張していることを改めて記しておきたい。
今の日本を立て直すためには、国民的な盛り上がりが必要である。政治家だけではできない。国民の総力を結集することが大切である。
このための最良の手段は政権交代だ。一日も早く衆議院を解散し総選挙を行うべきである。ちょうど民主党と自由党が合併し、「自公連合」対「新・民主党」が互角の力をもつようになった。今、衆議院を解散し総選挙を実施すれば民主党政権が誕生する可能性がある。そうなれば二大政党制への道が切り開かれる。総選挙による政権交代――これこそが政治と経済の大改革の最良の方法である。
次善の策は自民党の大改革だ。この９月20日に行われる自民党総裁選ににおいて小泉政権を交代させて、間違った小泉政治を止めさせることだ。
第三が政策転換だ。具体的に言えば、竹中金融政策を直ちに止めさせて、日本の銀行を小泉・竹中の破壊工作から救わなければならない。だが、竹中金融相を守っているのは小泉首相だ。小泉首相は８月20日のワルシャワ談話（内政懇談会）で「政策転換はしない」と言明している。竹中更迭を小泉首相に期待しても無駄だろう。
小泉首相が政策転換をしなければ、小泉政権を倒す以外に政策転換を達成する道はない。９月20日に自民党が小泉首相を倒すことができなければ、その役割は民主党が担わなければならない。小泉破壊改革から日本を守るためには、小泉内閣を打倒し、それによって小泉・竹中の金融破壊・国民生活破壊を止めさせる以外に道はない。
これが「中庸の政治」を実現する道である。
[1658] 「森田実の時代を斬る」最新版から（前回も） 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/27(Wed) 14:49:202003.8.27
小泉政権の継続は「百害あって一利なし」と私が主張する理由【２】――政党政治崩壊・独裁政党への道を進む小泉自民党 「政は正なり」（論語）
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小泉首相とその側近が進めている（ように見える）総裁選での批判派封じは、自由と民主主義を党是とする自民党にとっては一種の自殺行為である。
小泉首相とその側近の最近の動きはきわめて異常である。小泉首相は総裁選で敗れた場合は衆院を解散するとの考えをもっているとの情報が側近から盛んに流布されている。小泉首相はこれを明確に否定していない。「負けたときにその段階で考える」との立場だ。小泉首相は自民党総裁選で敗れても総理大臣の座にしがみつこうと考えているのかもしれない。出馬した選挙で敗れたらその選挙を認めない――これは民主主義の原則を100パーセント踏みにじった考えだ。こんなことを許したら、自民党は民主主義社会のなかにあるまじき独裁政党になってしまう。
８月23日堀内光雄総務会長が「総裁選に立候補しない」ことを表明したが、この件について、小泉首相の後見役の森喜朗前首相がコメントしている。８月24日付け東京新聞朝刊によると森氏はこう述べたという。
「（堀内氏を）反小泉の中核にする動きがあったとすれば影響は大きい」
このあと講 演のなかでこう発言したという。
「とりあえず（総裁選の候補者として）名前を出して（決選投票で）二位、三位、四位が連合して小泉さんを首にするのでは、国民から自民党に批判が出る」
総理・総裁、幹事長まで経験した森氏が、本当にこんな愚かなことを言ったのだろうか、と思う。総裁選挙に立候補できるのは、自民党所属の国会議員で、20名以上の国会議員の推薦を受けた者である（この規定そのものが厳しすぎるため若手が立候補しにくい。私はせめて10名程度に推薦者数を下げるべきだと思っているが、このことは改めて書く）。
この厳しい立候補条件を満たすことができたものだけが立候補者となる。３名以上の立候補者が出て、投票で誰も過半数を得ることができなければ、上位２候補による決選投票を行う。この場合は国会議員だけの投票になる。決選投票の有権者である国会議員は第１回投票で誰に投票したかに関わりなく、自由な判断で投票する。これが常識である。
それなのに森氏は、第１回投票で１位になった候補が選ばれなければ「国民から自民党に批判が出る」と非難する。これはおかしい。初回に２位だった者にも第１位者と同じく決選投票で当選する権利はあるのだ。
有権者である自民党国会議員は、決選投票に残った２候補のうちベターな者に投票すればよい。第１回投票で１位になったかどうかは問題ではない。25年前、福田赳夫首相は予備選１位を強調しすぎたために、決選投票に出る権利をもちながら、出ることなく退陣に追い込まれた。
ついでに言えば、森前首相と青木自民党参院幹事長の二人が小泉政権を支えているが、この二人の政治家は小泉構造改革全体に対する考え方をほとんど述べていない。「政策判断抜きの小泉支持」では、政治家としてあまりに不見識であり、あまりに無責任である。
さらにもう一言。困ったことに、この頃、筋の通らぬ非常識ででたらめな意見を言う者が増えている。８月23日（土）昼、朝日ニュースターのトーク番組を見ていたら、何人かが「自民党総裁選で小泉さんが選ばれなかった時に、首相を辞めず、衆院解散をするのはよいことだ」などと非常識な発言しているのを聞いて、困ったことだと思った。 議院内閣制・政党政治のもとでは、与党第一党の党首が首相に選ばれるのが基本である。小泉氏が首相に選ばれたのは自民党総裁になったからである。自民党総裁でなくなったら首相を辞めるのが憲政の常道である。総裁に選ばれなくても首相に居座るというのは政党政治の否定である。独裁政治である。
それよりもひどいのは、選挙の結果に従うのが民主主義の大原則であるのに、小泉氏が自民党総裁選の結果に従わないことに喝采を送るような無原則で無責任な空気がマスコミ側にあることだ。マスコミは原則に忠実であり、道義的でなければならない。
選挙に出るということは、民主主義国においては、有権者が下した選挙結果に従うということを大前提としている。選挙結果に従わないのは民主政治に対する反逆に等しい。選挙結果に従う意思のない者が立候補した選挙は選挙とは言えない。こんなこともわからないような人々がテレビの報道番組で堂々と発言している。おそろしいことだ。関係者の猛省を促したい。
それ以上に問題なのが政治家である。２、３週間前の日曜日、たしかフジテレビの「報道2001」での発言と記憶しているが、小泉首相側近の山本一太参議院議員が「（小泉）総理は総裁に選ばれなければ、首相を辞めずに衆院を解散するだろう」と発言した。小泉首相が本当にそう考えているとすれば大変なことだ。政治の最高責任者である小泉首相が民主主義のイロハも知らず、民主政治の基本を踏みにじろうとしていることになる。おそろしい。
q 小泉首相には、自民党総裁選に立候補するにあたって、「もしも総裁に選ばれなかった場合には、選挙結果を受け入れて、内閣総辞職を行い、新総裁が円滑に首相に就任することに協力する」ことを明言してもらわなければならないと思う。「そうなったらそのとき考える」というような危ない発言をわれわれは見逃してはならない。
自民党が、政党政治を破壊するおそれのある小泉首相を選ぶとすれば、それは民主政治の放棄であり、自民党の自殺行為である。
[1657] 「 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/27(Wed) 06:47:222003.8.26
自民党総裁選に現れた自民党の暗いネガティブな体質――権謀術数よりも国民に自信を与えるような前向きの政策論争を求む 「希望は人を成功に導く信仰である」（ヘレン・ケラー）
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自民党総裁選に向けて自民党内で活発な政策論争が行われることを期待している国民は少なくないと思う。だが残念なことに国民のための政策論争は行われず、権謀術数による権力争いに終始しているように見える。これを小泉支持派が先導している。立候補者潰し工作が激化している。こういうことは直ちにやめてもらいたい。
政治家が、自己の理念・政策を国民社会のなかで実現するためには、政治権力を握らなければならない。これは政治学のイロハである。したがって、いったん政治の道に進むことを決意し、政界に身を投じた者は政権の座を目指す。また、目指さなければならぬ。自民党総裁選こそ、意欲と勇気のある政治家の出番である。どんどん立候補するべきである。だが、こうした意欲と勇気をもつ政治家の足を引っ張る動きだけが目立つのは、どうしたことだろうか。自民党に、もっと明るく、もっと前向きに総裁選を戦うことを強く要請したい。
最初に出馬意欲を表明したのは亀井静香前政調会長である。亀井氏は小泉構造改革に対する明確な対案をもって立ち上がった。亀井氏の主張は、国民の要求に近いものである。が、亀井氏の意欲に水を差す動きが目立つ。まっすぐに伸びようとする芽を潰す動きがやたらに目立つ。
昔の自民党はもっとおおらかだった。今ほど暗い政党ではなかった。亀井氏はもろもろの妨害にめげず頑張っているが、政界とマスコミ界が共同戦線を張っている反小泉候補潰し工作はどう考えても異常である。「魔女狩り」のごときの感じすらある。
それにしてもマスコミの過度の小泉寄りの姿勢は目に余る。マスコミ報道は権力争いの政争から一歩身を退き、中立的でなければならない。
渡辺喜美衆議院議員は、私の見るところ、近い将来の日本政治を背負って立つほどのすぐれた政治的資質をもつ逸材だ。同氏は自民党総裁選への出馬の意欲を表明しているが、自民党内の空気はきわめて冷ややかである。総裁選出馬には国会議員20名の推薦者が必要だが、無派閥の渡辺氏が20名の推薦者を集めて総裁選に出馬するのはきわめてむずかしい情勢になっている。渡辺議員のような有力な若手政治家を積極的に育てる余裕がほしいと思う。
最大派閥の橋本派からは藤井孝男、笹川堯、熊代昭彦の３氏が名乗りを上げているが、派内の空気はきわめて冷ややかだ。積極的に応援する動きが見られない。なかでも橋本派幹部の非協力姿勢が際立っている。つぶそうとしている幹部がいる。
堀内派内には堀内光雄総務会長擁立の動きもあったが、見送りになりそうな形勢だ。他の幹部を擁立する動きも取り沙汰されているが、消極姿勢が目立つ。
自民党全体が縮んでいる。「自民党よ、これでいいのか」と言いたい。昔あったおおらかさを取り戻してもらいたい。
国民に希望を与えるような前向きの政策論争を行うべき時に、足の引っ張り合いばかりしている。それで政権政党としての責任が果たせるのか。国民が希望を見いだせるような真面目な政策論争を大いにやってほしい。とくに亀井氏が提起している経済政策を真剣に議論すべきである。
[1656] 神奈川ネットワーク運動金沢かもめ、の提起 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/27(Wed) 06:35:37ワーカーズの直です。
池子米軍住宅地区の横浜市金沢区域の約３７ヘクタールに、８００戸３０００人の住宅の追加権設問題に関して、金沢かもめは、現時点で以下の問題定点があるとしています。（貼り付け開始）
１）（遊休施設の返還と住宅追加建設の承認を−直注）交換条件とするのは日米地位協定違反である。
第２条では、施設及び区域の提供については個々に使用協定を締結 し、その協定の目的のために必要なくなったときには「いつでも返 還しなければならない」と定めてある。上瀬谷、深谷、富岡は９０
年代から遊休化が指摘されていた。
２）建設目的が利便性である、といった一方的な米国の都合を無批判に
受入れる日本政府の問題。
３）住宅建設の財源は日本の思いやり予算である。（２００１年度約６ ５００億円）
４）横須賀の基地強化がされようとしている。
（貼り付け終了）
[1655] 亀井、野中…総裁選大逆転の「隠し玉」とは 投稿者：ロシアチョコレート 投稿日：2003/08/26(Tue) 23:47:28夕刊フジ（電子版）から貼り付け（貼り付け開始）
亀井、野中…総裁選大逆転の「隠し玉」とは
謀略渦巻くなか、各候補者の長短を採点
９月２０日投票の自民党総裁選まで１カ月を切り、小泉純一郎首相（６１）再選の流れが強まるなか、反小泉の抵抗勢力による「統一候補」選定が難航する。派閥単位では小泉支持派を圧倒するが、高支持率の首相に対抗できる本命が不在。反小泉勢力の両雄で、橋本派幹部でかつての「影の宰相」野中広務元幹事長（７７）と堀内派幹部の古賀誠前幹事長（６３）は２６日、外遊先の中国から帰国するが、知略・謀略が渦巻く「三国志」の地で大逆転の秘策が練られたのか？ 隠し玉は？ 亀井静香前政調会長（６６）を加えた最終調整が注目されるが、候補者たちの一長一短に迫った。
【衰退国になる】
「小泉首相では、この国は『衰退国』になっていく。反小泉勢力を結集しなくてはならない」
野中氏は２４日夜、北京での記者懇談でこう語ったが、反小泉勢力の現状は楽観を許さない。
衆参１００人を誇り、総裁選のカギを握る最大派閥・橋本派の動向が総裁選の行方を占う。
「小泉支持」に傾く「参院のドン」青木幹雄参院幹事長（６９）のグループと、「再選阻止」の急先鋒（せんぽう）である野中氏のグループ、「模様眺め」のグループに大きく分裂する。
【再選ムードに秘策】
橋本派が首相に有利とされる自主投票で臨む可能性も高くなっており、「再選濃厚」というムードも出てきた。
ただ、政治闘争でほぼ負け知らずの野中氏だけに、「一本化の方策はある。秘中の秘、奇策の奇でやりたい」と公言。
今回の訪中には古賀氏とともに、公明党の太田明宏幹事長代理や保守新党の二階俊博幹事長といった与党実力者も同行しており、単なる夏の外遊という趣ではない。
【訪中で密議】
永田町事情通は言う。
「反小泉統一候補に関する密議が交わされた可能性は高い。英雄豪傑たちが知略・謀略を駆使して覇を競った『三国志』の舞台だけに、野中氏らが大逆転の秘策・奇策を練るには似合う」
「統一候補と同時に発表する『党三役と外相候補』がポイントだ。動揺する反小泉勢力を結束させる布陣となるはず。統一候補は『６０歳代前半』『選挙の顔になる』『安定感がある』というのが最低条件だろう」
これを踏まえ、現在浮上する候補者たちの「一長一短」を見てみる。
【高村正彦元外相（６１）は政策通】
「経済再建を基礎とした安心の国づくりをしていかなければならない。具体的政策を早急にまとめたい」
２４日、長野県軽井沢町のホテルで開いた派閥研修会で、高村氏はこう出馬意欲をにじませた。
弁護士出身で、外相や法相、経企庁長官と３回の閣僚経験。政策通で「弁が立つ」との評も。首相より２カ月だが年下というのも魅力である。
「ポストＹＫＫ」を掲げ、当選同期の古賀氏と平沼赳夫経済産業相（６４）、麻生太郎政調会長（６２）と「士志の会」を結成。この中で唯一の派閥領袖で、政府与党の要職にもついておらず、反小泉勢力の統一候補の最右翼とされる。
ただ、１６人の少数派閥のため、他派閥の協力が不可欠で、少数派閥ゆえの「傀儡（かいらい）政権」との批判も。面倒見の悪さを指摘する声もあり、擁立論が盛り上がるか？
【亀井静香前政調会長（６６）は企業家に人気】
早くから「小泉内閣が続けば国が滅びる。誰も出ないならオレが出る」と公言してきた。
前回総裁選で、首相と「緊急経済対策の実行」に関する政策協定を結び決選投票で支持に回ったが、首相が無視して超緊縮財政路線を突き進んだため、首相に対する不信感は人一倍強い。
中小企業家などの人気は高いが、国民的人気にはやや不安も。最近では「ピッチャーでなくとも、キャッチャーでもショートでも構わない」と裏方に徹する姿勢も明らかにしている。
【藤井孝男衆院予算委員長（６０）は将来のエース】
橋本派で「将来のエース候補」と目され、運輸相や衆院議運委員長など経歴は十分だ。明るい性格で「候補を擁立して堂々と戦うべきだ」と出馬表明するなど意欲的である。
ただ、知名度不足は明白。橋本派からは笹川堯（たかし）元科学技術担当相（６７）、熊代昭彦政調副会長（６３）も名乗りを上げている。派内が融和論と主戦派、中間派に分かれ、藤井氏擁立でまとまるのは容易ではない。推薦人２０人が集まるかもポイントだ。
【平沼赳夫経済産業相（６４）は財界に人気】
「士志の会」の１人。養父は故平沼騏一郎元首相、義父は徳川慶光・元貴族院議員。竹下登元首相が晩年に「未来の首相候補」を集めてつくった竹下勉強会のメンバーでもある。
現職閣僚ながら「景気回復には積極経済への転換が必要」と訴えるなど財界の評判もいいが、同じ派閥には総裁選に意欲を見せる亀井氏がいるため、先月半ば「出馬しない決心をした」と発言。亀井氏が裏方に徹するなら再浮上するか？
【麻生太郎政調会長（６２）は実体経済に強い】
やはり「士志の会」。先月の講演では「首相が『頑張る』というのを、足を引っ張るつもりはない」と語った。吉田茂元首相の孫で、皇室とも縁戚関係にある超名門。元日本青年会議所会頭で実体経済に強い。
小泉支持を掲げる青木氏と懇意で、「麻生氏が統一候補ならば、青木氏は小泉支持を降りる」ともいわれるが、野中氏との関係は悪い。派閥の領袖・河野洋平元外相（６６）を押しのけての出馬に抵抗感も？ べらんめぇ調で舌禍が心配。
◇
２６日の帰国後、野中氏は古賀、亀井両氏らと統一候補の最終調整に入る。亀井氏は「小泉再選は５００％ない」とブチ上げるが、野中氏は周囲に「総裁候補を立てられなければ、打ち首だ」などと漏らしているという。隠し玉も含め、秘策・奇策は本当にあるのか？
ZAKZAK 2003/08/26http://www.zakzak.co.jp/
（貼り付け終了）
http://www.zakzak.co.jp/
（貼り付け終了）
[1654] 民主党政権の誕生の可能性が高まった 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/26(Tue) 08:01:29ワーカーズの直です。
総裁選が近づいているのに、対小泉の統一候補が一本化できるかどうかは未だ明かではありません。
負け犬の遠吠えのように亀井は騒いでいますが、彼が出るわけにも行かない事情のようです。
そんな中で、森田実の大予言がありましたので貼り付けておきます。（貼り付け開始）
2003.8.25
「菅民主党政権が誕生する可能性が高くなった」と私が主張する理由
――彼は昨日の彼ならず
---------------------------------------------------------------- 衆議院議員の任期は2004（平成16）年６月25日までである。来年夏までに総選挙（衆院選）は行われる。もう10ヵ月しかない。1998（平成 10）年７月12日の参院選で選ばれた参議院議員の任期は2004（平成16）年７月12日に終わる。この日までに参院選が行われる。二つの国政が同じ日に行われる可能性もある。
この二つの国政選挙の政治的対決の基本的構図は［自民・公明連合］対［民主党］。いままではこの対決において前者が圧倒的優位に立っていた。しかし、これからは違う。民主党１党で［自民・公明連合］に勝つ可能性が出てきたのだ。私がこう見る理由は――
（１）自民党の急激な衰退。小泉改革は［地方・田舎の切り捨て］を進めた。この結果、自民党の政治基盤だった地域保守勢力を崩した。いままで地域保守の中心を担ってきたのは、衆議院議員の後援会、農協、医師会、ゼネコン、郵政、運輸などの業界団体、地方自治体などだが、いずれも集票能力が落ちた。地域・田舎を破壊した張本人の小泉内閣が続いた場合は、地域・田舎に住む人々のなかに菅・小沢の民主党に期待する人たちが増えるだろう。
（２）野党の事実上の一本化。民主・自由両党の合併、共産・社民両党の急激な衰退により、野党勢力が民主党に統一され、反自民票のほとんど唯一の受け皿となった。新しい民主党は［自民・公明連合］と対等に戦える大勢力になった。一種の奇跡が起きたのである。
（３）数字的にも民主党の優位が証明されている。８月上旬、某通信社内の選挙研究グループが作成した表がある。過去の各党の比例区における得票数を基礎にして、300小選挙区の獲得議席数を計算したものだ。これによると――
［自民・公明］57 対 ［民主・自由・共産・社民］243
［自民・公明］121 対 ［民主・自由・社民］179
野党が統一したら［自民・公明連合］は歯が立たないのである。（このリストは８月上旬、自民党内に配布され、一部の幹部に衝撃を与えた。ただし大多数の自民党議員は鈍感で無反応である。ほとんどの自民党議員は自らの危機を認識できないほど、国民意識の変化を甘く見ている）
もう一つある。最近の朝日新聞の世論調査だ。朝日新聞社は７月の世論調査から「次の総選挙で与党と野党のどちらに投票しますか」という質問項目を入れた。この質問項目を入れたことは高く評価されてよい。他の新聞社も真似してほしいと思う。この調査によると――
７月中旬 ［与党］37％ 対 ［野党］37％
７月下旬 ［与党］35％ 対 ［野党］39％
８月上旬 ［与党］34％ 対 ［野党］34％
選挙になったら、野党が不利だとは言えないのである。マスコミは内閣支持率だけに注目しているが、「次の総選挙で与野党どちらに投票するか」の調査結果の方がはるかに重要である。
次の総選挙で民主党政権が誕生する可能性が国民に意識されるようになってから、民主党への期待が高まっている。民主党からの立候補を申し出る者が増え、候補者難が解消された。
自民党議員が色あせつつある「小泉神話」にいつまでもぶら下がって生き抜こうとするのは、もはや限界である。９月20日の自民党総裁選でたとえ小泉首相が勝利したとしても、次の総選挙では、小泉自民党そのものが政権を失い、政権交代が実現する可能性が高まっているのだ。
(貼り付け終了)
[1653] 逗子市長選の開始（ヤフーニュース貼り付け） 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/25(Mon) 17:40:20政治ニュース - 8月24日(日)0時6分
辞職成立、選挙戦へ 米軍住宅問題で逗子市 米軍池子住宅地区（神奈川県逗子市、横浜市）への住宅追加建設に反対し議長に辞職願を提出した長島一由逗子市長（３６）の辞職が２４日成立し、出直し市長選が事実上スタートした。
市長選は９月７日告示、１４日投開票。建設の是非を市民に問うとして再出馬する長島氏と、長島氏の市政運営に批判的な元市教育委員長の医師池上晃子氏（６４）による一騎打ちとなりそう。
長島氏は４日の辞職表明後、早朝の駅前で街頭演説を開始。池上氏は保守系市議の後援者らを中心に精力的にあいさつ回りをしている。
逗子市は、長島市政がオール野党状態だったことから助役、収入役が不在。このため新市長が選出されるまで三役がいない異常事態で、総務部長が市長の職務代行を務める。（共同通信）
[8月24日0時6分更新]
[1652] 石破さんの判断 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/24(Sun) 20:03:36年内の陸自派遣は消えた。
岡本さんは、非戦闘地域はかならずあるといっていますが。
石破さんの判断が正しいでしょう。（読売新聞電子版より貼り付け開始）
石破長官、Ｃ１３０の年内イラク派遣困難との見方示す
石破防衛長官は２４日のテレビ朝日の報道番組で、イラク復興支援特別措置法に基づく航空自衛隊Ｃ１３０輸送機のイラク派遣について、「赤外線誘導ではないロケットをどう避けるのか、対策が必要だ。それをきちんとしないと、派遣隊員の安全に配慮したことにならない」と述べた。
イラク国内で旧フセイン政権の残党による地対空ミサイルの攻撃の可能性がある現状では、年内にＣ１３０を派遣することは困難だとの考えを示したものだ。
政府は既に、イラク国内での浄給水活動などを想定した陸上自衛隊の年内派遣を見送る方針を固めている。
(2003/8/24/19:49 読売新聞 )
（貼り付け終わり）
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030824i112.htm
（ヤフーニュースより貼り付け開始）
非戦闘地域は「必ずある」＝自衛隊の早期派遣を−岡本補佐官
岡本行夫首相補佐官は２４日、ＮＨＫの討論番組に出演し、イラク復興支援のための自衛隊派遣について「自衛隊の安全確保は絶対的な要件だ。今もイラク各地で戦闘は続いているが、安全な所は必ずあるはずだ」と指摘、現地調査で非戦闘地域を選定し、早期に自衛隊を派遣すべきだとの考えを示した。 （時事通信）
[8月24日13時2分更新]
（貼り付け終わり）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030824-00000534-jij-pol
高村さんは、もう少し引っ張ります。鳴くまでまとうホトトギスの家康か、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」か。
（ヤフーニュースより貼り付け開始）
経済政策を提示＝総裁選対応、月末に判断−自民・高村氏
自民党高村派会長の高村正彦元外相は２４日午後、長野県軽井沢町で行われた同派研修会で講演し、同派の経済政策を早急にまとめる考えを示した上で、９月の総裁選への対応に関し「それをどう実現していくか皆さんと相談したい。大きな方針は今月末に出したい」と述べ、月内に総裁選に出馬するかどうかを含めた対応を決断する方針を示した。
この中で高村氏は、小泉純一郎首相の経済政策を「日本の底力を発揮するような政策が取られていない」と批判。さらに、デフレ経済下で財政健全化を急ぐことは問題があるとの認識を示しながら「社会資本整備を厳格なチェック体制の下で前倒しすべきだ」と、積極財政への転換を求めた。 （時事通信）
[8月24日19時6分更新]
（貼り付け終わり）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030824-00000571-jij-pol
[1651] 小泉首相・青木幹事長同盟の支離滅裂 投稿者：会員番号１２５９ 投稿日：2003/08/23(Sat) 22:08:33森田実の時代を斬るから転載します。１２５９：[1645]-[1647]のような「闇の四大組織」に関する情報掲示板があってもいいのかな…例えば「侠(おとこ)稼業掲示板」（笑）
（転載開始）
2003.8.23
小泉首相・青木幹事長同盟の支離滅裂――『朝日新聞』８月22日社説へのコメント
――いつまでもあると思うな親と金（日本の諺）
「新聞の社説を読むのは書いた人のみ」という言葉があるが、例外はいる。私は社説をよく読む。
８月22日の『朝日新聞』社説（「壊すはずが『挙党』とは」）を読んだ。ソフトに書いているが、小泉首相の一貫性のなさへのかなり痛烈な批判である。この社説の要旨は次のとおり。
（１）小泉首相はワルシャワ談話（８月20日）で「挙党体制をとっていきたい」「選挙前に必ずしも私の主張を支持していない人でも、適材なら起用したい」と語ったが、「楽な戦いではない」「状況をにらんで批判勢力に送った秋波」だ。「自民党を壊す」という「啖呵」を吐きつづけてきた小泉首相には「『挙党体制』は最もふさわしくない言葉ではないか」。
（２）「自民党の３分の２が首相の改革路線に批判的と言われる。そういう人々が小泉氏を支持するにしても首相の人気で次の総選挙を乗り切りたいという心理からで、小泉改革に対する面従腹背が変わるわけではない」。（森田実の一言コメント：国権の最高機関である国会議員の「面従腹背」こそが問題。社説の執筆者が面従腹背を肯定していないことはわかるが、もっと怒ってほしい）
（３）「有権者は、後に控える総選挙を念頭に総裁選を見守るだろう。首相と抵抗勢力のなあなあの田舎芝居に終わるなら、自民党は手痛い目にあうかもしれない」。
この最後の指摘は重要である。多くの自民党議員は、世論調査で支持率の高い小泉首相にぶら下がってさえいれば、総選挙で勝てると思い込んでいるらしい。本当だとすれば、思い違いもはなはだしい。「いつまでもあると思うな親と金」である。
小泉人気は、選挙を考えると、虚構に過ぎない。最近の世論調査では「次の総選挙で与党に投票するか、野党に投票するか」の答えが五分五分になっている。小泉首相がいれば選挙に勝てると信じているような議員はどうかしている。
あえて強調しておきたい。自公両党の得票能力と自由党を吸収合併した民主党の得票能力にはほとんど差がないのである。総選挙後の首班指名選挙では社民・共産両党が菅直人民主党代表に投票するだろうから、菅内閣が誕生する可能性はかなり高いのである。小泉首相にぶら下がっていれば国会議員として生き残ることができると考えているような自立心に欠けた国会議員には未来はない。
自民党が生き残る道は、この９月２０日の総裁選で小泉内閣を倒して景気回復内閣をつくり、景気をよくし、地方と中小零細企業と農業に希望を与えることである。これによって小泉時代に崩れた地域保守勢力を再組織・再建する以外に道はない。このことがわからないような自民党議員ばかりなら、自民党政権は次の総選挙で崩壊するだろう。
最近、国会議員と会うと挨拶がわりに出る言葉がある――「小泉政権による反対派狩りが始まった。小泉批判者は次々とスキャンダル報道で潰される。小泉恐怖政治が始まる」。
亀井前政調会長や野中元幹事長の元秘書に関連するカネの問題がマスコミで取り上げられている。「次は誰だ？」という話が政界のなかで囁かれている。
政治腐敗があれば浄化しなければならない。法律違反行為があれば法的に処理されるべきである。だが、これを政治権力の側が自民党総裁選をめぐる政争に利用し、自らの陣営を有利にしようとしてこの種の情報を利用しているとすると、これは大問題である。あの冷酷無比のスターリンがやったことと同じではないか。
マスコミも政治権力をめぐる政界内の抗争に利用されてはならない。政治腐敗追及は公正に行われるべきである。
繰り返すが、政治家の面従腹背は許されない。自民党を「ぶっ壊す」と言いつづけてきた小泉首相がいまさら「挙党体制をとりたい」と言うのはどうみてもおかしい。まさに支離滅裂。竹下政治の最大の継承者である青木氏と「自民党をぶっ壊す」の小泉首相との同盟はまさに野合というべきものである。首相の政治指導者としての誠実さが問われている。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0588.HTML
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/
（転載終了）
[1650] あす野中氏ら訪中 「対北」で意見交換 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/23(Sat) 10:23:56（引始）
あす野中氏ら訪中 「対北」で意見交換 自民党の野中広務元幹事長と古賀誠前幹事長は二十四日から二十六日まで三日間の日程で中国を訪問する。
両氏は自民党親中派の代表格で、今春の中国新指導部正式発足後、初の訪中となる。親しい関係にある曽慶紅国家副主席、唐国務委員（前外相）らと会談、六カ国協議を控えて北朝鮮問題などについて意見交換する。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20030823/mng_____sei_____002.shtml
東京新聞 ２００３．８．２３
（引了）
[1649] 米に核カード堅持要請 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/23(Sat) 09:56:37（引始）
米に核カード堅持要請…政府、対「北」協議に備え (読売新聞)2003年8月22日(金)3時6分
北朝鮮の核開発問題に関する北京での６か国協議で焦点となる北朝鮮への安全の保証をめぐって、日本政府が米政府に対し、核兵器の不使用を確約しないよう求めていたことが２１日、明らかになった。
米国が北朝鮮への核不使用を約束すれば、仮に北朝鮮が日本への攻撃を考えた場合に、核兵器による米国の抑止力が機能しなくなり、日本の安全保障にとって重大な支障が出ると判断したためだ。
複数の日本政府関係者によると、「核カード」の堅持は、今月１３、１４両日にワシントンで行われた日本、米国、韓国の３か国局長級協議で、藪中三十二外務省アジア大洋州局長がケリー米国務次官補（アジア・太平洋担当）に対し要請した。
日本政府は、米国のクリントン前政権が１９９４年に結んだ米朝枠組み合意について、北朝鮮の非核化が実現した場合の措置として、「米国は、米国による核兵器の威嚇もしくは使用はしないとの公式の保証を北朝鮮に対して与える」との条項が入っていることをかねて問題視している。「非核３原則」を堅持し、核兵器を自ら保有しないことを国是とする日本は、他国による武力攻撃を未然に防ぐため、米国の核戦力に依存した核抑止戦略をとってきたからだ。
このため藪中氏は、ケリー氏に対し、核不使用を再び約束しないよう求めた。そのかわり、藪中氏は、北朝鮮に対して、〈１〉侵略はしない〈２〉国連憲章が禁じる武力攻撃を行わない――との表現で安全の保証を約束することを提案した。国連憲章は自衛権の行使と国連安全保障理事会決議に基づく武力行使を容認している。「これ以外の武力行使をしないことは、国連加盟国として当然で、そのことを約束しても、支障はない」（政府筋）と判断したためだ。これに対し、ケリー氏は「日本の提案に感謝する」と述べたという。
こうした日本の意向を踏まえ、米国も北朝鮮に対する「核カード」をできるだけ温存しながら、６か国協議を進める方針だ。
日本国内には、北朝鮮が求める不可侵条約を結ぶことに対しても反対意見が根強い。防衛大学校の西原正校長は１４日付の米紙ワシントン・ポストで、「米朝不可侵条約は日米安保条約と衝突する」と指摘した。ただ、外務省は核抑止力を損なうことがなければ、日米安保体制に影響することはないとの立場だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030822i201.htm
http://news.lycos.co.jp/politics/story.html?q=22yomiuri20030822i201&cat=35
（引了）
[1648] 単価二〇なら反応弾頭一発の製造コスト 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/23(Sat) 09:55:43（引始）
＜ミサイル防衛システム＞海上発射型 １発２０億円 (毎日新聞-全文)2003年8月22日(金)1時17分
防衛庁が朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の弾道ミサイル対処のため導入する方針のミサイル防衛（ＭＤ）システムのうち、米国から購入する海上発射型の迎撃ミサイル「ＳＭ３」の調達費用が１発約２０億円に上る見通しであることが２１日分かった。自衛隊が現在保有するミサイルは最高でも５億円に届かない。防衛庁は０４年度予算の概算要求にＭＤ導入費を盛り込むが、迎撃能力が未成熟な段階での導入だけに、費用対効果が国会審議などで大きな焦点となりそうだ。
防衛庁が計画するＭＤシステムは、飛んで来る弾道ミサイルをイージス艦から発射するＳＭ３で迎撃し、失敗した場合は着弾直前に地対空迎撃ミサイル「パトリオットＰＡＣ３」で撃ち落とす２段構え方式。０７年度までにイージス艦１隻とパトリオット１個高射群のシステムをＭＤ用に改修し、ミサイル購入も終え配備する予定。将来的には４隻あるイージス艦と６個高射群のパトリオット部隊すべてに導入する方針だ。
関係筋によると、概算要求には約１４００億円を盛り込み、うち数百億円分をＳＭ３関連が占めるという。ＳＭ３とＰＡＣ３はいずれも米独自開発の迎撃ミサイル。防衛庁は米国から購入する方向で検討しており、それぞれ１発で約２０億円と約５億円と試算している。
ＳＭ３は大気圏外で弾道ミサイルを迎撃する初のミサイルで、最先端技術の集約が高額の原因。しかも米国はこれまでの研究開発費なども上乗せして日本に譲渡する。値段は米国主導で決められ、防衛庁幹部は「弾道ミサイルに対処する手段がほかにない以上、米側の言い値に従わざるをえない」と高めの値段設定を示唆する。
ＳＭ３とＰＡＣ３による２段構えシステムは、米国は０４年からの配備を計画している。北朝鮮は日本を射程範囲とする弾道ミサイル「ノドン」を２００発保有するとされるが、防衛庁は予算上、すべてに対処できる量の迎撃ミサイルを購入するのは不可能と判断。「必要最小限の数量」（防衛庁幹部）にとどめるとしている。ただ、米国は今年６月の４回目のＳＭ３の迎撃実験に失敗するなど技術が確立しているとはいえず、命中精度の向上を図っている段階。それだけに、高額調達が論議を呼びそうだ。【宮下正己】
［毎日新聞８月２２日］ ( 2003-08-22-01:17 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030822k0000m010146000c.html
http://news.lycos.co.jp/politics/story.html?q=22mainichiF0822m146&cat=2
（引了）
[1647] RE[1646]関連文献 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/23(Sat) 09:31:40（引始）
『週刊大衆 ０３・８／２５−９／１』双葉
山口組を支える巨大武闘軍団 「三代目山健組」驚異の全容
http://www.futabasha.co.jp/new/taishu_latest.html『アサヒ芸能 ０３・８・２８』徳間
山口組系「闇金帝王」の超人気女優「はべらし豪遊」
http://www.tokuma.jp/CGI/magazine/view.cgi?jnl=entertainment
『実話時代 ０３・９』三和
五代目山口組 平成の臨界白書
http://www.sanwapub.com/order/s_item/jitsuwa/jitsu0309.jpg
『実話時代ＢＵＬＬ ０３・９』三和
五代目山口組 組織大要覧
http://www.sanwapub.com/order/s_item/jitsubull/bull0309.jpg
『問題実話 ０３・９』桃園
山口組最新詳報 桑田組長の長期不在に備え三代目山健組で新体制発足
http://www.touen.co.jp/monjit.htm
『週刊実話 ０３・９』日本ジャ−ナル
http://www.nihonjournal.jp/jituwa/index.html
真説 山口組抗争史
（引了）
『内外実話』（平和出版）『実話スーパー』（桃園）『週刊特報』（洋泉社）
『週間実話雑誌』（東京三世社）『実話りっぷ』（大洋書房）
『ケンガイ』（芸文社）『噂のチャンネル』（日本文芸社）
『噂のＥｘｐｒｅｓｓ』（ぶんか社）『実話ゲンダイＮＥＷＳ』（ぶんか社）
『特ダネトップ』（ぶんか社）『ＤＡＮ』（バウハウス）『ヴァッカ』（バウハウス）
幾つかは潰れているが偶に関連記事あり
[1646] 山口組 新・若頭決定秒読み １ 投稿者：会員番号１５２３ 投稿日：2003/08/22(Fri) 23:43:53実話ドキュメント 九月号（竹書房）の「山口組 新・若頭決定秒読み」を貼り付けます。
この雑誌は、「山口組情報」が充実しているというのがウリなのだそうです。溝口敦の講談社＋α文庫の作品を漫画化して載せても居ます。漫画化は当世の流行なのでしょうか。記事自体は、なかなか組織や機構について詳しくない人も分かるように優しく書かれています。（貼り付け開始）
山口組 新・若頭決定秒読み
故・宅見若頭「７回忌法要」で急浮上！
現執行部より昇格か！？意外な本命存在か！？
●宅見若頭の７回忌法要
平成九年八月二十八日、新神戸駅前のホテルで凶弾に倒れた宅見勝若頭の七回忌法要が、六月二十四日、山口組総本部で粛々と営まれた。この日、神戸地方は雨。梅雨どきにふさわしく、しとしとと降り続ける雨の中、早朝から総本部がある灘区篠原本町周辺はあわただしい雰囲気に包まれた。法要の内容を取材するため、相当な数の報道陣が詰めかけたからだ。その数、約五十人。
報道陣だけではない。地元の兵庫県警だけでなく、お隣りの大阪府警、さらに京都府警、はては東京の警視庁までが係官を派遣、法要で集まる関係者の情報収集にあたった。
この日はこれら警察の捜査機関だけではなく、警察行政の官庁である警察庁からも、暴力団対策担当部署の担当官が出向、山口組総本部前で法要の様子を見守ったのである。異例とも言える、警察当局の力の入れようである。当局が、今回の法要を「実質的な組葬」と受け止めている事をうかがわせる対応ぶりだった。
仏教に於ける法要は、故人の冥福と菩提を弔い、併せて有縁のものが故人の生前を偲ぶという場である。特に七回忌法要は「節目の法要しといわれ、重要視される。山口組執行部は早くから「カシラ(宅見若頭のこと)の法要は必ずやる」と明言してきた、執行部は、宅見若頭が射殺されて間もない頃、「あらためて組葬をやることを検討している」との態度を表明していたのだが、結局実行に移されないまま、この日の七回忌法要を迎えたことになる。
組が主催しての組葬儀(本葬儀)や組法要では、全国から親戚団体、友好団体の組関係者が多数参列して盛大に営まれるのが普通である。しかし、山口組執行部では、宅見若頭の七回忌法要執行の時期を決定したときから、これらの友好団体には声を掛けないことを内々で打ち合わせていたという。つまりは、山口組だけで行う“内輸の法要”として営むことにしていた、ということだ。
しかし、この情報はマスコミには漏れていなかった。このため、各地から集まってくるであろう他団体の組関係者をカメラに収めようと、マスコミは手ぐすね引いて待ち構えていたのである。雨が降りしきる中、NHKはじめ関西のテレビ局のカメラクルーや全国紙記者、カメラマンが、いつもの定例会の時に直系組長が出入りする総本部裏の駐車場前路上に続々と集まってきた。その数が五十人だったわけである。これほど大勢の報道関係者が、山口組関連行事で駐車場前に集結したのは、宅見事件直後でもなかったことだ。おそらく、あの“史上最大のヤクザ抗争”と言われた「山一抗争」以来のことだったろう。
この駐車場出入り口前の路上は、総本部での行事を終え、直系組長が駐車場に次々と姿を現わす様子を見ることができる唯一の場所であるため、報道陣の“定位置”となっている。ところが、この日は午前十時になって前代未聞の出来事が発生したのだ。
「驚きますよ。兵庫県警が報道陣に対して、駐車場出入り口前から退去するよう、命令したんです。赤と白の縞模様のカラーコーンを持ち出してきて路上に並べ、報道陣の行
動規制を始めた。我々マスコミ関係者は、出入り口前から数メートル離れた場所まで退
去させられた上、遺路に引かれた白線の内側には入らないよう注意される始末でした。
報道陣の前には雨合羽を着用した制服警官を立たせるという念の入れようで、白線から出た記者に『白線から出ないように』と警告を発する一幕もありましたね」(取材にあたった週刊誌記者)
昭和五十六年十月、故田岡一雄三代目組長の組葬は、駐車場に巨大なテントを設営して営まれた。その時、駐車場前の路上には海外のマスコミも含めて数え切れないほどの報道陣でごった返したものだが、排除されるようなことは無かった。「山一抗争」の真っ最中に行われていた組行事の時もそうだった。ある山口組ウオッチャーがこう述懐する。
「三代目時代から山口組を追っかけてきたが、駐車場前に立っていて、総本部の責任者から『そこには立つなよ!』と怒鳴られたことはあったが、警察から排除されたのは初めてだよ。他団体から参列者が大勢押しかけるのであれば、混雑するのでマスコミを排除するのも理解できないではないが。いつもの定例会と同じような規模の法要なのに、ここまでする必要があるんだろうか？警察の意図がよく分からない」
今回、兵庫県警が異例の報道陣規制をしたのは、要は警察庁担当官の「出入り口前にあんなに大勢の報道陣がいたのでは、中の様子が見えにくい。何とかならんか」という意向が背景にあったのではないか、というのが現地の報道陣の間で曝かれた“推測”である。
実際、取材に来ていた全国紙の記者は、次のように解説していた。
「法要の一週間前、ある新聞が“宅見若頭の法要が行われる”という記事を掲載したんです。それで各社が警察に間い合わせした。取材が殺到するならば多少規制しなければならんな、ということになったというのです。しかし、これは建前。警察庁から幹部続々と総本部に入った。その中には、持病の腰痛のため定例会などへの出席がまま成らない古川雅章若頭補佐(吉州組組長)の姿もあった。
ただ、六月十七日に保釈されたばかりの滝澤孝若頭補佐(芳菱会総長＝65)の姿は見当たらなかった。保釈金１２億円という、ビックリするような高額の保釈金を積んだ滝澤総長には、保釈の条件として非常に厳しい“行動制限”が科せられているといわれ、あまり自由に動き回飢ないようだ。
直系組長たちは、いつもの定例会の時と同様、ブロックごとのマイクロバスに分乗して総本部に入った。まず十時五分の大阪南ブロックを最初にして、関東ブロック、大阪北ブロック、大阪中ブロック、阪神ブロック、中国・四国・九州ブロック、中部ブロックの順に相次いで総本部入りしたが、最後の中部ブロックが入ったのは十時五十六分だった。
法要に参集した直系組長たちは、黒いネクタイに黒いスーツと言った喪服姿ではなく、いずれも地味な色のスーツ姿だった。そもそも七回忌法要だと言うのに、法要会場となった総本部のどの出入り口にも、それらしい看板や表示はなにも掲げられていなかったのである。唯一掲げられていたのは、総本部の勝手口に掲げられた「出入り厳禁」の大きな張り紙だった。
「組葬や組法要の際、これまで山口組は大きな看板を出入り口に立てかけて、何が行われているのかを明らかにしてきた。しかし驚いたことに、宅見若頭の七回忌法要ではそれらのものは一切無かった。山口組を取り巻く環境が以前とは違うとはいえ、その落差には自分の目を疑いましたよ。地味に徹する、派手にはやらない、との方針があったとは聞いていましたが、今回の法要に対する山口組の姿勢はなぜか、かなり消極的なように見受けられました」(山口組ウオッチャー)
ただ、この「山口組ウオッチャー氏」には悪いが、山口組の歴史の中で今回のようなことが全く無かったわけではない。
「平成五年三月に、伊豆健児顧間が病死した際、福岡県警が組関係者の参列をシャットアウトしたため、渡辺五代目やや全国の直系組長が参列することが出来ないということがあった。このため山口組は翌四月五日の定例会当日の日に、総本部に僧侶を呼んで組葬を営んだ。そのときも確か、外部からは組葬をやっているのかどうか、全く分からなかった。看板も何も出ていませんでしたもん。今回の七回忌法要も、そんな感じですね」(山口組に詳しいジャーナリスト)
それはともかく、午前十時二十五分、総本部正面玄関に高級外車が横付けされた。中から下りてきたのは僧侶二人で、二代目宅見組関係者に案内されて総本部に入った。法要は、総本部二階の大広間(いつも定例会が開かれるところ)に組まれた祭壇を前に、午前十一時から執り行われた。「祭主」の渡辺芳則五代目や最高幹部、直系組長が順に焼香、読経が流れる中での法要は、およそ三十分ほどで終了したのである。これには報道陣だけでなく、情報収集に訪れていた警察関係者の間からも驚きの声が漏れた。
それと言うのも、事前に流れていた予想では、次のような声が一般的だったからだ。
「五代目体制最大の功労者と言ってもいい宅見若頭の法要だし、執り行う予定だった組葬も結局はなかったのだから、いくら簡素にやるとはいえ一時間くらいはかかるのではないか」
その予想が外れたものだから、報遣陣、警察関係者共に、驚いたわけだ。午前十一時三十五分頃には、直系組長たちは駐車場に再び姿を現わし始めたのである。そして来た時同様、次々にバスに乗り込んだ直系組長たちは午前十一時四十分ごろから一斉に帰途についたのである。
正午過ぎ、一台だけ残っていた中部ブロックのマイクロバスも駐車場をすべりでた。
バスには司忍若頭補佐(弘道会会長)の姿もあった。執行部を構成する最高幹部たちの車も次々に走り去り、山口組はいつもの静かな状態に戻った。宅見勝若頭の「七回忌法要」は、こうして無事終了したのである。
この日、兵庫県警は、総本部周辺に所轄の灘署員を申心に約百人の制私服警官を配置したほか、新神戸駅や伊丹空港、市内の幹線遺路などに計百三十人人を配置、総勢二百三十人態勢で警戒に当たった。
警察当局の厳戒ぶりに反し、法要はあまりにもヒッソリしたものだった。本来なら盛大に営みたかった、というのが山口組の本音だろう。しかし、大規模な法要となると、警察当局が「資金集め」として強引な阻止行動に出てくるのは目に見えているだけに、大幅な規模縮小をせざるを得なかったわけである。
「四代目(竹中正久組長)の本葬(組葬)の時のように、他団体の参列を親戚筋だけに制限して、駐車場にテントを張って営むことも検討されたが、当時とは社会情勢も激変している。派手なことをしたら警察を刺激するだけで、メリットはあらへん。こんなご時世やから、こんな形で営むしかなかったんや」(山口組関係者)
山口組内部にはこのような諦めムードもあるが、一部では「関東では派手に組葬や襲名披露などの義理事をやっているのに、なんでウチだけ警察に締め付けられにゃいかんのや」という不満の声も聞かれる。
いずれにしても、どんな形であれ宅見若頭の「七回忌法要」を済ませたことで、山口組はあの衝撃的な「宅見組事件」に、ひとまず区切りをつけたことになる。今後の焦点は、懸案の若頭選出人事、宅見組事件がきっかけで絶縁した中野会の処理へと移っていくが、この二大難間をどうクリアするのか、これからの山口組動向からますます目が離せなくなってきた。
● 七月の定例会
宅見若頭の「七国忌法要」を終えたばかりの山口組だったが、それから十一日後の七月五日、七月の定例会を行った。神戸市灘区篠原本町にある山口組総本部に、再び全国に展開する山口組直系組長の親分衆が終結したのである。
定例会の日、渡辺芳則五代目の側近くに仕える組長秘書ら一部の直系組長は、早朝から総本部に入る。この日はこの直系組長たちだけでなく、最高幹部も午前九時という早い段階から総本部に入った。それというのも、定例会が始まる前に、最高幹部会が開かれたからだ。
最高幹部会は、毎月二十日と四日に開かれることになっている。ところが最近は四日に開かれることは滅多に無く、定例会当日の五日、定例会に先立って開かれるケースが増えている。この日もそうだった。
最高幹部会は、総本部一階の表玄関を入って左手にある会議室で開かれる。七月定例会直前に開かれた最高幹部会で何が話し合われたのかハッキリしないが、そこで決められたことは直後の定例会で発表、通達される。山口組の当面の課題は、若頭選出間題と中野会間題だ。しかしこの最高幹部会で、それらのことが話し合われた気配は無かった。
山口組の若頭選出間題は、大げさに言えば単に一山口組の問題に留まらず、いまや全マスコミの注目を浴びる間題となっている。定例会の前に一部のマスコミが、「そろそろ山口組の若頭が決定する」といった内容の記事を書いたものだから、この日も多数の報道陣が集まるのではないか、と見られていた。
ところが、十一日前の法要の時とは打って変わって、総本部裏の駐車場出入り口前の路上に集まったのは、週刊誌記者ら常連の五人だけ。テレビ局は言うに及ばず、全国紙の記者の姿もなかった。兵庫県警の警備も、所轄の灘署や暴対課の捜査員だけで通常の態勢。七回忌法要の物々しい厳戒態勢が嘘のような静けさだったのである。
全国の直系組長は、例によってブロックごとのマイクロバスでやってきた。午前十時四十五分、大阪南ブロックが「七回忌法要」の時に引き続き一番手で到着、以下、大阪北ブロック、阪神ブロック、中国・四国・九州ブロック、関東ブロック、中部ブロック、大阪中ブロックの順で総本部隣接の駐車場に滑り込んだ。
最後の大阪中ブロックのバスが駐車場に入ったのは、午前十一時二十五分のことである。
そして再び駐車場が騒がしくなり、定例会を終えた直系組長たちが姿を現わし始めたのは、午前十一時四十分過ぎのことだった。
いつも言っているように、駐車場から定例会会場となる総本部二階大広間までの往復時間は、百人からの直系組長が移動することを考えると十分はゆうにかかる。してみると、この七月の定例会はわずか十分で終わったことになる。近年まれに見る、驚くべき短さだ。
定例会の形骸化、セレモニー化はこのところの山口組の特徴であり、発表・通達することなど何もなかったのかもしれないが、それにしても短い。定例会がこんなに短い時間で終了したのは、おそらく初めてのことではないのか。これといって何もない時にでも、通常は二十分前後はかかるのだ。
[1645] 山口組 新・若頭決定秒読み ２ 投稿者：会員番号１５２３ 投稿日：2003/08/22(Fri) 23:43:20「通常、定例会では出席した直系組長ひとりひとりの点呼を取り、その後、物故者のための黙想をやり、『山口組綱領』を全員で唱和します。これだけで最低十分はかかる。
この後に伝達事項とか注意事項とかが発表され散会となるが、この定例会では伝達事項など何も無かったのでしょう」(山口組に詳しいジャーナリスト)
いまや定例会は、単に全国の直系組長が集まるだけの場になってしまっているようだ。それもそのはず、いまの山口組は、重要な通達・伝達は、各ブロック会議で流されているというのである。であれば、なにもわざわざ北は北海道から南は九州まで、全国に展開する直系組長が神戸の総本部まで来る必要はないと思われるのだが、やはりそうしなければならない理由があるらしい。
「行為が目的なんだよ。集まることに意義があるというわけだ。最低でも月に一回、ウチのオヤジと本家親分が顔を合わせるということ、それが大事で、それが目的なんだ。どの直参でも同じだと思うよ。全部の直参が一堂に会して、本家親分と顔を会わせる。そのための定例会だということさ」(ある山口組三次団体組長)定例会が始まる前には、渡辺五代目は姿を消すというが、それまでは定例会会場である総本部二階大広間に陣取って、入室してくる全国の直系組長の挨拶を受ける。全員が居並んだ後、「それではこれで、親分は退場されます」との司会の挨拶で、隣接する本家(渡辺五代目の居宅)に戻るのだという。居並んだ直系組長は一斉に会釈を送って、渡辺五代目を見送る。
「直参(直系組長)が集まって、親分への忠誠と団結を再認識するところに意義があるということだ。定例会はそういう場だ。だからなにもなくとも、集まる必要があるんだ。いわば、親分に対する忠勤の証しだね。だから、出席できるものは必ず出席しなければならないことになっている」(山口組関係者)
人によっては、江戸時代の参勤交代を指摘する人もいる。
いずれにしても、七月の定例会はまれに見る短い時間で終わった。直系組長たちは来た時と同様、ブロックごとのマイクロバスで帰途についた。正午までには中部ブロック以外のブロックが総本部を後にし、その中部ブロックも午後零時二十分には駐車場を後にした。宅見若頭の七回忌法要の時と同様、そのバスの中にはブロック長である司忍若頭補佐(弘道会会長)の姿が見てとれた。
再び静寂が戻った山口組総本部周辺だったが、これで山口組は一年の前半を折り返した。秋以降の後半に備えて、一般社会よりはひと足早い長い夏休みに入ったことになる。それとともに諸間題も先送りきれ、「早ければ夏までには…」と喧伝された若頭選出人事も、ついに秋以降に持ち越されてしまった。
さて、通達時効など何もなかったように見受けられたこの日の定例会だったが、確かに若頭選出人事などについては何の発表も無かったものの、実は山口組関係者にとってはとても大事な命令が発せられていたようだ、それは、“規律”に関するものである。
これまでも、定例会など組行事があるときなど、『風紀』の腕章を巻いた委員が組員のマナーについてチェックしていた。現在は石田章六舎弟頭補佐(章友会会長)と英五郎若頭補佐(英組組長)の二人がその任に当たっており、総本部に出入する山口組関係者の行動に目を光らせている。
今国、総本部への出入りについて、周辺の道路を群れて歩くなど警察やマスコミのカメラの被写体になりやすい行為は厳に慎むよう有強い口調での注意が促されたのだという。そのせいか、この冒の定例会では、終了後に徒歩で総本部から出てきた直系組長は二〜三人しかいなかった。いつもは必ず十人以上はいることを思えば、格段の差である。やはり、注意が効いたのか？「総本部の勝手口からの出入も全面禁止となった」というから、山口組は傘下組長。組員に対する締め付けを、間違いなく強化しているようである。
●六年間の若頭不在状態！？
さて、問題の若頭選出の動きは、どの程度まで進んでいるのか？結論から先に言うと、「ほとんど進んでいないが、ツボにはまれば一気に進展する」(山口組有力筋)といった状況だどいう、なにやら禅問答みたいな判然としない話だが、「それが一番的を得た表現だ」(同)というのだ。意味するところについては後述する。
ただ、同じ山口組関係筋ではあっても、人によって言うことは違う。次のようなことを言う関係者もいるのだ。
「マスコミは、カシラ(若頭)人事がもう間近に来とるなどと、ありもせん話を振り回して騒いどるが、定例会やブロック会でもそんな話は一度も出とらんぞ。カシラの問題を各直参がどう考えとるのか、それはこころの中までは分からんが、皆が集まったある意味公式の席などで、そのことが話題に上ることは無いわな」(別の山口組有力筋)
宅見若頭の七回忌法要が終わったことで、「さあ、次は若頭人事だ」という空気が山口組周辺に流れ出したのは事実である。たとえば、ある全国紙は最近の関西版で次のような記事を報じた。
「現在は別の幹部が兼務している若頭ポストをめぐる動きが活発化する可能性もあると、兵庫県警は見ている」
もっとも、このような空気はマスコミや警察当局だけのもので、肝心の山口組関係者はいたって冷静である。いまだ、山口組内部から、「さあ、若頭人事だ!」といった熱気のようなものは、伝わってこないのだ。
全国紙が報じたように、確かに若頭の職務は、ある幹部が兼務している。それは岸本才三総本部長である。岸本総本部長は、若頭どころか舎弟頭も兼務しているのだ。山口組にあっては、渡辺五代目を別にしてある意味、絶対的な権力者といえる立場にある。
だが、この岸本総本部長のいまの立場はあくまでも暫定的なもので、宅見若頭が射殺され混迷状態にあった山口組を救うための、いわば“緊急避難”的な処置として取られたものであった。兼務することになった当初から、山口組内部では「岸本総本部長が正式な若頭としてやっていくということにはならないだろう」という空気が支配的だったのである。不思議といえば不思議な空気である。
しかし、山口組は正式な若頭は不在というなかで、これまでこれといったダメージも無く組織運営に成功してきた。なによりも渡辺五代目という当代が存在し、しっかり君臨しているという重みが大きい。
さらに、執行部の合議による集団指導がうまく功を奏してきたからでもある。となれば、このまま正式に岸本総本部長が若頭に就任しても構わなさそうなものだが、前述したように“そうはならない”というところが山口組の面白さなのである。執行部に近い、ある山口組有力筋がこう言う。
「ほとんど知られていない話やが、一時、岸本総本部長が正式に若頭になってもいいやないか、といった意見が内々で飛び出したこともあったんや。ところが本人に、まるでその気がなかった。考えてみれば岸本総本部長は七十五歳の、そう言っては失礼かもしれんがご老体といってもいいお年や。正式な若頭ともなると、その大変さはいまの比ではない。若頭補佐連中はいるものの、極端なことを言えばほとんど一人で山口組の舵取りをやらねばならなくなる。激務という言葉ではまだ足りんくらいの激務や。自然その話は立ち消えになった」
若頭は、当代の次に山口組を代表するナンバー2の立場である。しかも実際の組運営を任されており、組の命運を左右する最重要な、ポジションだ。それだけに、そう簡単には決められないのは重々分かるが、しかし山口組としても、いつまでも若頭不在の状態を続けるわけにも行かないだろう。すでに若頭不在状態は、まる六年に達しようとしているのである。
「これまでさんざん言われてきたことだが、戦後の山口組をみても、六年も若頭が不在だったことは一度も無い。いわば山口組は過去に体験していないことを体験し、現在もそれが続く“若頭不在状態の組運営の実験中”の中にある。
異常事態ですよ」(山口組ウオッチャー)
では、どうするのか。「新若頭は現在の若頭補佐の中から選ぶ」、というのは、全山口組の暗黙の了解事項だという、とするとその候補は、六人の若頭補佐陣全員となる。この六人の若頭補佐が置かれた環境を、以下、検証してみよう。
まず、社会不在の若頭補佐がいる。今年5月、最高裁で上告棄却の決定が下り、懲役七年の刑が確定した桑田兼吉・三代目山健組組長だ。
桑田組長は、判決後「異議申し立て」など、法の許す限りのあらゆる制度を駆使して身に覚えの無い「冤罪」である今回の判決と戦っているが、収監を控えた七月の時点で思わぬアクシデントが発生した,なんと、階段で蹟(つまず)いて倒れ、ケガを負ったというのである。詳細は不明だが、現在も入院中である。
従ってまだ、収監はされていない。収監もさることながら、ケガの様子が気になるところである。たいしたことがなければよいが。
係争案件としては同じ「銃刀法違反容疑」の裁判を抱えている身であるのが、司忍・弘道会会長と滝澤孝・芳菱会総長である。
とはいえ、この二人は社会不在状態ではない。
司会長は、大阪地裁での一審判決で無罪を勝ち取り、現在は検事抗告で大阪高裁に審議が移され、公判中だ。もちろん、自由に行動できる環境にある。
滝澤総長は、大阪地裁で公判中である。この六月十七日、十二億円という巨額の保釈金を積んでやっと保釈されたが、別項で触れたように保釈条件として厳しい行動制限が科せられており、白由にどこにでも行き来するというようなことは許されない環境にあるという。
滝澤総長の保釈は、六月十三日の公判で検察側の立証がほぼ終了したことによる。
大阪地裁は、かねて弁護側から出されていた保釈請求の可否を判断して保釈を決定したものである。しかし、検察側はここで意地悪をした。保釈に反対するための抗告をしたのだ。だが大阪高裁は地裁の判断を尊重してこれを棄却、晴れて滝澤総長の保釈が決まったのである。
古川雅章・古川組組長は、腰痛という持病を抱えているといわれ、定例会などにも欠席することがあった。症状が良い時は、もちろん組の行事に参加している。
筆頭若頭補佐である英五郎組長は、見方によってはこれまで満身創痍状態にあったと言ってもいい若頭補佐陣にあって、後藤忠政・後藤組組長が若頭補佐に抜擢されるまで、司法当局との戦いや健康間題もない唯一の若頭補佐として、孤軍奮闘してきた。
そして六人のなかでは一番若頭補佐歴が若い後藤組長だが、昨年七月に若頭補佐に登用されてからは先輩若頭補佐とともに最高幹部会などでも積極的に発言し、会議に精彩を与えているという。
これら六人の若頭補佐のなかで、誰が新若頭に選出されるのか、いまのところ混沌としていて、全く分からない。そして一方で、山口組内部には次のような声すらあるのだ。
「若頭選出間題言うても、候補とされるホサ(若頭補佐)の絶対数そのものが不足しているやないか。カシラ(若頭)がいわされる(殺られる)前には、七人のホサがいた。現時点で欠員が出てるんや。そもそも、こんだけ大きな組織でホサがたった六人というのはおかし過ぎるし、七人でも少ないくらいや。ワシは、あと二〜三人ホサを補充して、それからカシラを決めればええと患うな。ホサの舗充を先行してやるのが筋と違うか」(山口組有力筋)
実際、この間題はかねて最高幹部会でも検討されてきた問題である。その結果、後藤組長の昨年七月の若頭補佐登用に結びついたのだが、きらに新たな若頭補佐登禰が図られる可能性は十分ある。その場合、新たに登用された若頭補佐も新若頭選出における有資格者となるのかどうか。
「山口組の将来を睨んでの、思い切った若手の抜擢も噂されているが、しかし若頭選出の前に新たに若頭補佐が補充されたとしても、彼らが今回の若頭選出の候補になれるかどうかは疑問だ。現在の六人の若頭補佐から選出されるのが順当なところだろう。確かに、最高幹部会では、これまで若頭人事については“じ”の字も出ていないようだが、いったん正式な議題としてテーブルに乗せられたら、一気に決定するだろう。この問題はそういう性質のものだ。テーブルに乗せられるまで、最高幹部間で大方の根、回しは済んでいるはずだからだ。問題は、根回しが始まっているかどうかだ。秘中の秘だから、これはさすがに分からない」(山口組ウオッチャー)
若頭選出間題をいっそう複雑にしているのが、中野会問題である。
脳梗塞で倒れた中野太郎・中野会会長が、現在は転院してリハビリに励んでいるということは本誌前号でご紹介した。その後の一ケ月の経過は、とても順調のようだ。いったんは病に伏した中野会長が健康を取り戻し、以前とさして変わらぬ形で陣頭指揮を執るようになったら、今後、山口組との関係はどうなるのか。誰が解決することになるのか。この問題が、山口組の新若頭選出間題に影を投げかけているというのは、一体どういうことなのか。
「山口組の若頭選出間題には、“中野会問題を解決した者が新たな若頭になる”という側面があるとの見方が、山口組内部に根強いのです。若頭になった者が中野会問題を解決するのか、解決した者が若頭になるのか、これはどっちともいえない難しい間題ですが、現在の若頭補佐陣の中から中野会問題解決の道筋をつける者が出てきたら、その人物が若頭に大きく近づくのは間違いない。
だから『若頭選出間題は中野会問題とセットになっている』と言うのは、あながち閲
違いでもないのです」(山口組に詳しいジャーナリスト)
七月定例会を機に、山口組は九月までニケ月に及ぶ休みに入る。この間、公式行事が
無いからだ。長い休みのあいだ、若頭問題と中野会間題に何らかの進展は見られるのか。九月早々、意外な結果が生じているかもしれない。
（貼り付け終わり）
実話ドキュメント９月号（竹書房） 山口組新・若頭決定秒読み！！ 宅見勝若頭七回忌法要 ７月５日山口組定例会
[1644] 橋本派との連携を強調 古賀前幹事長 投稿者：会員番号１２５９ 投稿日：2003/08/22(Fri) 19:17:47毎日新聞（電子版）から転載します。（転載開始）
自民党総裁選：橋本派との連携を強調 古賀前幹事長
自民党の古賀誠前幹事長は２０日、大津市内で講演し、９月の総裁選で、小泉純一郎首相の対抗馬擁立について「できるだけ、多くの人たちがそれぞれの政策を国民に発信すべきだ。可能な限りオープンに行い、一大決戦となる次期衆院選、来夏の参院選に備えなければならない」と述べた。複数候補を立候補させ決選投票での「２、３位連合」で逆転を狙うことを視野に置いた発言とみられる。古賀氏は「保守本流の堀内、橋本両派の信頼関係が政権の安定につながる」とも述べ、橋本派との連携を重視する考えを強調した。
今秋に想定されている衆院の解散・総選挙について、年内解散は回避するべきとの考えを改めて示した。【中澤雄大】
［毎日新聞８月２０日］ ( 2003-08-20-19:53 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030821k0000m010053000c.html
自民総裁選：高村元外相が立候補に含み
自民党高村派会長の高村正彦元外相は２１日の同派総会で、９月の党総裁選対応に関し、「小泉内閣の発足の時より株価は３割も低く、失業や自殺者が少なくなったとも聞いていない。今月末をめどに考え方を明らかにしたい」と述べ、自らの立候補に含みを持たせた。総会では、同派議員から「地方経済は厳しい状況にあり、小泉純一郎首相への批判は強い」などと高村氏の出馬を促す意見も出た。
一方、江藤・亀井派は役員会と在京議員懇談会で、総裁選に向け、同派独自の政策を２８日までに取りまとめる方針を決めた。また、候補擁立については反小泉勢力による統一候補を目指す一方で、一本化ができなかった場合は同派の亀井静香前政調会長を立てて戦うことを確認した。会合では橋本派の動向をなお見極める必要があるとの意見で一致した。
［毎日新聞８月２２日］ ( 2003-08-22-00:24 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030822k0000m010059002c.html
自民総裁選：野中元幹事長が小泉首相批判
自民党の野中広務元幹事長は２１日、小泉純一郎首相が内閣改造で総裁選の対立勢力からも閣僚に起用する方針を示したことに関し、「『おれについて来る者はついて来い』ということで、全く変わっていない。独裁者だ」と述べ、総裁選で小泉首相への対立候補を擁立する考えに変わりはないことを強調した。東京都内で記者団の質問に答えた。
［毎日新聞８月２１日］ ( 2003-08-21-20:26 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030822k0000m010077000c.html
（転載終了）
[1643] 松沢神奈川県知事、国に追随 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/22(Fri) 17:47:49ワーカーズの直です。
松沢神奈川県知事は、池子米軍家族住宅の追加建設問題で、国の見解に同調しました。
１９９４年の三者合意について、「三者合意に横浜市域分は含まれていない」との考えを示したのです。
一方辞職した長島前市長の逗子市役所には、「逗子市民の願い池子米軍住宅追加建設反対」の垂れ幕が張り出されました。他方で、中田横浜市長は、四米軍基地返還は無条件でという確認を取るべく国との対応を始めました。
逗子市は市長選挙と市議会補欠選挙が同時に行われることになりました。
アメリカの要求にどのように応えるかについて、再び三度、属国日本のどたばたが始まったといえます。
[1642] 文明子ファクター 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/22(Fri) 15:08:50歳川隆雄のインサイドラインから貼り付けます。（貼り付け開始）
「ムン・ミョンジャ=ファクター」とは？
在米韓国人女性ジャーナリスト、文明子（ムン・ミョンジャ、７４歳）という名前を知っている人は、相当の朝鮮半島問題通と言っていいだろう。去る７月３１日付の韓国の『大韓毎日』は、一面トップ記事で北朝鮮が拉致被害者の蓮池薫さんと地村保志さんの子供たちを近く日本に送還するとの意思を日本の支援団体に伝えたと報じた。そして、同報道に合わせるかのように、同日夜、日本のＮＧＯ（非政府組織）「レインボー・ブリッヂ」の小坂浩彰事務局長が記者会見し、ピョンヤンで蓮池、地村夫妻の子供たち５人と曽我ひとみさんの娘２人と会い、写真と手紙を託されて帰国したと語った。国際レベルでも同日、モスクワ駐在の北朝鮮の朴義春大使がロシアのフェドフ外務次官に対し、同国が核問題についての米・中・朝・日・韓・露六ヶ国協議に応じると通告した。
こうした北朝鮮を巡る慌しい動きが顕在化し、福田康夫官房長官もその日の午後の定例会見で、政府としても日朝間の非公式協議で拉致被害者の家族の早期帰国実現に向け折衝していることを事実上認めた。
こうした中、マスコミ関係者の間で文明子女史が『大韓毎日』のスクープ記事のニュースソースであり、それだけでなく、ＮＧＯの小坂事務局長とも水面下で連携して動いている、との情報が駆け巡った。こうしたことから、私は、テレビ朝日「ニュースステーション」（８月１日放映）で文女史につてのコメントを述べた（録画インタビュー）。
文女史とは７０年代半ばからの知己である私は、同女史が全米女性記者協会副会長であり、カーター民主党政権時代にはロザリン大統領夫人と大変親しい間柄であった、９２年と９４年には当時の金日成国家主席と会見し、さらに００年６月には金正日労働党総書記との長時間単独インタビューに成功した人物であること、加えて日本の政界にも首相経験者を含む有力者とのコネクションを持っている、と指摘した。従って、彼女がこの拉致被害者家族の帰国問題で日朝間の仲介役として何らかの役割を担っている可能性は否定できない、とも。
ピョンヤンと通底する現在の彼女のパイプがどれほどのものかを判定する確たる情報は、正直言って、持ち得ていない。がしかし、文女史がホワイトハウス内の大統領記者会見室にある４８席の一つを、彼女が主宰する「ＵＳアジアン・ニュース社」が確保していたのは事実だ。因みに、我が国のメディアは固定席を持っていない。そのような文女史と東京滞在中の先日、私は１時間半にわたって話しする機会を得た。 そこで彼女は、『大韓毎日』へのリーク、さらに小西某との面識を全面否定した。が、９月初旬には北京経由でピョンヤン入りし、金総書記と面会する予定だと語った。９月１７日の日朝首脳会談１周年のタイミングを計って、官邸サイドが支持率アップ狙いの「サプライズ」を密かに準備しているのは、どうやら間違いない。となると、"ムン・ファクター"は看過すべきではない。
（貼り付け終り）
http://www.insideline.co.jp/column/column.html
２００３年８月２２日の日経新聞にも、文明子のことが出ていましたね。
[1641] 小沢一郎の「豪腕コラム」における小沢自己分析 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/22(Fri) 08:22:17第151回 2003年8月22日
「『ケンカ碁』と『厚い碁』で相互補完」「趣味にも性格反映」
「メリハリつけて休暇もズバッと」「実益兼ねて歴史小説楽しむ」読者の方々は、すでに夏休みやお盆休みを取られたのだろうか。
僕は、民主党との合併や次期総選挙に向けて、菅直人代表とともに全国各地を遊説したり、新聞やテレビの対談やインタビューをこなす日々が続いており、まとまった休みは取れそうにない。
ただ、時間があれば、仕事以外にやりたいことは山ほどある。
もっと囲碁を強くなりたいし、十冊ほどまとめ買いした歴史小説も読みたいし、大好きな海釣りにも出かけたい。
政治家はどうしてもストレスがたまる。ダラダラと時間を過ごすのは肉体的にも精神的にも良くない。働くときは仕事に全力投球して、休暇を取るときはスパッと休む。メリハリをつけないとダメだ。
海釣りは真っ青な海をボートで進み、カジキマグロなどを狙うときなどが最高だ。大自然の中で本当に無心になれる。
歴史小説は古代から明治までが好きだ。登場人物を通して、人間のあり方や状況判断、歴史的視点などを学ぶことができる。趣味と実益を兼ねている。
囲碁は考え方を整理して、先々を読んでいく戦略性が魅力。気力や体力が充実しているときは、先が見えると同時に冷静に作戦を判断できる。
菅代表とも何度か碁盤を囲んだことがある。彼は典型的な「ケンカ碁」だ。自分の陣形を整えるより、まず相手を攻めていく囲碁で、どこか性格が出ている気もする。
一方、僕はプロの棋士に習ったせいか、相手を攻める前に自分の陣形を整えていく「厚い碁」といわれることがある。
そういえば、今回の民主、自由両党の合併合意について「両党を補完し合う合併だ」と分析する識者がいた。
民主党は野党的体質で党の規模は大きく、自由党は与党的イメージで規模は小さい。菅代表は囲碁でも分かるが永田町屈指の攻撃性を誇り、僕はどちらかといえば守備や組織を固めるのが得意だ。
両党が合併することで、お互いにないものを補完でき、より強力な政党に生まれ変われるというのだ。
おやおや、楽しい趣味と余暇の話をしてきたのに、最後に仕事の話に戻ってしまうあたり、僕も休暇が足りないのかもしれない。
[1640] 高村元外相 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/22(Fri) 00:57:09出るんでしょうか、出ないんでしょうか。出ないんだろうなあ。（貼り付け開始）
高村元外相、月内に総裁選出馬の結論
自民党高村派会長の高村正彦・元外相は２１日、同派議員との会合で総裁選への対応に言及し、「経済政策をどうやって実行していくのが１番いいか、今月末をめどに考え方を述べたい」として、自らが出馬するかどうかも含めて月内に結論を出す考えを表明した。
２４日に長野・軽井沢で開く同派研修会で、経済政策に関する提言を発表することも明らかにした。同派議員からは「地方経済の状況は厳しい。日本経済立て直しのためにも高村氏は出馬すべきだ」との意見が出た。
(2003/8/21/23:21 読売新聞 )
（貼り付け終わり）
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030821ia23.htm
[1639] 危急存亡の秋を迎える小泉政権 投稿者：会員番号１２５９ 投稿日：2003/08/21(Thu) 23:33:02「森田実の時代を斬る」から転載します。（転載開始）
2003.8.21
危急存亡の秋を迎える小泉政権
地方の小泉離れ深刻
小泉内閣に危機が迫っている。小泉純一郎首相が危機に気がつかず抜本的対応策を取らなければ、小泉政権がこの秋に終焉することは避けがたい状況である。
自民党内で「９月小泉内閣終焉」論が高まっている。首相側近は「五分五分」と言うが、首相が勝つ可能性はほとんどないと言い切る批判派議員が多い。マスコミ界や経済界では小泉優勢論が依然強いが、政界深部の空気はかなり違う。地方の自民党員の小泉離れは深刻だ。
自民党内に広がる政権交代圧力
自民党内には「民主党と自由党の合併は野合にすぎない。時間がたてば小沢一郎氏のわがままが出てきて分裂する」との楽天的な見方が強いが、しかし国民レベルでは「次の総選挙で与党対野党の力関係は互角。民主党単独過半数もあり得る」との見方が広がっている。
民主党・自由党の合体が自民党内の早期解散論を牽制する。党内には「総選挙は来年夏でよい。その前に景気対策を講じ、自民党の地方・地域組織の立て直しを図る。総選挙を先延ばしするには小泉首相を代えなければならない」との考え方が広がっている。
決選投票で政権交代へ
総裁選をめぐる攻防は８月20日の橋本派の会議から始まる。翌21日に行われる小泉首相の内政懇における発言にも注目が集まる。８月28日には総裁選出馬を表明した橋本派の藤井孝男、笹川堯、熊代昭彦３氏の政策発表会が行われる。９月８日の告示日に向けて、水面下での多数派工作は熾烈を極めるだろう。
今後、９月20日投票日までの展開は次のようになると私は予想している――国会議員20名以上の推薦者を集めることができた候補者ほぼ全員が９月８日に立候補する。乱立のため第一回投票で過半数を制する候補はなく決選投票へ。決選投票で小泉首相は敗れる。小泉首相は短期間抵抗した後、内閣総辞職をせざるを得なくなる。この直後、臨時国会召集。新自民党総裁を首班とする新内閣が成立。この内閣の基本的性格は選挙管理内閣。臨時国会で補正予算を組み景気対策を行う。総選挙は来年へ――。 【以上は８月20日に配信された「コメントライナー」（時事通信社発行）に掲載された私の小論です】
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0586.HTML
（転載終了）
[1638] 中山氏の秘書給与肩代わり ニチメン事件の帝菱産業 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/21(Thu) 23:28:36（引始）
中山氏の秘書給与肩代わり ニチメン事件の帝菱産業 自民党の中山成彬衆院議員（宮崎１区）が１９９８年２月までの１年余にわたり私設秘書の給与計３００万円を、総合商社「ニチメン」の巨額手形詐欺事件の被告が会長だった電子機器メーカー「帝菱産業」（大阪市）に肩代わりさせていたことが２１日、分かった。
中山氏は事件で公判中の帝菱産業元会長の後藤丹後之介被告（６８）について「会ったことはない」とし「支援者から面倒を見ましょうと申し出があり、軽い気持ちでお願いした」と説明。
「３００万円は政治資金収支報告書に政治献金として記載する必要がある。当時の経理担当者がいないので委細は分からないが、もし記載していなければ修正したい」と述べた。（共同通信）
[8月21日20時49分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030821-00000149-kyodo-soci
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2003082101000399
（引了）
中山成彬
http://www.nakayamanariaki.com/
http://db.kosonippon.org/cns/sta/?s=1474
http://www.jimin.jp/jimin/giindata/nakayama-na.html
http://www.asp-system.com/HP_jyokyo/Zgiin2/data.asp?id=S2-701
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1251/miyazaki.html#SMIYAZAKI1
[1637] ＜津島雄二元厚相＞日精協の献金１００万円が記載漏れ 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/21(Thu) 23:11:00（引始）
＜津島雄二元厚相＞日精協の献金１００万円が記載漏れ 元厚相の津島雄二衆院議員（自民、青森１区）の政治団体が、政治資金規正法で義務付けられた政治資金収支報告書への記載をしないまま、００年の総選挙期間中に厚生省（現厚生労働省）所管の公益法人「日本精神科病院協会」（日精協）の政治団体「日本精神病院協会政治連盟」から１００万円の献金を受けていたことが分かった。津島議員の事務所は事実を認め「献金は陣中見舞いで、事務的ミス」と釈明している。
同連盟の収支報告書には総選挙公示直後の００年６月１４日、津島議員の地元の政治団体「津島雄二後援会」（青森市）に１００万円を献金した記載があるが、津島議員の団体には、記載がなかった。
日精協は以前から、事件を起こした触法精神障害者に関する法整備を厚生省などに要望していた。津島議員は選挙後の７月に厚相に就任、１１月に保岡興治法相との間で、触法精神障害者の処遇について両省で合同検討会を開くことを決めた。
津島議員の事務所は「大臣就任前で単なる陣中見舞い。故意に隠す必要もなく単純なミスだった」と説明、近く収支報告書を訂正する。同連盟からの献金はこの１回だけという。
触法精神障害者対策として今年７月に国会で成立した「心神喪失者医療観察法」の審議では、同連盟から与党議員への多額の献金問題が取り上げられ、野党側は「法案が金で買われた」と批判していた。
津島議員は旧大蔵省出身。７６年に初当選し、現在９期目。【木戸哲】（毎日新聞）
[8月21日3時25分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030821-00000138-mai-soci
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030821k0000m040138000c.html
（引了）
[1635] 野中氏元秘書に５０００万提供 ニチメン詐欺被告側が大半を 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/21(Thu) 23:04:22正規リンク・リンク違い保存データ
（引始）
野中氏元秘書に５０００万提供 ニチメン詐欺被告側が大半を
08月21日午前02時14分 自民党の野中広務元幹事長が自治相や官房長官当時、秘書官を務めた加藤芳輝元秘書（４７）が１９９２−９８年、総合商社「ニチメン」（東京）巨額手形詐欺事件の被告が会長だった電子機器メーカー「帝菱産業」（大阪、９９年に倒産）やゼネコンから計５０００万円余の提供を受けていたことが２０日、関係者の話で分かった。
加藤氏の債務４０００万円を肩代わりした帝菱側は「見返りに国の融資保証をめぐり９６年、旧通産省幹部に会わせてもらった」と証言。
加藤氏は「４０００万円は（帝菱側に）返済しなかった。そういうこと（口利き）もあったんじゃないかと思うが、よく覚えていない」とした。それ以外の資金提供についてもほぼ認め、政界実力者の影響力をバックに秘書が自らのカネ集めに奔走した実態が浮き彫りとなった。
加藤氏は８３−２０００年、野中氏の秘書。９４−９５年に自治相秘書官、９８−９９年に官房長官秘書官。０１年、都議選に出馬し落選した。現在ＮＰＯ法人顧問。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2003082001000746
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationaltopics.php?genre=politics&newsitemid=2003082001000746&pack=CN
（引了）
（引始）
「知らんね」「情けない」 苦渋の表情浮かべ野中氏
08月21日午前02時10分
「知らんね、僕は」「全く知らんね」。加藤芳輝元秘書の債務肩代わり問題などをめぐり、東京・千代田区の議員会館事務所で２０日までに共同通信のインタビューに応じた野中広務元幹事長は、苦渋の表情を浮かべながら繰り返した。
「利権では動かない、という私の政治姿勢を知りながら、あの男はなんてバカなことを…。晩節で恥をさらすことになる。情けない」
加藤氏が裏書きした４０００万円の手形のコピーや、自治相秘書官と官房長官秘書官在任中にニチメン詐欺事件の被告の会社から妻に支払われた監査役報酬の明細書などを示すと、野中氏は同席した女性秘書と驚いたように目を合わせた。
インタビューの中で「悔しい」「ざんきに堪えない」の言葉を何度も漏らした。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2003082001000717
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationaltopics.php?genre=politics&newsitemid=2003082001000717&pack=CN
（引了）
[1634] Re[1630]: ＦＡＸ攻撃 投稿者：ロシアチョコレート 投稿日：2003/08/21(Thu) 22:06:48ＲＣ：絶妙なタイミングですね。噂の真相 ２００２年３月号に
野中広務元秘書に疑惑発覚．．．．元秘書の加藤さんがニチメンの手形詐欺事件に関係とのこと
http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/uwasa2002.html
噂の真相 一行情報 ２００３年１月号に
東京地検特捜部がニチメン詐欺事件に絡む野中広務の疑惑を密かに内偵
http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/politician2.html#nonaka
[1633] 国民新聞から 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/21(Thu) 21:51:29（貼り付け開始）１．野中広務の「北」利権
北朝鮮からの船が一番多く入ってくる日本の港は、新潟港ではなく
京都の西舞鶴港。西舞鶴港には北朝鮮からのマツタケや越前ガニが集中
的に入り、これらはＪＡ京都、京都漁協が独占している。
これらを牛耳るのが自民党議員で北朝鮮に太いパイプを持つ野中広務
代議士（写真右）。帰りの船にはベンツやＢＭＷなどの中古車を積んで
いるという。
２．野中広務元秘書に疑惑
またもや国会議員秘書による公共事業の口利き疑惑が発覚した。
今度は政界のドンと言われる自民党の野中広務元幹事長の秘書だった
加藤芳輝（写真右）。
加藤は平成８年迄の３年間、知人の経営する土木工事会社が公共事業
の元請けになれるよう旧建設省や大手ゼネコンの役員に紹介し、その
見返りに毎月１０万円を受け取っていた。
また、この会社の借金４千万円を巨額詐欺事件で逮捕された男に肩代
わりさせた疑いも持たれている。
野中は「全く関知していなかった」とコメントしているが、加藤は
銀座のクラブで飲み歩くなど羽振りの良さは有名だっただけに、管理者
責任も問われるところだ。
３．野中広報と創価学会、微妙な関係
自民党の野中広務元幹事長は、自民党税制調査会で、固定資産税の
見直しに触れ
「学校法人や宗教法人への課税は聖域になっている。こんな厳しい
時代に聖域の部分について議論する場があってもいい」
と発言し、自公連立政権に微妙な揺さぶりを掛けている。
イージス艦派遣についても
「公明党が賛成するなら友情は捨てなければならない」
と公明党を牽制していたが、公明党は政府方針を黙認した形となり、
創価学会とのパイプ役もこのところ影が薄い野中だ。
関係者によると野中の宗教法人への課税発言の真意は、創価学会に
切られてはまずいとばかりに、自分の存在をアピールしたに過ぎなぎないという。
（平成１５年１月２５日号）
（貼り付け終わり）
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/150111nonaka.html
[1632] いよいよ「古賀派」旗揚げ 投稿者：ロシアチョコレート 投稿日：2003/08/21(Thu) 21:46:34『テーミス』２００３年９月号のＰ４１から貼り付け（貼り付け開始）
堀内衆院議長へ棚上げでいよいよ「古賀派」旗揚げ
自民党堀内派内で、領袖の堀内光雄総務会長が９月の党総裁選への出馬を見送った場合に、古賀誠前幹事長が堀内派を古賀派に衣替えする動きが水面下で進んでいる。
堀内派幹部がいう。
「堀内の総裁選へのチャレンジは今回が最後とみられており、それが不戦敗で終われぱ、堀内が総裁や幹事長になる可能性は事実上なくなる。派内では堀内派を古賀派にして腕力を発揮したほうがいいという声が支配的だ。古賀自身もそうした派内の雰囲気を感じ取っており、独自候補の擁立に向けて旗揚げを本気で考え出した」
堀内はそうした動きが具体的になっていることは掴んでおらず、
「重要閣僚狙い」(堀内周辺)の姿勢を鮮明にしている。堀内は、「政策転換すれば、小泉首相の再選を支持する」と公言。ところが、小泉は何度も「政策転換はない」と明言してきた。にもかかわらず、堀内は未練がましく「直接会って語をしてみないとわからない」と、執拗に小泉への”ラブコール”を送っている。
古賀に近い中堅議員はいう。
「古賀は周辺に総裁選後の内閣改造で『堀内さんを衆院議長に推す」と洩らしている。堀内を衆院議長に棚上げした後、徐々に古賀派にシフトする目論見だ。事務総長の丹羽雄哉元厚生労働相も古賀の方針には同意している」
こういった動きに宮沢喜一元首相も堀内君で総裁を目指すのは難しいでしょうなあ」と語っており、ますます堀内は厳しい。
月刊テーミス
http://www.e-themis.net/
（貼り付け終了）
[1631] 森田健作＆平沢勝栄＆八代英太 投稿者：ロシアチョコレート 投稿日：2003/08/21(Thu) 21:31:54『週刊大衆』２００３年９月４日号のＰ２１２から貼り付け（貼り付け開始）
国政の尻尾よリ地方の長がいい
「次期衆議院選挙には出馬しない」
電撃的に発表した森田健作氏(５３)の動向に、周辺の多くが首をかしげている。
「前回あんなに苦労して勝ったのに一体どういうつもりなんだ。もともと芸能界出身で自分の気持ちを抑えられないある意味突飛な人物だから、今回の埼玉県知事選挙に出馬したいという気持ちはわからなくもなかったが、今度の“不出馬宣言”には、自民党の後援者もいぶかっているよ」
東京４区選出の森田健作(通称・森健)議員の行動について疑問を持つ地元・自氏党関係者はこう語る。
東京４区は大田区の大半を選挙区にする地盤で、２０００年の総選挙では、「公明党のプリンス」といわれた現職の遠藤乙彦氏に３万３０００票以上の差をつけて圧勝したのが「森健」氏だった。
森健氏は、昨日今日になったばかりの国会議員ではない。衆議院議員２回、参議院議員を１回経験し、国会議員経験を１１年以上やっている
「ベテラン議員」なのだ。得意の「教育論」を生かして、文部政務次官を２期経験もしている。それがなぜこんなことになったのか。
「国会議員になってから森田氏はかなり疑問に感じることが多かったようです。芸能界の時よりも収入が下がり、しかもマスコミも取材とかに来ない。注目度が低くなることは彼にとって不満だったようだ。しかも自民党内では、森田氏のような芸能人出身の議員はいらないという雰囲気が年々強くなっている。これ以上いられないという心情が、彼を今回の行動に移させたのでは」
と、ある自民党関係者は解説する。確かに、２世議員ばかりが跋扈(ばっこ)する国会議員の中では、処世術もさほどうまくない森健氏の活躍は最近、少なくなっていたようだ。
８月１日、「母親の出身地が埼玉。国政の尻尾となるより地方公共団体の長になりたい」と、埼玉県知事選への出馬を森健氏は突然表明した。しかし、自民党幹事長であり、森健氏の所属する派閥の長である山崎拓氏が、「そんなことしたら俺のクビが飛んでしまう」とストップをかけた。
この顛末(てんまつ)には、いまだ政界内では苦笑の声が絶えない。
「真面目な話、森健は山崎幹事長の制止を振り切ってでも出ればよかったんだよ。埼玉知事選に出馬するということ自体、自民党の公認をもらえるわけではないのだし、派閥とは無関係な話。それに９月には自民党総裁選が行われるから、総選挙を前に自民党内には女性スキャンダルの多い“山タフ”幹事長のクビが飛ぶことを喜ぶ自民党議員は大勢いる。あのまま突っ張れば、少しは面白いことになっていたかもしれないのにねえ」
と、ある自民党議員の秘書はせせら笑ったものである。
「大体、森田氏自身は自民党という党なんてどうでもいいはずなんだ。というのも、最初は旧社会党から出馬しようとした経緯があり、その後、自民党に鞍替えしてきた根っからの“転向組”。いまではどちらかというと、自民党内ではポストなどで冷や飯を食らっていると言っていい状態だし、出世は限られている。あんなふうに自民党を大事にしているようなことを突然言われても、説得力がないよ」(政治部記者)
しかし、そう笑ってばかりもいられないのは、その後の彼が「東京知事選に出馬するのではないか」と囁かれていることだ。
「今回の出馬表明は唐突で、しかも埼玉県知事選だったから周囲に異和感があった。地元でも、“東京を捨てて逃げていくのか”という批判の声が強かったしね。それに比べて、仮に石原慎太郎氏が“石原新党”を創り国政に転出すれば”その後釜に座る”というのも、まんざら可能性がない話でもない。無党派層が勝負を決める東京では、いい勝負になるかもしれないからね」(都政関係者)
地元「公明党勢カ」の圧カ説
さらに問題を複雑にさせているのは、森健氏の次期衆議院選の支持体制には、地元選挙区でのある事情がからんでいるらしいことである。
「実はこの選挙区で、前回の総選挙で負けた遠藤乙彦氏のことです。遠藤氏は次の総選挙では、公明党比例区北関東ブロックから出馬予定だが、選挙区を森田氏に譲る際には相当揉めたいきさつがある。それは、東京４区はもともと創価学会のドン・池田大作氏の生まれた大田区ゆかりの地で、本来なら公明党が是が非でも勝たなければならない、いわば”聖地”と言われている選挙区。森田氏は、公明党や創価学会のあり方にかなり批判を行って当選してきただけに、次の選挙で公明党と選挙協力をするに当たって、一度は謝罪しなければならない、といわれていた」と地元関係者は言う。
現在、自民党では公明党への選挙協力のために、「命より大事」といわれた“後援会名簿”を譲り渡したり、「比例区では公明党に投票を」という呼びかけを行わせるように要請されているケースもあるという。
「特に東京都の選拳区では、公明党が１２区以外はすべて自民党に譲ってしまっている。その見返りに、創価学会に謝罪をしたり、今後、批判をしないことを約束させられている自民党の候補者もいる。他の選挙区では、例えば１７区の平沢勝栄氏もそうだが、森田氏も地元の関係者からそういう有形無形のプレッシャーをかけられていたようだ。それに対し森田氏は曲がったことが嫌いで、しかも創価学会員にはできれば頭を下げたくない。そういう彼の意地が、今回の不出馬宣言に影響しているといわれていますね」(別の地元政界関係者)
もともと“公明党・創価学会に反旗を翻(ひるがえ)して当選した”との初心を忘れていないという点では、「俺は男だ」の主役だった「筋を曲げない森健ならでは」という話になる。
自民党は、公明党と連立政権を組むために「筋を曲げた」と言われかねない行動を、これまでしてきた。
さらに次の総選挙では、自民党議員の６０人以上は、「創価学会の票がないと当選できない」(自民党選対関係者)と言われている。山崎幹事長にしても、「クビが飛ぶ」本当の理由は、総選挙で創価学会の協力がなくなるためだという見方も少なくない。
そうなると、悪いのは森健氏ではなく、学会頼りの大勢の自民党議員だと言えなくもないだろう。
ここまで来た以上、森健氏はそのような自民党の体たらくと実態を暴露するべきではないか。それが、前回９万３０００近くの票を与えた有権者への義務、というものではないか。
http://www.nihonjournal.jp/
（貼り付け終了）
「日刊ゲンダイ」２００３年８月２２日(２１日発行)のＰ２から貼り付け
ＲＣ：『テーミス』２００３年９月号により詳しく書かれています。「プリンス太田明宏を選挙区へ」東京１２区の八代英太と激突する予定
（貼り付け開始）
「乙武クン立候補説」
「平沢勝栄の対抗馬」に公明党・創価学会の影
秋の解散・総選挙に向けて、各党とも急ピッチで侯補者擁立を進めている。どこも目玉侯補を立てようと必死だが、公明党があっと驚く“隠し玉”を考えているという。ナント「五体不満足」の乙武洋匡クンを担ぐという情報が流れているのだ。
「乙武クンの立侯補話が出始めたのは、約３ヵ月前です。東京１７からの出馬がささやかれている。公明党の狙いは、１７区選出の平沢勝栄議員”潰し”です。反創価学会・公明党の急先鋒である平沢議員は、前回選挙でも激しい”学会批判”を繰り広げて公明党のホープだった山口那津男を破って当選している。公明党は今度こそ天敵の平沢議員をたたき潰したい。もともと、この選挙区は竹入元委員長の地盤でもあり、絶対に奪還するつもりです」(事情通)
そこで“刺客”として「五体不満足」の著者である乙武クンが浮上しているという。
「乙武クンは学会員ではないが、公明党推薦で参考人として国会で意見陳述したり、機関紙が乙武クンを取り上げたりと近い関係です。公明党は知名度抜群の乙武クンを出せば、確実に平沢議員に勝てると踏んでいる、もし出馬を承諾してくれても、創価学会・公明党色を隠すために、無所属侯補として立侯補させる方針だといいます」(国会関係者)
乙武クンは、公明党の思惑に巻き込まれないためにも、選挙などには出ないほうがいいんじゃないか。
http://gendai.net/
（貼り付け終了）
[1630] ＦＡＸ攻撃 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2003/08/21(Thu) 17:45:21野中が刺されました。アメリカをバックにした小泉の再選同盟は磐石なようです。自衛隊派遣が先延ばしになったことが、米政府にどう受け取られるか・・・。こんどは小泉側に揺さぶりをかけるかもしれません。
発信元は共同通信のようです。
ヤフー／共同通信から貼り付け
（貼り付け開始）
「知らんね」「情けない」 苦渋の表情浮かべ野中氏
「知らんね、僕は」「全く知らんね」。加藤芳輝元秘書の債務肩代わり問題などをめぐり、東京・千代田区の議員会館事務所で２０日までに共同通信のインタビューに応じた野中広務元幹事長は、苦渋の表情を浮かべながら繰り返した。
「利権では動かない、という私の政治姿勢を知りながら、あの男はなんてバカなことを…。晩節で恥をさらすことになる。情けない」
加藤氏が裏書きした４０００万円の手形のコピーや、自治相秘書官と官房長官秘書官在任中にニチメン詐欺事件の被告の会社から妻に支払われた監査役報酬の明細書などを示すと、野中氏は同席した女性秘書と驚いたように目を合わせた。
インタビューの中で「悔しい」「ざんきに堪えない」の言葉を何度も漏らした。（共同通信）
[8月21日2時14分更新]
野中氏元秘書に５０００万提供 ニチメン詐欺被告側が大半を
自民党の野中広務元幹事長が自治相や官房長官当時、秘書官を務めた加藤芳輝元秘書（４７）が１９９２−９８年、総合商社「ニチメン」（東京）巨額手形詐欺事件の被告が会長だった電子機器メーカー「帝菱産業」（大阪、９９年に倒産）やゼネコンから計５０００万円余の提供を受けていたことが２０日、関係者の話で分かった。
加藤氏の債務４０００万円を肩代わりした帝菱側は「見返りに国の融資保証をめぐり９６年、旧通産省幹部に会わせてもらった」と証言。
加藤氏は「４０００万円は（帝菱側に）返済しなかった。そういうこと（口利き）もあったんじゃないかと思うが、よく覚えていない」とした。それ以外の資金提供についてもほぼ認め、政界実力者の影響力をバックに秘書が自らのカネ集めに奔走した実態が浮き彫りとなった。
加藤氏は８３−２０００年、野中氏の秘書。９４−９５年に自治相秘書官、９８−９９年に官房長官秘書官。０１年、都議選に出馬し落選した。現在ＮＰＯ法人顧問。（共同通信）
[8月21日2時15分更新]
（貼り付け終り）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030821-00000014-kyodo-pol
夕刊フジより貼り付け
（貼り付け開始）
野中窮地！元秘書口利き５千万醜聞発覚
反小泉勢力スキャンダル連発、倒閣戦略に暗雲
スキャンダル直撃で、野中広務元幹事長の「打倒小泉」のボルテージはどうなる？
９月２０日投票の自民党総裁選をにらみ、小泉純一郎首相の再選阻止の急先鋒（せんぽう）にいる橋本派幹部で抵抗勢力のドン、野中広務元幹事長を突如、スキャンダルが直撃した。元秘書官が巨額手形詐欺事件の関連会社から計５０００万円余もの資金提供を受けていたもので大打撃は避けられない。こうしたなか、首相は外遊先のポーランドでの内政懇で政策転換は拒否したが、反小泉勢力との融和路線もチラつかせ、したたかな再選戦略を披露した。
【野中氏秘書に５０００万円】
「信頼して秘書にしたのに。知らなかった。情けない…」。「影の宰相」とまで言われた野中氏は２１日までに、報道機関の取材にこう答えた。
関係者によると、野中氏が自治相や官房長官当時に秘書官を務めた加藤芳輝元秘書（４７）が、総合商社「ニチメン」巨額手形詐欺事件の被告が会長だった電子機器メーカーやゼネコンから計５０００万円余の提供を受け、見返りに国の融資保証をめぐり通産省幹部と面会させていたという。
政界実力者の威光をバックに、秘書が自らのカネ集めに奔走する永田町のあきれた実態が白日の下にさらされたわけで、「打倒小泉」を掲げて秘策を練る野中氏の打撃は計り知れない。
【醜聞連発のなぜ】
反小泉勢力に関しては、江藤・亀井派の亀井静香前政調会長の資金管理団体に先週末、ヤミ金融事件で逮捕された元暴力団幹部から計６０万円の政治献金があったことも発覚した。
堀内派の古賀誠前幹事長の醜聞記事も、今年５月から６月にかけて週刊誌で連載されている。
永田町事情通は「発覚のタイミングが絶妙すぎる。何らかの政治的意図があるのか？」といぶかしむ。
【したたか小泉】
「小泉内閣に協力したいという方がいれば、総裁選挙での支持にかかわらず適材なら起用したい」。首相は２０日午前（日本時間同日午後）、ワルシャワ市内のホテルで同行記者団と懇談、総裁選で再選された場合の内閣改造について語った。
一方、反小泉勢力が求める政策転換は「ない」と断言。「デフレ不況の元凶」と批判される竹中平蔵経済財政・金融相の手腕も評価した。
改革姿勢を強調して高支持率を維持し、醜聞発覚で動揺する反小泉勢力に融和路線をチラつかせて取り込む、したたかな再選戦略といえそう。
【反応は真っ二つ】
首相の会見内容に党内の反応は分かれた。
「小泉支持」を模索する橋本派幹部で「参院のドン」青木幹雄参院幹事長は「首相は短気を起こさなかった」と漏らすなど一定の評価。
「支持」か「打倒」かで揺れる堀内派領袖の堀内光雄総務会長も「全体的に非常に配慮している」と好意的に語った。
一方、反小泉姿勢を強める亀井氏は「（融和姿勢は）悪あがき」と一蹴（いっしゅう）。野中氏も「これで自分の考えが変わることはない」と黙殺する構え。
古賀氏も２０日午後の講演で、「小泉政権にこれからの３年を託していいのか」と述べ、首相の姿勢を批判した。
前出の永田町事情通は「長引く不況で、首相は地方党員票の４割程度しか獲得できない見通しだ。カギを握るのは国会議員票。派閥単位では反小泉勢力が多数だが、総選挙や参院選を目前にしたバッジ組がどう判断するか。タイムリミットの月末に向け、『打倒小泉』の腹を固めた野中、亀井、古賀各氏の動きが注目だ」と語っている。
ZAKZAK 2003/08/21
(貼り付け終り)
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_08/1t2003082107.html
読売新聞（電子版）より貼り付け
（貼り付け開始）
陸自のイラク派遣、年明け以降に…政府方針
政府は２０日、バグダッドの国連現地本部が爆弾テロを受けたことで、年内に予定していたイラク復興支援特別措置法に基づく、陸上自衛隊のイラク派遣を年明け以降に先送りする方針を固めた。
イラク国内の治安回復に時間がかかると見られるうえ、自衛隊派遣の前提となる政府調査団のイラク派遣のめどが立たないためだ。ただ、航空自衛隊の輸送機などでイラクに物資を輸送する可能性は残っている。
自衛隊の派遣時期について、石破防衛長官は同日夜、都内で記者団に「治安回復には相当時間がかかる。自衛隊が出る場合も、その地域に見合った装備品を調達するのに時間がかかる。年内は可能かもしれないが、難しい。すぐ派遣するということにはならないのは事実だ」と語った。
８月中にも派遣する計画だった政府調査団と専門調査団についても、「今の状況を考えたらすぐ派遣するということにはならないのは常識だ。（自衛隊の安全に）万全を期すためには、慎重に何度も行って判断するのは当然だ」と、時期を延期し、複数回派遣する考えを示した。
(2003/8/21/03:05 読売新聞 )
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030821i101.htm
[1629] ０４年度一般会計歳出は前年並み、国債発行額は３兆円増加 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/21(Thu) 07:57:35（引始）
04年度一般会計予算と国債発行計画の見通し
みずほ総合研究所 ２００３．８．２０
http://www.mizuho-ri.co.jp/macro/kokusai030820.pdf
（引了）（引始）
2003、2004年度経済見通し(8月改訂)
−2003年度は1.2％成長、2004年度は0.5％成長を想定
大和証券 ２００３．８．１８
http://bond.daiwasmbc.co.jp/kinyu/wecomemo223.pdf
（引了）
[1628] 宇宙開発に関する長期的な計画の意見募集の結果 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/21(Thu) 07:56:26（引始）
宇宙開発に関する長期的な計画の意見募集の結果について 平成１５年８月６日
宇宙開発委員会事務局
（研究開発局宇宙政策課）
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03081301.htm
別紙のとおり（PDF：113KB）
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03081301/001.pdf
（引了）
[1627] むつ市長が誘致情報漏らす 中間貯蔵施設、支持者に 投稿者：会員番号１７８９ 投稿日：2003/08/21(Thu) 07:55:57（引始）
むつ市長が誘致情報漏らす 中間貯蔵施設、支持者に 誘致情報の漏えいに関し記者会見するむつ市の杉山粛市長＝２０日午前、青森県むつ市役所
青森県むつ市の国内初の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画をめぐり、同市の杉山粛市長が施設誘致の表面化前に支持者の会社社長に誘致情報を漏らし、社長の会社が建設候補地内の土地を購入していたことが２０日、分かった。
杉山市長は「関根浜漁港の近くに誘致するつもりでこれから動くよ、と伝えた」と事実を認め、会社社長について「暴力団と関係があった」と述べた。
杉山市長は６月の市議会で誘致を表明。県知事の判断や賛否を問う住民投票の直接請求に対する市議会の審議が焦点となっているが、計画推進への影響は避けられないとみられる。
同市長などによると、誘致構想が表面化する前の１９９９年１２月ごろ、市長自身が会社社長に施設誘致を内々に進めていることを伝えた。（共同通信）
[8月20日14時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030820-00000117-kyodo-soci
（引了）
杉山粛
http://www.city.mutsu.aomori.jp/home2.html
[1625] 亀井の最大の弱点はアメリカに見抜かれていることである 投稿者：ワーカーズの直 投稿日：2003/08/21(Thu) 06:47:17■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
2003/8/20 No.197 週刊メールジャーナル 読者数11392人(前回)
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●世論調査は怪しい？ 時代錯誤の「自民党政治」は持たない
（会員制経済情報誌『現代産業情報』８月１５日号より転載） 日本の政治家の中国詣でが止まらない。福田官房長官が首相名代として訪中
し、小泉首相訪中の地ならしをしたかと思えば、中国の李外相の来日を小泉首
相はもろ手を挙げて歓待する。
歴史認識問題や靖国参拝問題をそろりそろりと脇に追いやり、「未来志向の
日中関係」などと美辞麗句を並べ立てても、日本の対中戦略を構築できるわけ
がない。
日本国内での在日中国人の犯罪に目をつむり、対中外交を小泉内閣の基盤を
強固にする道具にしてはならない。
福田官房長官らが訪中するより、中国の政治家多数を日本に招き、新宿・歌
舞伎町を視察させることから始めるべきだろう。現実を直視してこそ、価値の
ある戦略を構築できるというものだ。
そんな基本的政治姿勢がわからない日本の政治家だから、中国だけでなく、
欧米からも馬鹿にされるのだ。
その典型の政治家が亀井静香前政調会長である。彼が訪米した際、米国政府
関係者はいろいろな機会に亀井氏を試し、「やはり日本のダーティーな部分と
結びついている可能性が高い」と結論づけた。それを証明するパーティーが先
日開かれた。
亀井氏の出版記念パーティーのことだが、銀座の大物ママの人脈に連なる朝
鮮出身女性を挨拶に立たせたのだが、この女史の周辺には日本の闇勢力とも関
係する人物が多く、いかにも亀井氏のパーティーの賓客に相応しい。
そう言えば、この女史の人脈を森喜朗前首相も利用しようとして一時話題に
なったことがある。
そんなこともあってか国民から徹底的に嫌悪され、首相退陣に追い込まれた
森氏は、今や小泉首相の後見役を気取って、政局のキーマンなどと持ち上げら
れている。
「青木幹雄参院幹事長と森さんが政局の鍵を握っている」と、政治評論家を
自称する永田町芸者たちに囃されると、満面に笑みを浮かべ、日本の政治を語
る。
冗談もほどほどにして欲しい。日本の宰相失格の烙印を押された森氏と、派
閥内及び参院内での勢力維持しか考えないギャンブル大好きの青木氏が、日本
の政治を動かすなどということがあってはならないのだ。
森・青木両氏の個利個略を牽制するかのように動き回る野中広務元幹事長と
古賀誠前幹事長もまた私欲だけの政治家と国民の目には映る。
古賀氏が自分の大物ぶりを誇示するように、小泉対抗馬として同世代の政治
家を自民党総裁に擁立しようとすれば、一方の野中氏は橋本派内の予備選挙を
口にし、時代錯誤の派閥政治から一歩も脱却できない醜悪さを見せつける。
その実、野中氏などは総裁選に名乗りを上げている亀井氏や橋本派中堅を全
て降ろして河野洋平元外相で一本化しようというシナリオも用意しているよう
だ。
自民党で首相になれなかった唯一の総裁経験者である河野氏ならば、党中を
まとめられ、自分のコントロールが効く人物だと考えているのだろう。これが、
彼の言う「秘策」で、小泉VS河野の総裁選を仕掛けようとしている。
９月２０日の総裁選で小泉氏が勝とうが、また一本化できた場合の河野総裁
の誕生となろうが、今のままでは自民党が新民主党に勝てる可能性は高くない。
大手マスコミは盛んに電話調査を繰り返し、与野党伯仲を演出して見せるが、
現実は大きく異なっている公算が強い。
電話調査は固定電話を対象にしているが、減少する一方の固定電話に出る国
民だけを調査しても現実から大きく乖離しているかもしれないのだ。
７０００万台に普及した携帯電話利用者をどう把握するのか、マスコミの電
話調査はこの課題を解決していない。
自民党のいわゆる実力者が世間にメッセージを発信すればするほど、自民党
支持者を減らしているという現実が証明される日はそう遠くはない。
【編集後記】
自民党の反小泉派閥が総裁選の候補者絞りをめぐって大混乱している。
本来であれば、（いまさら理想を言っても詮方ないが）「反小泉」を言うな
ら「小泉改革のどこを、どう変えるのか」を明確にし、その実行に相応しい人
物を担ぎ上げるべきだが、それが出来ないのが自民党の体質だ。
第１、派閥そのものが政策集団ではなく、利権とカネに繋がる親分・子分の
関係集団なのだから政策で纏まれるはずがない。
したがって派閥自体「反小泉」で固まっているわけではない。当選１、２回
組は“小泉人気”を利用しなければ当選もおぼつかない事情があり、内心は政
策的には「小泉が妥協」か「小泉に妥協」かで纏まって欲しいというのがホン
ネだ。
最大派閥の橋本派では、参院の自民党リーダー青木幹雄氏と派閥の実質的ボ
ス野中広務氏との軋轢を、派閥の事務総長村岡兼造氏が仲裁しようとして会食
の機会を設けたが、亀裂がかえって深まったといわれる。
名乗りを上げた３人が、政策らしい政策も出せないでいるのは、実力者らか
ら「待て」と言われているからだが、政策通の若手らは党の政策づくりプロジ
ェクトに引っ張りだされたりして股裂きの格好になっている。
かつては政策集団といわれ第２勢力を誇った加藤派を割って出た堀内派は、
小泉氏の経済政策転換を条件に小泉支持を打ち出していたが、小泉氏が事実上
拒否したことから、堀内光雄会長を担ぎ出すべく急遽経済政策のとりまとめを
始めた。
しかし経済官僚などを呼び込んでの勉強会を開いたものの、デフレ対策など
では難航しているといわれる。
堀内派のボス古賀誠氏はもともと構造改革に批判的だ。「マニフェストと言
っても要するに“公約”だろ」と、昔ながらの（選挙対策だけの）公約論を言
って憚らない江藤・亀井派の江藤隆美会長（引退を表明）と同じ発想で、派閥
利権に予算のばら撒き容認派だ。
本誌今号では、河野洋平氏担ぎ出し論を紹介したが、高村正彦氏や平沼赳夫
氏担ぎ出し論もまことしやかに伝えられる。
要するに、政策論はそっちのけで、「反小泉」の多数派を形成する主導権を
握るための派閥間、実力者間の駆け引きが続いているに過ぎないのだ。
亀井静香氏の行動は、それがハッキリするまでの時間繋ぎの当て馬に過ぎな
い、という見方が当たっているようだ。
これだから、「マニフェストなんか自民党には出来っこない」と本誌は指摘
したのである。
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週刊メールジャーナル ２００３年８月２０日 第１９７号（水曜日発行）
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