「在外」日本人
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書名属国日本論を超えて著者副島隆彦
出版社五月書房シリーズ名なし
発行年月日2002年08月ISBN4-7727-0372-1
総頁数263頁価格1,800円(税抜)
目次1 属国日本の学問
関西のある学術団体への寄稿文
F.フクヤマの『大崩壊の時代』を読んで考えたこと
ネイティビズムとビヘイビアリズム
ネイティビズムとビヘイビアリズムの続き
旧石器発掘ねつ造事件と、「日本文明派」の壊滅と、西尾幹二のおわり
2 日本の政治とアメリカ政治思想
政治問題を考える際の目のつけどころ
米原潜衝突事故と森首相の責任問題について
私の属国論が広がりつつある
映画「パールハーバー」について
ポピュリズムとは何か、についてしつこく再度説明する
在庫状況サイト内にて頒布致しております


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[2005]マイクさんへの質問投稿者:マッドマン投稿日:2005/11/09(Wed) 07:09:03
この版にはようやく丸1年の新参者なので個人的なバックグラウンドを存じていないのですが、ご主張から察するにマイクさんはアメリカからの恩恵を受けられている方のようですね。年金生活のじいさんと同じなのは当然でその国の国籍を持ってその国で生活していれば、自分の生活の利益に応じての判断や評価をするのは当然と思うのですが。
そこでマイクさんに質問があります。

1.現在の国籍は日本ですか?
2.日本には非居住者になっていますか?
3.海外では居住者扱い(市民権、永住権など他国での滞在ビザなど
はありますか?)ですか?海外生活何年くらいですか?
4.今後長期的に日本に住む可能性・意思はありますか?

4の回答がYESだとするとマイクさんは吉田さんと同様に日本で生まれて
日本の国籍を持ち、日本で居住者として生活する意思があり、という
ことですよね。その上でこれだけの主張をされるというのはそれなりにの理由があるのでしょう。ここまではっきりと「日本国民の利益になるのだ、何が悪い」と主張する人も(売国奴でなければ)この道場では珍しいので興味を持ちました。
1や2がNOで3で米国で永住権やさらには米国籍まで取得(つまり日本国籍を放棄)した知人の中にはマイクさんと同様な主張をする人もいるのでその場合は納得します。


[2004]増田俊男、WHO?投稿者:マイク投稿日:2005/11/09(Wed) 01:39:05
長さんが増田某を紹介しているが、この男の言説に耳を貸す意味はない。彼の著書に「2002年日本はバブルが再発する」に類する題名のものがある。恥ずかしながら、私はそれを米国の書店で高い金を出して買った覚えがある。

ただの食わせ物のおっさんである。今年の経済見通しに関して、副島氏は敗北宣言をしたようだが、私に言わせれば経済に関する限り、副島も増田も同類である。

副島氏には、もっと主張してもらいたいことがある。


[2003]ついでにY2Jさんを斬っておく投稿者:マイク投稿日:2005/11/09(Wed) 01:34:17
「1995」の言説はあまりにもさびしい。消費税を上げることは明らかに自分にとってはマイナスである、ゆえにそういう政策を打ち出す政権は悪である、と。格好良く言えばプラグマティックな政治評論だが、その辺の年金生活のじいさんと何ら選ぶところがない。

さきほどの国民国家論に戻るが、要は、日本という国に生まれ、この国で死んでいかねばならないのである。「あ〜あ、こんな国に生まれちまったよ」という誰かの名台詞があるが、まさしくその通りなのだ。これが我々の運命であり、宿命なのだ。わずか5年前に、巨額の財政投融資など何の意味もない、世界一の借金王になったなどとたわけた事を抜かすな、と小渕政権を倒す勢力がこの国に存在したか?それを支持する国民層があったか?せいぜい捨て台詞を社説で述べた程度のことだろう。

だから、こういう国に生まれたことを運命だと受け止めて消費税10%といわず、15%でも甘受しなければならない。国家公務員削減などと言ってもたかが知れている。感情に左右されず本当に必要な数字を見極めなければならない。そこが冷静に判断されていれば、消費税を上げる政権は悪い政権、だめなものはだめ、みたいな土井たかこバリの基地外発言はありえないだろう。

それから、Y2Jさんは、敵と見えるが本当に敵なのかよくよく見極める必要があるとしているが、次の質問にこたえてほしい。
1.自国民を拉致する外国人は敵か。
2.戦後のドサクサのなか侵攻し、領有権主張する国は敵か。
3.領海をなし崩し的に侵し、近隣諸国に圧迫を加える国は敵か。

欲しい奴には何でもくれてやれ、侵したい奴にはそのとおりにさせよ、というならそれはそれでひとつの政治信念ではあるが。


[2002]日本へ帰って来たが投稿する投稿者:マイク投稿日:2005/11/09(Wed) 01:14:56
アルルさんの投稿は面白かった。

曰く、外資規制を積極的に導入すべき産業がある、と。その通りである。国民国家体制は市場経済の上に君臨すべきである。政治と経済は帳尻が合うようにできているという副島氏の言説があったが、最終的には政治が経済を支配下に置くのである。これが真理だ。つまりはトヨタはトリプルAだが日本の国債の格付けはトリプルBなどということがあろうはずがない。ほとんど言語矛盾に等しい。誰も言っていないことだが、ここで私の持論を開陳すると、マルクスの言った下部構造としての経済というのは間違っている。下部構造はあくまでも政治ないし国家権力であって、経済はあくまでも上部構造である。

EUは国家の枠を超えたとか、NAFTAだAFTAだといった議論も所詮は国民国家の枠組みを何ら超えるものではない。利害が一致しているから枠組みを超えたフリをしているだけである。

とすれば、アルルさんの議論は至極まっとうだということである。ダノンの一件は、フランス人特有の単なる自意識過剰の表出に過ぎないが、ユノカルはそれでは済まない、市場主義がある種の国家主義に敗北した物語といえる。

ここまではアルルさんと一致している。違うのはこの先である。なぜ山本夏彦のように「どっちにしろ属国なのだから」と卑屈になる必要があるのだろう。普通の国になれば良いのである。舐めたまねをすると戦争も辞さない国だよ、と構えてみせる、なぜそれすらできないのか。予防的外交と格好良いことを言ってみたところで、腹の据わっていない国は先刻先方から見透かされている。お前に戦う勇気などないだろう、と。そして近隣海域の海底資源にしても良いように盗掘されるし、国民拉致という重大な犯罪も平然として捨て置かれる。

要するに、副島理論に従うと、物事がこう見えるのだ。近隣諸国を怒らせるな、怒らせて戦争になるならお前が真っ先に行け、どんなに蹂躙されているように見えても予防的外交(話し合い)で凌げ、どんなに自主的に物事を考えているように見えてもお前はアメリカに操られてるのだ、と。そんなアホなことがあるだろうか。ちっとは、自分の脳みそと自国民の良識を信じてはどうか、と言いたくなるのである。

郵政の話に戻ると、民営化のプロセスと所有権の分配過程が透明になっている限り私はまったく問題を感じない。米国資本が有利と思えば買えば良いし、日本資本でもっと頭の良いやつがいればやつらの向こうを張ってそれに挑めばよいだけの話じゃないのか。97年以降のアジア通貨危機で米国資本にアジア諸国が蹂躙されたというが、それはやられた方の知恵が足りなかっただけの話である。例えばタイが米国の短期資金に頼りすぎていた事実はその相当前から指摘されていた(短期資金が逃げたからタイの経済界が資金ショートで大混乱をきたしたのである)。

前にも言ったかも知れないが、90年代までの副島言論は極めてSOUND(健全)なものだった。これが2000年代のどこかで捻じ曲がって腐れ左翼みたいになってしまった。それが大変残念である。アルルさんやY2Jさんは90年代の副島言説の良き部分を伝承する可能性を持っている。それを良い方向に伸ばし、陰謀論に与することなく、堂々とそれを跳ね除ける方向に行くよう願う所以である。


[2001]郵政民営化は米中戦争の資金目的か投稿者:長(2502)投稿日:2005/11/08(Tue) 22:38:33
最近、増田俊男という人の本を読んだら、中国を制圧するために、アメリカはかつてない規模の軍事戦略を進めているという。そしてこの戦略には、日本の自衛隊と米軍の一体化が基本となり、さらに、日米軍事戦略遂行のための資金として、日本市場で株価が高騰するという。郵政民営化は、郵貯資金の株式市場への流入によって、結果的には戦争資金にすることが目的だという。

そして、「戦争は買い」の法則によって、日本経済はこれから好景気に沸く、と冷酷なことを主張する。

中国を倒して、「強制民主化」と「強制自由化」をして、国名を「中華民国」にし、政権政党を「国民党」にする計画かもしれない。このアメリカの計画に、これから日本も台湾も巻き込まれていく可能性がある。それは2010年代かもしれない。だから、1987年頃の台湾の民主化は、将来、中国を民主化して支配するための準備であったとも考えられる。

同じ1987年に、韓国でも民主化された。ニュースキャスターの筑紫哲也氏は、それを「日本は与えられた民主主義で、韓国は自らの力で勝ち取った民主主義」などと偉そうに解説していた。台湾と韓国で、同時期に独裁政権から民主政権になったのなら、それはアメリカがそうした、と考えるべきなのだ。


[2000]竹中平蔵の立派な脱税行為投稿者:マッドマン投稿日:2005/11/08(Tue) 07:36:03
アルルさんがぼやきで貼り付けてくれたこの裁判の結果。
http://www.zsk.ne.jp/zeikei517/ronbun.html

立派な脱税ですね。居住者かどうかの判断基準のひとつである在日滞在期間は日本では180日間であって、この点ではそれだけの期間を滞在してないでしょうが、毎年日本での収入があるわけですから非居住者としてみなされても納税の義務は生じるわけです。

しばしば日本に帰国している一般人には平気で「居住者」の解釈に曲げたり日本の自宅とかに平気で踏み込んでくるくせして、税務署はハーバードやアメリカの息がかかっている竹中には怖くて手が出せないのでしょう。

地裁では逃げ切れたけど、高裁までいけば確実に「追徴」ですよね。

こんなのが認められるのだったら、年のうち半分は海外で過ごす国際ビジネスマンはみな簡単に脱税できてしまいます。旅券で半年はいられる
国が多いですから、滞在のビザさえ不要です。

この件がもっと報道されて、1月に住民票をはずして脱税する日本人がどんどん増えると面白いのに。

合法的にこれをやりたければPT(永遠旅行者)になればいいのであって
このやりかたは橘玲(たちばなあきら)さんの本が詳しくて役に立ちます。


[1999]台湾論投稿者:長(2502)投稿日:2005/11/05(Sat) 23:17:49
小林よしのりの「台湾論」が出たのは、2000年11月1日が初版で、当時、それなりの衝撃を受けた。アジアに「親日」が存在することが信じられなかったのだ。そこでしばらく、台湾研究をしたことがある。

確か、「台湾論」の中国語訳が台湾で出たのは2001年2月で、それが台湾で騒動になったことが、当時の産経新聞や「サピオ」で伝えられた。それで、台湾の内部は単純な親日構造ではなくて、複雑なものであることが伝わったが、何故か日本人はこういう複雑さを解明して理解できる頭がある人が少ない。中国語が読めないのが最大の理由なのだが。それでも、私は副島隆彦氏の台湾情報で驚いたことが何度もある。

たまたま今年、タイで中国の国営放送を見ていたら、台湾の宋ソユが大陸を訪問していた。宋ソユの妻が、上海で上海語で挨拶を始めた。もう上海語がうまく話せなくなったけどと詫びながらである。そして、宋ソユは南京の方の出身らしく、南京で、地元の方言を話し出した。

どこかでの演説で「私の皮膚は黄黄huang huang 、私達は皆、中国人だ、炎黄子孫だ」と言っていた(字幕を読んだ)。

陳水扁は、中国語で演説をしても、わざとだと思うが、ものすごく台湾訛りがあって、中国語には聞こえないほどだ。台湾で台湾語を国語にするという運動も独立派の主張だ。しかし、時に、独立派の背後にもアメリカが関係しているし、それで、台湾内部を分裂させて支配しているのだとも見える。

それで現状の台湾は副島さんが述べるように、ぐちゃぐちゃしていて、普通の日本人には理解できない状態だ。最近、台湾と香港の俳優が出演している「頭文字D」とかいう映画が公開されたと思う。日本のアニメを映画化したものだ。主演している個々の俳優もそれぞれ背景がある。もうこういう方面から遠ざかっているので、具体的に書けない。

数年前、金美齢を台湾のテレビでたまたま見た。空港では、見事な中国語を話していて、その夜のテレビでは、台湾語で会話していた。字幕を読んでいたら、例えば、王貞治氏の父は、セッコウ省の方の出身で、母は日本人で、中華民国が台湾に移ったから、籍が台湾に移ったということらしい。それで1999年頃だったか、選挙運動で王貞治氏が国民党の応援をしていた理由がわかった。この親日で独立派の金美齢もアメリカの手先ということになる。では対立する国民党は、統一派だから中国になびくのかというと、これも背後にアメリカが関係しているから、そんな単純ではない。そして、陳水扁はCIAに命を狙われたというのが本当ならば、独立派で反米ということにもなる。また一方で、純粋の台湾人が中国人だといったり、中国人ではないといったりする。

日本も外国から見たら、ぐちゃぐちゃしていて訳がわからないほうがいい、というのが、学問道場の主張ですね?


[1998]Re[1997]: 「どうせ属国日本」の今後10年とるべき国家戦略って?投稿者:アルルの男・ヒロシ投稿日:2005/11/05(Sat) 16:36:08
「ボロボロになった覇権国家」(北野幸伯)は読んでいません。
ロシア経済ジャーナルはたまに読むけど。

台湾については、中国は独立を認めないし、むしろ台湾のほうが中国になびくんじゃないかなあ、と。アメリカとしては、中国と自ら対峙するというよりは、安倍とかの日本の右派を使って対決させるはず。その辺の意思統一(コミットメントか、国内問題優先でアジアはアジアに乱れるに任せる主義か)はまだ決まっていないでしょう。

そもそも北野さんの書いている「戦略」の意味がよーわからんのですが。この本はなぜか人気ありますね??


[1997]「どうせ属国日本」の今後10年とるべき国家戦略って?投稿者:マッドマン投稿日:2005/11/05(Sat) 13:59:05
「ボロボロになった覇権国家」(北野幸伯)の257P以降に、きたるべき日中戦争を回避するための方法としてアメリカの財界と手を組み中国政府にロビー活動を展開すべき、との提案があります。
中国に台湾の独立を認めさせ、外資(中国に進出している米国企業は特に)を国内から逃がさない。今後5年ずっと中国政府の高官にこの話をしつこくすべき。(「日本と戦争すると外資が中国から逃げて経済がだめになるよ。台湾くらいあきらめなさい」と脅かす)

こうして「アメリカだけが儲かる戦争が回避される」との提案です。

吉田さんとは以前この板で本の感想と考えを既にいただいているのですが、アルルさんはこの戦略がベストだと思われますか?

「実行できる人材が今の政治家にいない」と言ってしまえばそれまでですが、何も手を打たなければ事態は悪化することも目に見えています。

この点は副島先生の最近の著者でもこの道場でも具体的戦略については
あまり詳しく書かれていない(というか最近の副島先生はかなり悲観的
になっているようでは)ので、アルルさんに聞いてみたいと思って
いました。


[1996]重掲4309「家族との折り合い」への返信投稿者:キハ82投稿日:2005/11/05(Sat) 07:59:34
マッドマンさま、

励ましのメッセージをありがとうございました。

[重掲4308]の記事は、本来「重掲」に書く性質のものではないですが、「自己紹介」が「重掲」転載になったので、そちらに書いた次第です。

当方、ここ2〜3年、生活環境・身辺状況の変化が幾つか重なり、自身を見失いがちです。この掲示板等で勉強し直し、早いうちに方向を見定めたいと思います。

まずは、ご挨拶まで。

健康に気をつけてのご活躍を、お祈りします。

キハ82拝


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